河川敷炎天

 今日は免許の更新に行ってきました。明日には梅雨も明けそうな予報なのに朝からジリジリと照りつける日差しが痛いです。免許試験場に向かう車に乗り込んだ時は蒸し焼きになりそうでした。
順次手続きを済ませてあとは60分の講習を受けるだけとなりました。しかし講習開始まで30分ほど待ち時間がありました。
京都の免許試験場は桂川の土手沿いにあります。建物の外には実地試験用のコースがあり、そのすぐ向こうはもう河川敷の土手です。
「少し覗きに行ってみようかな。」とも思いましたが、あまりの暑さに尻込みしてしまいます。結局駐車場の脇に生えているエノキやアキニレをポカ〜ンと眺めて終わりました。
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 アキニレではニレハムシが大量発生中。
このグループPyrrhaltaはどれも地味でしかも似たようなものが多いので正直面倒くさいと感じています。いつも同定に不安が残るし。

でもアキニレだからニレハムシで良いのでしょう。
今日はいくらでも見つかります。

 昼前に無事更新手続きも終わり、新しい免許を手にしました。いつのまにか普通免許が中型免許(8t未満限定)になっていたのもなんだか不思議ですが、他にも知らないうちに法改正で変わっていたルールなども教えてもらえるので一定期間毎に行くのは良いことですね。
しかしあと5年は青・・・・。きっと一生ゴールドは持てないかもなあ。
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 帰りは前回と同じく三川合流の様子を見てきました。
前回の時は木津川の砂州でエリザハンミョウやドウイロミズギワゴミムシを摘んで帰りましたが、今日は案の定どっぷりと増水していていつもの砂州は全く見当たりません。虫が目的というよりどれくらい水位が上がっているのか見に来たようなものです。こういう景色は不謹慎ですがワクワクします。長い間工事をしていた御幸橋の付け替えも済んでいていつも渋滞を作っていた部分もスムーズに流れているようでした。(真っ昼間だったからかもしれませんが)

 あまりの暑さにたじろぎながら少し土手下の道を歩いてみました。
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 滝のように流れる汗を止めることができません。クズの蔓延る砂利道は照り返しも厳しく眩しくてなりません。
歩を進めるたびにパタパタパタとバッタが飛び跳ねていきます。すでに羽が生えているので成虫が多いようです。わずかにハンミョウも飛んでいました。小型であの色ということはきっとエリザでしょう。網を持っていなかったので確認まではできませんでしたが。そこまで気合いも入ってなかったです。暑いし。

e0083097_23595262.jpg 目の前の眩しい砂利道を横切る小さな虫に目が留りました。
一見アリのようにも見えますが胸部の鮮やかな赤色が目をひきます。
ミカドアリバチ
ハチなのに羽を持たないのは♀だそうです。他のサイトで紹介されてい一度見てみたいなあと思っていました。寄生蜂の一種でハナバチの巣に潜り込むため羽が無いそうです。ブンブン飛び回るハチは写真が撮りづらいですがこれなら・・・、と簡単にはいきません。なにしろチョコマカと素早く歩き続けるのでなかなか写真にしづらく、途中で諦め吸虫管に吸い取ってしまいました。
e0083097_0114219.jpg クズのほかに葦やエノコログサなどシュッとした草が生い茂る中に時折目につくギザギザの大きな葉。パッと見何の仲間か判りませんがあまり記憶にない植物です。その葉にある食痕を見つめていたらこれまた多くのハムシが張り付いていました。しかもまたPyrrhaltaのようです。
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 しかし先ほどのニレハムシと違って鞘羽に走る数本の黒いストライプが目につきます。
「これだけ特徴があればきっと同定も簡単だろう」と2匹だけ摘んで帰りました。しかし予想に反して保育社の図鑑ではストライプのあるこの虫は掲載されていません。
な・ん・で・・・?
そう!それは外来種だからで〜す。ホストのこの草も帰化植物のブタクサ(7/17訂正;オオブタクサでした。)でした。そしてこのハムシの名はその名もブタクサハムシ。こういうの多いなあ。(笑

ホントは草むらに突入したかったけれど、お腹も空いたし家でやらな
ければならない事もあったので帰途につきました。河川敷探索はもう少し水が引いてからからかな。

 午後は家で作業していましたが、夕方直前に今度は山の方へ出かけてみました。ワケアリで樹液に集まる普通の虫を摘んでおこうと出かけました。ところが昼間はあんなにかんかん照りだったのに、山のほうは真っ黒な雨雲に覆われていて不気味な光景を見せています。
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「ま、クヌギ1本見るだけだし。」と甘く考えていましたが、現地に着くとすでにポツポツと降り始めています。やっぱりダメかも・・・、と思いつつも歩き出した足は止まりません。目当てのクヌギまで早足で辿り着くと樹液にはカナブンやコクワガタが張り付いていました。しかし一番多く陣取っていたのは大小様々なスズメバチ達です。雨脚はすでにバチバチと音をたてて強くなっています。森の中もさらに薄暗くなっていました。そのため懐中電灯を使います。まだこの時期のスズメバチはそんなに攻撃的ではないのでよほど気を抜いていなければ怯えることは無いと思っています。ビックリさせるような動きをしなけれすぐ隣で樹液を舐めているクワガタなどを摘んでもむこうは樹液に夢中になっているので大丈夫としてきました。しかし今日はライトの光を当てるたびに「キッ!」とこちらを睨んで飛び上がります。「おっとっと・・・」とこちらも身構えますが、やがてまた彼らは樹液に戻るのでまたその繰り返しになりました。しかしこれも嵐のようになった雨の森の中でのこと。こちらもさっさと用事を済ませて帰りたいし集中できません。目当ての虫も見当たらず諦めて帰ろうとした時です。シロテンとは趣の異なるハナムグリが樹液に頭を突っ込んでいるのが見えました。摘んでみるとシロテンより小さいし斑紋がクッキリと美しい。地色も深い黒色でわずかに紫がかっていました。
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 久しぶりのシラホシハナムグリでした。以前は数匹採っていますが、ここ2〜3年は出会っていませんでした。シックでカッコいいハナムグリです。
これだけ摘んで走って車にもどりました。すでに頭から靴までずぶ濡れ。あちこちに稲妻が光り、雷鳴轟く中を帰ったのでした。















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by aile21 | 2010-07-17 01:03 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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