霊仙山ハイク

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 今年の連休はどうも天気が安定しないようです。モタモタしてると機を逃がしてしまいそうに考え今日はshowzineと霊仙山に登ってきました。

久しぶりの山登りは想像通り体をいじめる事となりました。歩き始め30分で「ハア、ハア・・・」と体全体で呼吸をし、鉛のように重くなった足をズルズルと引きずりながらの苦戦でした。
「今日は大変だぞ・・・・」と不安になるも、稜線に出てしまえばずいぶん体も馴れたようで気持ちの良い山歩きを楽しみました。
しかし、なんと言っても寒い。風はゴオゴオと吹き付け、太陽はたまに薄日が差す程度。
どんよりとした景色がなんとも恨めしい。
ヤッケは着てきたものの歩き出せば暑くなるとフリースを用意しなかったのを後悔したほどでした。
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 山稜の石灰台地にはカレンフェルトがゴロゴロ。
残雪も山の斜面のあちこちに張り付いていました。
寒いわけだ。

 去年の御池岳ハイクは絶好のポカポカ陽気だった。あんな楽園を期待していたわけだけれど今日は随分印象の違う山行になりました。
それでもこっちのほうが断然好きな山だと思いました。
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 山頂は360度のパノラマが広がり、眼下に琵琶湖を一望する素晴らしいロケーションでした。
・・・・天気さえ良ければですが。青灰色に染まった薄暗い景色に叩き付けるような強風のため、のんびりと景色を楽しむ余裕がありません。なにしろ風を除ける障害物がほとんど無いので、山頂でのんびりお弁当というわけにもいきません。ちょっとした岩陰でコソコソとおにぎりを口に流し込み歩くことにしました。showzineからは「じっとしてると寒い。」と訴えられるし。
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 山頂を過ぎ、西南稜を進みます。稜線はガレ場が続いて歩きづらいものの展望のきく気持ちの良いルートです。
・・・・天気さえ良ければですが。あいかわらず吹き付ける風は台風並み。それがなんとも惜しかったです。それでもこれから芽吹き始める木々や草花の新芽が赤や黄緑にほのかに色づきだしていて柔らかな色彩のグラデーションを織りなしていました。
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 尾根の北側には黄色い花が咲き広がっていました。他のハイカーが必死に写真を撮っているので何の花なんだろうと気になります。ネットで調べていたら福寿草が有名らしいのですが、もしやこれが?
帰宅して調べるとどうやらそのようでした。
福寿草といえば、正月頃に園芸店に並ぶ盆栽のようなものしか知りませんでした。あれは背丈も低く、もっとおもちゃのような印象です。強風の当たらない岩陰に可憐に咲いていました。

 西南稜の終わりは急斜面に切れ落ちていてもう膝がガクガクブルブル。太腿のうらまでひきつってきました。さすがにshowzineは元気に飛び跳ねながら下っていきます。「もっと小股で歩かないと」と忠告してもピョンピョンと跳んでいきます。いいなあ、あの柔らかさ・・・。(笑

岩稜帯も終わり、樹林帯に入るとやっと風にも悩まされなくなりました。この尾根はケヤキの森です。どこもかしこも目立つ大木はケヤキばかり。こんなにケヤキばかりの森は宇治周辺で見たことがありません。時々浮いた樹皮を捲ってみたりしながらのんびり下っていきます。休憩時にはカミキリ幼虫の入った落ち枝を数本ひろったりしましたが目ぼしい収穫はありません。

e0083097_0551888.jpg やがて杉林も入り交じってきます。すると林床に気になる植物群落がありました。もしかして・・・、うん、そうだよなあ・・。
近寄ってみるとやはりヤマシャクヤクでした。
しかも丸い蕾みがあちこちで立ち上がっています。
来るのがもう少し遅ければ奇麗な花が見られたかもしれません。
そしてキマルも?

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 私が雉打ちをしている間にshowzineはさっさと先を下りていってしまいました。私はおかまいなく時おり脇の小枝をポキポキと折ってみたり樹皮を捲ってみたり。この頃(まだ13時前ですが)厚くたれこめていた雲が薄くなり薄日がさすようになりました。新芽に色づいた梢が鮮やかな発色を見せ始めます。
「ああ、ちょっと早く山を下りてしまったかなあ。」と悔しい気持ちになりましたがそれはもう仕方ありません。これもまた時の運でしょう。
面白いのは杉林と隣り合わせでブナ帯があることです。ケヤキの森より遥か下になるのです。

いつまでたってもshowzineに追いつかないまま林道に到着。彼は車のところでずっと待っていたようです。想像通り「遅い」と文句をつけられてしまいました。
07:30 出発
13:30 帰着
と、ずいぶん駆け足な山歩きになってしまいましたが、これも山頂での悪天候のせいですね。今度は秋にでものんびり歩きに来たいと思います。
虫はちょこちょこ探しましたが特に目ぼしい収穫はありませんでした。それはまた同定後に別記しようと思います。
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by aile21 | 2011-05-05 18:52


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


by aile21

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