不可解なクワガタ

 (一度の採集でちょっとずつネタを小出しにしてます。)

 これもまた7/08の日曜日の話。地元宇治の某所、「定点」と呼んでいるポイントに一本のクヌギが生えています。ちび宇治虫が2年生の夏に父子で昆虫採集を始めた頃、カブトムシやミヤマクワガタ、ミヤマカミキリなどを採った思い出の木です。
やがていろいろなポイントを開拓したので樹液採集ではあまり覗きに行かなくなりました。

 その日は定点写真を撮るだけのつもりだったけれど、せっかくだからカナブンでも摘んでおくか、とちび宇治虫が見に行きました。

 そこでちび宇治虫が見つけたものは・・・・、
e0083097_0345180.jpg
 「ちょっと来て・・・・。」と手招きされて指さす先を見ると、大きなクヌギの根元にバラバラのオオクワガタが転がっていました。
 
???何、何? どういうこと?

 あまりの巨大さに初めドキドキ・・・、そしてなにやら「違和感」を感じてきました。

「これ、誰かが捨てたナ・・・。」
 
 オオクワの事はよくわかりませんし、もちろん自分達で採集したこともありません。そもそもオオクワガタをじっくり見た事がないので確かな事は言えませんが、「ここの虫ではない」との直感は家族3人に共通のものでした。

 しかしなぜ?

 わざわざ死骸を捨てにきたのか?車を使って山まで捨てに?

 飼っていたものを逃がし、それがそのままクヌギの根元(車を横付けできる木の真正面の目立つ所)で力尽きたのか?

 悲しさや怒りにも似た感情がモヤモヤしてきました。はじめ、放っておこうかとしましたが、お気に入りのポイントにそれを放置する事が出来なくて持ち帰りました。乱暴な言い方をすればお気に入りの山にゴミの不法投棄をされたような・・・。
持ち帰って改めてゴミ箱に捨てるのも後味悪いです。
 ちび宇治虫も初め「いらない。」と言っていたけれど、「自力ではなかなか採れないし、観察するためにも」と話合い、帰宅後に「番外参考品」として標本にしました。
e0083097_145499.jpg
e0083097_153337.jpg
 捨てられた事をより信じさせるような綺麗な状態です。爪一つ欠けていない完品です。
体長は77mm。オオクワってこんなに大きいんだ・・・。人気が出るのは解るような気がします。いい虫には違いないんだけれど、自然と切り離された虫は魅力が半減以下に感じます。

 ・・・・でも、いやもしかしてこれって外国産なんじゃないかとの疑問が湧いてきました。そのあたりの知識が皆無なもので。

 素直に喜べない悲しい標本が一つ出来ました。
[PR]
by aile21 | 2007-07-14 01:22 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


by aile21

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

以前の記事

2016年 05月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2014年 08月
more...

リンク

フォロー中のブログ

昆虫ブログ むし探検広場
生きもの写真家安田守の自...
もえび生物観察記
とある昆虫研究者のメモ
雑問のすすめ@じごまる
まぁくんのオサムシ
生きもの写真家 安田 守...
石神井公園の蟲日記
こぶ屋日記
虫の棲む星
些昆虫記
つやまぐ探虫記
別刊 宇治虫
さぼってばかりの虫屋日記2
古道具屋kanonさんち...
るど公園...
となりの昆虫記。
蠢蝦螽蟷昆蟲記

カテゴリ

全体
とうちゃん
ちび宇治虫
かあちゃん
こんなものみつけた
ちびがみつけたもの
カエル
上海編
関東編
東北編
中部編
沖縄編
中国編
四国編
東海編
北陸編
九州編
未分類

タグ

(213)
(186)
(108)
(84)
(83)
(66)
(52)
(47)
(36)
(33)
(20)
(19)
(19)
(19)
(14)
(13)
(11)
(10)
(6)
(6)

ライフログ


京都の昆虫


小さな骨の動物園


生き物屋図鑑


へなちょこカミキリロード―初心者のためのカミキリムシ入門


昆虫コレクション―集めて楽しむ (森の休日)


森と水辺の甲虫誌

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

近畿
自然・生物

画像一覧