夜回りとナガヒラタムシ

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 ブウ〜ンと飛んで来たのはミヤマカミキリ。大きなミヤマクワガタも外灯下の椿の枝にしがみついてじっとしていました。

 明かりの周りに張られたクモの巣にはゴホンダイコクが糸に絡み付いてジタバタ、モゾモゾ。
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 最近、この明かりの周りにはアシナガオニゾウムシがよく集まっています。

 寝ぼけたミツバチもちらほら・・・。

 そこで見つけたのがこれ。
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 ナガヒラタムシです。

 数年前に山梨県の土場で見つけました。樹皮をめくったらいました。
今回は灯下です。明かりにも来るんですね。

 ナガヒラタムシは保育社の甲虫図鑑で一番最初にでてくる虫です。(二巻の最初ね。)だから印象に残りやすいのです。が、なんで多数いる甲虫の中でこのナガヒラタムシが一番最初なのか?素朴な疑問を持っていたところ、
この科がとても原始的なグループだと教えていただいた事があります。確かに図鑑の解説でも

「現存する鞘翅目のうちで起源がもっとも古く、古生代二畳紀下部(2億年前)に遡るものとされている.」

と表記されています。だから同じページに載っているハンミョウや、二巻の大グループ「オサムシ科」などのメジャーをさしおいて「筆頭」の座にいるわけですね。
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 頭部や前胸なんかはかなりゴツゴツしています。上翅の点刻もなかなか重厚な感じで彫刻的な魅力のある虫ですね。つぶらな瞳もまた可愛い。単眼はないんだって。

 1つ難点を挙げるとすれば、足が短くて展脚しづらいです。残念。

 (・・・・・虫のせいにしてはいけません。もっと技術を磨きましょう。)
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by aile21 | 2008-07-12 02:17 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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