カタボシエグリオオキノコ

 今日は祇園祭の宵々山らしい。わかりやすく云うと前々夜祭ということかな。夕方仕事で市内に行ったら、もうすごい人ごみでした。みんなうちわを持って、パタパタと扇ぎながら歩いてました。
朝から湿度が異常に高く、風も殆どない。不快なことこのうえない一日でした。たまにポツポツといやらしい雨が振ったり止んだり。

 先ほど、夜の灯下&樹液廻りに行って来ました。
相変わらず進歩のない採集ですが、こまめに足を運ぶしか能がありませんから。

 灯下は収穫なし。カミキリも1つもいませんでした。目についた甲虫といえば大きめなクワガタの♀が1つ。オオクワでないことはすぐわかったのですが、ノコでもミヤマでもないし・・・・、もしかしてヒラタの♀だったのかなあ。そういえばヒラタの♀って採ったことないや。採っときゃ良かったかなと今更ながらに思ったりして・・・・。

 クヌギの樹液も相変わらずケシキスイやハネカクシばかり。コクワは当たり前のようにウロウロしてました。大きなムカデも常連です。でかいカマドウマがいたので写真を撮ろうとしたらピョンと逃げられてしまいました。
e0083097_191858.jpg
 ふと足下に目をやると一本のキノコが生えてます。このキノコは前々から気がついてました。普段は柔らかいキノコだとすぐ朽ちてしまうので、なにか潜んでいないかと手に取って割いたりするのですが、これはそこそこ硬そうなので摘んだりしないで残していました。オオキノコやゴミダマでも来ないかな、と毎回チェックするのですがいつもお留守でした。
 しかし今晩はチョコンと一匹の虫が。

 「うっ! ・・・これはいつもの・・・・、ミヤマオビオオキノコ?」

定点と呼んでいる我が家のお馴染みのポイントには小さな土場があって、夏にはミヤマオビオオキノコがたくさん見つかります。

 「なあ〜んだ、ちぇっ!」

と思いながらもなにか違和感を覚えました。上翅の肩に黒い点に目が留まりました。

 「・・・いつもこんな黒い点、あったかなあ〜?」

バットマンのコウモリマークだったような・・・。
なんか違う気がすると思い念の為お持ち帰りしました。それにしても毎年見慣れているはずの虫でも上翅の模様一つ確実には思い出せないなんて情けないです。
e0083097_1265580.jpg
 いやいや、持ち帰って良かったです。帰ってから過去の標本と比べたり図鑑を調べてみたら、
カタボシエグリオオキノコという初採集の虫でした。

 疑問に思ったときに踏みとどまって良かったです。これでまた1種増えた。でももしミヤマオビオオキノコだったら、またいらん標本が増えるところでしたけど。
「なんか違う気がするっ!」と思い、持ち帰ってみれば今までさんざん採集していた虫だったなんてことも数知れずですけどね。
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by aile21 | 2008-07-16 01:41 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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