宇治虫
2016-05-15T10:04:12+09:00
aile21
京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録 出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)
Excite Blog
再見 上海
http://sanagiko.exblog.jp/24381449/
2016-05-15T09:54:00+09:00
2016-05-15T10:04:12+09:00
2016-05-15T10:04:12+09:00
aile21
上海編
結局続かなかったなぁ、この一年。言い訳はネット環境とか、それは私自身のIT理解度もあるのですが。
あとは自然環境の貧弱具合とか。
あとは廻りの目が怖いとか。
でもやはり一番の理由は仕事が忙しかったということですね。でもいい経験させてもらいました。感謝感謝。
さあ、上海生活も今日で終わりです。今日帰国します。
日本に帰ったら少しゆっくりして、虫取り再開して、
また頑張るぞ、と。
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予感の果て
http://sanagiko.exblog.jp/23477324/
2015-07-28T00:52:16+09:00
2015-07-28T00:52:14+09:00
2015-07-28T00:52:14+09:00
aile21
上海編
7月15日
梅雨もまだ開けやらぬ蒸し暑い日でした。
一度アパートに帰っていましたが、そろそろ夜回りもしてみようかと思い立ち、すっかり暗くなってからいそいそと出かけてみました。帰れなくなってはシャレにならないので帰りの終電を確認することだけは忘れるわけにはいきません。とはいえ一時間半くらいはウロウロできそうでした。 面白かったのはコカブトがそこらじゅうに見つかったことです。日本では材割や夏の灯下くらいでしか見つけたことはなかったのですが、樹皮上や樹洞に面白いほど見つかりました。 点刻の美しい(?)ゴミダマもなかなか良いです。
キマワリもそこそこいましたが日本のものより随分小さいものばかりでした。
できれば新たなカミキリでも見つけられないかと思ってきたのですが、どうも見つかりません。
仕方がないのでまた樹洞を覗いてみたりすると事も無げにヒラタが見つかったりします。70mmを超えるものもポツポツ見つかるのがなんとも・・・。中型のヒラタ(60mm前後)はスルーしていましたが、いろいろ見ているうちに今まで見たこともないような発育不良な小さいクワガタが目に留まりました。おっ!!ヒラタ以外にもこんなコクワみたいなものもいるのか。
でも明らかにコクワではないし・・・・。
なんだよこれ?
エリトラの列状点刻がまた気になります。
なにより大顎の形状がこれまた・・・。もう一つの個体はもっと顕著です。
そうだよなあ・・・。
きっと。
たぶん。
7月18日
再検証、というより気になって仕方がない。
土曜日も大概は出社していますが、きもち早めに退社してポイントに再訪しました。今度は時間を気にしないでじっくり観察できます。
いつもの木、そもそもこれが何の木なのかさっぱりわからない。ニレっぽくもあるんだけど、まずはいつものように樹洞を覗いてみれば早速クワガタのお尻が見えていました。
どれどれ~?
と摘んでみればメスでした。しかしまたもやエリトラに縦筋。やっぱりいるなあ・・・。
予感が確信に近づきます。
ふと上を見上げると頭上の幹の小さな穴からまた別のクワガタらしきものが穴から出たり入ったりしているのが見えました。そのままでは手が届きません。
仕方ない。登るか。
果たしてその穴まで顔を近づけてみると私が木登りをしたせいか、その虫は穴の中に潜り込んでしまいじっとしていました。しかしその穴が小さすぎたせいか頭以外の姿は丸見えです。
どれ、頭を見せろ・・・。
顎を見せろ・・・。
木の枝で小突いたりして刺激を与えてみると余計に脚を踏ん張ってピクリとも動かなくなってしまいました。
こうなったら奥の手です。ポケットからタバコを取り出し煙を吹きかけてみます。
おっ! 効果てきめん。
苦しそうに穴の中でもがき始めました。
そして私はとうとう目にしたのです。まぎれもないオオクワガタ。
やったー!!!
天然のオスは初めて見ました。
考えなしに登ったのでこの子を握ったまま木を降りなければなりません。片手で木を降りることのなんと怖かったことか。それでも夢中で地上に降りたのでした。日本では幻と言われてるけどまさかこの地で出会うとは。
しかも!!
余韻醒めやらぬまま上を仰げばさらにもう1mほど上の幹の上をノソノソ歩くそれらしき影。
今度は幹を歩いている最中だったので木を蹴飛ばしてみました。落ちるかなと思ってのことです。しかしノコギリのようにポロッとは落ちてくれません。
ならば今日はやるだけやらねばなるまい。結局地上5mくらいは登ったでしょうか。オオクワって樹洞の奥深くに潜んでいる警戒心の強い虫だと思っていましたが、普通に木の幹を歩いているんですね。個体数やプレッシャーの違いなんだろうか。
そしてそこから降りる途中、先ほどのオオクワを見つけた穴に今度は別のクワガタのお尻がモゾモゾ動いていました。まだいたのかと掻き出してみると今度はメスでした。ペアで入っていたのでしょうか。
結局オス2、メス3が1本の木で見つかりました。
それにしてもコクワやスジ、ノコギリやミヤマといった我が地元のメジャーが全く見つからないのに大型のヒラタやオオクワが見つかるというのは、これぞお国柄ということなのでしょうか。
ところで私はクワガタには詳しくないのですが、このオオクワの顎を見て少々違和感があります。内歯の向きが随分内側に開いているなと。いわゆるホーペイというものなんだろうか。日本のものもホーペイではあるけれど亜種として分けられているような気もします。勉強しなければ。
そりゃあ、日本のものとは違うよなぁ。
うん、でもオオクワに出会えたんだから満足満足。
ヒラタより小さいというところがまた面白い。笑
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梅・台風・クロジャコウカミキリ
http://sanagiko.exblog.jp/23440636/
2015-07-20T00:53:20+09:00
2015-07-20T00:53:17+09:00
2015-07-20T00:53:17+09:00
aile21
上海編
7月10日
夜半から台風9号が上海を直撃するとの予報でした。
一時間ほど早めに職場を切り上げ帰ってきました。地下鉄を降りてアパートへ向かうまえに超市(スーパーマーケット)に向かいます。本格的に降り出す前に食料を買い込んでおかないと土日の篭城戦をこなせません。いつもの公園を抜ける時に日課のようになっている梅の木を見に行きました。やっと出会えました。
同僚に見せられてから随分時間が経っていたので少々焦っていたのです。シーズンも終わってしまうのではないかと。諦めずに見張り続けて良かった。
7月11日
昨夜から激しい風雨が続きます。
籠城です。外出は夕方にアパート下のコンビニに行ったくらいでした。
7月12日
まさに直撃ではありましたが幸いにも上海市内は大きな被害もなく無事でした。
午後には雨も止んだので東昌路まで散髪へ。道すがら再度梅の木を見てみれば今度は3匹も。手の届かない桜の梢にも姿を見ました。今が最盛期かも。
7月16日
これは付節が欠損していますね。
しかし紫陽花とよくマッチしていました。
7月19日
今日も2匹。しかし一つはまた付節が欠損。
クロジャコウカミキリ、十分堪能しました。
しかし麝香とはよく言ったもので匂いがすごい。アオカミキリ族とはいえアオカミキリやアカアシオオアオカミキリなんか足元にも及ばない強烈な匂いを発してますね。
ほのかに香るくらいがいいなあ・・・。
これじゃまるでオサムシみたい。]]>
ミツバチとハムシ
http://sanagiko.exblog.jp/23436963/
2015-07-18T23:41:58+09:00
2015-07-18T23:41:56+09:00
2015-07-18T23:41:56+09:00
aile21
上海編
7月8日
梅雨の明けやらぬ蒸し暑い日々が続きます。今日は昼休みに職場近辺を散策。ミツバチの分峰群です。
久しぶりに見ました。でも日本で見るニホンミツバチでもセイヨウミツバチでもないような。
きのせいかな。
林の中をウロウロしてもこれといった出会いはなく、気持ちが盛り上がらないまま引き返そうとした時、
キラッ☆
でかいハムシ!!
もしかしてこれオオルリハムシか?いや、ホストが違うようです。
オオミドリサルハムシか??
いや、ツル植物についてますね。
ちょっとわからないなぁ。
その草をあちこち見て回ったらそこそこ見つかりました。
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昆虫館
http://sanagiko.exblog.jp/23429687/
2015-07-17T00:46:02+09:00
2015-07-17T00:46:00+09:00
2015-07-17T00:46:00+09:00
aile21
上海編
6月27日
上海に遊びに来たshozineと野生昆虫館へ行ってみました。チケットからしてカマドウマ。いわゆる便所コオロギ。
一体どんな施設なのか・・・。
まずは蛇やカエル、マーモセット(小型のサル)あたりから始まり、
虫はどこだ?
どんな虫に出会えるのか?
いきなり大量のサシガメ。
きてるねぇ・・・。
こう意表をついてくるとは、先が読めずむしろワクワクしてきます。
立て続けに連続する様々なゴキブリたちの展示。
まいった。
クワガタやカブトなんかも少々展示されていますが、それこそペットショップで見たことあるようなものがポツポツ。ヘラクレスとか。
それよりはたまに出現するサソリとかのほうが面白かったです。
全体的には蛇やトカゲ、亀、ワニのシェアが高いですが、こと虫に関してはマニア向けかもしれません。]]>
西塘古鎮
http://sanagiko.exblog.jp/23411767/
2015-07-13T00:33:04+09:00
2015-07-13T00:32:56+09:00
2015-07-13T00:32:56+09:00
aile21
上海編
備忘録 6月21日
銭塘江の大逆流を見たあとはまたバスで移動。ちょうど観潮の時刻から降り出した雨が強くなっていました。
ここ西塘は水郷の街で最近とくに人気が上がっている街らしい。ミッションインポッシブルの映画ロケがあったとか。外縁の幹線道路でバスを降り、車の通れない路地を通ってたどり着いたのは運河を囲むように張り巡らされた小路と街並みでした。雨降りではあるけれど観光客で一杯です。明らかに観光客向けの土産物屋や食堂、軽食のスタンドなどが所狭しと並んでいます。路地が細いせいで廂に覆われた通りは傘もささずに歩けます。
ここでは完全に観光です。店先で売っている果物を食べたり、ジュースを飲んだり。
烏梅というジュースは美味しかった。同僚Tはリネンのシャツなんかも買っていました。なかなか味のある良い街です。しかしツアーの夕食が一時間後に設定されていたのであまり深入りできませんでした。
時間が足りないですね。ここだけでももう一度来てみたいもんです。しかも運河沿いの建物の多くは民宿も兼ねているようで、「空室あります」という意味の「有房」との看板があちこちに提示されていました。
泊まってみたいなぁ・・・。
とある店先の前にさしかかった時に私はそこから動けなくなってしまいました。でた・・・。
これ食うの?バッタ(羽根つき)、蚕の蛹。
中華料理のネタでも蛹はあるけど、どうもまだ食べる勇気はないままです。それにしても太い・・・。セミの幼虫までいくつも串に刺さっています。これもまた中身の味を想像するとなかなか・・・。
小さなサソリは串刺しされていてもまだ動いています。活きがいい。うわぁ・・・。ムカデ・・・。実はこれが一番縁が深いかもしれない。夏の樹液酒場で散々出会っている。これは洒落でも食べる気にはならないか。
ということで良し。活きのいい小さいサソリにチャレンジだ。1本注文。
店員は串を摘んで油にポイ。
じっくり揚げてくれているのがホッとします。同僚Tが店員に聞いてみました。どれが一番美味しい?
彼は即答しました。巨大なサソリが一番だと。
やがて油から引き上げられたサソリ串に三種類ほどのスパイスをふりかけて出来上がり。15元。観光地値段だろうな。味は・・・、カレー粉をまぶした小エビみたいなもんか。まあ想像通りかな。
揚げすぎて中身の味なんて全くわからない・・・・・、けどそれくらいで助かったのかもなぁ。
よし、これでサソリ攻略完了。話のネタとしては十分。
簡単に攻略出来たあとは、やはりセミ幼虫くらいいっておけば良かったかもとか思ったりして。
最後はまたツアー客用の美味しくない夕食を食べてツアーは終わりました。
2時間ほどかけて上海市内に帰って来たときはすでに午後10時近くでした。さすがに杭州まで行って日帰りは忙しすぎました。とはいえパックツアーは楽なので気楽に利用するのも手ですね。
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神秘の大逆流
http://sanagiko.exblog.jp/23406782/
2015-07-12T00:09:00+09:00
2015-07-12T00:24:16+09:00
2015-07-12T00:09:45+09:00
aile21
上海編
上海でも梅雨に入って雨の多い日が多くなってきた6月21日に同僚と日帰り旅行に行きました。
行き先は上海のお隣、浙江省の杭州。
朝早く、ツアーバスに乗り込みました。このツアーは日本の旅行会社が企画したもので、参加者は全て日本人。久しぶりに多くの日本人に囲まれて緊張すると同僚のT君は笑っていました。途中、上海市内のいくつかのポイントで参加者を乗せて上海を後にしました。私にしてみれば、香港を除けば上海市から外に出るのは初めてです。浦西の古北での乗降地点。高層ビルが立ち並ぶ街中ではあるけれど、街路樹のプラタナスにはヒラタクワガタ。
この時期、中国は端午節のお休み。公式な連休なので高速の渋滞が予想されていましたが、あいにくの雨模様のせいかバスはスイスイ進みました。途中立ち寄ったサービスエリアでは粽(ちまき)を一つ買いました。濃い味でなかなか美味しかったです。煮込んだ肉と玉子の黄身が入っていましたよ。
着いたのは海寧 塩官古城。古い街の観光です。現代的な高層ビルの多い上海市内とは違い、中国らしい佇まい。中国南東に位置する江南地域では豚の角煮が名物らしく、どのレストランでも必ずあるほど。有名なのは「紅焼肉」といわれるものだけどこれはまたちょっと違うようだ。うまそう。中国に来てすでに3ヶ月。水底の見える川を初めて見ました。これでゲンゴロウでも泳いでいればもっと良かったのに。
街路樹の根際にはゴマダラがウロウロしています。
雨は降ったり止んだりでした。
中国の古い街は城壁に囲まれています。こういう観光のため整備された街も綺麗だけれど本当の中国の姿を見るにはやはり城壁の外に出なければ面白くありません。同僚Tと壁外調査にも行ってみました。商店の店先に並ぶ埃の被った商品、魚や野菜を売っている店先では商品の横に野菜くずや魚のあらが打ち捨てられたバケツが放置されていたりとなかなかスリリングです。
アイスを食べようと入ったスーパーではアイスキャンディー1本が1元。約20円。
上海市内でも4~5元からだからとても安い。というより上海が高すぎるのです。
道端で売っているスイカなんて中玉で0.8元。16円。
これが私の住んでいるエリアのスーパーでは40元。800円。この格差にはびっくりするけど昨今言われている中国の農薬問題、衛生意識問題を考えるとやはり安いものを買うのには抵抗があるんですよね。私は通常、日本人向けの日本食材を専門に売っている店で買っています。野菜は無農薬なので(?)むしろ日本より高い買い物をしてます。
街中を歩いていると時々、えも言われぬ腐臭が漂ってきます。臭っ!!
これは豚小屋の臭いだな。子供の頃、地元にもあって覚えのあるものです。こんな観光客を呼んでいるところで豚なんか飼わなくてもいいのに・・・。
と思いきや、臭いの元は全く別物でした。
「臭豆腐」 名前は聞いていたけれどこれか・・・。プロムナードの店先で揚げたてを売っています。同僚Tが勧めるので食べてみました。カリカリに揚げた厚揚げみたいです。しかし発している強烈な臭いが発酵食なのをこれでもかと主張しています。冷たいビールによく合います。臭いに慣れてしまえば美味しくも思えてきます。でもやっぱり臭いが勝ってるかな。中国の人の中には日本の納豆が臭すぎて食べられないという人がいますから、こういうところに文化と歴史が垣間見えますね。
昼食はツアーで用意された食堂でのものでした。皆で円卓を囲んでのものでした。しかしこれがどうにもしょぼい。地区で一番大きく立派そうな食堂だったので期待していたんだけれど、まったくもって期待はずれ。ツアー旅行なんてこんなもんか。
さて昼食も済み、そろそろメインイベントの時間が近づいてきました。塩官鎮風景区から歩いて15分ほどの観潮公園。目の前は銭塘江というこれまた大河。やはり対岸はかすかにしか見えません。 江南地域は長江や銭塘江が中国内陸から運んできた土砂が長年堆積して海岸はどこも遠浅です。大潮の日、干潮から満潮に変わる時刻になるとはるか沖合から遠浅の海を潮が一気に押し寄せてきます。その波が川を遡る光景が見られるのがここ銭塘江。潮がやってくるまで小一時間。ビールでも飲みながらのんびり待ちましょう・・・、と思っていたのですが、誤算・・・。この公園には売店がありませんでした。ペットボトルのミネラルウォーターがやっと見つかっただけ。
やがて予定の時刻です。
気がつくと地鳴りのような音があたりに響いていました。俄然ワクワクしてきます。
目を凝らすと下流の水平線に白い波濤のような線がみえるような気がします。
そしてとうとうやってきました。
動画はこちら
これはなかなか見ごたえがありました。
そういえば日本でも潮干狩りの時は大潮の日を選びますが、潮が満ち始めるとみるみるうちに沖から潮が押し寄せてくることは経験していました。やはり遠浅の干潟のようなところでは潮の動きをつぶさに観察できるんですね。そしてここ中国では遠浅の規模が全然違うということですね。
津波みたいで少し怖かったです。
波が去ったあとは水面が一気に数メートル上がり、すでに満潮になっています。・・・・なんと大味な。これが大陸か。
これはわざわざ見に来た甲斐がありました。秋、中秋の名月の頃が波も一番大きいらしいです。
(つづく)
https://youtu.be/sbT9TKdwA8k]]>
そうか、そうきたか・・・
http://sanagiko.exblog.jp/23370632/
2015-07-05T02:04:22+09:00
2015-07-05T02:04:17+09:00
2015-07-05T02:04:17+09:00
aile21
上海編
クワカミキリウスバカミキリ
シロスジカミキリやツヤハダゴマダラはちょくちょく見かけるようになりました。
どれも日本で見たのと同じようなものばかり。同じなのか違うのか・・・、いや、やはり同じようだ。
そんな折、同僚が持ってきてくれたのがこれ。そうか、そうきたか・・・。
クロジャコウカミキリだよな。これ。
埼玉あたりで話題になっていたはず。
アオカミキリのような独特な香りがする。
まさかこんなところで出会うとは。というか本場か、ここは。
いずれにせよちょっと嬉しいカミキリである。梅の木で見つけたらしい。
それならば梅か桜の木でホイホイ見つかると思い、自分でも探しているのだけれど、実はまだ追加が見つけられていないのだけれど。
他にはこんなカミキリも見つけました。これは、・・・さて、何でしょうね。見当のつかないカミキリです。ということは良い発見なのだろうか。
しかし地味なカミキリなのがなんとも・・・。とりあえず喜んでおこう。
そんなことがあった6月であったが、7月に入って別の同僚が持ってきてくれたのはやはり日本でよく見たコカブトだった。間違い探しゲームはまだ続くようだ。
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大顎発見
http://sanagiko.exblog.jp/23287262/
2015-06-18T01:32:29+09:00
2015-06-18T01:32:17+09:00
2015-06-18T01:32:17+09:00
aile21
上海編
6月14日
上海も梅雨入りしたようで蒸し暑い日々が続いています。この街にも慣れてきたせいかワクワクドキドキする感覚が鈍ってきたかもしれません。先週の日曜日もそして今日ものんびり部屋で過ごしていました。今日も早起きしましたが、洗濯をしたり、調子の悪いパソコンをいじってみたりしていたら気がつくと昼を過ぎていました。
うかうかしているとあっという間にシーズンが去ってしまいそうです。午後になって数時間だけでも散策して来ようと出かけることにしました。
毎朝出勤途中にバスの車窓に気になる林があります。アパートからは地下鉄で4駅ほど。いつも「けっこう桑が生えてるな………、」と。
しかし現地に着いてみると林とはいえ、樹木の幹の太さも樹高も揃っていて、どれも植林されたものなのは一目瞭然です。どこもかしこも新しい林ばかりのようで心が逸りません。ところどころで姿を見せる運河では多くの釣り人が糸を垂らしています。網で掬えば珍しいゲンゴロウでも掬えるのでしょうか。
木々を眺めながら歩いているとポツポツと桑が生えています。地元京都では桑の木があれば何かしらの虫に出会えるイメージがあります。とはいえキボシカミキリやヒメヒゲナガだったりしますけど。ところが幹を眺めても梢を眺めても静かなもんです。羽脱孔はあちこちに見受けられるのできっと……、いや、やっぱりキボシかな。
道路沿いの木に洞を見つけました。
何気に覗いてみると、おっと!
なにやら虫の腹が見えました。そこそこ大きい。
むむむ…、
地元ではこういう場合は大概ゴキブリです。オオゴキブリです。
すると私に覗かれていることに気づいたのかその虫がノソノソ動き出して洞の奥へ移動を始めました。その瞬間、黒光りするエリトラがチラと垣間見えました。
これは確認しなければなりません。落ちている小枝を使って掻き出そうと試みますが案の定、奥へ奥へと引っ込んでいきます。こうなると難しいかな…、と思いつつ、ふと幹の反対側へ回り込んでみると、別の穴からそいつの尻が見えています。そうかこの穴は繋がっているのか。
それからは彼の逃げ場を無くすため、あっちから、こっちから小枝を差し込んで追い込んでいきます。その作戦中、穴の中からスッと姿を現した大顎を目にした時はショックでした。
なんだこいつは!?
木の洞に小枝を何本も突っ込んでカリカリほじくっている謎のおじさんに気づいた中国人の若いグループが立ち止まってこちらを見ています。やがてなにやら中国語で話しかけてきましたが私は彼らが何を言っているのか皆目わかりません。ただ手招いて「この中に何かいる」ということを指差しながら伝えるしかありませんでした。それに気づいた彼らも木の棒を使ってあちこちの穴から虫の追い出しに参加しました。その間、私は一歩下がって眺めていました。全く喋らない私を訝しく感じているであろうと、拙い中国語で「私は日本人です。」と伝えると、ああ、と納得したような反応をしながらも変わらず一緒になって夢中に虫の追い立てを続けました。それでもその虫はなかなか洞の中から出てきません。やがて中国人の彼らも諦めてしまったので、再び私の番です。せっかくだから彼らに何とか見せてあげたいと、洞の中に指を強引に突っ込み押さえた虫を引っ張り出しました。
これは凄い!!
一見、何クワガタかわかりませんでしたが、落ち着いて観察すればやはりヒラタのようです。しかし日本のヒラタクワガタでこんなに大顎の長いものは見たことがありません。チョウセンヒラタクワガタなのでしょうがまさかこんなに大きいものがいるとはビックリです。
中国人の一人が嬉しそうに眺めていたので手渡してみると、クワガタは期待を裏切らず彼の手のひらをガシッと挟み込みました。彼は悲鳴を上げ、周りのみんなは大爆笑です。思いがけず現地の人達と楽しい楽しいひと時をすごせたのでした。
しかしまあ、本当にヒラタばかりだなあ。もしかして中国にはコクワっていないのかなぁ。そしてなんとこの洞からはメスも出てきました。
良い虫に出会えたのでそれ以上の欲は無くなりましたが、せっかくなのでもう少しブラブラしてみます。すでに日は傾いています。
林の脇にある荒地を歩いてみたら、怪しい飛び方の虫が足元から飛び出しました。その飛び方に気になりました。もしや………!?
ヒメハンミョウかよっ!!??
………ハンミョウには恵まれないな。
そろそろ糞虫も探してみたいところですね。 ]]>
上海のバトケラ
http://sanagiko.exblog.jp/23272387/
2015-06-15T00:46:44+09:00
2015-06-15T00:46:38+09:00
2015-06-15T00:46:38+09:00
aile21
上海編
6月11日
帰宅の遅くなった日の帰り道。 今度はプラタナスの幹にメスが張り付いていました。
クヌギやコナラのような樹液なんか全く出てない木でポツポツとクワガタを見つけるのはなんとも意外です。
それから10mくらい歩いて川を渡る橋の脇、なにかいるだろうといつも眺めていた柳。
今日もいつものように見上げてみたら、
おお、予想通り。
やはり出ましたねぇ。これは必ずいると思っていました。
でも中国のシロスジって日本のものと全く同種なんだろうか・・・。
まあ、いいか。]]>
ツヤハダゴマダラカミキリ
http://sanagiko.exblog.jp/23264570/
2015-06-13T00:47:01+09:00
2015-06-13T00:47:00+09:00
2015-06-13T00:47:00+09:00
aile21
上海編
6月9日
いつものように出勤。
アパートメントを出て間もなく気づく黒い影は目の前の街路樹に張り付いていました。
やっぱりでたぁ!!
きっとゴマダラあたりとは出くわすんじゃないかと思っていました。
ホストを選ばぬ悪食の代表格。プラタナスもいくかぁ。
しかし、よくよく見てみるといつものゴマダラとは何か違いますね。
最初に目がいくのはエリトラの肩の部分。
真っ黒で、しかも点刻が深いように見えます。
それにやはり全体に黒みが強いですね。
日本のゴマダラは触覚や脚の節々が鮮やかな水色です。
ネットで調べてみるとツヤハダゴマダラカミキリというらしい。
日本にはいない種ではあるけれど、北米などでは外来害虫として問題になっているらしい。
美麗種だとは思うけど、毎年何処かで見かける普通種だし、都会の街路樹にも入っているから、見つけても「なんだゴマダラか、」という感じですね。しかも、数年前には一本の柳の木にビッシリとゴマダラが張り付いている光景に出くわした事があります、大きくて綺麗なカミキリなのに有り難がられないかわいそうなカミキリでもありますね。
世界中で悪名を轟かせるとは、こいつらはたくましいなぁ。
上海で初めて見つけた生きたカミキリはやはりというかゴマダラでした。
ヒラタクワガタといい、ゴマダラカミキリといい、日本のものとちょっとだけ違うというのがなんとももどかしい。
なんだこれは!? こんなの見たことない!
というくらいの虫に出会いたいものです。 ]]>
上海の海・金山衛
http://sanagiko.exblog.jp/23245498/
2015-06-10T01:05:00+09:00
2015-06-10T01:30:31+09:00
2015-06-10T01:30:31+09:00
aile21
上海編
5月31日
海が見たくなって、プチ遠出。
上海南駅から新幹線みたいな列車(高速鉄道)に乗って約30分、到着したのは上海南端の金山衛站。
駅からの道路脇では菜種油採取のための刈り取りが盛んに行われていました。
植え込みや草むらを覗き込みながらブラブラのんびり歩いて約30分。
海です。
想像通り泥の海。干潟。干潮のせいか波もありません。
う~む…、長江と変わらん。
数人の行楽客たちがカニ取りをしています。これも長江と同じ。
石積みの堤防、葦原、干上がった水際はニチャニチャで足を踏み下ろせる場所は無さそうです。
浜でもあればハンミョウでも探そうと目論んでいましたが、どうやら難しそうです。ちょっと嬉しかったのは泥の上をたくさんのトビハゼがピョンピョン跳ね回っていたことですね。かわいい。
半ば諦めて堤防の上を歩いていると、飛び交うハエの中に気になる飛び方の虫を発見。
ん!? あれはもしや…、
まさしくハンミョウじゃないか!!
地味だけど、きっと、きっと素敵な模様をしてるはず……。
上海のハンミョウはどんなかな~?
!!!
エリザじゃないか!!!!!
えええ~~~~っ………。
グウゥゥゥ。
もういいです。
気を取り直して観光客に転身することにしました。
金山嘴漁業村は古い町並みが残る老漁村。かなり観光地化されていますが、白い壁とうだつの聳える民家が特色です。
屋台で買い食いをしながらブラブラしました。中国語が出来ないと中々苦しい散策ですが、そういう時は無理矢理英語で押し通すということにも随分慣れました。どうせ英語も通じないことの方が多いなら、日本語でもいいのかもしれませんけれど。
海岸沿いの幹線道路には干物屋がいっぱい並んでいます。
魚臭いというか、生臭いこの匂い。これはもう、伊豆だな。この生臭さに郷愁さえ覚えます。
実は中国の人はあまり海の魚を食べないそうです。一言で言ってしまえば海が遠いということらしい。海の魚は生臭くて嫌いという人のなんと多いことか。魚と言えば川魚。上海に来てからというもの食べた魚料理と言えば、レンギョ、ソウギョ、フナ、雷魚、ブラックバス、ティラピア…。いやぁ、これはちょっと…、と日本人の多くは思うはず。そんな環境にいるとこの生臭さは強烈ですが、これがまたいいんだよね。
最後は食堂で遅い昼食。もう夕方ですけど。
ビールの味は薄かったけれど、日差しと、潮風にあたった後の一杯はやはり格別です。良い休日でした。
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そして2匹目
http://sanagiko.exblog.jp/23213750/
2015-06-05T01:06:48+09:00
2015-06-05T01:06:49+09:00
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aile21
上海編
今度は仕事帰りの道すがら。
柳がホストかと思っていたら、クスノキにしがみついていました。
それにしても日本の1番メジャーなコクワなんて姿も見ないのに、ヒラタを連続で見つけるとは…。
いまだカミキリには出会えず。
見かけたのは車に轢かれて潰れたシロスジと、水の入ったバケツに浮いていたアオスジカミキリのみ。
さて、まだチャンスはあるのか?]]>
上海のクワガタ
http://sanagiko.exblog.jp/23203377/
2015-06-02T17:25:10+09:00
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aile21
上海編
5月15日
朝いつものように出勤。
街路樹の連なる舗道に黒く光るものを見つけました。
おお!
これは…、……これは?
ヒラタ?
小さいし、黒くてツヤツヤしてます。
細長い気もします。
うん、これはラッキー!
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長江の岸辺
http://sanagiko.exblog.jp/23190572/
2015-05-31T23:48:00+09:00
2015-06-01T08:27:59+09:00
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aile21
上海編
5月3日
日本ではGWですが、こちらでは労働節を含む3連休です。とはいえ、またもやとある手続きの為パスポートを預けてしまっていたので、上海市内から出られません。こんな時は部屋でゆっくり休むのもいいかとのんびりしていました。中日は一日中雨模様でしたから丁度いい休養です。
最終日に天気が回復したので出かけました。
山や森が無いのなら河畔はどうだ?
予てより地図で目星をつけていたポイントがあります。
ウェットランドパーク 公園のようですが湿地がありそうなネーミングにつられて地下鉄で向かいました。
水産路駅で下車の後は歩いて現地に向かいます。何度も道に迷いました。この辺りは海軍の町みたいで、軍人向けの店舗もそこかしこに見うけられます。あまり居心地の良いエリアではありませんね。
やがて到着した公園では何はさておき河畔に向かいます。
長江 (揚子江)
言わずと知れた名川。
視線の先は霞んでいて、もちろん対岸は見えません。
実は対岸との間に中洲の島があるのですが、その島すら見えません。
それが川の広さのためなのか、はたまた上海特有の靄のせいなのかはよくわかりません。
本音を言えば、遠大な景色を前にして感動を味わえるかもしれないとの期待を持っていました。しかし実際に目の当たりにすると…、
漠然としていてなんとも拍子抜けの気分でした。
さて、辺りは行楽客で賑わっています。
私が住んでいるアパートメントの前にも大きな都市型公園がありますが、休日にもなると家族連れやカップル、若者の集団などでいつも賑わっています。そういう公園は大抵有料です。さすがに良く手入れされていて、花壇にもお花がいっぱい、ごみも落ちていなくてとても綺麗です。
広い芝地では凧揚げに興ずる人々、バトミントンやフリスビーで遊ぶ家族、テントを広げてデイキャンプをするグループと、健康的(?)な公園ですね。
最近気づいたのですが、上海には山も丘もないし、清流もない。海岸も泳げるようなビーチは無さそうです。そのため、アウトドアとなるとこういう公園で遊ぶくらいしか選択肢が無いのかなと。いずれ海岸にも行ってみようと検討中です。
水際は葦原になっていました。潮が引いているのか、河岸の水際は底が露出していて、多くの家族連れがカニを獲って遊んでいました。私もためしに川底の石をひっくり返してみると即座に小さなカニが逃げ回ります。
私の持ってきたイメージでは砂地でも泥池でも良いから広い浜が露出していて、そこにハンミョウでもいないかなと。そんな期待をしていました。
しかし水際は狭く、捨て石だらけ。わずかな泥地に何か怪しい虫でも蠢いていないかと覗いていた時です。目の前を横切る影。水面から飛び出したカヤツリグサの群落の中に小さな虫を見つけました。
そうか、このシチュエーションか。
ネクイハムシですね。機会があれば探してみたいと以前から思っていましたが、地元でこういう環境になかなか出会えませんでした。
色は地味です。褐色がかった金色。他の色はいないのかなと、更に草の中を物色していると、
遠くから「ピリピリピリ!」
この河岸は木道が整備されていて、川べりに下りてはいけないことになっています。そんなことにはお構いなく皆自由にカニ取りしてますけどね。時々警備員が巡回してきて彼らを追い出しますが、イタチごっこのようにまたゾロゾロと川べりに下りていきます。そんなことの連続で落ち着いてネクイハムシ探しは続けられませんでした。
ここは呉淞砲台湾湿地森林公園。
こんなものがドーンと遺跡として展示されているわけです。
思いつきで来た割にはネクイハムシにも出会えたし、まあまあな連休になったのかもしれません。
いや、もうちょっと他の虫を見たかったかな。
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