カテゴリ:沖縄編( 18 )

イツホシシロカミキリ

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ジミ〜〜〜〜なカミキリやゾウムシばかりが出て来ていた、那覇市産の材からイツホシシロカミキリが羽脱しました!!

 綺麗やわ〜〜!

 かっこいい〜〜〜〜〜!!

実は数日前に羽化不良でクチャクチャになったカミキリが羽脱しました。あまりに悲惨な姿になってしまい、エリトラなんて全く無い状態でした。とても同定なんてできないと、落胆していたのですが、どうやら彼もイツホシシロだったようです。素性がわかってそれもまた嬉しいです。(と思っていたら違いました。こちらはフトカミキリっぽい)

アマミトラに続いて嬉しいカミキリでした。冷凍〆かな。

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

 ところで、キマル採集の時に持ち帰ったノグルミ材からはヒメヒゲナガカミキリが続々と羽脱中。今日で5つ目。

 外したかなあ・・・。
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by aile21 | 2008-05-23 20:45 | 沖縄編

沖縄のゾウムシ

 忘れた頃にやってくる「沖縄シリーズ」
今日は沖縄本島で採集したゾウムシのご紹介。
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 イトヒゲナガゾウムシ
 いきなりボケボケの写真になってしまいましたが、一番気にいってるゾウムシです。米粒みたいな身体に髪の毛よりも細く長〜い触覚が特徴です。那覇市の材から羽脱しました。
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 左から
 シロオビフトヒゲナガゾウムシ  那覇市内で枯れ木から採集。ヒゲナガゾウはかっこいいのが多いから好きなグループです。
 イクビマメゾウムシ       マメゾウムシの仲間は丸っこくてゾウムシらしくないところがかわいい。
 キクイゾウムシの仲間      たぶんマツコブキクイゾウムシだと思うんだけど。琉球の分布は怪しい・・・。
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 同定の苦手なクチブトゾウムシたち。同定には全く自信がありません。
左から
 ウスアオクチブトゾウムシ    ・・・たぶん。図鑑に琉球の分布はないけど。
 オオカシワクチブトゾウムシ   ・・・かも。違うかも。
 サカグチクチブトゾウムシ    これはきっと合ってる。シイの花だったかな。
 ミドリクチブトゾウ       う〜ん・・・、これも琉球の分布は怪しいなあ。
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 左から
 オキナワクワゾウムシ      那覇市内で桑の木から採集したので間違いないでしょう。シロコブゾウムシかと思った。
 ヒラヤマメナガゾウムシ     赤い粉にまみれていたけど、取れちゃった。
 セグロツブゾウムシ       今回一番小さいゾウムシ。2mmくらい。
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 左から
 トビイロヒョウタンゾウムシ   海岸の砂地に生えているアザミについていました。
 ホソヒョウタンゾウムシ     前種に似ているけれどどうやら別種のようだ。
 シギゾウムシの仲間       形がいいから好きなんだけど、同定苦手。
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 クチカクシゾウムシの仲間たち。
 左から
 ヒメクチカクシゾウムシ     現在材箱から毎日出現中。
 クチカクシゾウムシの仲間    那覇市内で採集。こんなに綺麗で解りやすそうなのに、・・・・たどり着けない。
 ニセマツノシラホシゾウムシ   う〜ん、ちょっと自信ないな。

 ヒメクチカクシゾウムシはあっという間に二桁に突入。毎日材箱の中に溜まっています。こればっかりか?と思っていたら最近は新手の虫が材から湧いています。それは間違いなくヒメクチカクシゾウより増えるでしょうが、それはまた別記事で。

 ロボット的な魅力のあるゾウムシたちだが、クチカクシゾウムシの仲間はまさに変形ロボットのようです。長い吻をしっかり格納する溝が腹側にあります。
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ぴったり納めるとあの長い吻が身体の一部にとけ込んでしまいます。触覚まで綺麗にたたんで精密機械のよう。まさに口隠しゾウムシです。顕微鏡で眺めていると時間の経つのを忘れます。
でも・・・・・・・・、もうおなか一杯。

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 こちらの気も知らず、材の表面に穴を開けて、これから羽脱してくるヒメクチカクシが外の様子を伺ってました。
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by aile21 | 2008-05-22 03:29 | 沖縄編

沖縄のゴミダマ

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 昨日は琵琶湖を眼下に臨む琵琶湖バレイに行ってきました。下界は30℃なんて予報があったりして逃げ出したのでした。標高1000mを越える山頂は爽やかで気持ちよかったです。ブナやミズナラの新芽が柔らかいパステル画のようでした。シロトラカミキリやミドリオオキスイがタムシバやアセビの花から採れました。別刊 宇治虫ちび宇治虫の記事もご覧ください。

 さて今日は沖縄のゴミムシダマシを並べてみます。
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 左から
 ヒメオオニジゴミムシダマシ    油膜のような妖しい輝きを放ってます。ニジゴミはよく見るけれど、こいつの模様は圧巻。
 ムラサキツヤニジゴミムシダマシ  上品な紫色が魅力的なゴミダマです。
 ヒメニシキキマワリモドキ     これもまた虹色を纏うおしゃれなゴミダマでした。
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 次はゴツい系。左から
 オキナワユミアシゴミムシダマシ  ・・・京都のに似ているけど別種。
 ヒメヒラタゴミムシダマシ     ぺちゃんこ、押しつぶされたようなゴミダマ。
 ミナミエグリゴミムシダマシ    これも京都にいるけど、違うんだって。ちょっと大きいかな。
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 おちびさん系 左から
 カラカネチビキマワリモドキ    枯れ枝を折ってみると出てきました。
 アメイロホソゴミムシダマシ    もう・・・枯れ枝の中にうじゃうじゃ。
 アマミクロホシテントウゴミムシダマシ ・・・・和名長いよ。

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 やっぱりこれ!
 (写真を撮ろうといぢくってたら、触覚一本とれちゃった・・・orz)
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by aile21 | 2008-05-05 18:31 | 沖縄編

沖縄のハムシたち

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 沖縄で採集した虫たちを並べてみました。

・・・・やっぱり雑甲虫ばかりです。(笑)

その中でハムシを集めてみました。
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 左から
 フタイロウリハムシ もっと艶つやでオレンジ色が綺麗だったのに・・・・。
 クロウリハムシ?  正直わかりません。エリトラはかすかに緑光沢があります。
 ホソセスジハムシ  ・・・・かな。
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 左から
 オキナワクビナガハムシ これも少しくすんだ。同定しやすい優等生。
 アザミナガツツハムシ  沖縄でこの模様はこいつだけ。
 ツツサルハムシ     葉上で見つけた時はその輝きに歓喜しました。でも悪名高い害虫らしい。
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 左から
 イチモンジカメノコハムシ  これ京都にもいるよ。
 ヨツモンカメノコハムシ   沖縄のカメノコ。
 セスジカメノコハムシタテスジジンガサハムシ   ちび宇治虫のお気に入り。よく見つけたなあ。
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 左から
 クロウリハムシ?    またか・・・。たぶん違うんだろうな。緑っぽいし。
しまちゃんさんから御指摘をいただきました。表記ミスです。これはどう見てもトビハムシですね〜。あぁ、恥ずかしい。
でも・・・、トビハムシも難しくてわからないんですよ。ハッハッハ〜。
タイワンツブノミハムシ ちくりんさんありがとう〜!
 オキナワツヤハムシ   ・・・じゃないかと。
 オキナワイモサルハムシ わりと大きなサルハムシ。ピカピカです。 
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 カミナリハムシは集団で見つかりました。たくさん集めるとピカピカしてなかなか綺麗です。
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 でもやっぱりこれが好きかな。前述のツツサルハムシ。やっぱりキラキラ光る虫には弱いです。

追記 沖縄のハムシで一つ忘れてました。追加でアップしておきます。
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 アマミウスバハムシ  
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by aile21 | 2008-05-01 04:48 | 沖縄編

アマミトラカミキリ

 昨日はSOKUHさんのお宅にお邪魔して虫談を楽しんできました。以前から同定をお願いしていた微塵な虫たちにもしっかり和名をつけていただきました。やはり正体不明の虫に名前がつくと「なんだかビミョーだなあ」と思っていたのが俄然輝いて見えるようになりました。SOKUHさん、そしてハネカクシを見ていただいたI先生、ハナノミを見ていただいたS先生、どうも有り難うございました。これからもジャンジャン採りま~す。(笑)
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 那覇市から持ち帰った材からアマミトラカミキリが羽脱しました。一昨日に1匹、そして今日もまた1匹。一握りの材(片手で持てる程度)しかありませんがかっこいいカミキリが出て嬉しいです。
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 ゴマフサビカミキリも一つ。これは現地でも複数採れています。まだまだ増えるかも。

 あとはオキナワアヤモンチビが一つ。これもまだまだふえるかも。

 やんばるの材がおとなしい・・・。もっと頑張って拾ってくれば良かったかな。
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by aile21 | 2008-04-28 19:39 | 沖縄編

もういちど沖縄 2

 (4月20日)

 朝7時半に起きて予定を考えました。何れにしても網が無くては採集にならないので焦っても仕方がない。

 昨晩の無鉄砲な突撃ではあまりにお粗末なのでS公園はもう一度行かねばなるまい。先月末にkamikiri2005さんがオキナワリンゴとオキナワキボシを採集されているので情報としては堅いです。地図で見る限りさほど大きな公園とも思えないので、良くも悪くも早めに見切りをつける事が出来れば午後からは他所へ行けば良いか…。

 もう現場はすぐそこだ。午前10時のダイソーの開店を待つまでがもどかしかった。出張先にダイソーがあれば、時間さえあれば採集はできます。いつもの虫採り網と透明ビニール傘を買い、さあ出発だ。

 公園に入ると昨晩暗闇の中でウロウロしていた地形を思い出しました。あまりにあけっぴろげで綺麗に整備された遊歩道、そんなところはたまに梢を掬ってみたり、薮を叩いてみたりするものの、見覚えのあるハムシダマシやゾウムシが入るくらいなので早々に先へ進みます。

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 石段を上ると辺りの様相は一変します。葛のような蔓が辺り一面に繁茂しています。薄紫色の朝顔(昼顔か?)も負けじと絡み合っています。舗装のされていない土の露出した山道が薮の向こうの森の中に消えていきます。
 そう、昨晩はここから広がる暗闇に怖じけづいてスゴスゴと引き返したのでした。やはり撤退は正解だったと実感したのと同時にもう一度来たのもまた正解だったようです。虫の気配が俄然濃くなってきた気がします。耳の横を「ブブブ…」とすり抜けて行った虫が先の草薮に泊まりました。ナナホシキンカメムシです。朱色の大きなハムシも無数に飛び交っています。「うん、これなら…」ワクワクしてきた。

 が、しかし花が見当たらない。草むらを掬うとハムシ、ゾウムシ。ビニール傘を叩き網代わりにブッシュを叩くとゴロゴロとカタツムリが大漁です。ポツポツと雑甲虫は採れてます。おそらくどれも本土にはいないものだろう。けれど、なにか物足りない。花形が採れません。花形?やはりカミキリ、コガネムシやハナムグリ、タマムシあたりのメジャーどころが欲しいのはミーハーな素人としては当然なところです。

 伐採されたのか倒されたのか朽ちかけた一本の木を草むらの中に見つけました。小枝からポキポキと折ってみます。するとすぐに小さな白い蛹が枝の中に収まっていました。クネクネ、ウネウネと蛹室の中で踊っていました。思った通りカミキリでした。
 持って帰れそうなものは蓋をして2、3本袋に容れました。
そのうち、羽脱直前の新成虫が現れるようになりました。その場で同定は出来ないがサビ系かと思われるます。自己初には違いありません。地味ではあるがちょっと嬉しくなってきたかな。蛹と成虫がゴロゴロと出てきます。

 すると今度は何か見覚えのあるようなカミキリが混じるようになってきました。去年の材採でウンザリするほど湧いたアトモンマルケシカミキリに良く似ています。そしてとうとうそればっかりになってしまいました。
 心境複雑…、というより『ガックリ』。

「アトモンマルケシぃ〜?」

沖縄産ということで2、3の個体はあってもいいけど、材から湧き出てくるのは勘弁して欲しいというのが本音です。

 しかし、これが素人の浅はかさ。ホテルに帰着後、ロビーのパソコンで調べてみるとアトモンマルケシは沖縄本島にはいないらしい。ということは…?自己初のカミキリには間違いないようです。一転して嬉しくなってしまうところが我ながら単純。オキナワノブオケシカミキリかもしれない。

 さて探索は続く。オキナワリンゴはどこだ?
リンゴ系は過去に3種ほど採れているが、そのどれもがフワフワと飛翔中のを掬ったもの。しかしここでは全く見られません。葉っぱの裏についているとも言われるが、葉っぱなんて無限にある。タブとヤブニッケイは辛うじて区別出来ているとは思うのだが、ルッキングなんてキリがない。もうこうなったら「これは?」と思うところを闇雲に掬っていくしかない。

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 日差しは強い。気温もグングン上がっているようだ。日向と木陰のコントラストの強さはすでに夏のものになっていました。暑い。喉が乾く。

 おっ!?久しぶりのコガネムシ!
と思えば…、セマダラコガネ。orz
エリトラの模様は変異が多いし、これもなんか雰囲気が違うなぁ、と思っていたところこれはオキナワセマダラコガネ。
…なんでも『オキナワ』がつくんだなぁ。

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 公園上部の森はいたるところに大きなお墓がありました。山道を歩いていると殆どがお墓に通じています。沖縄のお墓は巨大で大家族制を色濃く残しているようです。高台の最上部と思われる場所にお宮がありました。観光客など訪れないだろう道程ではあったがなかなか良い景色に癒されました。

 相変わらずパッとしない感がいなめないまま、別の道を下っていきます。掬ったり叩いたりしながら森の中をあみだくじのように進んで行くうちに、他所のポイントへの移動はとうに諦めていました。

 その瞬間は突然に、そしてあっけなくやってきた。
「おおぉー! 入った、入った!!」
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 エリトラがグレー一色のオキナワリンゴカミキリでした。
…いた。やっぱりいたんだ。それはタブノキでもヤブニッケイでもなく、ただテキトーに雑木を掬っていた時でした。

 「ハァ〜〜〜…」深い安堵の溜め息が漏れる。これでなんとか一区切りつけられると思ったら、猛烈な空腹感に気がつきました。「あぁ、お腹すいた〜。」

 一旦公園を出て、弁当とお茶を買って腹に収めました。
「次はキボシか…」公園に戻り、小一時間フラフラとあてもなく彷徨うも一度落ち着いてしまった気分はそれ以上盛り上がりませんでした。

たった一日だけ、沖縄で時間が取れたのに一日中ず〜っと市内の公園にいたなんて我ながら呆れてしまった。

夕風が吹き始めていました。帰りに『ゆいレール』から那覇の街を眺めながら「次はいつ来れるんだろう・・・」と考えていました。一度終わった沖縄採集旅行にロスタイムを貰ったような一日でしたが、ヘトヘトになるくらい没頭できました。
あ〜、楽しかった。
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by aile21 | 2008-04-24 21:12 | 沖縄編

もういちど沖縄 1

 楽しい沖縄採集旅行から帰ってバタバタと過ごしてきました。虫の整理もろくにせず横浜出張に。時間感覚も狂うような日々…。

 そして18日、嵐の羽田から再び沖縄にやってまいりました〜♪
仕事ですよ。シ・ゴ・ト。

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 もちろん仕事で来ている訳ですから自由に遊び回る事は出来ません。そこで19日の晩は飲み会終了後に『ゆいレール』の終電に乗って深夜のS公園を探索してきました。

 小さな懐中電灯一つでの徘徊はとても怖かったです。おまけに千鳥足。頭はポ〜っとしてます。
我ながら無茶してるな…。
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 あちこちで目につく『キケン ハブに注意』の看板。

 駐車場周辺は外灯もあり、東屋には若者たちがポツポツと見受けられます。懐中電灯を持ってフラフラと歩き回り、時折照明や木の幹、地面などをジッと見つめているオジサン…。これまた怖い。(笑)
 やがて公園の奥に向かうにつれ照明は全くなくなります。あとから気付いたのですが、この公園は鳥獣保護のため照明を制限しているらしいです。とくにホタルのためには必要な事とか。
 整備された歩道もやがてなくなり、古い石畳や雑草の生い茂った山道になりました。あたかも月はほぼ満月。森の木々を通した木漏れ日が暗闇の中にモザイクのような模様を浮かび上がらせています。幻想的なの光景です。

 が、虫は全く見つかりません。外灯廻りの定番といえばまずは『外灯』(水銀灯なら尚良し)。蛾すら飛んでません。

 次に『自動販売機』。公園入口にあった他は有りません。もちろんチェック済み。

 他所ではかなり成績の良いのが公園内にある公衆便所。
…ヤモリが寂しく佇んでいました。

 沖縄でもまだ少々時期が早いんですかね。蒸し暑さが足りないとも思いました。地元の方も「今年はおかしい、涼し過ぎる。」とおっしゃってました。

 怖い怖い奥の森から踵を返して戻る途中に、外灯の脇にある木の幹にへばり付いているゴミダマを発見しました。酔いと眠気と疲れでポ〜っとしていたのでしょうか、上手く掴めません。
「ポトッ…」
芝生の中に消えてしまいました。
「…クッ、」

そんな事を何度か繰り返しながら、他にゾウムシなどの甲虫を摘んで公園をあとにしました。今日で仕事も無事終了。翌日は皆それぞれ沖縄の休日を楽しんで帰ろうという予定でした。朝までこんな事をしていると日中の採集を棒に振ってしまうことに気付いたのは午前2時半を過ぎた頃。

 トボトボとホテルまで歩いて帰り、サッとシャワーを浴びてベッドに横になったのはもうすぐ夜が明けるだろう午前4時でした。
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by aile21 | 2008-04-22 18:26 | 沖縄編

オオゴマダラと浦添大公園

 チェックアウトの前にホテルの駐車場に荷物の整理に行きました。返却前に車内を片付けなければならないからです。
 ふと後ろを振り返ると建物の脇に温室がありました。近づいてみるとそこには『オオゴマダラ』の文字が。
そのホテルではオオゴマダラチョウを繁殖させていたのです。
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昨日は好運にも野生のオオゴマダラに出会えたけれど、間近で観察するには少し距離がありました。しかしこの温室の中ではヒラヒラと優雅に飛び回るオオゴマダラかが何匹も観察出来ました。幼虫も初齢から終齢まで様々に。そしてなんと!蛹が鈴なりです!!

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金色に輝く蛹が何十と鉢植えの観葉植物からぶら下がっていたのです。神秘的な光景でした。
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幼虫は黒くてトゲトゲしています。成虫は白地に黒い模様が少しあります。それなのに蛹は何故こんなにも金ピカなんでしょう。不思議ですね。オオゴマダラの場合、この蛹が一番見たかったのかもしれません。綺麗でした。

 昨日までとはうって変わって太陽の強い日差しが照りつけています。今日は今回の沖縄旅行の最終日です。昼過ぎにはレンタカーを返して空港に行かなければなりません。中途半端に残された時間をどうするか。
「今さらあわ食って採集に行ってもなぁ…」とも思ったのですが、
「沖縄に来て一番良い天気だしなぁ」という事で近くの公園に行ってみることにしました。

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 浦添大公園の駐車場は高台の尾根上にありました。車を降りてビックリしたのが、そこら中カタツムリだらけです。昨夜の雨と湿気のせいかもしれません。よそ見していると、「クチャ…」踏みます。京都のものと比べると殻の形が球に近いですね。

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 三人三様、叩き網を持って探索です。
しかし、梢や粗朶を叩くともれなくカタツムリが落ちてきます。それはもう例外なく…orz

 エメラルドグリーンのカタツムリを見つけました。
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「あぁ!これ、これっ!チョコエッグのフィギュアにあったヤツだ!」後で調べたら『アオミオカタニシ』というらしい。しかも普通のカタツムリとは違い目が触角(?)の先についていないんだって。現地ではそこまで気がつかなかったのが惜しい。その後も普通に網に落ちてきます。青みの強いのや白っぽいのもいますね。

 それならもしやアフリカマイマイもいるかもと期待しましたが、見つけたのは干からびた貝殻だけでした。

 チョボチョボと白い花が咲いているにも関わらず、虫の活性は高くありませんでした。それでもハムシやゾウムシをポツポツと摘みながら進みました。
 それは谷底を流れる川沿いでの事でした。
2mくらいの高さの梢に強い光を見つけました。緑色に輝く虫です。「おっ!?ハナムグリかな?」と思いながら近づいてみました。
「…!! おっ、やっ、ヤタッ!ヤッターー!!」

「見つけたっ!~♪」

 慎重に網を被せてエイヤッと掬うっ。網の中に入ったのはナナホシキンカメムシでした。これもまた金ぴかギラギラです。ヒソかに狙っていたのです。
ん~、やっぱりヒカリモノには弱い私です。(笑)
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 私があまりに興奮している様をみて悔しさを隠せないでいたちび宇治虫でしたが、直後には「僕も採れたで~♪」とあっという間に機嫌をよくしていました。ナナホシキンカメムシは沖縄らしい良い虫でした。

 いい気になって採集をしていたらもう時間ギリギリ!昼飯も食べる時間も取れなくなってしまいました。途中、マクドナルドのドライブスルーで買い出しをして大急ぎでレンタカー屋に滑り込み、流れるように那覇空港までたどり着いたのでした。やっぱりドタバタになってしまいました。(笑)

 本当に楽しい旅行でした。初体験、初採集…、やっぱり『初』は良いです。ワクワクします。沖縄病、自分には関係ないと思っていましたがどういうものかわかったような気がします。だってまた行きたいと心から願いますから。

 心残りといえば材採集を殆どする暇がなかったことが一つ。土篩いをして土も少し持って帰る積もりだったのですが雨のために出来なかったことなどがあります。いろいろ欲張ったことを考えていましたが、正味一日半くらいの採集では無理もないですね。次はもう少し日数が欲しいと思います。こうして目標やテーマが固まってくるのでしょうね。

 記事更新が10日以上かかってしまいました。短期集中連載はひとます終了です。これからは持ち帰った虫たちの観察記事を時々書いていこうと思います。
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by aile21 | 2008-04-18 02:31 | 沖縄編

極彩色 那覇の夜

(4月5日の続き)

 生暖かい風まじりの高速道路を一気に南下して那覇市に戻ってきました。時折強く降る雨のせいで、アスファルトは乾く暇がありません。
ジットリとした湿気がまとわりついて蒸し暑いことこのうえない。

 ホテルにチェックインしたあと、物見遊山で国際通りに行きました。
 一番の目的は公設市場です。よくテレビや雑誌などで見る色鮮やかな魚たちがズラ~リと並んでいるのが見られるからです。

 アメ横を思わせるような雑然とした通りにある小さな入口から市場の中に入って行くと、数件の乾物屋の向こう、照明にこうこうと照らされ赤、黄、緑と派手ハデな色彩が目に飛び込んできました。
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「コレかぁ…。やっぱりすごい色だなぁ。派手だなあ。」
現地の名前で表記されているので正式な和名は殆どわかりません。アオブダイ、グルクン、ヤコウガイ、ハリセンボン…etc.
ここで買った魚は二階の食堂街で調理してもらってすぐに食べられるのです。三種類ほど選んで二階へ上がりました。

 そこにひろがる光景はまさにアジアを思わせるものでした。賑やかで色が氾濫していて、店側客側も人種がいろいろです。熱気に圧されてしまいました。

「うわぁ…。面白い!」

店は満席状態。円卓に相席で通されガチャガチャ皿やグラスが運ばれる音や酔客の混じる轟音の中に身を任せて料理を楽しみに待っていました。
 三味線の弾き語りがやってきたり、店のおばちゃんが突如踊り出したり…。

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 アサヒガニは大きなドンブリで味噌汁。アオブダイはは刺身と中華風あんかけ。赤くて尻尾の黄色いフエダイ(フエフキダイ?)は刺身とバター焼きに変身しました。
アサヒガニはあっさりめの味噌汁でしたがかに味噌がたっぷり。アオブダイは揚げると緑色になります。少ししまりのないタイみたい。もう一つの魚が一番美味しかったかな。良い思い出になりました。噂に聞いていた山羊汁やイラブ(ウミヘビ)は勇気がなかったです。またの機会に。

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帰りに肉屋をのぞいていくとブタの顔がいっぱい売られていました!

 外にでてもジットリと汗が引かず蒸し暑いままでした。これなら外灯廻りをすればきっと虫が見つかるなぁ、と思いました。でもビール飲んじゃて足が少しフラフラ。汗ばんだ体を早くシャワーで洗い流したいとホテルに辿りついてしまい、そのまま寝てしまいました。zzz

 かあちゃんは前日にやんばるでブヨに手の甲を刺されてしまいました。関節の全くない風船みたいな手になってしまいました。そらもう、パンパン!
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by aile21 | 2008-04-17 18:47 | 沖縄編

雨のトラップ回収

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(4月5日)

 ねぼけ眼で部屋の外に目をやると足下から青い海が広がっていた。

 昨晩は暗くなってからホテルにチェックインしました。景色の良い部屋だとは聞いていたが、おかげで一気に目が覚めました。 なんてところだ・・・。

 雨は上がっているようだ。

「ああ〜〜・・・。トラップ回収に行かなくちゃ。」

 チェックアウトを済ませた後、眼下に見えた海岸で少し遊びました。タイドプールには小さなクモヒトデがウヨウヨ。岩の隙間からニョロニョロした足がはみ出ています。無理に引っ張ると・・・プチッ。切れちゃいます。

 一度だけ陽が射しましたが、振り返って山の方を仰ぎ見れば暗く分厚い雲がべったり張り付いています。

「ああ〜〜・・・。トラップだめだろうなぁ。」

今日はたいした採集は無理かな、と思いながら再びやんばるに向けて車を走らせました。やがて降り出した雨は勢いを増し、完全に私たちのモチベーションを下げてしまいました。 昨日トラップを仕掛けたポイントに着いた頃にはザンザン降り。ずぶ濡れになりながらトラップをチェックに行きました。はあ〜。

 先ずは腐肉(鶏)。念のため雨が入り込まないように被せた蓋を開けてみました。
なにやら黒い虫がちらほら。

「おお、入ってる。入ってる。」
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 ネパールモンシデムシです。3匹入っていました。地元宇治にいるヨツボシモンシデによく似ていますが、沖縄固有種だそうです。これが採れると聞いていたので狙い通りの採集になりました。

しかし・・・・、なぜ「ネパール」?

他には腐汁に溺れた微塵な虫。チビシデムシとハネカクシ。どちらも自力同定放棄。

それなら・・・、なぜ採る?

 次は腐肉(レバー)。一目見た時は「あれっ?なんも入ってないよ。」

いやいや、よくよく見ると腐ったレバーが心臓のようにドクンドクンと動いてます。

「ひえ〜〜〜っ!中になんかいる〜〜〜〜!!!!」気味が悪いと思いつつ観察していると、やがて中からモゾモゾとネパールモンシデが這い出てきました。またか。
 シデムシ・・・死出虫・・・・やんばるにはずいぶんと多く生息しているようです。
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 最後にチェックしたバナナはアリだけ。

う〜ん・・・、ネパールモンシデが採れたのは良かったけれど、やはり設置時間が短すぎた気がします。もう少し長い時間、設置していたら種類数はもっと増えていたのではなかろうか。1〜2日の採集で雨に祟られたらベイトトラップはキビシいです。

 さあどうしよう。パーカもぐっしょり濡れてしまいました。

「今日はもうヤメ! そばでも食べに行こう!」
後ろ髪をひかれつつ、やんばるを後にしたのでした。

 悔しいことに、山を下りると雨はあがってきました。ちぇっ・・・。

初日に見当を付けていて気になっていた沖縄そば屋にやってきました。
「山原そば」超有名店らしく、その日の分がなくなったら店を閉めてしまうらしいです。週末ということもあって店の外には長蛇の列が・・・・。
しかしその後の予定もなかったのでボーっと待ちました。
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 これがまた美味いのなんの!
一昨日、昨日とソーキそばを食べましたがここが一番美味しかったです。味がしっかりしてます。調子にのって三枚肉そばを追加しました。
「ああ〜〜〜、食ったくった。苦しいよ〜〜〜。」

 今日は那覇市内のホテルに泊まる事になっていました。まだ昼過ぎです。
「ドライブでもしよっか。」

 今帰仁まで行くとマングローブが見られるらしい。河口を目指して細い道を進みました。川沿いの狭い道をゆっくり進んでいる時でした。脇を通り過ぎた景色の中に大きく白い蝶が見えたような気がしました。

「んん〜〜〜っ?? もしかして・・・」

車をバックして確認することにしました。

「あああっ! オオゴマダラっ!!!」
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オオゴマダラまで見られるとは思いませんでした。飛び方はアサギマダラのように滑空したりします。優雅な蝶です。海辺の天使とも言われるそうです。優雅さ、美しさは抜群で名の通り「天使」ですね。いいもん見れたっ!〜♪

 結局マングローブはどこに生えているのかわからずじまいでした。
さあ那覇に行ってなにか美味いものでも食べよう!と車を走らせていた時でした。とある湾内で
海に水没している小さな樹木を発見。
これ・・・・、マングローブ? 小さっっ!!(笑)

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雨は降ったり止んだり・・・・。
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by aile21 | 2008-04-14 04:20 | 沖縄編


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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