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第63回 宇治川水域採集展覧会

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 とうとう9月に突入しました。
恒例の宇治川水域採集展が宇治市植物公園で開催されているので家族3人で行ってきました。
台風が温帯低気圧に変わったといえ、バシャバシャと滝のような雨。さすがに入場者も少ないだろうと踏んでいましたが、やはり日曜日ということでしょうか、数組の家族連れが見に来ていました。
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数年前には出品数の減少を案じていましたが毎年根気よく続けている生徒に加えて、低学年の力強い新参入を確認できました。
今後が期待できますね。

苦心して三角台紙を作りマウントしてある標本には感心しました。我が家も当初は同じでしたが、虫は針を刺すものと思っていたので、どんな小さな虫でも無理やり針刺ししてエリトラを壊してしまったことがよくありました。今年も多くのテントウムシやハムシの針刺し標本がありました。小さい甲虫は台紙に貼ってもいいので来年は是非チャレンジしてみてくださいね。

・トラフカミキリではなくタケトラカミキリです。それにしても大きく立派な個体で羨ましい。

・ヒメハンミョウではなくコハンミョウです。私は塔の島周辺でしか見たことがありませんでしたが太陽が丘にもいたとは。

・キイロカミキリモドキではなく明らかにカミキリムシです。が、何でしょう? 
トゲヒゲトビイロカミキリ族かヒメカミキリ族なのでしょうが・・・・・、すみません、わかりません。
何しろ我が家では未採集なので気になりました。羨ましい。西大久保か・・・。
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来年も楽しみにしています。小学生の皆さんもう来期は始まっています。頑張って是非とも大発見をしてください。

さて私はというとお盆以降、夜回りだけはポツポツ出かけていましたが、残念ながら嬉しい採集はありませんでした。
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ピッカピカのミドリセンチやタダセンチが目立つようになりました。新成虫が出回ってますね。コブマルエンマやカドマルエンマもよく目にするようになりました。
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晩夏の虫を探す予定なのですが、なかなか時間が取れずヤキモキしているところです。天気にも恵まれないですね。せめて休みの日だけでも晴れて欲しいと切に願います。
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by aile21 | 2013-09-01 23:24 | とうちゃん

今週のいろいろ

 この一週間はあれこれもがいてみたのだけれど・・・。

(8月13日深夜)
 先日、街灯下で見つけたゴミムシダマシで不審なものがありました。帰宅、展脚後に同定を試みたらどうも腑に落ちない。もしかして採集ポイントを勘違いしていたかな?と不安になりました。
それはよくあることで、一度の出撃で複数のポイントを廻るとどっちで採ったのか混同してしまったりします。
初採集のゴミダマだったので間違えるわけにはいかない、ともう一度同じポイントに行ってみたのでした。
結果、同種が再度採集できたので確信が持てて一安心しました。
このゴミダマの件はまた後日にでも・・・。

帰りにクヌギの樹液で見つけたアカアシオオアオカミキリ。
今年も地元で出会えました。
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(8月13日日中)
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 滋賀県の湖北、福井県との県境の峠。
到着は午後5時過ぎ。さすがに連日の酷暑のため、真昼間は採集意欲が湧きません。夕方から夜にかけてあれこれしてみようかと。リョウブも終わりかけていてアリ以外は全く虫の気配なし。ブナの立ち枯れを見て回るとサルノコシカケにコブスジツノゴミムシダマシがごっちゃり。♀はともかく♂でも角の長さがバラバラで、もしかして別種が混じっているのかも?と、10匹くらい摘んできました。しかし帰宅後の同定ではどれも同じコブスジツノみたいでした。
浮いた樹皮を捲ってクリイロチビキカワムシ、カタモンヒメクチキムシ採集。

 暗くなったら車の前にシーツを広げて灯火採集を試みます。ガソリンランタンと車のヘッドライトの併用で3時間ほどのんびり虫を待ちました。多くの蛾を中心に細かい雑甲虫がポツポツ集まりました。
が、成果は地味なものでジョウカイボンやハムシ、ナガクチキで未採集のものがいくつか採れましたが特筆するようなものはありませんでした。
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ランタンの足元にウロウロしていたオサムシ。
このあたりのオサムシ分布はどうなっているのかわからず、ちょっと期待しましたが、、帰宅後ゲニを摘出してみたらマヤサンでした。
採集時、前胸背板や翅端に薄茶色の塊がこびりついていました。まるで越冬時の土がこびりついているような感じです。「こんな時期に土中に潜ってるはずないのになぁ・・・」と訝しく思いましたがそのまま毒瓶へ。
帰宅後、ゲニ確認と展脚のためにルーペで見てびっくり。・・・ダニではないですか。

・・・・老眼って悲しいですね。

(8月16日)
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 仕事から帰宅後、showzineと出撃。お盆の時期ということで兼ねてから狙っている虫にチャレンジしていこうとガソリンランタン、LEDライトを持って地元のモミ林へ。自宅を出た時は晴れていたのに、ポイントに近づくと路面がビショビショに濡れています。夕立でもあったようです。
簡易灯火なので光量は強力ではありませんが、真っ暗な森の中では十分目立つのではないかと思われました。7時過ぎに設営完了。しかしすぐに虫が集まってくる気配はありません。頭上はモミなどの香木に覆われていて空がほとんど見えません。そんな頭上からたまに水滴が落ちてきます。まだ降っているのか、雨の名残か・・・。林床もびっしょり濡れています。涼しくて良いのですが湿度が高くて快適ではありませんでした。
セット近くの倒木にはナガニジやカタボシエグリオオキノコ、カツオガタナガクtリキなどなど。ヤマナメクジも活発に蠢いてました。
一度車に戻りオニギリの夕飯にしました。焦っても仕方ないので小休止。車の側の街灯下ではセミの羽化が始まっていました。
 小一時間後、灯火セットのチェック。多くのバッタ、カマドウマ、微小な蛾ばかり。やっと見つけた甲虫はというと前回と全く同じく、マルガタビロウドとシラケチビミズギワコメツキ。
ここ虫少ないのかなぁ・・・。

 再度、灯火を離れて他所のポイントを覗きに行きました。コンビニにはカブトムシやアオドウガネ、ドウガネブイブイ。定点の灯下ではウスバカミキリ、ワモンサビカミキリ。
全般に虫が少ない印象です。

その後セットに戻るも結局、今回も地元での灯火採集は不発でした。
これから秋口にかけてあと何回挑戦できるでしょうか。
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今回showzineが一番喜んでいたのがアブラゼミの羽化観察。
こんな綺麗な姿が、あんなアブラゼミになっちゃうんだもんなぁ・・・。
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by aile21 | 2013-08-18 02:25 | とうちゃん

灼熱

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 いやいや・・・、42℃って・・・。

 樹液を見て回ってもカナブン一匹いやしない。ブッシュを少し叩いて雑甲虫を少し摘むくらいしかできませんでした。

夕方になってやっとカナブンやシロテン、シラホシの姿が拝めたくらいです。

それにしてもカシノナガキクイムシ。噂は聞いてたけれど、かなり侵攻されてますね。あちこちのコナラやクヌギ、アラカシが穴だらけ。根元は噴出したオガクズが雪のように積もっていました。
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森の今後が心配です。
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by aile21 | 2013-08-11 22:45 | とうちゃん

赤松の下見

(8月7日)
 夕方ではあったが地元の山に行ってみた。定点はまだ入れないので気分を変えて滋賀県境になる奥まで行ってみることにしました。気になってはいたけどやはり時間がかかるのと、乾燥気味なイメージを勝手にもっていたのでなかなか芦を運ばなかったエリアです。

 車を停めて荒れた林道を歩いていくと不法投棄されたゴミの山がめにつきます。車も数台捨てられています。ひどい。

林道筋はクヌギやコナラ、リョウブやソヨゴなど他の山と同様の樹木も目には入りますが、赤松が圧倒的に多い。猛暑で森もくたびれた感があるのと、夕方の西日のせいかあまりワクワクするような高揚はありません。

今年こそはノトリナを見つけたいので下見のつもりで赤松の肌を観察してみました。樹勢の落ちた衰弱木や立ち枯れにはうろこ状にめくれあがった樹皮に大小、様々な穴があいています。小さな穴をみても、さてこれはノトリナなのか?どうなのか・・・。松も害虫多いからよくわかりません。

そんな感じで赤松の樹皮を観察していたら、サビカミキリが潜んでいました。
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カミキリの中ではかなり「嬉しくない」部類に入る残念、気の毒なカミキリ。しかしこの仲間って体がもろいのかあまり綺麗な標本がないので久しぶりに摘んでみました。それにこの仲間は基本、夜間の灯下でしか目にしたことがないことに気づきました。夜行性だし昼間はこんなところに隠れてるんですね。木のうらにはもう1匹隠れてました。
それよりオオコクヌストの方が多く徘徊していましたが。
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オオナガコメツキも潜んでいます。赤松ってなんだか夜行性の虫の隠れ家みたいになっていますね。
巨大なマダラカマドウマも捲れた樹皮の中からこちらを睨んでいます。やれやれ。
そんな中、松の根元を元気に動き回るコメツキを見つけました。艶のある体にわずかな青みを感じた時、ちょっと高揚しました。
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ルリツヤハダコメツキ!!
これは嬉しいです。我が家の標本箱には昔showzineが箱根で採ってきた個体が一つありますが、私が手にするのは初めてです。それよりは青みも暗く地味な感じです。それでもなかなか美しいコメツキだと思います。
パッチンパッチン暴れまくるのでその場で上手く写真に収められなかったのが残念。

 林道を進むとホオノキがかなり多く生えていることに気づきました。これもまた頭に残しておくことにしよう。
稜線に出るとやはり乾燥が強くなっているようです。また林道も荒れ放題。オフローダーの遊び場になっているようです。名残のリョウブでクスベニカミキリ。
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 特に目的のない低地の山では、普段ほとんど目もかけない赤松の観察もなかなか面白いのかもしれないと思ったのでした。。 
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by aile21 | 2013-08-08 20:57 | とうちゃん

炎天下のスカイライン

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(8月3日)
 前回「新規開拓は難しい」で準備不足と道に迷ったので惨敗だった山域に再挑戦してきました。
しかしやはり途中の登山道は消失していたようで同じ場所で立ち往生です。やはりこれでは同じ轍を踏む危険を感じ、少し後退。直登の登山道を諦め、かなり遠回りになるけど林道をテクテク歩くことにしました。
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 誰もいない山の中をはあ、はあ、と大声で喘ぎながら稜線に出ると広く景色を一望できるスカイラインが伸びていました。ミズナラやモミ、ブナ、各種カエデと低地ではなかなか見られない樹種に囲まれた良い森でした。

しかし、いかんせん乾燥しすぎ。カラッカラです。稜線沿いに伸びる林道のせいかもしれませんが、ブナの森でこんなに林床が乾燥しているとは思いませんでした。

林道沿いはちょうどリョウブが満開。今季の花掬いもあと何回できるかと考えると覗かないわけには行きません。ノリウツギほどではありませんがちらほらと虫が飛び交っているのが見えるので近づいてみると、それは相変わらずのヨツスジ、コウヤホソ、マルガタたちでした。この夏はホントに飽きるほど見たなぁ。
それに加えてオオヨツスジも随分増えたようです。網を差し出すことも少なく、ただ花を眺めてばかりでした。

時々、林道脇の森に入り立ち枯れや倒木を調べましたが、ウスイロトラやクロダンダラカッコウムシなどおなじみの虫ばかりで新鮮味がありません。

そういえば林道を登ってくる途中に気づいたのですが、セミは木の幹に止まっているものとばかり思っていましたが、杉植林地で足元から無数に飛び上がるヒグラシには驚きました。杉の落ち葉の間に潜んでいるセミたちがいるとは。
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稜線で見つけたエゾゼミ。

 結局歩いてばかりでこれといった虫もとれないまま、アップダウンを繰り返し山頂につきました。ここもリョウブが満開です。
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ヒゲジロハナカミキリがいました。そういえば京都産は持ってなかったのを思いだし、とりあえず採っておくか、ちょっとその前に生態写真でも・・・、と余計なことをしてる間に逃げられましたけど。

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山頂からの眺望。ハイカー一人いない静かな山頂でした。そりゃそうです。すでに16時を回っていますから。
登りで見失った道を帰りは上から下りて確かめてみようかと思いましたが、はっきりしない道で道に迷い日が暮れるのも危険と思い直し来た道を戻りました。登りで痛めたのか股間節がひどく痛み。トボトボと山を下りたのでした。

夕日に向かい歩きながら考えていました。もうこの山はいいや・・・、なんか相性が合わないかも。もし来るとしたら春に材採でも兼ねてメインルートのハイキングかな。それでも気になっていたところなので自分なりの結論が出たのならそれもいいかと。時期ま悪かったしね。

林道も谷底になり薄暗くなった道を歩いていた時です。砂利道の上を大きくて黒く丸い虫が歩いているのに気がつきました。なんかデカイな・・・。
いや、これは!
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なんと、ミヤマダイコク!!(♀だけど)
こんなのが歩いてるんだ。思いがけず最後の最後で今日一番の虫に出会えたのでした。家族は採集しているけど、私自信は初採集。
その後オオセンチやタダセンチも道端で見つけました。なんのために山頂まで行ったのやら。
道端の鹿糞ではゴホンダイコクも見つかりました。
これら糞虫のおかげでちょっとだけ気分も軽くなりました。駐車場にたどり着いたのはちょうど19時。とっぷりと暗くなっていました。

ちょっと物足りなさを感じたので山間の街灯を見ながら帰りました。カミキリはアオスジやホソカミキリばかり。面白くないので懲りずに吸虫管で微塵な虫を少し吸って帰ったのでした。
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とある街灯の下で見つけたシンジュサン。羽化したてなのかとても綺麗な個体でした。ヤママユやウスタビも好きだけどやはりシンジュサンの圧倒的な貫禄が一番好きかも。採ろうかどうしようか悩んだけどまたいつものコンプレックスに負けて諦めました。

持ち帰った虫で気になった虫はこの2種。(帰宅後撮影)
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左 当初、何の仲間なのか全くわかりませんでしたし、図鑑をパラパラと捲ってもこれだというものに当たりませんでした。これだけ顕著な紋様ならすぐ分かるとおもったのですが。結局図鑑を3往復くらいしてやっとたどりついたのが、ニセクビボソムシ科。どうやらマダラニセクビボソムシのようです。
ちょっといい虫? と期待していたのに日本全国どころかシベリアやヨーロッパまで分布しているらしい。残念。

右 立ち枯れの樹皮をめくったらちょこまか動いていたゴミムシ。これもエリトラの色彩が美しかったし色分けが気に入ったので同定を楽しみにしていました。
カタボシホナシゴミムシ。
これも日本全国及び台湾、ミャンマーだと。

ブナ帯まできてこういうものを採っているというのがなんとも・・・。
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by aile21 | 2013-08-04 21:51 | とうちゃん

ヒメドロムシ科3種

 昨晩の灯下めぐりは今季初のウスバカミキリやカブトムシに出会いましたが、これといって嬉しい虫は見当たりませんでした。そこで以前から気になっていた虫を探してみることにしました。

 地元宇治市であれこれいろいろな甲虫を採集してきましたが、標本箱を眺めてもまだ埋まらない「科」がいくつかあります。その一つが「ヒメドロムシ科」。
以前、若狭で灯下に集まったキスジミゾドロムシを採集したことがあるので、その要領で田んぼや小川近くの灯下で目を凝らして探してみました。
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ツヤドロムシ、キスジミゾドロムシ、イブシアシナガドロムシ。
2mm~3mmの微細な甲虫を見つけるのはなかなか大変でした。これはコンクリートなどの白っぽい色面の上でないとそうそう見つからないです。それでも慣れてくるとだんだんわかるようになりますが、脚を広げていると「ああ、虫だな。」とわかるくらい。ゴマ粒程なので老眼の進んだ肉眼ではキツイキツイ。
特にツヤドロムシは2mmあるかどうかというくらい小さいです。それなのに一番多い。

街灯の下でいくつかサンプルが採れたので、ポイント移動。
天ヶ瀬ダムの方へ行ってみました。そこは水銀燈が点っているので期待大かもと・・・。
しかしここはすでに宇治市を出て、宇治田原町ですが。

予想通り吸虫管で吸い付くせない程のツヤドロムシがいました。結局ここもラインナップは同じ3種のヒメドロムシでした。この3種がこのあたりではポピュラーということらしい。
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コンクリートの地面に座り込んでヒメドロを吸い取っていたらバサバサと音を立ててモスラが2匹突進してきた。
うわっ!
もうヤママユがでてるのか。もう、邪魔せんといて!
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by aile21 | 2013-08-02 03:07 | とうちゃん

ノリウツギからリョウブへ

 本当はハイキングがてら山中を徘徊したかったのだけれど、最近どうも天気が不安定です。一日一回は夕立やゲリラ豪雨がやってくるので長時間山に入るのが躊躇われます。そんなわけでいつでも車に戻れるように街道沿いの楽チンポイントを見てきました。

 花背峠ではすでにノリウツギの花は黄ばんでほぼ終わり。さすがにあれだけいたヨツスジも殆ど見当たらなくなっていました。今夏もあまりいいのが採れなかったなぁ、としみじみ見て歩くとノリウツギと打って変わってリョウブが咲き始めていたのでした。
あんまりリョウブで良い思いをしたことがなかったけれど、それでもカミキリはそこそこ来るはず。
まだ咲き始めを少し掬ってみたけれど、やはりヨツスジが・・・。
なんだ、ノリウツギからこちらに引っ越しただけか。
林内の立ち枯れではウスイロトラカミキリが盛んに走り回っていました。
粗朶を叩くとガロアケシカミキリにアトモンマルケシ、ヒトオビアラゲカミキリ。

 峠を越えて次はS峠へ向かいました。途中、府道からそれた林道の脇にノリウツギが見えたので立ち寄ります。ここは相変わらず賑やかで、ヨツスジ、マルガタ、エグリトラが群がっていましたが、なんと久しぶりにジュウシチホシハナムグリ確保。これ、オオトラフに負けず劣らず好きなんだよなぁ。
とはいえカミキリはいつもの面々か、と思っていたら一際大きなペアが花の中に見えました。
♂の覆端をみた瞬間すぐ分かりました。オオヨツスジです。
そうか、もうオオヨツの季節になってしまったか・・・。
と、思ったらモミの倒木ではオオヨツの♀が産卵中。
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花でしか採ったことないけどホストは針葉樹なんだ・・・。
宇治でも採れるからモミだけってことは無いだろうけど。
やはりカミキリはホストの木と一緒に見つけるとちょっと嬉しい。

 再び峠を目指しながら時々、ノリウツギやリョウブを掬いながら進みました。オオトラフのペアやジュウシチホシの追加を得ながら峠に着いたらもう15時。
山に入る前に道路脇に放置された伐採木を覗きました。おそらくミズナラ。
するとそこにはなんとコバネカミキリの集団がいたのでした。
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 いやいや、
え~~っ?
こんなにいるの?
とは言っても十数匹だけど。1m程に切られた材が7~8本転がっているだけなのにブンブン飛び回っています。そーっと近づいて素手で捕まえていましたが、そんな時でも顔や頭にぶつかってくる始末。
5つくらい摘んで終わりにしようとした時、1匹のアリがコバネカミキリの足を咥えて材の上を必死に登っていました。よ~く観察してみたらどうやらまだ完品らしい。
「ゴメンよ・・・」
横取りしちゃいました。(笑)

そんなことをしていたらますます時間がなくなってしまい、峠ではブナの倒木を観察するくらいしかできませんでした。それでもハナノミやコメダマ数種、その他雑甲虫を摘むことができたのでした。

今回もあまり良い出会いはなかったのですが、久しぶりに好きな虫達に会えたのでまずまずでした。
ミズナラの倒木の樹皮を剥がしたら大きなゾウムシが採れたのですが、どうも記憶にありません。
もしかしたらそれが今回のちょっといい虫になるかも。?
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 峠を降り始めたら早速降り始めました。
帰りに通った花背峠では21℃まで気温が下がっていました。
こんな数字久しぶりに見ましたよ。
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by aile21 | 2013-07-29 00:18 | とうちゃん

新規開拓は難しい

 最近良く眠れない。暑さのせいかもしれない。明け方になってやっと眠れているのかも。

 朝から出るつもりでいたのに、結局11時前。35℃を超えた京都市内を抜けて北へ。
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 途中、花背峠に差し掛かるとノリウツギがそれはもうあちこちで満開。

四筋花も超満開。・・・100以上?

なんか紛れ込んでいないかと目を凝らすと何やら丸っこいのが・・・。

おそらく、
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予想通りマルガタハナカミキリ。こんなにマルガタ多かったっけ?

コウヤホソハナも負けじとフワフワ飛んでいた。
でもカミキリはほぼその3種で占められていた。よせばいいのに連なるノリウツギを掬いつつ時間を費やしてしまった。クチキオオハナノミが採れたのはちょっと嬉しかったけど、初でもないしなぁ・・・。
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サルナシがたわわ。

 今日の目的は花で騒ぐんじゃなくて、もっとじっくりと木を見つめての観察と新規開拓のつもりなので一通りの花を見ては花背を後にした。
さて、目的の林道へ近づくと、うっっ!?
一抹の不安はあったのだが果たして不安は的中。
林道の入口はしっかりと鎖で封鎖されていた。

う~ん・・・、やっぱり衛星写真だけで判断するのは危険だな。
ホントはブナ帯まで行くつもりだった。歩いたらどれくらいだろう・・・。既に午後1時を回ってるし、今から車でウロウロするのも得策とも思えないのでそのまま徒歩で林道を進んでみることにした。
しかし、車を止めたポイントから山の端を仰ぎ見ても杉の植林しか見えない。
沢沿いに平坦な林道を進んでカーブを曲がる度に「そろそろ自然林か?」という期待は何度も裏切られる。

それでも時々、モミやミズナラがポツポツ姿を現す。でもなんか薄暗いなあ。
一本の大きなクワの木にヒメヒゲナガカミキリが張り付いていた。

花も無い、倒木も寂しい限り。ニイジマトラくらい。

2kmくらい歩いたか、やがて一本の木が目の前にそびえ立っていた。
おお、これやこれ!

そう、今日の目的はサワグルミ探し。
今まで、キチンと記憶にとどめた事がないので、いざ探すとなると全くポイントを知らないのである。
まずは自分で探してみようと歩いてきた。

それにしてもデカイな。根元付近ならまだしも、網の届く範囲が少なすぎ。
林道に座り込んでおにぎりを食べながら見上げていたのだが、何にも見当たらない。
う~ん、これはちょっと採集には向かないかも。
部分枯れがあったので網の枠に引っ掛けて落としてみた。樹皮を剥いでみたり折ってみたりしても期待の食痕もなし。

とりあえずもう少し先へ進んでみようか。なんだ暗くなってきた。雲行きが怪しい。
一雨来そうだ。

このあとやっと杉の植林帯が終わったのだが、道に迷ってしまい狭い沢筋で立ち往生してしまった。
実は、今日は携帯電話を家に忘れ、腕時計も車に忘れるというマヌケな状態だった。
時刻もしれず、天気もヤバイという事で引き返すことにしたのだった。
道に迷っている最中、ふと顔のすぐ脇にある枯れ枝を見たらナガゴマフだった。
ちっ! モミやブナの森でこいつかよ・・・。

そんなこんなで元来た道をトボトボ歩いていたら、目の前をメタリックグリーンの腹を見せて何か甲虫が横切っていった。
おっ!?

タマムシか?ハンミョウか?

咄嗟になぎ払った網だったがその動作中にも「ああ、網が裏返ってる・・・」と気づいてしまった。

ダメと知りつつも網の外側にでも引っかかってないかと覗いてみると、・・・あれ?
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網の中にトゲバカミキリが入っていた。

なんで?
いつのまに入ったんだ?


随分前に山形の材から羽脱させてはいるけど直に採集するのは初めて。しかも今日の淋しい成果からすればまだいい・・・・・、いやいや、違う違う。
そうじゃないんだよ。なんか違う。

車に戻った直後、一気に降り出した。
ひとしきり降ったらすぐ止んだので単なる夕立だったようだ。

帰りにまた花背によってみたら、雨上がりにもかかわらずまだまだ四筋花が満開だった。
今度は妖精と美山細花まで咲き始めていた。
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by aile21 | 2013-07-22 00:25 | とうちゃん

LEDはどう?

7月18日
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 今年こそは地元でと狙っているカミキリがいる。ポイントはほぼ特定できているんだけれど、さてどうやって手にするか。
一昨年、昨年と何度か夜に出会いを求めて足を運んだのだけれどどうも望み薄な感じ。

手ぶらで探しに行くくらいではダメだと思っていたところに先日、仕事で購入したLEDライトという光明を見つけた。乾電池式なのにかなり明るい。
showzineも「灯火で使えそう」と。
ホントは発電機を用意して本格的にやりたいのだけれど、発電機けっこう高いしなあ・・・。
それに今回のポイントは住宅が近いので現実的には無理そう。

本番は8月の予定なんだけど、一度試しにやってみることにした。
どれくらい明るいのか?
電池は保つのか?
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 流石に一灯では淋しい気がするかな。でもまあ、真っ暗なポイントならそれなりに明るい。照射範囲が狭いのも気になるけど、補助に足元に小さなLEDタッチライト(100均)を2個置いてあとは結果待ち。

まだ明るい6時半にセット完了。帰り間際に近くの倒木で小さな虫を数匹吸って一度帰宅したのだった。
晩飯後、10時頃再度ポイントに様子を見に行った。

 遠目にはしっかり灯火が残っているのがわかったのだが、現場に近づくにつれ・・・・・、あれ?
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うわ・・・、なんか暗くなってる。
ダメだ、全然暗いわ。

たしかに充電式の電池(単4×4本)は満タンではなく一度夜回りで使っってはいた。
しかし3時間くらいは保ってもらわないとなぁ・・・・。

ぶら下げたシーツにはマルガタビロウドコガネが2頭しがみついていた。
あとは無数の蚊やウンカ、小さな蛾など。
・・・これだけかぁ?と目を凝らすと極小のコメツキが3つほど見つかった。シロオビチビサビキコリだ。

もう少し粘りたかったが、電池切れでは致し方ない。
次は満充電して試してみよう。やはり日暮れから日付が変わるくらいまでは保ってほしいところ。
まだまだ不安だなぁ・・・。
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by aile21 | 2013-07-19 23:59 | とうちゃん

雨の峠道

 天気予報では70%だった。それでも出発したのは朝の連ドラを見たあとすぐ。
高速の入り口にはすでに渋滞情報がズラズラとならんでいる。
ETCカードをセットしていたのだが、そのまま高速の入り口を横目に通り過ぎたのだった。

連日の猛暑から逃げるべく避暑を兼ねての予定だったのにこの不意打ち。

そろそろノリウツギがあちこちで咲き始めたのがわかったので、川遊びと虫採りを目指して家族でやってきたのは鈴鹿のとある峠。
車で国道を登りつつ山肌を見ているとアカメガシワはそこそこ咲いているもののまだまだノリウツギは見当たらず。あれ?この道はハズレかなと不安になっているとまもなくトンネルまで来てしまった。
う~ん・・・。
それならばと、旧道の峠道を進んでみた。
カーブをいくつか回ってみると目の前に飛び込んでくる白い塊。今にも降りだしそうな暗い景色の中に光り輝くノリウツギの花だった。
ここかぁ・・・。
さっそく掬ってみるとお約束のヨツスジハナやアオハナムグリに混じって真っ黒なカミキリを網の中に見つけた。ヒゲジロハナカミキリだ。一瞬ツヤケシハナを思わせるが触角の一部が白いのですぐにそれとわかる。昔、山梨で採ってから随分ひさしぶり。他にホソトラも入った。これもいくつか採ってるけど良く出会うというわけではない。そんなことをしているとポツポツと降り出した。
うわっ・・・、やっとノリウツギのポイントにたどり着いたというのに。
ふと谷をはさんだ対面のに目をやると深緑をバックに白い雨粒がレースのカーテンのように大量に見える。
んん・・・、そんなに降ってるか?肩を濡らす雨はポツンポツンと小雨程度。変だなと思った瞬間、もしや!!
気づいたと同時にバチバチバチッと叩きつけるような雨が襲ってきた。
うへぇ~・・・。

これでノリウツギの花もびしょ濡れ。もう・・・。

それでも降ったり止んだりの中、ノリウツギの花を覗きながら進んでいく。
たまに掬えばヨツスジばかりが網の中に入ってくる。これ漢方薬かなんかで高く売れたらいいのに・・・。
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道路脇に放置された伐採木を眺めていたらまたすぐ降ってくるし。ビショビショの材の上をニイジマトラが歩いていた。

登るにつれノリウツギも萼は開いていても肝心の花がまだ開いていない状態になってきた。
それ以前に虫の飛んでいる姿が殆ど見られない。
・・・のに、ヨツスジとハナムグリは群がっているんだから不思議。
とある花を覗き込んでいたら、青くないハナムグリを発見。

おお・・・!

ニコニコしながら車に戻りびしょ濡れの網を取り出した。
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オオトラフコガネやっ!
これは嬉しい。生涯2匹目。これもずいぶん久しぶりだ。
地域変異だか亜種だかいろいろあるようだが、今のところなんともいえないけど。ちょっと気分が良くなった。
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 峠近くになったら雨雲も薄れてきてもしやこれから回復するのか?と淡い期待もあったのだが、そんなことはなかった。雷も近くでゴロゴロ鳴り出した。

峠につくとハイカーの車が数台止まっていた。気温は23℃くらいだろうか。
「涼しいね~」
「気持ちいいね~」と家族で強がってみるものの、やっぱり思うように虫採りできない状況に気持ちは晴れないもの。今日の収穫はオオトラフで良しとして山を下りたのだった。

渓流で少しくつろいでいこうかと寄り道をしてみたけど、目当ての場所へ続く林道が柵で封鎖されていた。
以前は無料で使える自然の河原でキャンプをしたものだ。水が綺麗で冷たくて最高の場所だったのに。
しかもその柵の手前に有料のキャンプ場と駐車場ができていた。これには萎える。
柵前に車を停めて歩いてかの河原を目指した。10分くらい歩いてたどり着いたその地は以前のまま、いや人の出入りが減ったせいか静かな良い河原だった。
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しばらくアメンボやカエルと遊んでいるとかあちゃんがいない。
河原に着いてすぐに「ブトが・・・、ブトが・・・」と言っていたから一人車に帰ってしまったようだ。ブト警報発令か。
川の向こう岸で耳慣れない叫び声が続いていたのでshowzineとジッと睨んでいるとサルだった。木の上からこちらを睨んでいたのは向こうだったようだ。

天気は相変わらず。
こんな天気にやってきたのだから仕方ないと今日はおしまい。早めに帰宅した。

今日は私の四十ウン回目の誕生日。夕飯は久しぶりの鯨を食って、日本酒、ビール。ケーキも食って満足マンゾク。
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by aile21 | 2013-07-13 23:45 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


by aile21

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