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春の夜にゾウムシが鳴く

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昨日のゾウムシ採集はスコップも持たず、鞄や虫を容れるプラケースも持たず、手ぶらで出掛けたので、採ったゾウムシを持ち帰る入れ物がなかった。時々こういう事がある。そんな時によく使うのが煙草の外箱についているセロファンみたいな透明な包み。これに小さなゾウムシを6匹容れて持ち帰ってきた。

夕食前に一息ついていると、胸ポケットからなにやら聞こえてくる。

「ギッギッギッギッ…」

「…ギッギッギッギッ…」

一定リズムで聞こえるそれは、どうやらゾウムシが鳴いているようだ。
あれ〜?ゾウムシって鳴くのかなぁ?鳴くというよりは、そう!カミキリが出すあの「キィキィ」に似た感じがする。そういえば去年オオゾウムシを採ったときもキィキィ鳴いてたような…。なかなか止まないので観察してみた。

6匹のゾウムシはたまたま♂3♀3だったのか2匹ずつ交尾のような態勢になっている。そしてなんと上に乗っている♂らしきゾウムシが腹部を伸び縮みさせるようにヘコヘコ動かしている。その時に「ギッギッギッギッ…」と音を発しているのだ。未だ交尾に至ってはいないようだが3組とも同じ行動をしている。これがこのゾウムシの求愛行動なのだろうか?

「ギッギッギッギッ…、ギッギッギッギッ…、」
春の夜は更けてゆく。

「ギッギッギッギッ…」
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by aile21 | 2006-02-26 22:08 | 関東編

芽吹く柳に

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毎日訪問させてもらっている子子子さん・紗都さんのサイトでゾウムシの話題が沸き立ってきた。
それならば、と昨日買い物のついでに近所の河川敷に足をむけた。大都市近郊の河川敷は整備された芝地が広がり、草野球場やゴルフ場だらけで、“豊かな自然”とは遠い気がする。それでも水際に点在する木々に近づいて行くとそのシルエットの縁が赤や黄緑にほんのり色づいている。春が動き出している。
手繰り寄せたヤナギの枝先には花穂がすずなりでしかも食害されたものが多い。3分位でほどなくノコノコ歩いている小さなゾウムシを発見。花穂に首を突っ込んでいるのもいる。網を持っていなくても指でつまんで採集できた。
花穂がモコモコとついているヤナギは赤っぽく、若葉の新芽が芽吹いているヤナギは黄緑っぽく見えていた。その2種類のヤナギ両方でも同じようにゾウムシはとれました。1時間程の採集だったが期間限定らしいので出会えてよかった。これもどうやらモンイネゾウモドキらしい。たぶん…(笑)
ゾウムシは形が面白いから長い鼻とその脇についている触覚をきちんと整形しないと標本にしてもそのかわいらしさが伝わらないだろう。これだけ小さいと…つらいなぁ。最近手元の極小な作業が難しくなってきた。元来、手先は器用なほうだったけれど、いかんせん目のほうがねぇ。コルリチョッキリを標本にした時の悪戦苦闘が脳裏に甦るよ〜(泣)。
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by aile21 | 2006-02-26 14:47 | 関東編

虫の名前いったい何?

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エサキモンキツノカメムシ・エサキオサムシ…、[エサキ]ってなんだ?でも、これは発見者の有名な昆虫博士の名前ってところかな。

ヒラタクワガタ・オオヒラタシデムシ・セアカヒラタゴミムシ…、[ヒラタ]ってなんだ?何となく【ひらべったい】をイメージしていた。それぞれ確かに平たい気がする。でも…[平たい]→[ヒラタ]?ちょっと違う気がする。!もしや【平田博士】?

そこまできてどんどん妄想が膨らむ〜。
それならいっそ、[あときり博士]?…。いやいや、それは無いか。

あ〜、クダラナイことを長々と書いてしまった。次はどんな名前につまづくかな。
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by aile21 | 2006-02-23 20:12 | 関東編

虫の名前 つづき

標準和名のそこかしこにみかけるフレーズ(?)。
[フト~]…太いね。
[ホソ~]…あんたは細いよ。
[チビ~]…かぁ~わいいね!
他にも、ナガ・クロ・アカなど直接ビジュアルに繋がる名前はたくさんある。解りやすくていいけど似たりよったりな名前も多い。

クロ…これは色ね。
ヘリ…あぁ。へり(縁)が黒いのね。
アトキリ…?…??

何?[アトキリ]って?…なんだ?全く想像もつかない。他にもアトキリゴミムシの仲間を捕まえていたっけ…。う~ん。
ここまで考えて、いろいろな疑問がふつふつと湧いてきた。

(またまたつづく)あ~っ、面倒臭い。携帯メールの限界。
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by aile21 | 2006-02-23 19:43 | 関東編

虫の名前 アトキリ…

20日に見つけた謎のゴミムシは、
[クロヘリアトキリゴミムシ]と判明しました。“杉の樹皮下で越冬する”という特徴もドンピシャ!樹上に棲息するゴミムシというのがいるんですね。

さて、昨年からあまり深くは考えないできたが、時々思い出す小さな疑問がある。
(つづく)
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by aile21 | 2006-02-23 19:23 | 関東編

寄り添う2

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アカスジキンカメムシの幼虫とクサギカメムシ。
アカスジ…は前々から是非見たい、いや採りたい!と思っている。幼虫は何度か目にしているのになぜか成虫にはお目にかかれないでいる。この幼虫、黒く見える部分をよく見るとキラキラとメタリックに光っていてとても綺麗です。ラメっぽいというかグリッターをまぶしたようなキラキラ。腹側もキラキラ、この感覚はタマムシやハンミョウ、オオセンチコガネをひっくり返してうっとりするのに似ているなぁ。
なので去年の初冬に採れた幼虫はすでに標本にしてあるんだけど、…白い帯がだんだんと茶色くなってきています。ヤニっぽい感じに…、残念。ちょっと甲虫とはちがいますねぇ〜。
今年はアカスジキンカメムシの成虫に会えますように!
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by aile21 | 2006-02-22 21:09 | 関東編

寄り添う

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異なる種が仲良く(かどうかは判らないけど…)身を寄せあって越冬している姿は微笑ましい。集団越冬も圧巻だけど、こういうのもなかなか…
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by aile21 | 2006-02-21 17:09 | 関東編

ヤモリがいた!

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昼から雨が降るというので、ちょっとだけのつもりで近くの雑木林にいってきた。
朽木割りや崖崩しはこの冬に充分やったので、他に越冬中の虫を探すにはどうしたらいいか…?
大きなケヤキの浮いた樹皮をめくってみる。なんだかよくわからないひらべったい甲虫が皮裏にしがみついていた。(これは帰ってから同定しよう。)
この林にはクヌギも生えているけど、一番目につくのはスギとマツ。いつのまにか身に染み付いた広葉樹信仰を思い直して針葉樹にも目を向けなければ。マツの古い皮はむくのが難しいけどスギの皮はいとも簡単にピロピロピロ〜っと剥けていく。
1番たくさんいたのはエサキモンキツノカメムシ。わんさか出てくる。ハートマークのついたかわいいカメムシだ。活動期には意外とみないが、越冬中のほうが見つけ易いみたい。
その他に多かったのがクサギカメムシ。カメムシ天国だ。アカスジキンカメムシの幼虫も出てきた。
未採集のゴミムシを杉皮から見つけて持ち帰ることにした。これも同定は帰ってから。

ちぃ〜っちゃな虫ばかり見ていたので、目の前にいきなりヤモリが出てきた時には、おもわず息を呑んでしまった。崖掘り中にカナヘビが出て来る事は何度かあったけどヤモリは初めてだ。彼らは樹皮裏に潜んで越冬するんだね。同じスギの木に2匹も潜っていました。トカゲやカナヘビと違ってヤモリの尻尾は@クルン!@とまるまっていて、カメレオンみたいでかわいい。

それにひきかえ、今日1番のショッキングな光景はゲジゲジ(正式にはゲジ?)の集団越冬!足元の杉皮の裏に30匹以上がわさわさ、ごそごそ。越冬中だったとは思えない素早い動きで、もつれあったりからみあったり…、もうそれはそれはおぞましい光景でした。
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by aile21 | 2006-02-20 15:51 | 関東編

どうしようかな。

仕事が忙しくて、採集に行けない…。
朝は4時半起床、5時前に出て、帰宅は19~20時という生活がず~っと続いている。
せめて灯火に虫が集まる季節だったら帰り道も楽しいのに…。あぁ、だめだ…。仕事の行き来に虫採り網を持って電車に乗るわけにはいかないな。手で拾うだけか…。

明日は休みだけど天気は下り坂…。ハァ~。
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by aile21 | 2006-02-19 21:10 | 関東編

脱走ー!

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いつも100円ショップで買ったプラケースを虫入れに使っている。アクセサリーを小分けしたり、曜日ごとに飲む薬を小分けしたりする仕切りのついたやつだ。いろいろ試してみた。
昨日、仕事から帰ったら部屋の掃除にきた人がパニックになったらしい。
《部屋の真ん中をゴキブリが歩いている!こんな真冬に?まさかと思ってよくよく見るとカブトムシらしい。いったいこれは?》
という騒ぎがあったらしい。犯人は大歯(顎?)のコクワガタ。

自力でケースの蓋を開けて、それを包んでいたコンビニの袋を破って、とうとう出張用の旅行鞄から脱出したらしい。
油断してた。甘かった。同じケースの別の小部屋に入っているオサムシたちはジッと半冬眠状態なのに…。
調べてみるとコクワのいた部屋の蓋が少し甘くなっていた。
京都の自宅でもシガラキオサが脱走したらしい。自宅には部屋飼いのネコが2匹住んでいる。ノコノコ歩いていたらきっとバラバラにされるだろうな〜。

パチンッ!としっかり閉まる蓋付きにしないといけないなぁ。と思いました。第三者を驚かせてはいけませんね。

実はもう一個のケースには越冬中を掘り出したオオスズメバチがうごめいていたことはヒ・ミ・ツ…。
_・)ソォーッ

そういえば、こないだの強風は春一番じゃなかったらしい。春一番は南風なんだって…。それにしちゃあ今日の暑さは何?
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by aile21 | 2006-02-15 20:07 | 関東編


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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