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密室と狂気

昨日採集したホシベニカミキリ。オス、メス各一匹ずつを小さなタッパー容器に一緒に容れて帰りました。
自宅ではナガゴマフのナゴちゃんにもう一匹仲間をいれてあげたら、瞬く間に交尾してしまったらしい。
そんな話を思い出しながら「この子達も交尾するかなあ?」などと思っていました。

帰ってから、別々に分けておこうと蓋を開けてみれば…、!
お互いに絡み合って、噛み付き合戦。キィキィ鳴きながらの大流血戦。(すみません、さすがに血はでません。)真っ赤な色がより一層、ホットな闘いを盛り上げます。

あぁ…。オスの長いヒゲがバラバラだよ…。お互い噛み付き合っているし、双方の脚も絡み合っている。引き離そうとしてもなかなか解れない。
オロオロしていたら、今度はメスの中脚がオスに喰い切られてポトリッ。

ひゃあ〜!!! やめてくれ〜!

もう絶対同部屋にはしないっっ!!!
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by aile21 | 2006-06-30 21:33 | 関東編

RED STAR

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寄り道採集。
 海岸近くにいるってきいたもんで…。タブノキを探すために本屋の図鑑をじーっくり立ち読みしてきました。(←せこい)
苦手な照葉樹だ。仕事帰りで制限時間は正味一時間。きっと内陸の京都盆地にはいないだろうしダメ元でうろうろ。

そんな簡単にいくわけないかぁ。と思ってきたところで、4mくらいの高さ、その葉裏になにやら虫のシルエット発見。目を凝らせば長いヒゲ確認。しかも2匹!
あぁー、どうしよう!

やけくそでその木を揺する。
揺する。
これでもかと揺する。
ハァ、ハァ。

さて落ちたかな〜?と地面を探せば…!

『ホシベニカミキリ』ゲットー!!

意外とお目めが小さい不細工なお顔。エリトラはやっぱり綺麗。

夕暮れの帰り道、辺り一面、ネジバナが咲き乱れていて、ネムノキが満開でした。
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by aile21 | 2006-06-30 00:01 | 関東編

クーラーに眠るミイラ

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 今週は全然虫採りに行けないのでストレスが溜まってきました。
 連日連夜こんなにも蒸し暑いのに…。灯火にも行きたいよ〜。
と、愚痴ってもしかたないので過去ネタを一つ。

2003年、夏のある日。
「二階のクーラー壊れた〜。」とかあちゃん。人一倍汗っかきの『かあちゃん』と『ちび宇治虫』。早く対処を迫られるのは必至。スイッチ入れても動かないというので調べてみました。別に家電のプロでもなく、どちらかというと電気はちんぷんかんぷんです。ただなにもしないで諦めるのもシャクですから。
 
 前面の蓋を開けると大きなローラーがあります。電気は通っているのにローラーが回らない。「おかしいな?」素手でそっと押し回してみました。

 ポロッ…。

?…何?

何か黒っぽい塊が足元に落ちて…、

 ブーン…
オッ!! ローラー回ってるやん!…冷たい風も出てきた。

なんだ、ゴミが詰まっていただけだ〜。ふぅ〜。直ったなおった。無駄な出費を防げたよ。と思って足元に落ちたゴミの塊を拾ってみたら…、

Σ( ̄□ ̄;) ハッ!

 えぇーーーー!?

カラカラに乾ききったコウモリのミイラだったのです。
これがまた展足されたようにキレイに拡がっていて、しかも手足の爪までしっかり残ったものだったのです。
こんな事ってあるんだ〜…!?

いつから入ってたんだろう?
 今までクーラーのローラーに張り付いて、ずーっとクルクル回っていたのだろうか?
クルクル?
(@_@)?

遠心力を利用した乾燥機だね、これは!
この奇妙な標本は今でも昆虫に交じって、標本箱の中で異彩を放っています。
(何コウモリかは判りません。)
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by aile21 | 2006-06-28 22:59 | こんなものみつけた

骨格標本 2

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4〜5年前。当時、我が家は海釣りにハマっていました。たいして大物も釣れないのに若狭や神戸、淡路島あたりで「釣っては食べる」を楽しんでいました。
秋の夜、キラキラ光るルアーを投げると『タチウオ』が釣れる事が何度かありました。あのなんともいえないメッキのような光り方はとても生き物の姿とは思えないくらい美しいです。(あれ!?どうもこの頃すでに光りモノが好きだったようです。)

タチウオは塩焼きが1番です。はてさて…。
身をお造りや塩焼きにするために頭を切り落としますよね…。オオゲサなほど凄い歯がニョキニョキ生えているその頭を見ていて思うのです。

「これって…恐竜ではないのか?」

味噌汁のダシにして最後は捨ててしまうなんてモッタイナイ。そこでできるだけ綺麗に残してみようと思ったのです。

何の知識もないわけですから、いろいろネットで標本の作り方を探した覚えがあります。しかし薬品を使うなど、大袈裟なものが多いのと、今まさに目の前にある魚の頭に対処するには現実的ではなかったようです。

結局、自分なりに(テキトーに)やってみました。

(1) 熱湯で湯がく(形崩れしないように弱火)

(2) つま楊枝で肉片を取り除く

(3) 奥まったところは取りにくいので、どこにどうついていたのか覚えながら骨片を一つずつ引き離す。

(4) それぞれのパーツは虫ピンで出来るだけ細部まで肉片をこそぎ取る。

(5) 脳は袋状の骨に入っているようなので取り出しにくいが、執念で取り出す。

(6) 水洗いしたあと、ある程度乾燥させたら、バラバラになった骨片を瞬間接着剤を使って組み立てる。

(7) 完成。

恐竜っぽさがテーマだったので、鰓蓋や胸ビレはあえて除きました。それに鰓蓋はバラバラにして乾燥させるとクルンと丸まってしまって修復不能になります。

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 あまりに気に入ったので次はまたルアーで釣れた『ダツ』でも作ってみました。青くて不思議な骨でしたが年月とともにその青味もほとんど抜けています。なかなかいい感じで出来ました。

それから数年が経って、この「小さな骨の動物園」を知ってから何処にしまったかと探していたのがやっと見つかりました。
虫に喰われたようでオガクズのような食べカスや何の蛹の殻にまみれていました。ショックだったけれど、それほど大きな損傷は無くて安心しました。

魚の骨は成分の違いなのか、捕乳類のように白くて硬い骨ではありません。すこしくすんだ感じになるのが残念です。
当時、出来るだけ綺麗に仕上げるには執念で細かな肉片をこそぎ落とすしかなかったのです。

この展覧会と巡り逢っていろいろ勉強になりました。そのうちまた作ってみようかと思います。

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オマケはマハゼです。
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by aile21 | 2006-06-25 23:28 | とうちゃん

骨格標本 1

INAXギャラリーで開催している『小さな骨の動物園』展を見て来ました。
イッカク通信発行所の安田 守さんのブログで前々から気になっていた展覧会です。

 大阪展は見逃してしまい、名古屋は距離的にチョット…。という感じで東京展を楽しみにしていたのです。

 恐竜の化石なども人気があるけれど、なかなかどうして、小動物の骨格も「ヘェ〜!」、「ふぅ〜ん? 」の連続でした。
 鳥や類人猿の標本も好きな人には堪らないだろうけれど、自分としては小さな捕乳類や両生・爬虫類、そして魚が楽しい。

 目を惹いたのが[モグラ]。前足の大きな爪が一際目立っていて一目で[モグラ]と判る骨格でした。素敵〜♪
コウモリの翼全部が手の平なんだという事も実感します。

会場には意外にも若い女性が多く(カップルも多し)、非常に好評のよう。1番身近に感じるのは魚のようです。食卓から連想しやすいようで芳名帳にも「さっそく試してみる!」というようなコメントもあります。会場で流しているVTRが効果大のようです。はじめ、盛口 満氏のちょっとハニかんだような説明が聞きづらくて「後ろのオバサンうるさいなぁ…。」と思いながら、3回も観てしまいました。最後は1番前でモニターにかぶりつきでした。
 盛口氏の著書は我が家でも、特に『ちび宇治虫』が何冊も読破しています。大ファンです。

さて本題。[前々から気になっていた]のには理由があります。
実はウチにもあるんです。魚の頭の骨格標本…。
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by aile21 | 2006-06-25 23:16 | とうちゃん

噛る奴

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 6/21 幹線道路の電光掲示板が34℃を表示していた。蒸し暑い日が続くけれど思ったよりまとまった雨が降っていない気がする。
京都府八幡市某所。桑の実もそろそろ終わりに近づいたのか、足元に潰れた実の黒いシミが地面を覆いはじめていた。
 ふと見上げれば、キボシカミキリ。とうとう君も出てきたんだね。珍しい種ではないけれど均整のとれたプロポーションとおしゃれな水玉模様がけっこう好きなタイプです。(^ー^)ノ

トガリシロオビカミキリ2匹をピルケースの小さな一部屋に入れておいたら、片方がボロボロの無惨な姿になっていました。去年の9/27の記事『ちび宇治虫です!』で起きたバラバラ事件と同じです。
 家で飼っているナガゴマフのナゴちゃん、そこに入れてあるほだ木の表面は彼女に噛られてかなりボロボロです。
肉食ではないにしても、何かをカミカミせよと本能が働きかけているのだろうか?
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by aile21 | 2006-06-24 23:13 | とうちゃん

禁断のカクテル

 
最近、カミキリ中心になっているけれど、秋、冬はオサムシ、ゴミムシがメインだった。そう、地元でセアカオサムシを採るのも大切な目標。ベイトトラップは仕掛けた翌日に回収となるのでちょっときまぐれに「採集行って来る」というわけにはいかない。

 昨日の午後、18個のプラコップを仕掛けておいたので学校から帰ってきたちび宇治虫と回収に行ってきました。


 
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 !!!!・・・・・オオヒラタシデムシのカクテルです。

 トラップ9個を埋めた地点ではなんと・・・、
 オオヒラタシデムシ成虫 174匹
 オオヒラタシデムシ幼虫 170匹 ・・・・恐ろしいカクテルが出来上がりました。このカクテルがまたなんともすごい匂いがします。臭い!クサイ!!

 もちろんこれが狙いでは無いです。でもオサムシは・・・
 ヤコンオサムシ     5匹
 オオクロナガオサムシ  1匹・・・・のみです。(ToT)

 あとは、ニワハンミョウ、アオゴミ、セアカヒラタゴミ、アトボシ、オオゴモク、アトワアオゴミ、コガシラアオゴミ、ミイデラゴミなど。
 もしかしたらミカゲゴモク?とおもわれるゴモクムシ。
 ナガゴミの一種?と思われるゴミムシ。

 セアカオサムシの壁は高そうです。それでも「数打ちゃ」そのうちとれるかも・・・。諦めちゃイケナイ!


e0083097_19582257.jpg口直しにこんな虫はどうでしょう?
アカスジカメムシはこの花(なんでしょう?)だけに集団発生していました。赤と黒のストライプがおしゃれだね。

e0083097_2023772.jpgあたり一面のクズの葉をギザギザにしている犯人はこれ。コフキゾウムシは小さいけれどよく見るとなかなか綺麗。黄緑だったり淡〜い水色だったり。
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by aile21 | 2006-06-21 20:08 | とうちゃん

やっとの事で宇治で採れたシロスジ

6月18日(夜間)

いつも楽しみにしている夏の灯火にいきました。コンビニでは、キイロサシガメがいましたが、捕まえようとしたら刺されてしまいました。2回蜂に刺された事があるけど、その時よりも痛かったです。
特にたくさん虫のいる灯火ポイントでは、明かりがついていませんでした。残念・・・
そして、定点では?大きなシロスジカミキリ!やっとの事で宇治で採れました!
やはり自分の住んでいる場所で大きな虫がとれるとなんだか嬉しいです。
クロカミキリやキマダラヤマカミキリの雄等3種のカミキリが採れました。
お父さんが千葉県で見つけていた、クロカミキリは京都でも出てました。
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by aile21 | 2006-06-20 19:38 | ちび宇治虫

梅雨の合間は猛暑の京都

 京都に帰って早速採集へ。
午前中はビミョ〜に雨が残って蒸し暑かったけれど、昼前からは太陽が顔を出してジリジリと襲いかかってきた。移動の疲れが残っている体にはかなりキツイ。

 あまり遠征せずに先ずは定点観察。地元のお気に入りの場所へ。雨上がり直後のまだ気温が上がる前は土場も寂しくてあまりパッとしない。しかも林道の下草を伐採に来ているようで、ズ〜ッとチェーンソウのような草刈り機のエンジン音がしていました。
花の終わったウツギ、クズ、スイカズラ・・・荒れるように伸び広がっている草薮には少し大きくなったナナフシの幼虫がたくさんいました。
「それでも擬態してんのか〜?」と思うほど簡単に見つかります。プロ中のプロとしてその技を紹介されるナナフシだけど・・・それでいいのか?
思う間もなく草刈り隊がやってくる。

あっ!!
あーーーーーーっ!!!

 里山は人の手が入ってこそ維持されているという・・・・・・。これもまた宿命か。

e0083097_18285493.jpgいつものアケビコノハの幼虫とは少し違う。模様が目ン玉しか無い。もうアニメのキャラとしかいいようがない!漫画かあっ!


e0083097_18331288.jpg 雨水を溜めているらしいプラスチックの桶のような物にモリアオガエルが卵を産んでいました。桶の中はボウフラでいっぱい。良い所に産んでもらったねえ〜。ここなら餌に困らないだろうね。


 河川敷にシロスジ探しに行ったけれど収穫なし。
もう暑くて暑くて、頭まで痛くなってきた。もうだめ・・・・。帰りましょう。

 ホソハナカミキリ・シラケトラカミキリ・ベニカミキリ・ゴマフカミキリ(地元初)・ヒメヒゲナガカミキリ(地元初)・
 カナブン(今季初遭遇)・ヒメアシナガコガネ・クロハナムグリ・コクワガタ(オス)
 クロナガタマムシ
 マダラアシゾウムシ・シロコブゾウムシ
 オオクモヘリカメムシ・ゲンジボタル(メス)・アメンボ・チョウトンボ・ナガヒョウタンゴミムシ・
 ・・・・あとは同定できていない虫たち数種。

 「カブトムシを見つけましたよ。」という御家族に出逢いました。クヌギ林ではそろそろクワカブ屋さんたちが動き出したようだ。真新しい鉈目があちこちにあります。う〜ん・・・・・。
 狂騒曲のはじまり、はじまり〜!
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by aile21 | 2006-06-19 18:41 | とうちゃん

短文作り

出張から一時帰ってきたとうちゃんは、ちびと只今夜間採集に出掛けております。かあちゃんは御留守番。ということで、ちびがここ1年位ずっと続けている、ある事について書きます。
ちびは現在小学5年生。毎日の宿題に漢字学習ノートという問題集のようなものがあり、習った漢字1文字づつ読み方・筆順等を書き込んでいくのですが、その習った漢字を使って文を作りましょうという問題が必ずあるのです。それを全て虫に関する文章にするということを1年前から続けているのです。

「立ち入り止の場所に入ってまで、めずらしい昆虫を採る」
「畑をしていたら、ケラが7匹も出て来た」
「虫博士をす」
士山を登っていたらフジコブヤハズカミキリを見つけた」
「牛にダイコクコガネが飛んで来た」

などなど。太字になっているのが今習っている漢字。年間約200の漢字が出てくるから、文章も200作る訳です。当然簡単に文章を考えつかない漢字の時もある。そんな時はかあちゃんに相談してくる。
金曜日に出た宿題で困っていたのがという漢字。ちびに意味を聞かれても納得のいくようには答えられなかった。学校でちゃんと教えておいてよぉ〜〜。結局考えに考えて
「昆虫のたくさんいる森を守るのに金を使う」
にしていた。
こんな事でもテーマを決めて考える方が楽しんでできるし、後で読み返しても面白い。ぜひ6年生になっても続けてほしいな。かあちゃん楽しみにしてるからね。
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by aile21 | 2006-06-18 22:45 | かあちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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