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秋雨の比叡山

 27日の土曜日は久しぶりにSOKUHさんのお宅にお邪魔してきました。自力同定の無理な虫を押し付けてしまいました。いつもありがとうございます。すみませんがよろしくお願いいたします。(恐縮

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 28日(日)
 中学にあがってからというものちび(showzine)もなにかと忙しく、家族で採集三昧というわけにはいかなくなってきました。少ない休みもあれこれ用事が詰まっているようで、休みの度に何処かへ出かけていきます。そうやって自分の世界を広げていくんだなあ、と目を細めて見ていることが多くなってきました。
 
 その日もちびは出かけていったので、久しぶりにかあちゃんとドライブしてきました。とはいってもドコモショップなんぞに寄っていたものだから時間は中途半端になってしまいましたが。
 時折小雨の舞う京都市内を抜けて銀閣寺あたりから比叡山へ行って来ました。毎年、関東の虫屋さんたちが夏のシーズンになると高尾山にナイターに行くという記事を目にします。ケーブルカーで登って夕涼み採集ともいえる記事を拝見していて良いポイントがあっていいなあ、と思ってはいたのです。しかしケーブルで行く山上ポイントといえば京都にもあるではないか!比叡山だってケーブルとロープウェイを乗り継いで山頂にいけることは以前から知っていました。
「比叡山ってどうよ?」と考えて、一度ネットで調べたことがあります。結果・・・・最終便が早すぎます。orz
車でドライブウェイを使うって手はあるけど、高尾山式の採集とはちがうなと相成ったのが今年の夏の思いでした。

 さてさて話は戻って、かあちゃんとのドライブ。そもそも天気もめちゃ悪く、おまけに寒い。あっという間に残暑はどこかへ行ってしまいました。


e0083097_1374971.jpg比叡平からドライブウェイに入ってグングンと標高をあげます。ホテル前を過ぎてガーデンミュージアム前にやってきました。
一段と寒いです。2人で「寒い、寒い」を連発していました。
 時はすでに夕暮れ。閉園前の庭園はゆっくり見る時間もないし、そのために高い入場料を払うのもためらわれるのでスルー。それよりも駐車場脇の売店から漂ってくる焼きトウモロコシの匂いに心奪われてしまいました。一本買ってかじりながらプラプラ。京都側のロープウェイ駅方面に歩いていくとその道筋はモミ林でした。今年は富士方面に行けなかったのでモミ渇望症です。(たいしてモミの恩恵を受けたことはありませんが)

「ああ〜、モミがこんなにある〜!」

地元ではなかなか見られないモミにウットリしてしまいましたが、期待の食痕は見当たらず。まあそんなものかな。
いつも遠くから眺めているだけの比叡山。まずは挨拶程度の散策でした。

紅葉はまだまだこれから。
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by aile21 | 2008-09-30 02:05 | とうちゃん

家のヒガンバナ

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 ふと気がつくと玄関前の植木鉢からヒガンバナが咲いていました。名前の通り、秋の彼岸の頃にあちこちの田んぼの畦とか、河川敷の土手に猛烈な勢いで咲き乱れている姿を目にします。

 しかしなぜ我が家の鉢に?こんなの植えた覚えないよ。

 虫にハマる前にはあちこちと野山から山野草を採って来ては鉢植えで楽しんでいた時期があります。もしかしたら土手に咲いていたオニユリを持ち帰った時に土の中に種か球根が混じっていたのか?それとも山に生えていた水仙と一緒についてきたのかも。
いずれにしても3〜5年かそれ以上前のこと。
ヒガンバナって開花までにそんなにかかるのかなあ。

これから毎年咲くのでしょう。

 昨晩は家の居間の壁に萌黄色の綺麗な蛾がはりついていました。あまり見たことのない綺麗な蛾だったのでネットで調べてみたら『カギスジシロアオシャク』。
どこから入ったのかわからず不思議に思っていました。あとで写真撮ろうと思っていたら・・・・消えていました。残念。
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by aile21 | 2008-09-27 23:58 | とうちゃん

秋です。

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 今朝、仕事に行こうと玄関の扉を開けてびっくりしました。
ヒンヤリした爽やかな空気に包まれて思わず「おぉ…」と声が洩れました。

秋ですねぇ。

日中は刺すような日射しでしたが心地よい暖かさ。木陰は昼寝をしたくなるような快適な空間です。徹夜明けの同僚はすっかり熟睡してました。

 相変わらずハンミョウは砂利道を行ったりきたり。
ムラサキシジミも元気に飛び交っていました。
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by aile21 | 2008-09-24 23:19 | とうちゃん

ホネホネ

 あ〜あ・・・、もうダメ。

 これ以上は無理っ!!

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 7月20日の採集で拾って来たコウモリの標本です。薬品に漬けて肉を溶かした後、肉をこそぎ落としてオキシドールで漂白をしました。

しか〜しっ!!薬品に漬ける時間は結構難しく、仕事が忙しくて必要以上に長時間漬けてしまいました。間接の軟骨まで溶けてしまうと骨がバラバラになってしまいます。
腕なら腕、足なら足と離れてしまった部位ごとに小袋にいれて漂白。これもまた暇がなく、長く漬け過ぎ。気がついた時には骨からプクプクと小さな気泡があがっていました。漂白どころか骨が溶けはじめてました。

濡れている状態のものはまだそこそこくっついていたものも乾燥するにつれてパラパラと崩壊。

はてさて? この骨は? 間接の骨がバラバラになると、さてどう組合わさっていたのかわかりません。設計図のないプラモデル。難易度高し!
まあいいや、ということで鎖骨を付けてその先に上腕、腰の下に骨盤。と適当に瞬間接着剤でくっつけてみました。

・・・・案の定、いくつか小さな骨が余ります(笑

もちろん足りない骨も・・・・。orz

やっぱりカエルやネズミみたいなもので練習したほうが良かったと実感しました。今回のコウモリはコンビニの出口に落ちていたもので、やはり人に踏まれてしまったのか頭蓋骨が潰れていました。上腕もはじめから骨折していたし。
それでもいい勉強になりました。大事なのは「薬品に漬け過ぎない事」。これホント。

そして別バージョン。
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 こっちは乾燥標本。内蔵を抜いて綿を詰めたりはしてないから剥製とはちがうかな。生のまま展翅してひたすら乾燥。今夏は雨も少なく猛暑が続いたので好都合だったと思います。展翅したものを虫かごに入れて風通しの良い軒先に干してました。
 こちらはなかなか良い仕上がり。気に入ってます。
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 口には綿を詰めて開いたまま乾燥させました。精悍な感じがかっこいい。
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 逆光で撮ると羽が透けて見えます。やはり羽を支えるのは長〜い指ですね。
ピンセットで持っています。実際には羽を畳んでしまうと大きさはせいぜいカブトムシくらいです。(こんな小さな生き物の骨がバラバラになったら素人には復元できないわな。)

 久しぶりに定点でもいってみようかなと思ったけど、「大雨洪水警報」に阻止されました。ずいぶん虫採りに行ってないなあ。
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by aile21 | 2008-09-22 02:17 | とうちゃん

第58回宇治川水域採集展覧会

 お盆以降休み無く仕事をしてましたがやっと小休止です。あ〜、開放感。
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 宇治市植物公園で催されている宇治川水域採集展覧会に行って来ました。昨年まではちび宇治虫(showzine)がお世話になっていた会です。地元の小学生が一生懸命制作した標本たちの中で特に優秀なものが集められ展示されています。
 今年のトップは久しぶりに蝶メインの生徒でした。しかし蝶屋は蝶のみ、甲虫屋は甲虫のみというわけでなく、広く様々な虫を集めている傾向が見受けられて感心しました。
全般的に目を惹くのは多くの生徒が直翅をよく集めていますね。綺麗に標本にするのは難しいのにカマキリやバッタがたくさん展示されていました。

 同定の間違いを見つけるとつい付箋をつけてあげたくなりました。(爆
キョウトアオハナムグリとされているものはすべてシロテンでしたね。(一つ微妙なものもありましたがそれもたぶん)
シロテンハナムグリの集団の中に一つシラホシが混じっていたり。判りづらいよねこのあたりは。

 甲虫の中で我が家の目を引いたのは、ヒゲナガカミキリが宇治市内で採られていた事です。ヒゲナガといえばモミだとばかり思っていましたが、市内では植栽されたものしか見た事がありません。もしかして宇治にもモミがはえているのかなあ。あったらかなり嬉しいんだけど・・・。

 『継続観察の部』に展示されていて圧巻だったのは膨大な量のセミの抜け殻。夏休み中、毎日毎日せっせと抜け殻を集めてデータを書き記してありました。あれは根気がないと出来ないです。どれも丁寧に並べてあって一つのアート作品のようでした。別添えのレポートには大阪自然史博の学芸員さんのお顔も。
 
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 その後、公園内をサクッと一周して帰りました。毎年この時期にはツマグロヒョウモンの幼虫がスミレを食べ尽くしている光景を目にするのに、今日は見当たらなかったなあ。甲虫は極小のコアオハナムグリがブットレアの花にいたり、ヒョウタンの葉にウリハムシが群がっていたりを見たくらいでした。一番多く目に付いたのはクマバチかな。

 久しぶりに休日を家族で過ごせました。帰りはこれまた久しぶりに天下一品のラーメン。

 さて昨日はshowzineとかあちゃんが奈良公園に行って来ました。その様子は『別刊 宇治虫』をご覧下さいませ。
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by aile21 | 2008-09-14 20:24 | とうちゃん

大文字の麓

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 昨日、今日と朝晩がひじょうに涼しくなりました。もう肌寒いくらい。
しかし日中はまだまだ30℃を超える真夏日。寒暖の変化が大きくなって季節は進んでいくのです。

雲一つない青空は眩しいくらい晴れわたっています。先週までの「いつ降りだしてもおかしくない」空模様はどこへいったのでしょう。ゲリラ雷雨も消え去りましたね。

 仕事場では相変わらずにムラサキシジミが飛び交い、砂利敷きの小道ではナミハンミョウが目の前で道案内をしてくれています。
今日はボロボロになったモンキアゲハが力なくさまよっていました。

ミンミンゼミやツクツクホウシの声も健在です。

 目の前に広がる山肌を眺めていたら、モコモコとした木々の中に横に広がり幾重にも層が重なっているような木が目にとまりました。
「もしかしてモミかなあ…」
「モミなら見に行ってみたいなぁ。」

などと眺めていたのでした。
もう少ししたら仕事も一段落。

…するかなぁ。
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by aile21 | 2008-09-10 23:41 | とうちゃん

青い蝶・青い蜂

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 昨日、今日とまた「哲学の道」近くへ。昨日は木陰にセセリチョウがいました。ふと見るとその奥にはなにやら地味な蝶がとまっていました。うすい茶色ですがいくつかの上品なスポットが見受けられました。そ〜っと近づいてみるとパタパタと飛んで逃げます。

 その時に青いフラッシュが。「シジミチョウだ。ゼフィルス?」

さすがに素手では捕まえられませんでしたが、帰ってから調べてみるとムラサキシジミという蝶でした。似たものでムラサキツバメというのもいるようだけど、羽に尻尾がなかったからそっちではないよです。それにしても鮮やかな「青」だったなあ。

 今日は伏見区の某所。仕事での訪問先の事務所。部屋のガラス窓の内側に「ブ・ブ・ブ・・・」
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でかっ!!

 オオセイボウです。数年前から採りたい虫リストにず〜っと入っていました。まさかこんな時に採れるなんて。
もう少し小さなムツバセイボウは採った事あるけど、やはりオオセイボウは大きいです。大きいから綺麗な体色が肉眼でも楽しめます。いや〜、綺麗ですねえ。
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by aile21 | 2008-09-05 23:14 | とうちゃん

宮島はシカだらけ

(8月30日)

 やっと仕事も落ち着きを見せはじめました。いつまた時間が空くかわからないので昼過ぎから宮島に行ってまいりました。

 市内から乗った路面電車ははじめトロトロ、しかし広島市を出た途端にスピードを上げて普通の電車並にグングン進んで行きます。
終点の宮島口からは小さなフェリーで約十分。テレビや本で見た事のある紅い鳥居が近づいてくると嬉しくなりました。

 しかし桟橋に着いた時刻はすでに午後三時をまわっています。どうしようかな。
…って、おぉっ!
発着場の外に出た途端、目に入ったのは観光客に混じって辺りを滑歩する鹿達。宮島って鹿がいるんだ…。観光客に触られても動じないどころかクンクンと匂いを嗅ぎにきたと思ったら、観光客の鞄をもしゃもしゃと食べようとしたり餌をねだって鼻を鳴らしてみたり。

ここは奈良公園か?(笑)

そこからすぐに厳島神社には向かわず、砂浜でルイスハンミョウを探しました。8月終わりの海はとても静かで、ギラギラしたものが全く感じられません。浜を渡る風もほどよくて砂浜を歩くのにはうってつけの気候でした。

 波打ち際、中段、海浜植物の生える部分とを見ながら浜をジグザグに歩いて探しました。
…8月終わりの海は静かでした。足元から飛び立つ虫は一つも見当たらず。う〜ん…。一匹のハエが低く飛んでいました。通常なら「なんだハエか」で済ませてしまうのに「それは見間違いで本当は…」などと淡い期待とともに網を被せてみれば、…やはりハエだったなんてことも。
流木をひっくり返してみてもゴミムシ一つ見つけられない始末です。唯一見つけた甲虫は小さなハネカクシだけでした。


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 海の中で一匹の鹿が海面に口を突っ込んでいました。
 この島はいたるところに鹿がいて、公園、車道、海の中とどこでも下草や海藻を食べています。ということは、そう、いたるところ鹿の糞だらけなのです。糞虫探しという手もあったのですがあまりに広範囲に広がっているのでウンザリするのと、残り時間が気になるのでツンツンはやめました。小一時間で採集は諦めて厳島神社に向かったのでした。

 フェリーから見ていて気づいていたのですが大きな鳥居周辺の潮が引いてあたりが干潟のようになっていました。神社入口付近に表示されていたのですが今日は大潮だったのです。しかも干潮時刻が先ほど宮島に到着した頃だったようです。
たくさんの観光客が大鳥居の下に集まっています。

行ってみようっと・・・?

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 目の前から一匹の鹿がこちらにまっすぐやってきます。
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 な、なに?

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 えっ!?

 ちょっ! ちょっとお〜!


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 こらーっ!!

 バッグ食うなあ〜!



このあとシャツに噛み付かれて逃げました・・・。


e0083097_22455344.jpg 大鳥居のまわりはアオサのような海藻で一面緑色です。少しめくってみたけどカニしかいませんでした。それにしても外国人観光客が多いです。密度だけでいえば京都よりもおおいのではないでしょうか。

 その後は厳島神社に参拝。でも時間がないっ。

e0083097_22562982.jpg ああ、急がなきゃ。
e0083097_22583018.jpg だめだ・・・。

 入って3分で出ました。タイムアップです。
あとから気づいたのですが、参拝料の300円払わなくても干潟から入れたな。(爆

 
 午後5時のフェリーで宮島を後にしたのでした。ちょっと今回の計画は無理があったかな。島には2時間もいられませんでした。ドタバタの宮島行きになってしまいました。持ち帰りはいつのまにか網に入っていたサビキコリ一つ。7時からの仕事のために広島市に戻ったのでした。

広電に乗ってしばらくすると滝のような雨が降り出しました。

(9月1日には京都に戻りました。あいかわらず忙しくて落ち着かないです。こんな状態、もうちょっと続きそう。・・・夏も終わったな。)
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by aile21 | 2008-09-03 23:22 | 中国編


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


by aile21

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