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うろ覚え

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 今日は昨日の寒さから一転して夏空が広がりました。この空がもう一日早く来ていれば良かったのに…。

 日中は港湾部にいました。昼時は岸壁に座って久しぶりに太陽の光をいっぱい浴びました。
これといって緑はありませんが岸壁の隅っこにたくましく蔓延っているノブドウにはドウガネサルハムシがわんさか湧いていました。目の前を黄色い甲虫がふわっと飛んできました。なんだろう?と見てみるとツマグロカミキリモドキ。

う~ん…、あれ?
これって採っていたかなぁ。
採ってないような気がするけど、どうだったか自信がありません。瞼を閉じて思いだそうとすると良く似ているカッコウムシが思い浮かびます。
『兵隊虫』の記事を読んでいて、この虫の姿はしっかり覚えているけれど、
実際にはどうだったかなぁ…。

結局持ち帰る事にしましたが、これが悪い癖。
こういう時はえてして標本箱の中で被ってしまい、無駄に標本が増える原因になるんだよなぁ。
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by aile21 | 2010-05-31 22:24 | 関東編

園芸と虫

 朝起きてみると…、雨は降っていないようでした。
しかしどんよりと曇った窓の外はなんだか薄暗い景色。
窓を開けてベランダに出てみました。

………

なんだこの寒さは。3月くらいじゃないの?
この時点でお出かけ中止決定。昼までウトウトと惰眠を貪りましたが、身体が鈍るので午後に駅前の繁華街に散歩に行ってきました。

 とある書店で雑誌をめくっていたら思わず目の留まる記事を見つけたのでした。それは園芸雑誌の中の『テッポウムシ・ワイヤー』という道具の紹介記事。
大切なバラを傷める害虫「テッポウムシ」を駆除するための器具なのですが、「テッポウムシ」とは謂わずと知れたカミキリムシの幼虫です。
見開きには「恐ろしい害虫」としてゴマダラカミキリの写真が載っています。

よくもまぁこんな器具を商品化したなぁ、とビックリしました。それは細長いワイヤーの先に逆針が放射状についています。使用方法として順次解説されていました。

まず、幹に開いた糞出しの穴を削って拡張し、ワイヤーを回転させながら幼虫の坑道内に送り込みます。

それ以上押し込めなくなったら坑道の行き止まりなのでそこで更に回転を加えたりあるいはピストンのように押し引きを繰り返すのだそうです。するとワイヤーの先の針にカミキリの幼虫が引っ掛かり、あとはワイヤーを引き抜けは憎き害虫駆除完了という事でした。

もちろん幼虫はグチャグチャ…。

この器具を開発したのはお医者さんで、血管に差し込む器具(カテーテル?)を参考にしてあるそうです。
すごい事考えるなぁ。あくまで「駆除」なので仕方ありませんが、中の幼虫を無事に生かしたまま摘出出来ればカミキリ屋さんにも販路が広がるのにと思ってしまった。しかしワイヤーはそこそこ太く見えます。ゴマダラのような大型のカミキリにしか使えないかな。
園芸家とはまた別方向のベクトルでカミキリと接している身としては「恐ろしい」のはゴマダラカミキリなのかこの『テッポウムシ・ワイヤー』なのか…。

使用例に載っていた写真の最後、掻き出されてグチャグチャになった幼虫が蛾の幼虫にも見える気がしたのは…、気のせいかな。

『BISES ビズ』というガーデニング雑誌でした。
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by aile21 | 2010-05-30 22:39 | 関東編

また天気にやられました

 …寒い。

なんなの?この寒さは?

明日は一週間ぶりの休みなので、ちょっと電車に揺られて採集に行こうかな…と考えていました。それなのにこの低温と雨。明日の予想最高気温が17℃だとか。

あかんやん。

明日起きて窓の外を眺めたらきっとため息をつくのでしょう。またしても静養日かな。こんなに低温が続くまま、梅雨に入ったりしないだろうな。畑の野菜も心配だ。
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by aile21 | 2010-05-29 23:49 | 関東編

ホシベニカミキリ

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 本日の昼食後に車に戻って来た時の事です。なにげに足元を見るとアスファルトの上をノソノソとうごめくものが…。

おやおや、ホシベニカミキリではありませんか。
来月になったら仕事のあと缶ビール片手に採りに行こうと思っていました。
もう発生しているようです。しかしその個体は片方の触角が第3節から失くなっていたのです。

う〜ん、惜しいなぁ…。

やはり来週あたり採りに行かなければならないかと思いました。しかしせっかく久しぶりの出会いなので、写真でも採っておこうと掌を這わせたり目の前の金網に絡む蔓にしがみつかせてヤラセ写真を採っていました。「どうもいい絵にならないなぁ…。」と悪戦苦闘していたのですが、何と言う幸運か、足元にもう1匹のホシベニカミキリが歩いていました。しかもこちらは完品。さっきの個体はそのまま逃がしてこちらを採集しました。

 それにしても同じ場所に2匹も落ちているとは…。
そこはとある企業の植え込みですが、マテバシイばかりが林立しています。タブノキでも混じっているのかと見回しましたが見つけられませんでした。ホストになる木はいろいろあるのかな。

今日は久しぶりに爽やかな青空。早朝は遥か遠くに富士山も見られました。気温もそこそこ上がったようです。元気に飛び回っているうちに風に煽られて地面に不時着というところでしょうか。
久しぶりに「運」の良い日を味わいました。
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by aile21 | 2010-05-28 19:06 | 関東編

アカスジキンカメムシ

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 今朝の出勤途中にはアカスジキンカメムシを見つけました。
携帯電話のカメラでここまで寄れればまずまずです。
そういえば初めてこのカメムシを見つけたのも出張中のこの公園でした。なかなか出会えない成虫でしたが、幼虫から羽化したてホヤホヤの黄色い成虫を大事に持ち帰り、色づくのを眺めていた思い出が懐かしいです。
振り返ってみるとそれは2006/05/25の日記でした。天候不順とは言え、この地では毎年が今時分が羽化の時期なのかもしれません。

 とは言え、この寒さは不憫です。最高気温が20℃以下、最低気温が15℃以下では虫も身動きがとりにくそうです。週間予報でも意外なほどに低めの数字が並んでいました。今晩も大雨・雷・ヒョウ、そして洪水注意報だそうです。このまま低温続きで梅雨入りになってしまったらと思うと不安です。
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by aile21 | 2010-05-26 20:28 | 関東編

出勤時に思い浮かぶ徒然

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 なんだか気温の上がらない一週間かと思っていましたが昨日は久々に30℃越えの一日でした。今日もずいぶんと湿度が高く、なんだか良い感じになってきました。しかし来週になればまた気温は低めに戻るとの予報です。今頃地元の山はどうなっているんだろう?と思いを馳せながら仕事に励む日々を過ごしております。

 出勤途中で見かける生け垣にスイカズラが咲きはじめました。たしか関東にはシラハタリンゴカミキリというのがいるらしい。数年前からこの時期に出張で来ると気がついた時には探したりしましたが未だ出会えずじまい。さて今回はどうでしょうか。

 先日の早朝、アオキの葉にシロコブゾウムシを見かけました。久しぶりに大きな甲虫を見かけてちょっとだけ嬉しく思いました。

 仕事帰りにいつもの公園を通ると外灯の下に踏み潰されたクロコガネ。そこで宿題を一つ思い出しました。あまり深い興味も持たなかった虫ですが実は地元産のクロコガネを持っていないのでした。昨年に標本整理をしてみたら地元で採集していたのは全てオオクロコガネのようでした。全体に艶消しなのが特徴的です。それはそれでしっくりこないので昨年夏の灯下廻りで探したものです。ほどなく艶ありのものが採れたので安心したのですが、帰って調べてみるとこれまた別種のコクロコガネというものでした。イメージ的にはどこにでもいるようなクロコガネですが、実はなかなか出会えていないのです。唯一の標本が数年前の出張時にこの公園(千葉県)で見つけた一品だけです。
ここでクロコガネを見つける度に宇治でも探さなくちゃと思い出します。

 今日は仕事帰りに先方近くの駅前で一本の木を見上げていました。
「たしかタブノキってこれだよな…」
まだ早いだろうな。来月あたりネムノキの咲く頃になれば隣駅まで足を延ばしてみようか…。
そんな事を考えながら見上げていたら突然後ろから声が掛かりました。

「お疲れ様です。…虫ですか?…フフッ(笑)」

顔見知りの業者さんでした。私の虫好きは広く知れ渡っていますが、ちょっと油断してたなぁ。(笑)

 明日は休みにできたのでご近所散策でもしてみようか。
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by aile21 | 2010-05-22 21:11 | 関東編

寒い一週間

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 10日から関東に出張中です。もう一週間が過ぎました。しかしなかなかハードなスケジュールのため自然観察もろくにできませんでした。こういう時は焦っても仕方がないので淡々と職務をこなしていく事にしましょう。

 この一週間は夏のようなGWとはうってかわり肌寒い日々が続きました。一度暑さを経験してしまったので薄着の衣類しか持って来なかったのが悔やまれます。
 今日は休日としました。毎朝、出勤途中に通り過ぎる某公園。ミズキの花が咲いています。しかし早朝では虫の気配も皆無だったので、今日の午後に散歩がてら見てきました。いくつかのハエやアブばかりで、やっと甲虫を見つけたと思えばヒメマルカツオブシムシくらい。カメムシが多かったですね。アオカメムシとチャバネアオカメムシが大多数。
生け垣にはサビキコリが佇んでいました。
花壇にはルリマルノミハムシ。

 さて日曜日なので帰って龍馬伝を見なくてはなりません。さあ、また明日から仕事頑張りましょうかね。
採集欲は醸成中。
濃いものになりそうです。
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by aile21 | 2010-05-16 18:56 | 関東編

晩春の河川敷

 春はいつまでなのか、初夏はいつからなのか?e0083097_20402471.jpg 昨日は久しぶりにまとまった雨が降りました。しかし以前の肌寒さは微塵もなく、生暖かい雨模様でした。そして今日。またギラギラと晴天が戻り、通りすがりに見た電光掲示板には27℃の文字。

 河川敷で採っておいた虫の整理をしていました。その中で気に入った甲虫を2つ御紹介。

アカクビホシカムシ
 Necrobia ruficollis (Fabricius)

 カッコウムシ科 ホシカムシ亜科の虫ですが乾燥動植物を食べるので、どちらかというとシバンムシやコクヌストのようなイメージを持ちました。
見つけたのは猫の死体。非常に美しい色彩でメタリックなブルーグリーンと鮮烈な赤い頭胸部を目にした瞬間、ゴミムシかと思いました。
少し前に「カッコウムシに縁がない」と書いたばかりなので余計に嬉しい1匹でした。
e0083097_21214639.jpgホソフタホシメダカハネカクシ
 Stenus alienus Sharp

 メダカハネカクシ亜科は今までズグロメダカ、トビイロメダカ、種名の判らない黒いメダカハネカクシの3種を採集していますが、真っ黒なものは図鑑を見てもどれも同じに見えてしまい、ため息しか出ないようなグループです。河川敷の枯れ草の下でこのハネカクシを見つけたときはすぐにメダカだとは判りましたが真っ黒に見えて一瞬たじろぎましたが、とりあえず吸虫管に吸い取りました。
しかし帰って顕微鏡で観察すると上翅に黄色い斑紋があるではありませんか。
「ああ、たしかこれは図鑑に載ってたなあ」と思い出しました。
ハネカクシはただでさえ甲虫とは思えないフォルムをしていますが、メダカハネカクシはより一層変わっていて面白いです。頭なんてカマキリみたい。
私も随分と好みが変わってきたのだと思います。

 
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by aile21 | 2010-05-08 21:49 | とうちゃん

御池岳ハイク

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 (5/4)
 霊仙山に行くつもりでしたが急遽御池岳に変更しました。
キツかった・・・・・。久しぶりの山歩きです。かあちゃんは息も絶え絶え、八合目では死んだ魚のようになっていましたが頑張って頂上まで辿り着きました。元気なのはshowzineだけ。そんなに走ったら余計に疲れるぞといっているのに不規則に動き回っています。さすが成長期。
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 列島各地で30℃を記録したようで真夏のような一日でした。それでも絶好のハイキング日和。ひりひりに灼けました。腕と顔の火照りがおさまりません。それよりこの筋肉痛、いつまで続くのでしょうか。

 シマリスを数回見かけました。あまり人を恐れないのか私たちがお弁当を食べている近くをチョロチョロ、ウロウロしていました。ほっぺたが膨らんでいたのが可愛かった。
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 カタクリの花、初めて見ました。そこら中に咲いていて目を奪われます。
 
 ヨツキボシハムシ、黄星というより赤星ですけど奇麗なハムシ。

 赤い甲虫がヒラヒラ飛んでいるのを捕まえるとどれもベニヒラタムシ。アカハネムシじゃないところがいいですね。

 倒木の樹皮を捲ってみるとクロナガオサムシがまだいくつも越冬中でした。下界は夏日なのに標高1000m近辺はまだ長閑な春。
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 カレンフェルト(石灰岩むき出しの草原)は爽やかな風が行き渡り、のびやかな景色が広がっていました。今日に限っては「虫」より「歩き」を優先にしたので採集はほんのちょっとだけ。
たまにはこういうのも良いです。
 
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by aile21 | 2010-05-05 12:50 | とうちゃん

ハンミョウ採り

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 去年もこんな写真撮ってたなあ・・・・。

 昨晩は遅くまでトロックスの土を篩ってました。結局、猫糞の下の土から5頭のヒメコブスジが追加できました。

 さて本日は神奈川からいらっしゃったしまちゃんさんと宇治の山をプラプラ歩いてきました。
それにしても暑かった。25℃と言ってたけど絶対にもっとあったはず。ハンミョウ採集って照り返しの地面を凝視するから目がショボショボになってしまいます。

 総じて虫は少なかったですけど、ニワハンミョウ、ナミハンミョウ、コニワハンミョウ、ミドリセンチとそこそこ採れました。
飛んでるミドリセンチをダッシュして追いかけるのはツライです。やっぱり糞で集めるほうが楽チンだなあ。
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 白い花(カマツカかな?)で花粉を食べるキバネホソコメツキ。
前脚で掴んでおちょぼ口で食べる姿がかわいいでしょ。ピントがボケたのが残念。
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by aile21 | 2010-05-03 22:28 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


by aile21

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