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父は出張、息子は旅行

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 20日の日曜日から東京に出張していました。久しぶりに新宿の街を歩きましたがあまりの人の多さにまいってしまいました。どこを向いても人、人、人・・・。それなりに刺激はあるけどちょっと疲れます。そういう歳になったのでしょう。高校生くらいの時はドキドキしながら歌舞伎町を歩いたのが初々しい思い出です。あの頃は勝手にもっと怪しい街のイメージを持っていましたが若さゆえの妄想だったのか、はたまた・・・。
 街角に立っていて二十数年前と違和感を感じるのは聞こえてくる中国語のなんと多いことか。雑踏の中に流れる車の騒音や日本語は自分の中では都会の風景にとけ込んでいるように思います。たまに外国語を通りすがりに聞く事があってもとくに気に留めるものではありません。しかしまっすぐ歩けないくらいの人ごみの中に身をおいてはっきり聞こえてくるのは中国語ばかりなのに驚きました。まるで中国のとある街角に立っているんじゃないかと錯覚しそうでした。今日び中国人観光客は京都や大阪でも多いですがこれだけ存在感を感じるのは彼らの声が日本人より数トーン高い(声が大きいという事)のかもしれません。こういう街中の変化はまさに現代の世相なんだとしみじみ感じました。田舎に住んでいるとここまでダイレクトに感じないので「ふ〜ん、なるほどね・・・」と実感です。

 さて外国といえば私が東京に出て来る日曜日の事ですが、showzineが修学旅行(研修旅行)でオーストラリアに旅立ちました。中学校で外国とはなんと贅沢なとは思いますね。しかし入学前からわかっていたことなのでとうとうこの時期がやってきたかとこれまたしみじみ。私らの時代なんて・・・と言いいだしたらそのまた上の世代の方々から「何をいうか」と叱られそう。しかしそういう時代になったという事でしょう。もちろん恵まれた環境である事には間違いありませんが。
そしてこれまたネット時代を象徴するように、毎日の旅行風景が学校のホームページにアップされていくのです。遠く離れたオーストラリアで今朝はこんな感じ、どこそこではこんな風に楽しんでますという情報が毎日配信されているのです。便利な世の中ですね。とはいえ何日もかかって届くエアメールの絵はがきは情緒があって嬉しかったものですが。

 彼らの旅行風景の中に大きな蟻塚がいくつも写っていました。(笑
中には1mを越える高さのものもあるようです。「うわ〜!楽しそう。」と勝手に思いました。ところがオーストラリアは自然保護思想が徹底しているようで、昆虫採集は原則禁止だそうです。そう、残念なのはその一点のみ。彼らが滞在するのはケアンズという北東部の熱帯雨林地帯。見るだけなんてもったいないなぁ・・・。日本は寒くてもあっちは夏みたいだし、きっといろいろな虫を見ているんだろうと思います。
 今日はグレートバリアリーフ観光に行ったはず。しかし事前の案内では海につけられるのは膝下までなんだそうです。なんだか徹底していてちょっと窮屈に感じるのは私だけでしょうか。(安全の為もあるのでしょうね。)

そんな旅行ももうすぐ終わり。明日の遅い時間に関空に帰ってきます。楽しい土産話をたくさん聞かてくれるかな。
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by aile21 | 2010-11-25 20:06 | とうちゃん

コケシマグソコガネ

 おおっと・・・・。もう少しで冬眠するところだった。(爆

虫採りから離れている間に季節も随分進んでしまいました。京都の町でも山はもちろんの事、平野部でもケヤキやカエデが奇麗に色づいて秋もどっぷりと深まってきました。先日には比良山でも初冠雪の報せがあったりしてもう冬がすぐそこまでやってきているのを実感します。

 今日は朝一番に仕事で大阪心斎橋まで出向いたあと昼過ぎには帰ってきました。帰りに京阪電車の車窓に見た河川敷に思うところがあって、ほんの僅かな時間ですが遊んできました。

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今年は春にコブスジコガネに夢中になりました。しかしわずかながらも糞虫を採り始めてからまだチャレンジしていないグループがあるのが気になっていました。それは草の根元に潜むというケシマグソコガネです。いつかは試してみようと思いつつなかなか実行出来なかった理由の一つは、暑い時期に河川敷に座り込んでシャコシャコと砂を篩うというのがどうも・・・。というヘタレなものでした。
しかしここ最近の肌寒さを感じると、「これ以上寒くなったらそれもキツいぞぉ・・・」という事に気づいてしまったのです。
日没の時間も随分早くなったので広い河川敷をウロウロせずに広いグラウンドで試す事にしました。

人気の無いグラウンドは犬の散歩をしている人がぽつりといるくらいで寂しい光景でしたが、まだ日が射しているうちは長閑な暖かさが残っていてホッとします。通常虫採りをしている時は立っているか中腰の事が多いです。それはオサ掘りの時もそうだし、落ち葉篩いの時も同じ。落ち葉篩いは一見今回の砂篩いと似ていますが篩った土をそのまま持ち帰るので現場で虫の確認を殆どしません。しかし今回は篩った笊の上に残るマグソコガネが目的なので見落とさないようにじっくり腰をおろしました。
 サッカーや野球のプレイエリアを掘り起こすわけにはいかないのでグラウンドの隅にしました。芝生の剪定が済んだ後のようで草丈は短く砂の表面が多めに露になっていました。そんなポイントの芝を根ごと掬って篩ってみました。早速アカビロードコガネが出てきたのが意外でした。夜間の灯下でよく目にしますがこういうのは初めて。他にもコガネムシ科の幼虫がポロポロと出てきますがどうも目当ての虫は見つかりません。どうも篩の目が粗いように思います。そもそもコブスジコガネを見つけた時は擬死状態になっていてなかなか動きませんでした。それを考えると簡単に見切ったりしないでじ〜っくりと篩った砂を観察しようと思いました。

 そうこしているうちにやがてモゾモゾと動き出す小さな塊を見つける事ができたのです。篩い3回目くらいで見つかったので思ったより早かったと思います。「こんな風に見つかるのか」とコツがわかってしまうと同じ砂の中からも追加が見つかり、次に掬った砂の中からもポツポツと見つかるようになりました。「なんだ、簡単じゃん。」
しかし3mmくらいの微小な虫なので種まではわかりません。ここで6つほど摘んだところで場所を移動しました。グラウンド脇のススキがたなびく根元などを掬ってみたりしました。しかしそこからは何も出ず。
e0083097_22162454.jpg河原に溜まったゴミの下にはカワチマルクビゴミムシがジッとしていました。ついでに段差になった砂の崖を崩してみたらミカドアリバチが3つも落ちてきたのにはびっくりしました。土中で成虫越冬なのか。

e0083097_2271527.jpg 帰宅してから採集個体を調べてみました。
「ふんコロ昆虫記」に同所で複数の種が採れるような事が書いてあったので、あわよくばホソケシマグソとハバビロケシマグソのどちらかでも採れていたらラッキーと期待していましたが・・・。
6個体ではムシがよかったようです。(笑

どうやら全てコケシマグソコガネのようでした。
まあ、初めてなので良しとしましょう。だいたいのコツは掴めたような気がします。

それにしてもこのコケシマグソコガネ、体中に砂粒をくっつけていてそれを除去するのに苦労します。いえ、完璧に除去するのは諦めました。(笑

 久しぶりの採集はやっぱりいいですね。今回の教訓としては篩いは目の大きさをいろいろ揃えたほが良いと実感しました。用途に応じて必要ですね。

 今日はかあちゃんとボジョレーヌーボーをチビチビやりながらここまで打ち込んでいたらほろ酔いになってきました。(笑










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by aile21 | 2010-11-18 22:25 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


by aile21

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