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台風一過

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 いやあ〜、よく降りました。台風2号のせいで昨日は一日雨。今朝まで強い雨でした。

宇治川は大増水。外縁の土手まで水がきてるのはずいぶん久しぶりな気がします。

おかげで天ケ瀬ラインは土砂崩れで通行止めらしい。

宇治ではこれも風物詩の一つ。
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by aile21 | 2011-05-30 23:56

ひとりぽっちのドリー

 
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 飼育容器の中に動く黒い影を見つけたときには「まさか!?」とびっくりしました。
「さすがにもう死んでいるだろうな」と思い込んでいたのでそろそろ片付けようかと考えていたところです。

 3年前に幸運にも見つけたオオクワガタ。その模様は過去のログ『・・・今度は本物?』にしるしています。当時は地元の♂を見つけて繁殖させてみようかと目論んでいましたが、そうそうオオクワガタが採れるわけありません。昨年は秋から仕事に忙殺され湿度管理もおざなりになっていました。冬の間はカラッカラに乾燥しきったマットのまま。時折それを眺めては「やっぱり飼育は下手だなあ。」なんて諦めていたのです。
それなのに一昨日、なにげに見た容器の中でゴソゴソ動いている姿には感動しました。一度「死なせてしまった」と思い込んでいたので、その時には歓喜の情を抱いたのはいうまでもありません。
小さな飼育容器で冬を3回越えたのです。

 虫を採取して殺して標本にするのを日常にしているため、へたにセンチメンタリズムを持ち込むと厄介です。短期間飼育することがあってもそれは幼虫から成虫への段階を「待つ」、あるいは「観察」するためというのが私の中での原則でした。昆虫はペットになり得ないと思ってきたのです。
しかしこのオオクワにはついに情を感じてしまいました。健気に生きている姿を見て、そして今後を考えるとせつなくなります。

我ながら酷な事してるなあとしみじみ・・・。 
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by aile21 | 2011-05-24 21:34 | とうちゃん

風薫る五月

 目に青葉 

 山ほととぎす

 ・・・・・・・・

 ・・・・・・・・

 ・・・・・・・・

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 ミドリセンチ

 ああ、いい薫りだ・・・。



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 えっちら おっちら
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 巣穴ではメスが待っています
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 どの穴もペアになっていてメスは巣穴の入り口でジッと待っています。

 とうちゃん、がんばりや!
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 あちこちで行ったり来たりと餌を運ぶ姿が見られました。

 ※雌雄の判別はしてません。想像です。

 追記; ご指摘を受けて確認しましたところ画像でメスとしている個体はオスの可能性が高いことがわかりました。
雌雄の労働分業がどういう状態なのか、今後改めて観察しようと思います。2011/5/27





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by aile21 | 2011-05-20 23:57 | とうちゃん

ヌバタマ

 先月末、霊仙山の麓で見つけたイノシシ糞から見つけたマグソコガネ。一つはトゲクロツヤマグソコガネでした。この虫はどうもゴールデンウィークに縁があるようです。
同時にそれよりはるかに小さいマグソコガネがたくさん潜んでいました。

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ヌバタママグソコガネ
 
 名前は知っていたけど初採集。そもそも『ぬばたま』というのが気になります。
なんだ? 『ぬばたま』って??

どこかで聞いた事があるけどなんだっけ? そんなモヤモヤ感があります。

「ぬばたま・・・、ぬばたま・・・

・・・・ぬばたまの・・・」

そう、歌に出て来る言葉です。

 「ぬばたまの 夜の更けゆけば 久木生ふる
清き川原に 千鳥しば鳴く」
    山部赤人 万葉集

そんな感じで遥か昔に古典の授業で耳にしていたのが記憶のどこかにこびりついていたのでしょう。いわゆる枕詞。『ぬばたま』は黒をイメージして「夜」や「髪」にかかる言葉らしい。実際にはヒオウギという花の種がぬばたまと呼ばれるらしい。その種は艶があって真っ黒な丸い粒。
そこまで知るとなるほどと頷いてしまいました。
このヌバタママグソコガネ、小さいながらもくすみのない奇麗な黒色をしています。また体高も盛り上がり気味で丸々とした姿。

ああ、いい和名をつけたなあと感心しました。虫の和名には「ニセ」「モドキ」などが多く見受けられ、時に不評を買うことも多いですが、時にはこういう美しい命名をされている虫もいたりします。学術的には「和名」は殆ど価値がなさそうに言われる事も多いようですが、いやいや、こういう言葉で楽しむ感覚は好きですねぇ。

・・・ただ、マルマグソマルツヤマグソの立場がないなあと思いますが。

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 宇治川を挟む山はシイ・カシの木の花で真っ黄色。今日はグングン気温も上がり日差しが痛いほどでした。
僅かな時間でしたがミズキの花を掬ってきました。
トゲヒゲトラやヒナルリハナ、キバネニセハムシハナ、ツヤケシハナに混じって今回もあのカミキリが採れました。普通に3つも・・・。
過去に何度も掬ってきたせいか顔なじみばかりであろうと期待はしていなかったのに狐につままれたような感じです。
なんか今年はおかしいのかなぁ。
定点調査は根気よく続けていかないとどんな結果がでるかわからないものだと実感するのでした。







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by aile21 | 2011-05-18 23:49 | とうちゃん

クロタマゾウムシ

今日の午後、ミズキの様子でも見に行こうと出かけましたが強すぎる風には困りました。ミズキの開花はあともうすぐですね。
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 宇治の山はフジの花が満開です。午後は天気が崩れてしまい時折雨粒が落ちていました。
ヤブデマリに花にはいつものメンバーが群がっています。カミキリムシはトゲヒゲトラとチィロヒメハナばかり。
そんな中、先日採り損ねたコハナムグリが一つ見つかったので摘んで帰りました。
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 先日KOH16さんのブログ『ムシトリアミとボク』でクロタマゾウムシが紹介されていました。
桐の若葉につくそうです。普段、桐なんて意識して虫探しをした事がありません。
いえ、虫採りを始めた頃は手当たり次第に目につく花を掬ってみたりしました。その経験上、「桐っていうのは虫の来ない木だな」と勝手に思い込んでいたのです。

帰り道に花をつけた桐の木があったので立ち寄って網を伸ばしてみました。
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ホントに採れました。しかも想像より大きいです。
コロコロしていて可愛いですねぇ。タマゾウムシの仲間は気になっていたけどいままで何一つ出会ったことがなかったのでこれは嬉しいですね。
一つしか採れなかったけど機会があったらまた桐の穂先を掬ってみようと思います。
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by aile21 | 2011-05-14 23:23 | とうちゃん

太ももの魅力

 うおっ!?

 こ、これは・・・・?


e0083097_22175483.jpg クラルアか?

クラルアなのか?

とうとう見つけちゃったよクラルア!!

やっと見つけた宇治産のクラルア。
嬉しいよ〜。

摘んで真っ先に見たのは太もも。
う〜ん・・・、こんな普通な感じだったかなぁ。

 まあいいや。

取引先を訪問するのが午後に変更になったので昼に駆け足で花の様子を見に来ました。
先週のヤブデマリは装飾花が目立っていたけど中心の小さな花はまだ開いていませんでした。その時はこんなにクマバチ見た事無いというくらいクマバチが乱舞していてその景観が印象深かったのを覚えています。昨日から気温が上がり出し今日の汗ばむ暑さです。
コアオハナムグリやクロハナムグリが大量に発生していました。中にはコハナムグリの姿もちらほら。コハナムグリは一つしか採っていないのでせっかくだからもう少し追加しておきたいところです。しかしクラルアで手間取っているうちに花を揺らしてしまいポロポロと逃げられてしまいました。あたりにはこの花しかないから待っていればまた飛んで来るだろうと1本のヤブデマリの回りを横から下から覗き込みながらまわってみました。

すると真っ白な花(花序?)の回りを飛び上がっていく一際小さなカミキリが目に留まりました。
なんだか覚えが無いけどきっと初めてのカミキリに違いない。極小サイズで華奢な姿。思わず「ちっちゃ・・・」と思いながらもサッと網で掬いました。

クラルアも採れたのに更にもう1種かぁ?
ワクワクしながら網の中を覗き込みました。

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ああっ!!!

これこれっ!!!
太ももに玉のようなコブがついています。

クビアカモモブトホソカミキリ(通称クラルア)
Kurarua rhopalophoroides Hayashi,1951


やっぱりクラルアはこうじゃなくちゃ。

・・・・・・?

・・・・・・・・・・・・・あれ?

てことは?

・・・・

・・・・

・・・・

寒気がしました。

最初にクラルアだと思い狂喜乱舞して喜んでいたのは、ホ・タ・ル・・・
ホタルカミキリじゃないか。
うわぁ・・・、恥ずかしい。
そういえば去年も一昨年も春の花掬いはろくに出来ませんでした。とはいえホタルカミキリを忘れてクラルアだと喜んでいたなんて。以前には飽きる程目にしていたホタルなのに少しカミキリから遠ざかっているうちにこんなになってしまうとは、ああ恐ろしい。
勘違いのまま撤収していたらブログにも書けない顛末でした。粘って良かったぁ。
その後追加を1ex.、一旦離れて再度帰りがけに立ち寄ったらまた2exs.のクラルアが採れました。地元の山域で数年探してきましたが今まで見つけられなかったのはどうしてなんでしょう?
発生時期がほんの僅かなのかな。それでも自力初採集なのでめでたしめでたし。


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 おまけにミドリカミキリも一つ採れました。

普通種だけど宇治ではなかなか見られないカミキリ。

奇麗だしスタイリッシュで好きなカミキリの一つです。


 その先まで足を伸ばしてみると林道の先に叩き網と長網を持つ虫屋さんの姿が目に入りました。
同じく宇治市のSOKUHさんでした。いつもいろいろと目をかけていただいてきたのに最近はとんとご無沙汰していました。せっかくだから同行させていただきたかったのですがもう仕事に戻らなければならなかったのが残念でした。クラルアを一つ謹呈させていただいて失礼したのでした。

京滋バイパス沿いの電光掲示板では29℃となっていました。そりゃ暑いわと思いきや、車中で流れるアルファステーション(地元FM)では京都市内で30℃を越えたとか。一気に夏ですね。
明日からは雨が続くようです。蒸し暑くなるんだろうか。




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by aile21 | 2011-05-09 23:33 | とうちゃん

霊仙山ハイク

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 今年の連休はどうも天気が安定しないようです。モタモタしてると機を逃がしてしまいそうに考え今日はshowzineと霊仙山に登ってきました。

久しぶりの山登りは想像通り体をいじめる事となりました。歩き始め30分で「ハア、ハア・・・」と体全体で呼吸をし、鉛のように重くなった足をズルズルと引きずりながらの苦戦でした。
「今日は大変だぞ・・・・」と不安になるも、稜線に出てしまえばずいぶん体も馴れたようで気持ちの良い山歩きを楽しみました。
しかし、なんと言っても寒い。風はゴオゴオと吹き付け、太陽はたまに薄日が差す程度。
どんよりとした景色がなんとも恨めしい。
ヤッケは着てきたものの歩き出せば暑くなるとフリースを用意しなかったのを後悔したほどでした。
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 山稜の石灰台地にはカレンフェルトがゴロゴロ。
残雪も山の斜面のあちこちに張り付いていました。
寒いわけだ。

 去年の御池岳ハイクは絶好のポカポカ陽気だった。あんな楽園を期待していたわけだけれど今日は随分印象の違う山行になりました。
それでもこっちのほうが断然好きな山だと思いました。
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 山頂は360度のパノラマが広がり、眼下に琵琶湖を一望する素晴らしいロケーションでした。
・・・・天気さえ良ければですが。青灰色に染まった薄暗い景色に叩き付けるような強風のため、のんびりと景色を楽しむ余裕がありません。なにしろ風を除ける障害物がほとんど無いので、山頂でのんびりお弁当というわけにもいきません。ちょっとした岩陰でコソコソとおにぎりを口に流し込み歩くことにしました。showzineからは「じっとしてると寒い。」と訴えられるし。
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 山頂を過ぎ、西南稜を進みます。稜線はガレ場が続いて歩きづらいものの展望のきく気持ちの良いルートです。
・・・・天気さえ良ければですが。あいかわらず吹き付ける風は台風並み。それがなんとも惜しかったです。それでもこれから芽吹き始める木々や草花の新芽が赤や黄緑にほのかに色づきだしていて柔らかな色彩のグラデーションを織りなしていました。
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 尾根の北側には黄色い花が咲き広がっていました。他のハイカーが必死に写真を撮っているので何の花なんだろうと気になります。ネットで調べていたら福寿草が有名らしいのですが、もしやこれが?
帰宅して調べるとどうやらそのようでした。
福寿草といえば、正月頃に園芸店に並ぶ盆栽のようなものしか知りませんでした。あれは背丈も低く、もっとおもちゃのような印象です。強風の当たらない岩陰に可憐に咲いていました。

 西南稜の終わりは急斜面に切れ落ちていてもう膝がガクガクブルブル。太腿のうらまでひきつってきました。さすがにshowzineは元気に飛び跳ねながら下っていきます。「もっと小股で歩かないと」と忠告してもピョンピョンと跳んでいきます。いいなあ、あの柔らかさ・・・。(笑

岩稜帯も終わり、樹林帯に入るとやっと風にも悩まされなくなりました。この尾根はケヤキの森です。どこもかしこも目立つ大木はケヤキばかり。こんなにケヤキばかりの森は宇治周辺で見たことがありません。時々浮いた樹皮を捲ってみたりしながらのんびり下っていきます。休憩時にはカミキリ幼虫の入った落ち枝を数本ひろったりしましたが目ぼしい収穫はありません。

e0083097_0551888.jpg やがて杉林も入り交じってきます。すると林床に気になる植物群落がありました。もしかして・・・、うん、そうだよなあ・・。
近寄ってみるとやはりヤマシャクヤクでした。
しかも丸い蕾みがあちこちで立ち上がっています。
来るのがもう少し遅ければ奇麗な花が見られたかもしれません。
そしてキマルも?

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 私が雉打ちをしている間にshowzineはさっさと先を下りていってしまいました。私はおかまいなく時おり脇の小枝をポキポキと折ってみたり樹皮を捲ってみたり。この頃(まだ13時前ですが)厚くたれこめていた雲が薄くなり薄日がさすようになりました。新芽に色づいた梢が鮮やかな発色を見せ始めます。
「ああ、ちょっと早く山を下りてしまったかなあ。」と悔しい気持ちになりましたがそれはもう仕方ありません。これもまた時の運でしょう。
面白いのは杉林と隣り合わせでブナ帯があることです。ケヤキの森より遥か下になるのです。

いつまでたってもshowzineに追いつかないまま林道に到着。彼は車のところでずっと待っていたようです。想像通り「遅い」と文句をつけられてしまいました。
07:30 出発
13:30 帰着
と、ずいぶん駆け足な山歩きになってしまいましたが、これも山頂での悪天候のせいですね。今度は秋にでものんびり歩きに来たいと思います。
虫はちょこちょこ探しましたが特に目ぼしい収穫はありませんでした。それはまた同定後に別記しようと思います。
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by aile21 | 2011-05-05 18:52

今年も天ケ瀬で

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 もう3日も黄砂が続いています。真っ白に黄砂を被った車が目立つ連休です。

e0083097_231449.jpg 今年も関東からしまちゃんさんが見えたので天ケ瀬を一緒に歩きました。
とはいえ今年は季節の進行が遅いのか虫の姿が少ないです。もともとこの時期の宇治ではなかなか目ぼしい虫がいないのですがミドリセンチくらいならなんとかなるかな。

例年よりも少ないミドリセンチでもしまちゃんさんの驚異的な視力は冴えていて、次々にタッパーに収めていきます。林道上を緑色の光がすーっと飛んでいくのを見逃さずサクッと網を振るスキルはさすが蝶屋でもあると感心しました。
私は「あっ! 飛んでる・・・、あーっ・・・・、行っちゃった・・・・。」ばかりでミドリの突然の出現に体が対応出来ないのでした。
「その気になればトラップでいくらでも採れるから。」とのんびり構えてしまうのは負け惜しみかもしれません。(笑

e0083097_2335142.jpg 林道上は例年通りニワハンミョウが飛び回っていました。

小さなヘビも日向ぼっこ。
摘んでみるとカナヘビみたいに「カプッ」と噛み付いてきてカワイイ。

アオダイショウも姿を見せたし、カナヘビはそれはもうそこらじゅうでカサカサと動いてました。

 しまちゃんさんがスズメバチと格闘している間に目の前を飛び上がっていった赤い虫が気になりました。
頭上の梢に留ったので網を伸ばして掬ってみるとアシナガオトシブミが3つ入っていました。

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 ところが同じ網の中に見慣れない虫の姿を見つけました。

あれっ!? カミキリだ。

シロオビチビヒラタカミキリ

うわーっ!! 久しぶりの初カミキリでした。
これはラッキー!!
やっぱり新しいカミキリが採れると嬉しいですね。
今日はお散歩採集のつもりだったので思わぬ成果に大満足でした。

 その後も虫の少ない中をウロウロしましたが、「初カミキリ採れてるし自分的には満足だなあ。」と思っていましたが、私が足元のキイチゴの花に飛び交っているヒゲナガハナバチを見ていた時です。
しまちゃんさんの手が「スッ・・・」と伸びてきて私の視界を横切りました。

e0083097_23284892.jpg な、なんですかっ、それ!?

かっこいいじゃないですかぁ・・・。

なにそれ? スギノアカネトラ?

ええ〜っ、いいなあ。

し、写真だけ撮らせてぇ。

そっか、こんなのもいるのか。自分も探さなくちゃなぁ。


最期はやはりミドリセンチの材糞採集。この時期のミドリセンチは鉄板ですが、気になったのは例年足の踏み場もないくらいに落ちている鹿糞が全く見当たらなくなっていたことです。そんな事ってあるのかなあ?天ケ瀬の山を歩いても一粒も見ませんでした。これはなにかの異変なのか?

気になりますねぇ。

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by aile21 | 2011-05-04 23:48 | とうちゃん

ユアサハナゾウムシ

 先日の霊仙山での採集品を確認してみました。「ついで採集」なのでこれといった虫は採れていませんが我が家にとって印象に残った虫がユアサハナゾウムシです。 


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 春先の今頃、平地で野バラをビーティングするとイチゴハナゾウムシがバラバラと落ちてきます。図鑑にはイチゴハナゾウとそっくりなユアサハナゾウが並んでいて、まだ昆虫採集を始めて間もない頃はもしかしてユアサかもしれないからと念のため採ってきてはやっぱりイチゴだったなんて事が続きました。
やがて「どうせイチゴだろ・・・」と注意して見る事がなくなりました。

寒風吹きすさぶケヤキの森で休憩がてら剥いてみたケヤキの樹皮を剥いていました。
「ゾウムシ・・・」とshowzineがぽつりとつぶやいたので「どれどれ?」と覗いてみると。
どうもイチゴくさい。そもそも2mmくらいのゾウムシなので肉眼では判別しにくかったのです。ゼエゼエ言いながらの登りの途中なのでルーペを出すのも面倒でした。
「う〜ん・・・、まあ、ユアサかもしんないから採っておくか」と半ば冗談まじりに吸虫管に吸い込んでおきました。
しかし越冬中のイチゴをケヤキの樹皮下でなど見た事がないのでその状況を考えるとまんざらでもないのかなと、淡い期待もあったりしたのでした。

帰宅後調べてみるとやはり念願(?)のユアサハナゾウムシでした。ホッ・・・
ネットで検索してみると樹皮下で見つかる事が多いようです。
普通種らしいけど縁がなかったですね。いままでずいぶんイチゴに騙されてきたのでやっと見つけた事に安堵したのでした。


e0083097_23533844.jpg 同じく樹皮下で見つけたのが

ドウガネツヤマルトゲムシ

実をいうとこれが採れて嬉しいのかどうかと問われれば微妙な虫ですが、showzineに「模様がある」と言われてつい吸虫管におさめてしまいました。
鞘翅に生えている微毛のせいで模様に見えただけのようですが。

なんだか嬉しいんだか嬉しくないんだか・・・・。

 山行中は多くの鹿やカモシカの糞を見つけました。登山道の真ん中でほじくっていると小さなマグソコガネがポツポツ見つかります。しかしshowzineは糞をほじくる父親の姿を他の登山者に見られるのが気が気でない様子。「お父さん!人が来たよ!」「変な人に見られるよ!」とソワソワ。
1000m近い稜線で見つけたので期待していたのに帰ってから調べるとどうもチャグロっぽい。
まあ、クロマルエンマも混じっていたくらいだからそんなもんか。

あとはケヤキの落ち枝を僅かに持ち帰ったりしました。
ずいぶん標高を下げてからブナ帯で落ち葉を少々篩ってきました。これからはアリヅカムシが2種。アリモドキの仲間が1種。ハネカクシが5種くらい。

下山後帰りがけに山間の集落を通った時に休耕田らしい草地を見つけたのでフラフラ歩いてみました。そこにはイノシシの糞があちこちに落ちていてまたホジホジ・・・。マグソコガネの仲間が2種見つかりました。クロマルエンマは無視しましたけど。

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 まだ冬枯れのような草むらをヒョコヒョコ歩いている虫に気づくとニワハンミョウでした。近づいても飛び立つこともなく、ドタバタと逃げ惑うばかり。それでも折り重なった枯れ草が邪魔をしてなかなか先へ進めません。素手でハンミョウを捕まえたのはこれが初めてでした。
羽化脱出後間もないハンミョウってこんなものなのかな。










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by aile21 | 2011-05-03 23:52 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


by aile21

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