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大阪例会

 東京での出張を終えて、昨日京都に帰ってまいりました。むこうでは相変わらずの忙しさで虫はなし。仙川沿いの桜の梢にリンゴカミキリらしき食痕を見つけましたが手が届かず眺めて帰ってきただけです。
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 選挙に行ってから大阪へ出発。昼前には大阪市立自然史博物館に着いたのは昼前でした。
今日は日本甲虫学会の大阪例会です。過去に何度かお邪魔させていただきましたが、ここ数年は都合がつかずご無沙汰しておりました。サロンにも行けてないし、時々はこういうところで刺激を受けないと煮詰まってしまうので今回はなんとかやってきたのでした。
ドキドキしながら扉をくぐると相変わらずの圧倒される空間がひろがっています。それはもう、どの方もが大御所にみえて緊張しまくってしまいました。

 講演は稲垣政志氏の「糞虫よもやま話」。
「ふんころ昆虫記」にでてくる糞虫採集の詳しい状況や裏話など、実に楽しいお話でした。
そのバイタリティに脱帽です。

講演の始めに塚本先生のお言葉で印象に残るコメントがありました。

「虫を採る子供が生き残るのではなく、虫を採る家族が生き残る」

私も家族で楽しんできましたのでいろいろと胸に去来するものがあり、感慨深かったです。
(生き残れるかな?)

やっぱり糞虫はまだまだ楽しめそうです。
大きく刺激を受けた一日でした。
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by aile21 | 2012-12-16 22:57 | とうちゃん

短い秋・・・

今年は紅葉が当たり年で全国で絢爛豪華な美しい紅葉が見られたらしい。たしかに先だって趣いていた伊勢でも照葉樹林メインの地域にもかかわらず所どころで朝日を浴びる美しい紅葉を目にすることができました。特に伊勢神宮内宮から志摩・賢島方面に抜ける「伊勢道路」の紅葉は見事でした。山中を抜けるこの道は交通量もそこそこで、週末の夕方には行楽帰りの車が大渋滞するような道なのだが、普段は道路脇のあちこちで鹿が草をはんでいる場面に度々遭遇するような道です。おそらく神宮に守られてきた山なのでしょう。
朝一番に伊勢市から車を飛ばして鮮やかな紅葉のトンネルの中を出勤するのはなかなか気持ちの良いものでした。
 しかし仕事はというと予定より厳しいものだったので気持ちに余裕がまったくなかったのも事実。車を走らせながら「ああ・・・、綺麗だな・・・・」と思うのが精一杯で、ついぞブレーキを踏んで一時の紅葉狩りを楽しむことはありませんでした。

 京都に帰ってからまた次の出張が決まり、バタバタしはじめました。地元で秋を楽しむ間もなく出発するのは気が引けるので3日前にフラッと車を走らせ天ヶ瀬方面に行ってみました。昼過ぎに短時間なので歩くのは考えず、車で名残の紅葉を探しに行ったのでした。

 夏の豪雨で分断された宇治の多くの道路。それでも天ヶ瀬のダム湖沿いは工事のための片側通行こそあちこちにありますが、湖面に美しい紅葉を映した姿を見られて気持ち良いものでした。
車を止めてダムのアーチの上を歩いてみましたが途中で通行止め。入口のおじさんに話を伺うと天ヶ瀬森林公園は未だ入れない状態とのこと。「ああ、やっぱり・・・」という感じ。ま、市民の生活に直結しない山中の公園では復旧工事は後回しになっても仕方ないかな。

 ダムの入口脇にはメタセコイアの大木がまとまって植えられているポイントがあります。ここの紅葉はカエデの派手さはないものの燃え立つような落ち着いたオレンジ色がムラなく一i色に染まるので圧巻です。
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降り積もったメタセコイアの落ち葉で林床もふかふかです。

 久しぶりに倒木の樹皮を浮かせてみると、見覚えのないゴミダマを見つけました。
色めきだった直後、そーっと浮かせていただけの樹皮がベリッと勢いよく弾け、ゴミダマもどこかへ飛んでいってしまいました。
・・・また会いましょう。

 さて昨日からまた東京に出張しています。一週間ほどの滞在でしょうか。
今年の出張もこれで最後かな。
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by aile21 | 2012-12-10 07:39

イセオサムシ

 伊勢から帰ってまいりました。
今回の出張はなかなかハードでした。予想通り時間はないし、朝晩は暗いし寒いし・・・、ということで虫たちとの時間はまったく取れず。
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 伊勢市に宿泊し、志摩市と鳥羽市を行ったり来たりしていました。それなのに海にはほとんど向かずたまに車窓の外に流れるのを横目で見るくらいでした。それでは淋しいので昨日には早めにホテルを出て有名な夫婦岩というのを見てきました。

でも、なんだかよくわからん・・・、というか普通の岩でしたね。
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対岸の神社にはあちこちカエルだらけ。
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ピュー・・・・

 さて最終日となったので悔いを残さないように今朝は一発奮起。
前回のウガタ惨敗が心残りではありますが、それはまた十分に時間を取って再チャレンジしなければ連敗しそうなのでもう少し可能性のありそうなイセオサムシを狙いに河川敷に向かいました。
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 それにしてもここ数日、非常に寒いです。昨日は岐阜あたりでは雪がちらついていたようです。名古屋あたりでも最低気温が3℃などといわれてましたね。
河川敷は霜で真っ白でした。
ピッケルを持って降り立つ河川敷で初めて本格的な冬を感じたのでした。

 手頃な崖を探すもなかなか見つかりません。河川敷に降りられるポイントがなかなか見つけられず南向きの河原に入ったのも苦労の元でした。広い河川敷はオサ堀りのセオリーに反する日当たりの良い草地ばかり。これではどうも・・・、そんなこんなで土手と川の間に横たわる竹やぶ周辺をウロウロしたのでした。
イメージ通りの崖が無いなぁ・・・。それに竹やぶでのオサ掘りってよく聞くけど実際にはやったことなかったのでもう一つ要領がつかめませんでした。

それでもスジアオゴミムシがポツポツと出てきたので諦めず続けてました。

それにしても久しぶりのオサ掘りは疲れるなぁ・・・。
30分くらいで肩が重くなってきました。そんなことではアカンアカン。
やがて竹やぶの縁にポッカリと掘られたようなくぼみを見つけました。それは自然のものというよりは誰かが山芋を掘り出した跡のよう穴でした。過去の経験でこういう穴の肩にオサムシが越冬していたのを見つけているのでここぞとばかりに掘り始めたのでした。
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 柔らかい砂質のポロポロと崩れる土の中からこちらを見ている姿が。
頭と胸しか見えませんがその広い前胸を目にした瞬間、「ああ、やっと・・・」と安堵の息が漏れたのでした。
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やっと見つけたイセオサムシ。想像通り赤味のある中型のオサムシでした。
先月もトラップで一回だけチャレンジしましたが叶わずに終わっていました。とりあえずこれで気がかりな虫を一つ攻略できました。

それから追加を求めて頑張ったのですが、数多のスジアオとルイスオオゴミばかりが「これでもかぁ!!」という感じでゾロゾロ。
マイマイカブリが3つ固まって土の中から出てきたくらいでした。思い返すと土中からマイマイカブリを掘り出したことってあんまりなかったように思います。たいがい倒木でしたから。

結局イセオサムシの追加は得られず。ちょっと残念。オサムシってやっぱり難しいなぁ。
ま、いいか。
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by aile21 | 2012-12-02 22:49 | 東海編


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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