ノリウツギからリョウブへ

 本当はハイキングがてら山中を徘徊したかったのだけれど、最近どうも天気が不安定です。一日一回は夕立やゲリラ豪雨がやってくるので長時間山に入るのが躊躇われます。そんなわけでいつでも車に戻れるように街道沿いの楽チンポイントを見てきました。

 花背峠ではすでにノリウツギの花は黄ばんでほぼ終わり。さすがにあれだけいたヨツスジも殆ど見当たらなくなっていました。今夏もあまりいいのが採れなかったなぁ、としみじみ見て歩くとノリウツギと打って変わってリョウブが咲き始めていたのでした。
あんまりリョウブで良い思いをしたことがなかったけれど、それでもカミキリはそこそこ来るはず。
まだ咲き始めを少し掬ってみたけれど、やはりヨツスジが・・・。
なんだ、ノリウツギからこちらに引っ越しただけか。
林内の立ち枯れではウスイロトラカミキリが盛んに走り回っていました。
粗朶を叩くとガロアケシカミキリにアトモンマルケシ、ヒトオビアラゲカミキリ。

 峠を越えて次はS峠へ向かいました。途中、府道からそれた林道の脇にノリウツギが見えたので立ち寄ります。ここは相変わらず賑やかで、ヨツスジ、マルガタ、エグリトラが群がっていましたが、なんと久しぶりにジュウシチホシハナムグリ確保。これ、オオトラフに負けず劣らず好きなんだよなぁ。
とはいえカミキリはいつもの面々か、と思っていたら一際大きなペアが花の中に見えました。
♂の覆端をみた瞬間すぐ分かりました。オオヨツスジです。
そうか、もうオオヨツの季節になってしまったか・・・。
と、思ったらモミの倒木ではオオヨツの♀が産卵中。
e0083097_012642.jpg
花でしか採ったことないけどホストは針葉樹なんだ・・・。
宇治でも採れるからモミだけってことは無いだろうけど。
やはりカミキリはホストの木と一緒に見つけるとちょっと嬉しい。

 再び峠を目指しながら時々、ノリウツギやリョウブを掬いながら進みました。オオトラフのペアやジュウシチホシの追加を得ながら峠に着いたらもう15時。
山に入る前に道路脇に放置された伐採木を覗きました。おそらくミズナラ。
するとそこにはなんとコバネカミキリの集団がいたのでした。
e0083097_23534881.jpg
 いやいや、
え~~っ?
こんなにいるの?
とは言っても十数匹だけど。1m程に切られた材が7~8本転がっているだけなのにブンブン飛び回っています。そーっと近づいて素手で捕まえていましたが、そんな時でも顔や頭にぶつかってくる始末。
5つくらい摘んで終わりにしようとした時、1匹のアリがコバネカミキリの足を咥えて材の上を必死に登っていました。よ~く観察してみたらどうやらまだ完品らしい。
「ゴメンよ・・・」
横取りしちゃいました。(笑)

そんなことをしていたらますます時間がなくなってしまい、峠ではブナの倒木を観察するくらいしかできませんでした。それでもハナノミやコメダマ数種、その他雑甲虫を摘むことができたのでした。

今回もあまり良い出会いはなかったのですが、久しぶりに好きな虫達に会えたのでまずまずでした。
ミズナラの倒木の樹皮を剥がしたら大きなゾウムシが採れたのですが、どうも記憶にありません。
もしかしたらそれが今回のちょっといい虫になるかも。?
e0083097_0161434.jpg

 峠を降り始めたら早速降り始めました。
帰りに通った花背峠では21℃まで気温が下がっていました。
こんな数字久しぶりに見ましたよ。
[PR]
# by aile21 | 2013-07-29 00:18 | とうちゃん

新規開拓は難しい

 最近良く眠れない。暑さのせいかもしれない。明け方になってやっと眠れているのかも。

 朝から出るつもりでいたのに、結局11時前。35℃を超えた京都市内を抜けて北へ。
e0083097_2312668.jpg
 途中、花背峠に差し掛かるとノリウツギがそれはもうあちこちで満開。

四筋花も超満開。・・・100以上?

なんか紛れ込んでいないかと目を凝らすと何やら丸っこいのが・・・。

おそらく、
e0083097_23161625.jpg
予想通りマルガタハナカミキリ。こんなにマルガタ多かったっけ?

コウヤホソハナも負けじとフワフワ飛んでいた。
でもカミキリはほぼその3種で占められていた。よせばいいのに連なるノリウツギを掬いつつ時間を費やしてしまった。クチキオオハナノミが採れたのはちょっと嬉しかったけど、初でもないしなぁ・・・。
e0083097_23244321.jpg
サルナシがたわわ。

 今日の目的は花で騒ぐんじゃなくて、もっとじっくりと木を見つめての観察と新規開拓のつもりなので一通りの花を見ては花背を後にした。
さて、目的の林道へ近づくと、うっっ!?
一抹の不安はあったのだが果たして不安は的中。
林道の入口はしっかりと鎖で封鎖されていた。

う~ん・・・、やっぱり衛星写真だけで判断するのは危険だな。
ホントはブナ帯まで行くつもりだった。歩いたらどれくらいだろう・・・。既に午後1時を回ってるし、今から車でウロウロするのも得策とも思えないのでそのまま徒歩で林道を進んでみることにした。
しかし、車を止めたポイントから山の端を仰ぎ見ても杉の植林しか見えない。
沢沿いに平坦な林道を進んでカーブを曲がる度に「そろそろ自然林か?」という期待は何度も裏切られる。

それでも時々、モミやミズナラがポツポツ姿を現す。でもなんか薄暗いなあ。
一本の大きなクワの木にヒメヒゲナガカミキリが張り付いていた。

花も無い、倒木も寂しい限り。ニイジマトラくらい。

2kmくらい歩いたか、やがて一本の木が目の前にそびえ立っていた。
おお、これやこれ!

そう、今日の目的はサワグルミ探し。
今まで、キチンと記憶にとどめた事がないので、いざ探すとなると全くポイントを知らないのである。
まずは自分で探してみようと歩いてきた。

それにしてもデカイな。根元付近ならまだしも、網の届く範囲が少なすぎ。
林道に座り込んでおにぎりを食べながら見上げていたのだが、何にも見当たらない。
う~ん、これはちょっと採集には向かないかも。
部分枯れがあったので網の枠に引っ掛けて落としてみた。樹皮を剥いでみたり折ってみたりしても期待の食痕もなし。

とりあえずもう少し先へ進んでみようか。なんだ暗くなってきた。雲行きが怪しい。
一雨来そうだ。

このあとやっと杉の植林帯が終わったのだが、道に迷ってしまい狭い沢筋で立ち往生してしまった。
実は、今日は携帯電話を家に忘れ、腕時計も車に忘れるというマヌケな状態だった。
時刻もしれず、天気もヤバイという事で引き返すことにしたのだった。
道に迷っている最中、ふと顔のすぐ脇にある枯れ枝を見たらナガゴマフだった。
ちっ! モミやブナの森でこいつかよ・・・。

そんなこんなで元来た道をトボトボ歩いていたら、目の前をメタリックグリーンの腹を見せて何か甲虫が横切っていった。
おっ!?

タマムシか?ハンミョウか?

咄嗟になぎ払った網だったがその動作中にも「ああ、網が裏返ってる・・・」と気づいてしまった。

ダメと知りつつも網の外側にでも引っかかってないかと覗いてみると、・・・あれ?
e0083097_0141089.jpg
網の中にトゲバカミキリが入っていた。

なんで?
いつのまに入ったんだ?


随分前に山形の材から羽脱させてはいるけど直に採集するのは初めて。しかも今日の淋しい成果からすればまだいい・・・・・、いやいや、違う違う。
そうじゃないんだよ。なんか違う。

車に戻った直後、一気に降り出した。
ひとしきり降ったらすぐ止んだので単なる夕立だったようだ。

帰りにまた花背によってみたら、雨上がりにもかかわらずまだまだ四筋花が満開だった。
今度は妖精と美山細花まで咲き始めていた。
[PR]
# by aile21 | 2013-07-22 00:25 | とうちゃん

LEDはどう?

7月18日
e0083097_23132910.jpg
 今年こそは地元でと狙っているカミキリがいる。ポイントはほぼ特定できているんだけれど、さてどうやって手にするか。
一昨年、昨年と何度か夜に出会いを求めて足を運んだのだけれどどうも望み薄な感じ。

手ぶらで探しに行くくらいではダメだと思っていたところに先日、仕事で購入したLEDライトという光明を見つけた。乾電池式なのにかなり明るい。
showzineも「灯火で使えそう」と。
ホントは発電機を用意して本格的にやりたいのだけれど、発電機けっこう高いしなあ・・・。
それに今回のポイントは住宅が近いので現実的には無理そう。

本番は8月の予定なんだけど、一度試しにやってみることにした。
どれくらい明るいのか?
電池は保つのか?
e0083097_23254918.jpg
 流石に一灯では淋しい気がするかな。でもまあ、真っ暗なポイントならそれなりに明るい。照射範囲が狭いのも気になるけど、補助に足元に小さなLEDタッチライト(100均)を2個置いてあとは結果待ち。

まだ明るい6時半にセット完了。帰り間際に近くの倒木で小さな虫を数匹吸って一度帰宅したのだった。
晩飯後、10時頃再度ポイントに様子を見に行った。

 遠目にはしっかり灯火が残っているのがわかったのだが、現場に近づくにつれ・・・・・、あれ?
e0083097_23461927.jpg
うわ・・・、なんか暗くなってる。
ダメだ、全然暗いわ。

たしかに充電式の電池(単4×4本)は満タンではなく一度夜回りで使っってはいた。
しかし3時間くらいは保ってもらわないとなぁ・・・・。

ぶら下げたシーツにはマルガタビロウドコガネが2頭しがみついていた。
あとは無数の蚊やウンカ、小さな蛾など。
・・・これだけかぁ?と目を凝らすと極小のコメツキが3つほど見つかった。シロオビチビサビキコリだ。

もう少し粘りたかったが、電池切れでは致し方ない。
次は満充電して試してみよう。やはり日暮れから日付が変わるくらいまでは保ってほしいところ。
まだまだ不安だなぁ・・・。
[PR]
# by aile21 | 2013-07-19 23:59 | とうちゃん

雨の峠道

 天気予報では70%だった。それでも出発したのは朝の連ドラを見たあとすぐ。
高速の入り口にはすでに渋滞情報がズラズラとならんでいる。
ETCカードをセットしていたのだが、そのまま高速の入り口を横目に通り過ぎたのだった。

連日の猛暑から逃げるべく避暑を兼ねての予定だったのにこの不意打ち。

そろそろノリウツギがあちこちで咲き始めたのがわかったので、川遊びと虫採りを目指して家族でやってきたのは鈴鹿のとある峠。
車で国道を登りつつ山肌を見ているとアカメガシワはそこそこ咲いているもののまだまだノリウツギは見当たらず。あれ?この道はハズレかなと不安になっているとまもなくトンネルまで来てしまった。
う~ん・・・。
それならばと、旧道の峠道を進んでみた。
カーブをいくつか回ってみると目の前に飛び込んでくる白い塊。今にも降りだしそうな暗い景色の中に光り輝くノリウツギの花だった。
ここかぁ・・・。
さっそく掬ってみるとお約束のヨツスジハナやアオハナムグリに混じって真っ黒なカミキリを網の中に見つけた。ヒゲジロハナカミキリだ。一瞬ツヤケシハナを思わせるが触角の一部が白いのですぐにそれとわかる。昔、山梨で採ってから随分ひさしぶり。他にホソトラも入った。これもいくつか採ってるけど良く出会うというわけではない。そんなことをしているとポツポツと降り出した。
うわっ・・・、やっとノリウツギのポイントにたどり着いたというのに。
ふと谷をはさんだ対面のに目をやると深緑をバックに白い雨粒がレースのカーテンのように大量に見える。
んん・・・、そんなに降ってるか?肩を濡らす雨はポツンポツンと小雨程度。変だなと思った瞬間、もしや!!
気づいたと同時にバチバチバチッと叩きつけるような雨が襲ってきた。
うへぇ~・・・。

これでノリウツギの花もびしょ濡れ。もう・・・。

それでも降ったり止んだりの中、ノリウツギの花を覗きながら進んでいく。
たまに掬えばヨツスジばかりが網の中に入ってくる。これ漢方薬かなんかで高く売れたらいいのに・・・。
e0083097_2352965.jpg

道路脇に放置された伐採木を眺めていたらまたすぐ降ってくるし。ビショビショの材の上をニイジマトラが歩いていた。

登るにつれノリウツギも萼は開いていても肝心の花がまだ開いていない状態になってきた。
それ以前に虫の飛んでいる姿が殆ど見られない。
・・・のに、ヨツスジとハナムグリは群がっているんだから不思議。
とある花を覗き込んでいたら、青くないハナムグリを発見。

おお・・・!

ニコニコしながら車に戻りびしょ濡れの網を取り出した。
e0083097_23132173.jpg
オオトラフコガネやっ!
これは嬉しい。生涯2匹目。これもずいぶん久しぶりだ。
地域変異だか亜種だかいろいろあるようだが、今のところなんともいえないけど。ちょっと気分が良くなった。
e0083097_23185539.jpg
 峠近くになったら雨雲も薄れてきてもしやこれから回復するのか?と淡い期待もあったのだが、そんなことはなかった。雷も近くでゴロゴロ鳴り出した。

峠につくとハイカーの車が数台止まっていた。気温は23℃くらいだろうか。
「涼しいね~」
「気持ちいいね~」と家族で強がってみるものの、やっぱり思うように虫採りできない状況に気持ちは晴れないもの。今日の収穫はオオトラフで良しとして山を下りたのだった。

渓流で少しくつろいでいこうかと寄り道をしてみたけど、目当ての場所へ続く林道が柵で封鎖されていた。
以前は無料で使える自然の河原でキャンプをしたものだ。水が綺麗で冷たくて最高の場所だったのに。
しかもその柵の手前に有料のキャンプ場と駐車場ができていた。これには萎える。
柵前に車を停めて歩いてかの河原を目指した。10分くらい歩いてたどり着いたその地は以前のまま、いや人の出入りが減ったせいか静かな良い河原だった。
e0083097_23444365.jpg


しばらくアメンボやカエルと遊んでいるとかあちゃんがいない。
河原に着いてすぐに「ブトが・・・、ブトが・・・」と言っていたから一人車に帰ってしまったようだ。ブト警報発令か。
川の向こう岸で耳慣れない叫び声が続いていたのでshowzineとジッと睨んでいるとサルだった。木の上からこちらを睨んでいたのは向こうだったようだ。

天気は相変わらず。
こんな天気にやってきたのだから仕方ないと今日はおしまい。早めに帰宅した。

今日は私の四十ウン回目の誕生日。夕飯は久しぶりの鯨を食って、日本酒、ビール。ケーキも食って満足マンゾク。
[PR]
# by aile21 | 2013-07-13 23:45 | とうちゃん

ミ・ヤ・マの夜

e0083097_059522.jpg
午前0時前でまだ28℃。
猛暑、熱帯夜・・・げんなり。
e0083097_105768.jpg
今夏初ミヤマカミキリ。


e0083097_114447.jpgミヤマ・・・


e0083097_14305.jpgミヤマ・・・

・・・fade out.

どんだけおんねん。6匹もおったわ。
e0083097_161473.jpg
ん?
これも今夏初ミヤマ。
他にはホソカミキリ、アオスジカミキリ、ノコギリカミキリ。
一箇所だけ灯下を見てサッサと帰ってきました。

ところで、前回京都市北部のノリウツギで掬ったホソハナなんですが、
e0083097_1125559.jpg
ほぼニョウホウホソハナカミキリだと思うんですが、こんな紋様のものっているんですか?
どなたか教えてください。
[PR]
# by aile21 | 2013-07-11 23:57 | とうちゃん

ムラサキツヤハナムグリ

 前回採集したハナムグリを毒瓶から出しました。
さて願い通りムラサキツヤハナムグリなのでしょうか・・・。

手持ちのシロテンハナムグリと比較してみます。
e0083097_23285325.jpg
左 今回採集した期待の一品
中 地元で採集、ムラサキツヤかと期待させておいて騙されたシロテン
右 オーソドックスな普通のシロテン

いやいや、この時点で随分様相が違いますよ。
頭楯の方はというと
e0083097_23331516.jpg
うんうん、左のだけノッペリしてます。
さあ、中胸突起です。
e0083097_2335487.jpg
左が球形に近い形をしているのに対して中・右はつぶれたアンパンのようです。

間違いないですね。v
e0083097_2338346.jpg
小楯板付近もスベスベさが違います。

ムラサキツヤハナムグリ初採集おめでとうございます。パチパチ・・・vv
なんでこんなに懐疑的だったかというと結局比較対象を持ってなかったからですね。
「中胸突起が杏形」・・・って一体どんなん????
そんな感じで写真中のシロテンで頭をかきむしって悩んだ辛い過去があったので、今回もヌカ喜びになりたくないと・・・、自己防衛心理ですね。

私の願いはお星様に届いたようです。ヨカッタヨカッタ(´∀`)
[PR]
# by aile21 | 2013-07-10 23:46 | とうちゃん

暑い盆地を脱出

 重苦しい湿度の日々が続いています。

 久しぶりに地元を離れて山をブラブラしようと車を走らせました。周山街道を北に向かいましたが高山寺の前で既に35℃。
これはちょっとな・・・、と思っていたら栗尾峠を越えたら28℃。
どないやねん。

 京都市北部はあまり詳しくありませんがとりあえず行ってみようとやってきたのでした。
当面の目標はサワグルミ探しでした。しかし林道に入ってみるとなんとノリウツギが咲いているではありませんか。そうかもう咲いているのか。
すでに7月になっているのを実感したのでした。
e0083097_22195421.jpg
 適当に掬ってみたらミヤマホソハナカミキリ(たぶん)が入ったのでスイッチが入ってしまい花ばかり追っかけてしまいました。それにしてもまだトゲヒゲトラがごちゃまんといるとは思ってもいませんでした。

でもミヤマホソやニンフばかり。
マルガタハナの姿もありました。

なんかいいの採れないかな・・・、と目に付くノリウツギを掬いながら林道を進んでいたら尾根筋の花で大きなカミキリのシルエットが網の中に見えました。
e0083097_22273924.jpg
うぇ~い!

というほどでもありませんがアオカミキリをノリウツギで掬うのも久しぶり。カエデに拘ることないもんね。

 しかし尾根筋ではまだノリウツギの開花がまだまだのようで林道からミズナラの森に入りました。
そこで立ち枯れや倒木でなんか探そうとウロウロ。
e0083097_22384289.jpg

湿度は高いですが、風があって気持ち良い林床。でもなぁ・・・、あたりはモミやブナもちらほらですが、こういう環境は未だ慣れない・・・というかコツがつかめないです。倒木で見つけたカミキリはニイジマトラくらい。辺りを自由に飛び交うオバボタルやアカハネムシに何度だまされたことか。
e0083097_22405847.jpg
こういう立ち枯れを何時間でも虫の飛来を待てるような集中力が欲しいものです。

そんなこんなで雑甲虫集めにシフトチェンジといういつものパターン。
ん~~、でもなんか採った事あるものばかり採ってしまったよな気がします。
エリトラの赤いコメツキダマシが多数湧いている倒木があったので面白がっていくつか採ったくらいかな。
たまにポツポツと雨粒が落ちてきます。遠雷も聞こえる気がします。あまり林道から離れすぎると車まですぐに戻れないし、雷も怖いので林道に戻る事にしました。

尾根上の林道を歩いて進んでいたら、
おや?
まだクマノミズキが咲いているではありませんか。
e0083097_22501011.jpg

時間的にもこの辺りが最後かなぁ、とドキドキしながら掬ってみましたがあみの中には今までと同じ面々ばかり。そうなるともう少し進んでみるかと勝手にロスタイム延長。

3本目くらいのクマノミズキを見上げた時にボッテリとした形の虫が花の上に鎮座しているのが目に入りました。しかもなんか紫色で綺麗そう。下から網を当ててユッサユッサと梢を揺らしてみればボテッ。
e0083097_22561885.jpg
これはもしかしてムラサキツヤハナムグリか?
だとしたら初採集・・・・、なんだけれど、以前にシロテンの紫色を採っているのでかなり懐疑的。
とりあえず後々に毒瓶から出して確認してみることにしようと思いました。
これが本日最後の虫。
集めた雑甲虫の中にいいものあるといいな。

下界に下りたら夕方5時半でまだ35℃。今日は熱帯夜らしい。あ~~・・・そういえば今日は七夕でした。
短冊に「どうかムラサキツヤでありますように」って書こうかな。
しかし暑さはロマンチックを壊す悪辣さですね。

それにしても京都市って広いなぁ。南の端から北の端まで2時間以上かかるなんて・・・。渋滞あったら3時間だよ。
[PR]
# by aile21 | 2013-07-07 23:11 | とうちゃん

もう初夏じゃないのね

 六月も最終日。もう明日から七月か・・・・。

 最近、自然食にこっているかあちゃんがクワの実を採りに行きたいといいました。
う~ん・・・・、

あれ、いつ頃だったっけ?
イメージ的には夏の盛りよりは前だったはず。
「ネットでしらべてみれば?」と促してみたらどうも六月だとのこと。
最近。河川敷に行ってないからよくわかんないけど、ま、いってみよか。

かあちゃんのイメージでは隣市のどこそこにたくさん生えていたはずと。
ということで出発。

ところでクワの実をどうすんだ?ジャムにでもするんだろうか。

目当てのポイントに着いてみると予想とは裏腹にクワの木が見当たらない。
え?ここ?

どうやら伐採されたみたい。
それでもポツポツと見つかるクワ。

いやいや、もう実の季節は終わってるよ。干からびた実がいくつかぶら下がっているくらい。
・・・・・また来年ね。

showzineはヨツスジハナをつまんできた。
ああ、まだこいつには会いたくなかったなぁ・・・。
e0083097_23481095.jpg

負けじと私はヤナギの梢でゴマダラを掬ってみたりして。
e0083097_23482353.jpg
そのあと久しぶりに天一に行きました。ここ数年は敬遠していましたがたまにはいいかも。
[PR]
# by aile21 | 2013-06-30 23:52 | とうちゃん

ホタル舞う

e0083097_051770.jpg
 風雅な景色を楽しめる幸せ。
幼少時にホタルを見たことがなかったけれど、都会を離れて生活するようになるとこんなに身近な存在だとは思いもしなかった。

 夜回りに行ってきました。
e0083097_0563519.jpg
センノキカミキリ
e0083097_0571472.jpg
アオスジカミキリ
e0083097_0575311.jpg
セミスジコブヒゲカミキリ(♀)
e0083097_0583834.jpg
シロスジカミキリ
もう夏本番ですね。
他にはホソカミキリ。ゴホンダイコクもいくつも集まっていました。

樹液はというとコクワばかり。ちょっと涼しい夜でした。


おまけ

e0083097_145053.jpg
 二日ほど前、アシナガバチによく似た美しいアブを見つけました。
久しぶりにアブを採ってしまいました。
アブまで手を広げる余裕はないけど・・・。
[PR]
# by aile21 | 2013-06-28 01:05 | とうちゃん

え!?まさか・・・、いたの?

 今日は健康診断でした。胃のレントゲンも撮ったのでバリウムを飲みました。昨夜の晩飯以降、一切何も口にしていなかったので朝から腹ペコ。健康診断が終わったらバカ喰いしてやると企んでいたのですが、飲み干したバリウムがねっとりと気持ち悪くてなんだか食欲がどこかへ行ってしまったのでした。
撮影の後で下剤を飲まされたのでお腹の調子がやっぱり良くないし・・・。

 昼過ぎには帰宅して家族と昼食。それ以外、何の予定もしていなかったのでしばらく家でのんびりしていましたが、3時頃ふと思い立って宇治の山に出かけたのでした。
前回、思うように見て回れなかったクマノミズキを今のうちに一回まわっておくつもりです。行ける時に行っとかないともう今年はチャンスがないかもしれない。

 さて麓に車を停めて日の傾きかけた残照の道を進みました。ほどなく沢筋に溜まった流木の塊が目に留まりました。まあ、のんびりしている時間もありませんが、せっかくなのでちょっと寄り道。
e0083097_21344060.jpg
トガリシロオビサビカミキリ
e0083097_21351579.jpg
キイロトラカミキリ
e0083097_21355034.jpg
エグリトラカミキリ
まあ、そんなもんやね。
裏に回ってみるとヒトオビアラゲの運動会。いや、たくさんいたけど、動き回っていないから運動会とは言わないか。
e0083097_21382721.jpg
ヒトオビアラゲカミキリ
e0083097_21393259.jpg
ナカジロサビカミキリ
e0083097_21395818.jpg
セミスジコブヒゲカミキリ(♀)
さすがに錆びたカミキリが増えてきたなぁ・・・。
一通り見回った後、そろそろ先へ急ぐかと倒木から目を離そうとした時です。

折り重なった倒木の影から一際大きく、派手な模様の細長い虫がノソノソと這い出してきました。

ん!?

なんやこいつ、派手やなぁ!?

えっ!! (;゚Д゚)!

ええっ!!!!((((;゚Д゚))))
e0083097_21495425.jpg
マジで??(゚д゚lll)
e0083097_21512919.jpg
トラニウスじゃん!?
ヤバイ、いや、ヤバイ、ヤバイ・・・。

いや、ホントにいるとは・・。まさか宇治で・・・。

トラフホソバネカミキリ Thranius variegatus variegatus Bates,1873
通称トラニウス

随分前にこのカミキリ欲しさに京都北部まで行ったなあ・・・。

あ、そう?
いたの?
いたんだ・・・・。

ありゃりゃりゃ~~、やっちゃったなぁ。

なんかもう、一人で大盛り上がりです。
追加はいないかともう一度倒木の山を見回してみたりして。流石に2匹目は見つかりませんでしたが、大満足でポイントを後にしたのでした。
このポイントは谷筋なのであまり遅くなると夕日が山の影に隠れてしまい花掬いも厳しくなります。目的のクマノミズキに陽が当たっていればいいんだけど。でも初めてトラニウスに出会えた時も夕方だったなぁ・・・、と感慨に耽りながら山道を進みました。

道の中央になにやら黒い虫が・・・。
e0083097_22113944.jpg
おやおや!(@_@;)
e0083097_22124183.jpg

クロカタビロ君じゃないですか。
まだいたんやね。それにしてもでっかい毛虫食ってるねえ。夢中だねぇ。
e0083097_22155221.jpg
 目的地に近づくとクマノミズキが満開でした。半分くらいは日陰になっていましたが、掬うには問題ない状態です。
ミズキはそんなに無いけど、クマノミズキはいたるところに生えてんなぁ・・・。逆だったら良かったのに。
しかし掬ってみても「う~ん・・・」な虫ばかり。
しかもとうとうシロテンハナムグリがお目見え。
でかいよ・・・。春から初夏の可憐な虫ばかり探していたのでシロテンが妙にでかくて気持ち悪いくらいに感じました。

ま、一回でも掬いに来れたということで満足。納竿したのでした。
あまり消化不良な結果だったら帰りにクヌギの樹液でも見に行こうかとボンヤリ考えていましたが、トラニウスショックで今日はもうお腹いっぱい。
夜間採集はまたこれからですね。
[PR]
# by aile21 | 2013-06-16 22:29 | とうちゃん

夏空とアオカミキリ

 玄関を出て思いました。

今日はヤバイ・・・。

なんだこの青空と熱線は? 
e0083097_20295713.jpg
 今日はかあちゃんとアオカミキリ探し。

飛んでないかなぁ・・・・、と引きを取って眺めてみたり、

枝先に留まってないかと真下から仰ぎ見てみたり。

強光線のおかげでカエデの葉も鮮やかに透けてみえるので真下からでも上の様子がよくわかります。むしろ日向に立っているより目に優しい感じです。

でも見当たんないなぁ・・・。

目でカエデの樹上を追いながらかあちゃんにアオカミキリの生態なんかを説明していた時です。

「あっ!!」とかあちゃんが目の前で横に広がっている細い枝を指差しました。

「おっ!!!!、おったおった。」
なんやこんな目の前にいたのか。上ばっかり見てた。(笑)
e0083097_204945.jpg
久しぶりに宇治のアオカミキリに出会えました。
やっぱりでかくて綺麗なカミキリです。
e0083097_20512971.jpg
今日の殊勲賞はうちのかあちゃん。バカボンのパパみたいに頭にタオル巻いてるけど・・・。

一つ確認できたら十分なので山の方へ車を走らせました。天ヶ瀬ダム沿いの道はクマノミズキが咲き始めました。しかしここは車が猛スピードで走っているのでとても虫採りとはいきません。車も止められないし。
それならと山里に入っていくともうクマノミズキが見当たらない。うむむ・・・。
やっと見つけてもまだ開花していなかったりで・・・。

お腹の調子も悪くなったし、もう暑いから帰りましょ。

西笠取の山里でさえ34℃でした。街では36℃くらいいったんじゃないでしょうか。
とうとう猛暑ですよ。
[PR]
# by aile21 | 2013-06-13 21:09 | とうちゃん

スギノアカネトラカミキリ

 三週間休みなしで働いておりました。自営業はつらいよ。
その間にも季節は無情にもどんどん進んでいきまして、通勤途中の車窓にはシイ、カシの花が満開になり、淡い黄色からやがて茶色くくすんでいきました。毎日目にしていても網の一振りも出来ずに花は終わってしまったのでした。その後、センダンがあちこちで満開になりました。そろそろ終盤ですね。スイカズラも咲き始めました。

 そして今、クリの花が宇治周辺のどこでも満開になりました。やっと休みの取れた今日、待ちに待った採集に出られたのでした。それでも昨晩は気合十分で「明日はどこへ行こうか・・・」とワクワクしていたのにいざ早朝に起きてみても、なにやら体のスイッチが入らなくて二度寝してしまったりと午前中はモタモタしてしまったのです。そんなわけで遠出を諦めて地元のクリの花を覗きに行こうと相成ったのでした。
e0083097_22205244.jpg

 天気はあいにくの曇り空。しかし連日の真夏日に辟易していたので過ごしやすいのかもしれません。一度通り過ぎたクリの木。なにやら後ろ髪を引かれる気がして車をバックさせました。そのまま運転席から「どうかなぁ・・・」と枝垂れるクリの花を眺めてみました。
「う~ん・・・、そんなに気配はないな・・・。」
しかしクリの葉の緑色に鮮やかな真紅の色を見つけました。
「ああ・・・、あ~・・・、ああ。」なるほどね。ま、せっかくだから降りて見てみるか。とshowzineと車を降りたのでした。

 真紅の正体はベニカミキリ、と思いきやヘリグロベニカミキリでした。やっぱりベニよりちょっとだけ大きいです。
辺りを見回してもあまり羽音が聞こえないので「あんまり・・・かな。」とshowzineと顔を見合わせてみるも、その直後、足元に垂れている花に蠢くカミキリを見つけました。
「うわっ!!、やった、やった、おお、いたいたっ!!」

「なに~?」とshowzine。

「これや、これっ!! 探していたんや、これ。スギノアカネトラカミキリ。」
e0083097_22364626.jpg
写真を撮ろうとカメラを取り出すも電源が入らない。あれっ??なんで??くそっ!なんだ?電池切れか?
しょうがない、携帯(電話)で撮ったれ。

 数年前に虫友のしまちゃんさんに目の前で採られて悔しい思いをしました。「なんでお客さんに先、採られんねん・・・」
そのリベンジが今日やっと果たせました。(笑)
e0083097_22434627.jpg

 それにしてもどうしてカメラの電源入らないんだろう?もしや?とバッテリーを取り出して見てみると逆さまにセットしてありました。そらあかんわ。ということで無事にカメラも復旧。
showzineは私がスギノアカネトラに夢中になっている最中も
「オトシブミがいんでぇ・・」
「揺藍作ってる・・・。」
と横から話しかけてきていました。私も落ち着いたので「どれどれ・・・」と一緒に見ると
「おっ!!、ゴマダラじゃん。」
「うん、今ちょうど葉っぱに切れ込みを入れ始めたところ。」
ゴマダラオトシブミ可愛いなぁ。ヒメクロあたりだとそんなに注目しなかったかもしれないけどゴマダラはいいわぁ。そういえば昔、エゴツルクビの揺藍作りを見ていたことを思い出しました。
showzineもこの揺藍作りが気に入ったようでそこから動かなくなってしまいました。
e0083097_22593349.jpg
e0083097_22595453.jpg
葉の基部に近いところに切れ込みを入れたら葉先から丸めようとします。しかしまだ葉が硬いと感じたら葉を行ったり来たりして葉脈を中心に挟み込んで畳むようにギュッギュッと型をつけていくような動作をします。それをなんどか繰り返すと本格的に葉を丸め始めます。途中、動きを止めて丸めた葉に口で穴を開け顔を突っ込みました。すると予想通り次はそこにお尻を差込みました。産卵ですね。ず~っとshowzineの解説を聞きながら「ほうほう・・・、なるほど。う~ん、ほんまやな。」と二人で楽しく観察したのでした。
「お父さん、ごめんな。ホントはもっといろいろ回りたいんやろ?」
「ええで、ええで。お父さんはスギノアカネトラが採れただけで今日は大満足や。」
shouzineはほとんど一歩も動かずに揺藍作りを見ていましたが私は時々網もって高い所に咲くクリの花を掬っていました。初めは気づかなかったのですがよくよく見ればベニカミキリがこれでもかというくらい飛び交っていたのでした。その中で気に入ったカミキリが一つ網に入りました。
e0083097_23201754.jpg
アメイロカミキリ。京都市北部の山で昔に採ったことはあるけれど、宇治では自己初。ちょっと嬉しい。

 ゴマダラオトシブミの揺藍作りは小一時間ほど掛かりましたが完成まで見てしまいました。

 その後、ポイントを変えて伐採地で粗朶の集積地に行きました。しかしなんともそこは不発。キイロトラやクビアカトラ、エグリトラは散見されましたが期待以上の虫には出会えませんでした。
帰りに某社寺でアオカミキリを探そうとカエデ並木を見に立ち寄りましたがここも不発でした。時間も遅くなり、なんだか眠くなってきたので今日の採集は終了となりました。

今、宇治近辺はウツギの花が満開です。でもこれ、虫こないんだよなぁ・・・。
[PR]
# by aile21 | 2013-06-09 23:34 | とうちゃん

ヤブマオのゾウムシ達

 今週はもう真夏日ばかり。・・・たまらん。
今月は仕事で宇治田原に通っています。こっちは宇治市内より2~3℃は気温が低いし辺りを彩る新緑のおかげでまだずいぶんましですね。

 仕事先の脇にヤブマオの群落が伸び始めています。昼にかがみこんで見るとキスジアシナガゾウムシが緑陰の茎にしがみついていました。カメラを近づけるとポトッ・・・。
初めて見つけた時にはアザミにいたのを採集したのを覚えていますが、ここではすぐ隣にアザミが生えていてもまったく見向きもしない様子でヤブマオばかりにあちこち見受けられました。調べてみるとやはりアザミにもつくらしい。しかしヤブマオのほうが好みの度合いは高いということか。
e0083097_0113389.jpg
 他にもトゲハラヒラセクモゾウムシがチョロチョロしていました。どうもゾウムシたちはカメラを向けると茎や葉の反対に移動して隠れてしまうという習性があるようで、さらにしつこく追いかけるとポトっと落ち逃げしてしまいます。カメラに収めるのに苦労します。
e0083097_027148.jpg
アマガエルも葉陰で休憩中。

 さて、日に日に緑を濃くしていく山を眺めているとどこか行きたいなあ、というところですが、残念ながら今度の週末は休み返上になってしまいました。ガックリ・・・。
仕方ない、宇治田原の景色で我慢するか。
[PR]
# by aile21 | 2013-05-25 00:35 | とうちゃん

ミズキ探訪

 昼から雨との予報だったので今日は遠出はなし。
それでも先週に蕾だったミズキの花が気になったのでサクっと定点まで行ってきました。
ショックだったのは、復旧工事が始まったみたいで、完全に車両が入れなくなっていたことです。工事概要の立て看板には11月一杯まで工期が続くようです。これはキツイなあ・・・。

 ま、仕方ないので徒歩で定点まで向かいました。空は今にも泣き出しそうな感じ。気温も山の取り付き周辺で22℃。う~ん・・・。

足早に歩きながら時々、カマツカの花を掬ってみますが、あいかわらずトゲヒゲトラやチャイロヒメハナ、ヒメクロトラ、キバネニセハムシハナばかり。
先へ急ぐと目の前を横切る黒い虫。
e0083097_22253795.jpg
まだ活動しているようです。

e0083097_22334413.jpg
 やっとミズキのポイントに着いてみると予想通り満開。
おおっ!  しかしどうも静かです。
近づいてみても羽音がほとんど聞こえません。気温さえ高ければこの時期はハエやアブ、クマバチの飛び交う羽音でうるさいはずなのに。花は良いけど天気にフラれてしまったようです。
それでも花に顔を近づけて匂いを嗅いでみればフンワリと良い匂い。
先ずは目視から。
e0083097_22393473.jpg
ボロボロのテングチョウが揺れる花にしがみついています。
白い花の中に黒い塊を見つければ当然ハナムグリ、コアオハナムグリ。
真上に張り出した枝先を仰ぎ見てもそんなに虫はとんでませんねぇ・・・。
やがて少し細めのカミキリ様の虫がポツポツ飛んでるのが確認できるようになりました。
これは・・・・、やはりジョウカイボン。
ジョウカイボン、アオジョウカイ、キンイロジョウカイと大型の3種とも出揃っていました。

まあ、いつもの景色ですな。クラルアもいました。

上ばかり見上げていたのですが、ふと目線を下げたガードレールの上にクビアカトラカミキリが留まっていました。ちょっと早いねえ。もう出てるのか。
e0083097_22512420.jpg
ま、こんなもんか。
天気さえ良ければもう少し粘ってみても良いのですが、いつ降り出すのやらヒヤヒヤしながらの採集なので適当に切り上げました。それでも今日来ておかないと来週には花は終わってるでしょうしこれも時の運ですね。

歩き始めたらポツポツ降り出しました。

沢筋に面白いものを見つけました。
そこは元々、湿地だった河原ですが昨夏の豪雨で表土が流され砂利の荒地になっています。辺りの木々はどれも流れに倒され傾きながら踏ん張っていますが、そこに一本の真っ直ぐなモミの木が生えていました。
e0083097_2362847.jpg

こんなんあったかぁ・・・?

いやいや、これ誰か植えてますね。
なんでこんな所に?
クリスマスツリーの余り物かな。根元から綺麗に枝打ちされていて不自然すぎます。(笑)
場所が場所なだけに次の大雨で流されなければ良いのだけれど。

そして車にたどり着いた時にはびしょ濡れになっていました。
[PR]
# by aile21 | 2013-05-19 23:07 | とうちゃん

暑さに負けた北比良

 今日は午前中にちょっとだけ地元の定点に行ったのが失敗でした。前回に立ち寄った時にミズキの花が蕾をつけていたのでそろそろ咲いてるだろうと思ったのですが、惜しい、もうちょいでしたねぇ。二分咲きといところ。
そのご粗朶の見回りをしたのですが、これもまだ・・・、もうちょい。

そんなことをしていて宇治を出発したのはすでに昼をまわってしまいました。

遠くまでいくには時間が足りないと、できるだけささっと行けるポイントを考えて適当に北比良の林道へ行ってみました。
しかしどうももう花が終わっていてウワミズザクラもありませんでした。咲いてる花といえば白くて小さな花がフワフワと煙のように咲いている木だけでした。
これがもう・・・、クロハナムグリに占領されている状態です。
e0083097_23365813.jpg
e0083097_23372157.jpg
それにクビナガムシ多すぎ。う~ん・・・。
カミキリはというとキバネニセハムシハナが大漁。確保したのはミヤマルリハナを数匹。既採集ですが、綺麗な標本がないので・・・・。
ピドニアはマキノでも採れたホクリクヒメハナカミキリ。
なんとも先週のマキノのように楽しくありません。一週間でずいぶん山の様相がちがいますね。というよりこの林道はもう一つかな。
結局その白い花を掬い続け、可愛らしくて丸いゾウムシを一つ摘んだら峠に着いてしまいました。なんか今日はダメみたいと来た道を引き戻すことにしました。戻り始めてすぐに林道脇の斜面に良い感じの倒木がいくつも横たわっているのを見つけ、道具を網からピッケルに持ち替えました。

腐りかけたコナラのような樹皮をめくってみると鮮やかな黄色い紋をつけた黒い虫が隠れていました。オオキノコ・・・・・、ミヤマオビオオキノコかヒメオビオオキノコと思いましたが翅端の紋がずいぶん小さいです。
e0083097_23361797.jpg

個体差? いや多分違うな。初めての虫のようです。
今日の成果はこんなもんか。
e0083097_23555927.jpg

それにしても暑い。予想では28℃まで上がるといっていました。もう夏だなこれ。日差しがヒリヒリします。
28℃と言ったって、秋にその温度になると「涼しくなったなあ・・・」と感じるから不思議なものです。
帰り道、久しぶりにアイスを買って食べました。


 帰宅後、図鑑で調べたらオオキノコではなくゴミムシダマシでした。ヨツボシゴミムシダマシ。
ああ、もうっ・・・。

 ゾウムシはアカタマゾウムシでした。ということはあの白い花の木はヤチダモなんだろうか?
[PR]
# by aile21 | 2013-05-12 23:20 | とうちゃん

マキノ・山が萌えている

 5月6日

 ここ数年GWには鈴鹿の山にハイキングに行ってきましたが、今年は少し目先を変えて湖北のマキノに行ってきました。
 朝の湖西道路はガラガラに空いていて車はスイスイ進みます。しかも以前は志賀までだったバイパスも鵜川まで延伸していてより便利になっていました。新緑に彩られた比良山麓を横目に走っていると宇治ではほぼ終わっているウワミズザクラの白い花が満開です。これは良いとワクワクしながらやがて2時間弱でマキノスキー場に到着。目的は赤坂山稜線ですが、さて・・・どういうルートにしようか。スキー場から直登で山頂を目指すか、遠回りして林道経由で縦走してくるか・・・。駐車場のあたりを見回してもウワミズザクラが満開です。そこを素通りして森にはいってしまうのももったいないかと林道で花を掬いながら進むことにしました。
e0083097_0262576.jpg
 目指す山稜を横目に歩き始めました。
歩き始めてすぐに花で寄り道してしまうので先々のコースタイムが読めなくなりそうな不安もありました。しかし久しぶりに出会うカミキリたちに嬉しくなりながらプラプラ進んで行きました。今年はすでに諦めていたカエデの花掬いですが、マキノではウワミズザクラと同時に咲いているのでお得です。ピックやヒナルリ、他にも初採集と思われるピドニアが網に入ります。
e0083097_029123.jpg

それにしても暑い。薄手のフリースを着ていましたがもう汗びっしょり。標高が上がれば涼しいだろうと我慢して進みました。ここは黒河内林道。随分前にコブ叩きにチャレンジしようと家族で来たことがありました。その時は峠近くまで車で行き、マヤサンを必死に探しながら寒風の中林道を登った記憶があります。全然採れず面白くなかったけれど最後にやっと一つ見つけた時は嬉しかったなあ・・・。その時と比べるとやはり新緑はいい。
カエデも里山で目にするものでなく葉っぱの大きなハウチワカエデばかりです。最近このカエデがお気に入り。
e0083097_0301779.jpg
目の前に立ちふさがる黄緑色の壁のような新緑に圧倒されながら「山が萌えてるぅ・・・・、山が燃えると歌ったのは石川さゆり・・・・。」などとつぶやいたりしながら歩いていました。
ハレーションを起こしたように黄緑色に染まっていた世界も少しずつ穏やかに落ち着いてきました。標高が上がるにつれ春の始まりの頃のピンクがかった新芽の色が増えてきました。そうなると掬える花もあまり見当たらなくなりやがて黒河峠に着きました。ここからは登山道です。足元の林床にはイワウチワが所狭しと満開です。
e0083097_0312568.jpg
e0083097_031462.jpg

さてそろそろ花掬いよりも登りに専念しましょうか。日当たりの良い斜面をトラバースするように稜線に向かって歩いて行きます。芽吹き始めの森なので木陰もなく汗びっしょりです。しかし勾配は緩やかなので気持ちよく歩けます。
e0083097_0392784.jpg


 歩いていると乾いた登山道の脇にキラッ☆と光るものに気がつきました。
んんん~~~? おお、もしかして・・・・
e0083097_0425388.jpg

やった!! やった。 やった・・・・・。
コルリクワガタやぁ!!! 初めてなんだよおぉ・・・・。

ずいぶん前から採りたかった虫なんだけど、ポイントもわからん、採り方も要領がわからん。産卵マークの付いた材も見つけられん。ブナの新芽に来るって言われたって新芽なんて腐るほどあるよおぉ・・・。とこの時期にはいつも悔しい思いをしていました。今日だって「もしかしたら」と期待がなかったわけではありませんが、まさかホントに出会えるとは。しかし道端で拾ったというのも実感湧かないものです。すぐさま辺りを見回して林床に落ち枝を探してみました。まだ材に居残っているのがいるかも・・・なんて妄想しながら。しかし見つかるのはどれも乾いて硬いものばかり。産卵マークも見つかりません。
花掬いで時間をロスしたので稜線までは歩きに集中しようと決意したばかりなのに再びコースタイムから大きく時間をロスし始めたのは言うまでもありません。でもだめだ。時間ばかり無駄にしてしまう。ま、とりあえず一つでいいか、と自分をなだめてまた歩きだしました。やがて辺りの木々も背丈が低くなってきました。ふと、開き始めたミズナラの新芽に目をやると、小さな虫がいくつも飛び交っているのに気がつきました。多くが小さなハチやハエのようですが、時々ゴミムシくらいの黒い虫が飛んでいるようです。あれかな?
と掬ってみるとドンピシャ。いたいたぁ!ようやく狙いの状況でコルリを手中に收めることができたのです。そのミズナラは虫達に人気なようでコルリも3つ4つは飛んでいました。観察していると新芽に下りたち穂先をウロウロしている姿も見ることができました。なんとかその姿を写真に収めたかったけれどなかなかピントが合わず失敗でした。
それにしてもハエのように飛び交っているではないですか。今まで採れなかったのはただなんだったんだろう。いろいろとネットなどで調べてもイメージばかりで実感が湧かず、モヤモヤしていましたが、たった一度の体験で「こういう事だったんだなあぁ」と一気にモヤが取れたような興奮を覚えたのでした。あと一つ追加採集して機嫌良く山歩きに戻ったのでした。この辺りからイワウチワばかりだった足元にカタクリの花が交じるようになりました。
やがて三国山への分岐点がありました。道標には400mと書いてあるしせっかくだからと行ってみることにしましたがこれが失敗。最後の直登がキツイ。なんでこんなに段差のキツイ階段つけたんだよ・・・。山頂に登ってみれば背丈ほどの木々に囲まれて眺望もきかないし・・・。ここで12時半。休憩と昼食を済ませ、リュックを下ろしたついでにフリースも脱ぎました。Tシャツ一枚でも全然寒くありません。

 元の道に戻り、山腹を縫うように進みました。とあるコーナーをまわると眼前にそびえる岩肌。
e0083097_034975.jpg
崩落地「明王ノ禿」です。ここに登ればやっと稜線です。
汗びっしょり、体は火照っていますが吹き上げる風がすこぶる気持ちよいです。眼下には絨毯を広げたように新緑が広がり、春霞の向こうには琵琶湖も見えます。
e0083097_0344638.jpg
e0083097_0351396.jpg
e0083097_0362918.jpg
e0083097_0442941.jpg

 行く手になだらかな山容を眺めながら次に目指すは赤坂山。明王ノ禿からはほどなく到着。多くのハイカーが休んでいました。私が長網を持って現れると一気に視線を浴びてしまいました。おばあちゃんが一人「あらあらあら。」と人懐こく話しかけてきて質問攻めにあってしまったので少々虫談義をしてしまいました。
e0083097_0383937.jpg

ここまで雲ひとつ無い快晴でしたがうっすらと雲が掛かり始めました。あとは眼下のスキー場へ下りるだけ。菓子パンを一つ口に放り込むと山を下りたのでした。
e0083097_0524416.jpg

下り道は先ほどのイワウチワとは変わってイワカガミが林床を埋めていました。どちらもピンク色の可愛い花です。
なんだか陽が傾いてきたし、薄雲も広がってきたのでグングンと山をおり、あっという間にスキー場まで帰ってきました。
e0083097_05372.jpg
当初は早めに下山できたらもう一度麓で花掬いでもしようかと企んでいましたが十分疲れていたのと、スキー場内のウワミズザクラを掬ってみても大量のハチしか網に入らなかったので今日はここでおしまい。温泉に入って帰ろうかと逡巡しましたが、連休最終日。渋滞が怖いので車に乗り込み京都に向かったのでした。
(全く渋滞してなかったけど。笑)

5月の山はいいですねぇ。充実した一日でした。それもこれもコルリちゃんのおかげですよ。
[PR]
# by aile21 | 2013-05-10 00:54 | とうちゃん

潮干狩り

e0083097_2144433.jpg
 昨日は家族で潮干狩りに行ってきました。以前から興味があったのですが、いろいろ調べても有料の潮干狩り場は業者がアサリを撒いているとなっていたのでもう一つ乗り気がしなかったのです。しかし仕事関係で詳しい方がいらっしゃったのでポイントを詳しく教えていただいたのでした。

 潮干狩りなんて幼稚園の遠足で行った谷津干潟からかれこれ・・・40年以上経ちますね。(笑)

 連休も終わり浜は静かで気持ち良い景色が広がっています。浜の中央には有料の潮干狩り場がありますがそこから外れた河口周辺が良いポイントだそうです。河口周辺と聞いていたので泥やヘドロの溜まったところだったらどうしよう・・・と不安でしたが、着いて見渡せば砂も綺麗だしちょうど潮も引き始めていてワクワクします。

早速掘り始めるとすぐにコロンと丸みを帯びた二枚貝が出てきました。実際、二枚貝なんてアサリとハマグリくらいしかわかりません。しかし下ごしらえさえキチンと処理すればどれも美味しく食べられると聞いて来たので採れるものはなんでも採っちゃいます。
アサリ、ハマグリ以外にもバカ貝(アオヤギ)がおすすめと聞いていました。あとマテ貝も捕り方が変わっていて楽しいそうです。

続々と採れる先ほどの貝が気になります。これってバカ貝かなあ・・・・。
各自それぞれ潮の引いた浜で掘り続けました。
午前11時前に干潮を迎えます。今日は中潮。ホントは大潮が始まる明日からが良かったのですが、こればかりはスケジュール調整ができませんでした。しかし遠浅の浜は十分遠くまで干上がっていて楽しいです。ただちょっと風が強くて寒い。昨日の京都は26℃まで上がったそうですが、今日は打って変わって冬型の天気になってしまいました。予想最高気温18℃だそう。海の水が意外にも温かかったです。むしろ水から離すと風を浴びて冷たかったのが辛かったです。

 干潮時刻までにポツポツと他の家族や地元の方と思われる人たちも多く浜にやってきていました。そこでたくさん採れている謎の貝を聞いてみたら「それはドンビ、食えるよ。」と教えていただけました。やはり砂抜きはしなければならないようですが、「食える」んなら十分です。ただ事前情報ではバカ貝などは海水に浸けているだけでは砂を吐いてくれないそうです。調理前に一つ一つむき身にして砂を洗い流さなくてはならないそうです。それが一体どれほどの手間が掛るのかわからないのであまり獲りすぎては後が大変かもしれません。

時々家族で合流してそれぞれの成果を見せ合います。かあちゃんは大きなハマグリやアサリもポツポツと採っていました。私とshowzineはドンビばかり。ハマグリも小さいのを2~3個、アサリもそんなもんです。

「なんかかあちゃんが一番はまってるなあ・・・」とshowzineと顔を見合わせたのでした。
e0083097_22193697.jpg
e0083097_2218469.jpg

それでもみんなでこれだけ採れました。大漁大漁~♪

マテ貝が採れなかったのが残念でした。最後まで粘ったのですが潮が満ち始めました。すごいですね干潟の満ち潮って。川のように沖から海水が流れてきてみるみるうちに様相が変わっていきます。沖の浅瀬で粘っていたら危うく戻れなくなりそうでした。
釣りであまり釣果が芳しくないとつい意地になって粘ってしまいますが、潮干狩りは潮が満ちてしまえば諦めもつくというものです。
昼過ぎには終了。途中で食べようと持ってきたオニギリも忘れていて夢中で貝を掘っていたので、車に戻り昼食を食べ、帰途についたのでした。
e0083097_22281025.jpg


明るいうちに帰宅出来ました。一休みの後、家族3人でドンビ(シオフキというらしい)とバカ貝の砂洗いをしました。いや~・・・獲りましたね。数えてませんが300? いやもっとか?400くらいあったのかもしれません。
しかしコツをつかんで慣れてしまえばそんなに面倒でもありません。皆で台所に立ち、楽しく処理できたのでした。
e0083097_22334180.jpg
これがドンビのむき身。バカ貝も3個混じってます。

あとはかあちゃんがあれこれ料理してくれました。
ハマグリとアサリは潮汁。
バカ貝とドンビのネギぬた。
ドンビの佃煮。
美味かった~。

まだたっぷり残っていたので翌日の今日はドンビとエノキのバター炒め。も増えました。
昼はトマトソースでスパゲッティにしたそうです。
いや~利用価値ありますね。
食えるものはなんでも食べましょう。ハマグリやアサリばかりではもったいないですよ。
とはいえこういうなんでも手をだしてしまう(貧乏性?)ところは虫採りと共通しているような・・・。それが我が家の家風なのかも・・・。
[PR]
# by aile21 | 2013-05-08 22:43 | とうちゃん

新緑の宇治と忘れていたカミキリ

e0083097_23255961.jpg
 昨日、通勤前にダムの受付でまだダム側から入れないと聞いていたので頑張って延々と歩いてポイントまでやってきました。網を持っての採集はひさしぶりです。
e0083097_2328716.jpg
公園の入口にはこんな看板があります。結局昨年夏の豪雨以降、全く復旧工事が進んでいないのですね。
9時半頃採集エリアに入って早速出迎えてくれたのはホタルカミキリ。ムクノキの幹でお祭り状態。これなら虫の活性は良いようです。すぐ横のコゴメウツギにはチャイロヒメハナカミキリ。
e0083097_2314737.jpg
e0083097_23141988.jpg
 お目当てのヤブデマリは白い萼は満開なのに肝心の花は3分咲といったところでした。遠目から見てもアブやハエが数匹飛んでいるだけ。ちょっとまだ早かったかも。さっさと見切りをつけてその先のコゴメウツギの花を掬うと・・・
e0083097_23211930.jpg
おおっ!!
ミドリカミキリ。これは嬉しい。今までポツポツと採れていますが普通種でも好き好き。

 時々山から流れ落ちてきた土砂が林道上に横たわっていましたが静かな山歩きを楽しめました。ニワハンミョウたちに道案内をしてもらいつつ木漏れ日の気持ちいい林道を歩いていると、目の前には縄のれんのようにイモムシが無数にぶら下がっています。ああ、いいコンディションです。これなら・・・。
それにしても広い砂利敷の林道でものんびり歩けないほどのイモムシトラップです。眼前に待ち構えるようにぶらさがっているイモムシたちをかいくぐるように歩いているつもりでも気がつくとシャツのどこかにはイモムシをくっつけているのでした。
e0083097_23375813.jpg
e0083097_23391478.jpg

 伐採された赤松の材にはヒトクチタケがポコポコと生え始めていました。しかしまだ下部には口が空いてないので虫は集まっていません。
古い粗朶にはミヤマオビオオキノコ。
e0083097_23452815.jpg
e0083097_23444484.jpg

 さて、そろそろかな・・・、

予想通り、クロカタビロオサムシが林床でゴソゴソしていました。
e0083097_2348894.jpg
ほんの短い時期だけ出会える嬉しいオサムシ。ここまでのイモムシ暖簾でまず間違いなく出ていることは確信していたのですが予想がピタリと当たると楽しいですね。リュックを置いてウロウロすれば10匹くらいは見つけることができました。標本は十分あるので今日は眺めるだけにしておきました。
e0083097_23491379.jpg
気温が上がるにつれミドリセンチも活発に動き回るようになりました。鹿糞を引きずっているのもいました。

 ここ一年ほどまともに地元で採集できなかったので久しぶりの面々に会えて癒されました。帰りにまたヤブデマリを覗いてみたらなんと先ほどとは打って変わってブンブンと虫が飛び交っていました。気温がぐんぐん上がって虫達もかっきづいたようです。遠目にはハナムグリやコアオハナムグりが大量に目につきます。しかし近づいてみるとミドリカミキリやトゲヒゲトラカミキリ、ヒメクロトラカミキリ、ホタルカミキリも見つかりました。それなら・・・とじっくりと見回していくと、
e0083097_035249.jpg
やはりいました、クラルア。
もうこの木は鉄板だな。

やがてとあるトラカミキリに目が留まりました。
おっ!?
ん???
えーと・・・・・、ああ、キスジかぁ。

・・・なんか地味なキスジトラカミキリだなあ。こんなんだっけ?
しかも小さいし・・・。モヤモヤした違和感を感じましたが、キスジは地元で採れるトラカミキリの中でも好きな種なのでありがたく採集しました。

と、帰ってから調べてみたらアカネトラカミキリだったのです。嬉し恥ずかし初採集。ww
久しぶりの初カミキリ嬉しいよぉ~。そういえば普通種と言われているのになんで自分はであえないのだろうと不思議に思ったことのあるカミキリでした。
e0083097_0144799.jpg


 今日は様子伺いのつもりでしたが、思わず初物に出会えて大満足でした。
その後、定点に移動したのですがそちらは歩いてばかりで収穫なし。おまけの写真で省略してしまいましょう。今は山中がフジの花が満開です。とても美しい。そういえばフジの花で見つけたマメゾウムシ、採ったはずだけどどっかいっちゃったなあ・・・。
e0083097_019579.jpg
e0083097_0192961.jpg
e0083097_0203610.jpg
e0083097_0212663.jpg
e0083097_022687.jpg

[PR]
# by aile21 | 2013-05-06 00:28 | とうちゃん

ご無沙汰しております

e0083097_2364551.jpg
 今日は綾部の「あやべ温泉」に家族3人でいってきました。
新緑の空気を堪能しつつちょっと虫探しでも・・・、と久しぶりにワクワクして出発したのですが、現地に近づくにつれ空模様がみるみる怪しくなりました。先ずは食事でもと温泉に着いてみればとうとう降り出してしまいました。

「上林鶏のテリヤキチキンバーガー」美味しかった。

レストランの外は土砂降り。雷まで鳴り始めました。
これじゃ、網も振れない・・・・。

土産物を見たりブラブラと時間を過ごしていたのですが、やっと雨も小降りになってきたので近くの君尾山まで車で行ってみました。
しかしまだまだ山の上は寒い寒い。日陰の落ち葉の隙間にはまだ雪が残っていました。そういえば四月にはいってから一度冷え込んだ日がありました。このあたりでも降ったんですね。

イヌシデ、ブナ、トチ、イタヤカエデなどの新緑がみずみずしい気持ち良い森でした。しかし北向きの斜面は吹き上げる風が冷たくて薄着のかあちゃんとshowzineは活動停止状態に。
私はピッケルひとつ持って倒木を廻ってみましたがこれといって収穫なし。(ホントはルリクワでもと思っていたのですが)
結局、黒いコメツキひとつ摘んで山をおりました。

再び温泉に戻りゆーっくり温まって帰ったのでした。先日、高速道路が大山崎から沓掛まで開通したので綾部、舞鶴方面へのアクセスが楽になったのを実感できたのも今回の収穫でしょうか。



って、なにどさくさまぎれにブログ復帰してんだよ!とツッコミをいれている御仁の皆様も多いことでしょう。(笑)
ちょっと虫採りお休みしてました。忙しかった仕事も一段落したのでまたボチボチやっていきます。
[PR]
# by aile21 | 2013-04-26 23:37 | とうちゃん

三度の伊勢

e0083097_21511492.jpg

e0083097_2151155.jpg

 ええっと… … …。

 1/7からまたまた伊勢に出張しております。この半年で三度目。
…手離れの悪い仕事だとつくづく…。

 さて、前回同様余裕のないスケジュールのため、虫的には全く面白くありません。
おまけに寒いし。

 そんな感じで三日ほど過ぎましたが今日の昼にはコンビニで弁当買って、目の前の山方面にちょこっとだけ近寄ってみました。
休耕田が続く谷戸を見ながら細い道を進みました。
谷戸を挟む両側の林で落ち葉でも篩って少し持ち帰ろうかと。「宿で酒でも飲みながらソーティングでもするかな」なんて思い適当に奮ってみました。しかし何回か篩って受け皿をみてもヨコエビやワラジムシ、イシノミみたいなやつ、ダニばかり。ここは三重県鳥羽市。近くの水族館ではダイオウグソクムシが話題になってるようだが、いやぁ〜、等脚類は今はいいわ…。よくよく目を凝らしてみると2mmくらいのハネカクシがいたような気もしましたがすぐには「よしっ!!」と頷けるような虫は見つけられませんでした。「これ、持って帰って…、面白いかぁ?」とテンションだだ下がりです。
「や〜めたっ。」

 休耕田に目を向けるとイノシシのヌタ場が目に入りました。イノ糞でも落ちてないかなと休耕田に下りて歩いてみるとそこかしこにイノ糞は見つかりました。どれどれと期待しつつひっくり返したり、割ってみたりしたのですが、いかんせん古いものばかりのようでどれもカラッカラに乾燥していました。おそらく糞が新鮮な頃に糞虫が潜ったであろうトンネルもぽつぽつと見つかるのですが、今はどれも空き家のようでした。シカ糞もあちこち落ちてましたが同様な状態。

う〜ん…、仕方ないか。

 昼休みなんてあっという間に終わってしまうので帰ろうとしたした時、たんぼの脇に2�uくらいの水溜まりを見つけました。ヒルムシロが浮いていたので「おっ!」と気になりました。
いつも車に積みっぱなしの水網を取り出してきて「エイヤッ」とグリグリ掬ってみたのでした。ゲンゴロウかドロムシっぽいのでも採れれば嬉しいかも。

あちこちグリグリ掻き回して引き上げた網の中を見てみてビックリ。「うっっ!?」
マツモムシがワンサカ採れていました。そっか、マツモムシって水中で成虫越冬なんだ。
他にはヤゴもたくさんいました。それにやっぱりワラジムシっぽいやつ。
アオミドロの塊をほぐしていくととうとうケンゴロウが姿を現しました。中型で地味なやつ。

…ヒメゲンか。

そんな事をしてたら午後の仕事に10分遅れました。ちゃんちゃん。
[PR]
# by aile21 | 2013-01-10 21:51


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


by aile21

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

以前の記事

2016年 05月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2014年 08月
more...

リンク

フォロー中のブログ

昆虫ブログ むし探検広場
生きもの写真家安田守の自...
もえび生物観察記
とある昆虫研究者のメモ
雑問のすすめ@じごまる
まぁくんのオサムシ
生きもの写真家 安田 守...
石神井公園の蟲日記
こぶ屋日記
虫の棲む星
些昆虫記
つやまぐ探虫記
別刊 宇治虫
さぼってばかりの虫屋日記2
古道具屋kanonさんち...
るど公園...
となりの昆虫記。
蠢蝦螽蟷昆蟲記

カテゴリ

全体
とうちゃん
ちび宇治虫
かあちゃん
こんなものみつけた
ちびがみつけたもの
カエル
上海編
関東編
東北編
中部編
沖縄編
中国編
四国編
東海編
北陸編
九州編
未分類

タグ

(213)
(186)
(108)
(84)
(83)
(66)
(52)
(47)
(36)
(33)
(20)
(19)
(19)
(19)
(14)
(13)
(11)
(10)
(6)
(6)

ライフログ


京都の昆虫


小さな骨の動物園


生き物屋図鑑


へなちょこカミキリロード―初心者のためのカミキリムシ入門


昆虫コレクション―集めて楽しむ (森の休日)


森と水辺の甲虫誌

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

近畿
自然・生物

画像一覧