宇治の山へ

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 showzineと久しぶりに宇治の山へ行ってきました。
それにしても寒い。自宅近くで3℃だったのでやまのなかは1℃くらいだったのかもしれません。
ここのところちらほらと小雪が舞う時があるなあと思っていたら、こちらではあちこちに雪が残っていました。

天ヶ瀬森林公園はまだ入れません。我が家の定点も麓にバリケードがあって入れませんが別ルートで回ってきたらなんとか入れました。しかし崩落箇所はほとんどそのまま。
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 車から降りると冷えた空気に一瞬でくるまれてしまいました。これは何時間もは無理かなと気が引き締まります。
まずはアカメガシワの樹洞のフレークをかきだして篩ってみました。表面はカチンコチンに凍っていて固かったけれど中はフカフカでした。
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二つの角が可愛いゴミムシダマシ。似たようなのが多いけど、アオツヤキノコゴミムシダマシあたりか?
この樹洞は以前にキクイサビゾウムシがポツポツ出たけれど今日はだめでした。
同じアカメガシワの樹皮を捲ると平べったいハネカクシ。
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ヒメヒラタハネカクシあたりか?
こういうハネカクシはよく見るヒゲブトやセスジとは違って新鮮な感じでちょっと嬉しい。

その後少し倒木崩しをやったり、定点の各所を歩いてみましたが災害の爪痕がまだまだ生々しく残る風景を見るたびに寒々しく感じてしまい場所移動しました。
しかし春には新芽が芽吹いて、山と積まれた倒木には多くの虫たちが集まるだろうからきっとワクワクする季節がまたやってくるんだろうと思いました。
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 隣の峰では鹿糞をつまんでみました。鹿糞まで凍ってカチカチになっていたのには閉口でしたが、ポツポツと穿孔痕を見つけて割ってみるとマグソコガネの仲間がいくつか見つかりました。
う~ん・・・たぶんチャグロマグソだろうけれど、ま、いいか。

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 またまた移動。クチキムシの集団越冬に混じっていたゴミダマ。角は無いけどミツノゴミダマの仲間だろうとすぐわかったのに意外と同定に苦しんでたりして・・。とりあえず自己初みたいだからいいか。
今日はオサ掘りはいいや、と考えていましたが、あんまり虫が採れないとつい掘ってしまいますね。しかしshowzineがスジアオゴミムシを出したところで「やっぱり今日はいいや」となりました。showzineは久しぶりだったので嬉しそうでしたが。
 ずいぶん日の傾いてきて帰ろうとしていたのだけれど、思ったより採れなかったなとshowzineと話が出ました。あまり捲れる樹皮がなかった印象が強かったので最後にケヤキの樹皮を捲って帰ろうとなりました。
しかしアカアシノミゾウ(ケヤキによくいる)やホソクチゾウムシ(同定無理)の仲間ばかりでもう一つでしたね。
チビタマも一ついたけどヤノナミガタあたりじゃないかな。

 そんな感じで今日は終了。あまり採れませんでしたが久しぶりに二人で採集に来れたのが楽しく嬉しかったです。
もう少し乾燥したら落ち葉篩いもやりたいですね。
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# by aile21 | 2013-01-05 23:56 | とうちゃん

実験失敗

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 虫採りに行く前にけじめをつけなければならないのがこれ。

とくに追求しているわけではないのだけれど、気になっていることには違いない。

昨シーズンに見つけたオサムシタケ(2011/12/18「ヤコンタケ」)
を掘り出してきた当時の土と一緒に容器に放り込んでいました。
この怪しげな冬虫夏草がどんな姿になるのか見てみたかったからです。

昨年初夏には表土の上にまで伸びて触手のような体(?)を見せていたのですが、それ以降はこれといって伸びもせず、「どうなっているのか・・・?」と訝しんでいました。

やがて秋口には土の上に姿を見せていた部分が萎んでしまいました。
う~ん、やっぱり難しい。

結局、シオシオに萎んでひからびてしまったのでした。

思うように成長させられなかったのが残~念。
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というわけで掘り起こしてみました。もうオサムシの体から伸びている部分まで干物のようになっていました。
周りに付着している土を小筆でそ〜っと取り払っていく最中にもオサムシタケの体がポロポロとちぎれていきます。
それどころか、オサムシ本体の脚や触角までポロポロと・・・・。
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しょうがないですねぇ・・・。
我ながら飼育も下手、栽培も下手ということか。

でもきっとまたチャレンジすると思います。
この冬中にまたオサムシタケを見つけるかもしれないので、この子は乾燥標本ですね。

セミタケもみつけてみたいところ・・・。
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# by aile21 | 2013-01-03 23:34 | とうちゃん

あけましておめでとうございます

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 バタバタしてるうちに年があけてしまいました。

 京都はここのところ天気も悪く、雨やみぞれが続いてました。
年始がすんだら山に行ってこようと思います。
山の神にも挨拶しとかなくちゃ。

それでは虫屋の皆さん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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# by aile21 | 2013-01-01 02:20 | とうちゃん

大阪例会

 東京での出張を終えて、昨日京都に帰ってまいりました。むこうでは相変わらずの忙しさで虫はなし。仙川沿いの桜の梢にリンゴカミキリらしき食痕を見つけましたが手が届かず眺めて帰ってきただけです。
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 選挙に行ってから大阪へ出発。昼前には大阪市立自然史博物館に着いたのは昼前でした。
今日は日本甲虫学会の大阪例会です。過去に何度かお邪魔させていただきましたが、ここ数年は都合がつかずご無沙汰しておりました。サロンにも行けてないし、時々はこういうところで刺激を受けないと煮詰まってしまうので今回はなんとかやってきたのでした。
ドキドキしながら扉をくぐると相変わらずの圧倒される空間がひろがっています。それはもう、どの方もが大御所にみえて緊張しまくってしまいました。

 講演は稲垣政志氏の「糞虫よもやま話」。
「ふんころ昆虫記」にでてくる糞虫採集の詳しい状況や裏話など、実に楽しいお話でした。
そのバイタリティに脱帽です。

講演の始めに塚本先生のお言葉で印象に残るコメントがありました。

「虫を採る子供が生き残るのではなく、虫を採る家族が生き残る」

私も家族で楽しんできましたのでいろいろと胸に去来するものがあり、感慨深かったです。
(生き残れるかな?)

やっぱり糞虫はまだまだ楽しめそうです。
大きく刺激を受けた一日でした。
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# by aile21 | 2012-12-16 22:57 | とうちゃん

短い秋・・・

今年は紅葉が当たり年で全国で絢爛豪華な美しい紅葉が見られたらしい。たしかに先だって趣いていた伊勢でも照葉樹林メインの地域にもかかわらず所どころで朝日を浴びる美しい紅葉を目にすることができました。特に伊勢神宮内宮から志摩・賢島方面に抜ける「伊勢道路」の紅葉は見事でした。山中を抜けるこの道は交通量もそこそこで、週末の夕方には行楽帰りの車が大渋滞するような道なのだが、普段は道路脇のあちこちで鹿が草をはんでいる場面に度々遭遇するような道です。おそらく神宮に守られてきた山なのでしょう。
朝一番に伊勢市から車を飛ばして鮮やかな紅葉のトンネルの中を出勤するのはなかなか気持ちの良いものでした。
 しかし仕事はというと予定より厳しいものだったので気持ちに余裕がまったくなかったのも事実。車を走らせながら「ああ・・・、綺麗だな・・・・」と思うのが精一杯で、ついぞブレーキを踏んで一時の紅葉狩りを楽しむことはありませんでした。

 京都に帰ってからまた次の出張が決まり、バタバタしはじめました。地元で秋を楽しむ間もなく出発するのは気が引けるので3日前にフラッと車を走らせ天ヶ瀬方面に行ってみました。昼過ぎに短時間なので歩くのは考えず、車で名残の紅葉を探しに行ったのでした。

 夏の豪雨で分断された宇治の多くの道路。それでも天ヶ瀬のダム湖沿いは工事のための片側通行こそあちこちにありますが、湖面に美しい紅葉を映した姿を見られて気持ち良いものでした。
車を止めてダムのアーチの上を歩いてみましたが途中で通行止め。入口のおじさんに話を伺うと天ヶ瀬森林公園は未だ入れない状態とのこと。「ああ、やっぱり・・・」という感じ。ま、市民の生活に直結しない山中の公園では復旧工事は後回しになっても仕方ないかな。

 ダムの入口脇にはメタセコイアの大木がまとまって植えられているポイントがあります。ここの紅葉はカエデの派手さはないものの燃え立つような落ち着いたオレンジ色がムラなく一i色に染まるので圧巻です。
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降り積もったメタセコイアの落ち葉で林床もふかふかです。

 久しぶりに倒木の樹皮を浮かせてみると、見覚えのないゴミダマを見つけました。
色めきだった直後、そーっと浮かせていただけの樹皮がベリッと勢いよく弾け、ゴミダマもどこかへ飛んでいってしまいました。
・・・また会いましょう。

 さて昨日からまた東京に出張しています。一週間ほどの滞在でしょうか。
今年の出張もこれで最後かな。
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# by aile21 | 2012-12-10 07:39

イセオサムシ

 伊勢から帰ってまいりました。
今回の出張はなかなかハードでした。予想通り時間はないし、朝晩は暗いし寒いし・・・、ということで虫たちとの時間はまったく取れず。
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 伊勢市に宿泊し、志摩市と鳥羽市を行ったり来たりしていました。それなのに海にはほとんど向かずたまに車窓の外に流れるのを横目で見るくらいでした。それでは淋しいので昨日には早めにホテルを出て有名な夫婦岩というのを見てきました。

でも、なんだかよくわからん・・・、というか普通の岩でしたね。
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対岸の神社にはあちこちカエルだらけ。
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ピュー・・・・

 さて最終日となったので悔いを残さないように今朝は一発奮起。
前回のウガタ惨敗が心残りではありますが、それはまた十分に時間を取って再チャレンジしなければ連敗しそうなのでもう少し可能性のありそうなイセオサムシを狙いに河川敷に向かいました。
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 それにしてもここ数日、非常に寒いです。昨日は岐阜あたりでは雪がちらついていたようです。名古屋あたりでも最低気温が3℃などといわれてましたね。
河川敷は霜で真っ白でした。
ピッケルを持って降り立つ河川敷で初めて本格的な冬を感じたのでした。

 手頃な崖を探すもなかなか見つかりません。河川敷に降りられるポイントがなかなか見つけられず南向きの河原に入ったのも苦労の元でした。広い河川敷はオサ堀りのセオリーに反する日当たりの良い草地ばかり。これではどうも・・・、そんなこんなで土手と川の間に横たわる竹やぶ周辺をウロウロしたのでした。
イメージ通りの崖が無いなぁ・・・。それに竹やぶでのオサ掘りってよく聞くけど実際にはやったことなかったのでもう一つ要領がつかめませんでした。

それでもスジアオゴミムシがポツポツと出てきたので諦めず続けてました。

それにしても久しぶりのオサ掘りは疲れるなぁ・・・。
30分くらいで肩が重くなってきました。そんなことではアカンアカン。
やがて竹やぶの縁にポッカリと掘られたようなくぼみを見つけました。それは自然のものというよりは誰かが山芋を掘り出した跡のよう穴でした。過去の経験でこういう穴の肩にオサムシが越冬していたのを見つけているのでここぞとばかりに掘り始めたのでした。
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 柔らかい砂質のポロポロと崩れる土の中からこちらを見ている姿が。
頭と胸しか見えませんがその広い前胸を目にした瞬間、「ああ、やっと・・・」と安堵の息が漏れたのでした。
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やっと見つけたイセオサムシ。想像通り赤味のある中型のオサムシでした。
先月もトラップで一回だけチャレンジしましたが叶わずに終わっていました。とりあえずこれで気がかりな虫を一つ攻略できました。

それから追加を求めて頑張ったのですが、数多のスジアオとルイスオオゴミばかりが「これでもかぁ!!」という感じでゾロゾロ。
マイマイカブリが3つ固まって土の中から出てきたくらいでした。思い返すと土中からマイマイカブリを掘り出したことってあんまりなかったように思います。たいがい倒木でしたから。

結局イセオサムシの追加は得られず。ちょっと残念。オサムシってやっぱり難しいなぁ。
ま、いいか。
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# by aile21 | 2012-12-02 22:49 | 東海編

行ったり来たり

 少々更新が滞っておりました。

 先月の糞虫採集の直後から3週間弱の間、東京に出張しておりました。その仕事がまた随分ハードで自然を楽しむには縁の遠いものになっていました。早朝未明から深夜まで働いていたので寄り道もできず完全に虫のスイッチはオフでした。
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 仕事先の横を流れる川(仙川)に被さるように枝を広げる桜。
ほとんどの葉が散っていて初冬の趣でしたが、そのわりには暖かい日々でした。

余談ですが私自身、特にスポーツに縁の無い生活をしてきましたが歳の割にはタフな方でまだまだいけるとこっそり自負していたのですが、今回はさすがに・・・。
「ああ、やっぱり歳をとったんだなぁ・・・」としみじみ感慨に耽ったりしてみました。
とはいえ、同世代と比べるとまだまだ強い方だけれどね。と、もう少しもがいてみます。(笑)

さて・・・・、
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 今日からまた伊勢志摩に出張です。10月の続きです。
しかし秋のシーズンも終わり、さてさてどうしようかというところ。

日が沈むのが早すぎるこの頃です。
ぼちぼち仕事との兼ね合いで様子を見ながらチャンスを待つとしましょうか。
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# by aile21 | 2012-11-20 23:06 | 東海編

エレガンス

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 昨年は指をくわえてネットを眺めていただけだったので長年の夢をかなえるためにやってきました。
はじめはなかなか良い住処を見つけられませんでしたが、当たりはじめると出るわでるわ・・・・。

いいわぁ・・・・。

でかいし、美しい。
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オオフタホシマグソコガネ
Aphodius elegans Allibert,1847

いるとこにはいるもんなんだと実感したのでした。大型の糞虫を養うにはやっぱりこれだけの○んこが必要なんだなとも感慨深かったです。
あんまり採り過ぎると帰ってから面倒なのでそこそこ摘んだら★★★★探しに切り替えました。

しかしこれがなかなか出ない。やっと見つけたのがバラバラになった死骸一つ。
「思っていたよりでかいな・・・」というのが第一印象でした。これならいれば見逃すまいとひたすら探しましたが、・・・。
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ツノコガネとか・・・。
でもずいぶん前に一回しか採ったことなかったから嬉しい。
たくさん見つかるちっちゃいマグソはたぶんフチケなんだろうな。
ほかにはゴホンダイコクとかカドマルとかがぽつぽつ。

またセンチコガネ採っちゃいました。(笑)

結局★★★★には出会えずに終了。
ま、仕方ないか。またの機会にチャレンジすることにしましょう。
でも日帰りでサクッと来てサクッと採集して帰るにはちょっと遠いなあ。
仕事と絡められたらいいんだけど・・・。

 帰りは行楽帰りの渋滞にドキッとしました。まだ紅葉って感じじゃないんだけどやはりこの時期の日曜日はこんなもんですかねぇ・・・。

西日に向かって車を走らせてたら・・・、
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エッ!?

まさか??
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・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・。

おまけ

 今回フチケマグソに「なんだまたか」なんて偉そうな態度を取ってしまいましたが実は最近初採集したばかり。テヘペロ・・・。
三重で採ったマグソコガネ2種を調べてみたらやっぱりたくさんいたのがフチケでした。
それよりもっと小さな黄色いマグソのほうが気になっていたのでした。
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それがこれ。
コスジマグソコガネ。
3mmくらいしかないけど、彫りの深いエリトラの条溝がなかなか良いです。
両方初採集だったのでめでたしめでたし。
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# by aile21 | 2012-10-21 23:13 | 東海編

センチコガネもなかなか

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 伊勢志摩出張の虫を整理してます。

オオセンチは採れなくて残念でしたが、あそこのセンチコガネは京都のものより断然綺麗です。
トラップにはまっていたのを見ているうちにその美しさに気がついて、「せっかくだから少し摘んでおこう・・・、」

と、ちょこちょこ摘んでいたらいつのまにか59exs.もありました。(笑)

いつも〆たあとの写真はもう一つ綺麗に写せないので今日は糞出しの毒ビンに入れておいたのを洗って外で撮ってみました。こっちのほうがいいですね。

折々に各地のオオセンチは集めていきたいと思っていましたがセンチも侮れないようです。
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来年あたりは九州出張でもないもんですかねぇ・・・。
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# by aile21 | 2012-10-19 23:10 | 東海編

海遊び

 昨日は2年ぶりに家族で釣りに行って来ました。
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 アジやイワシで楽しませてもらおうと思っていたのですが、どうやらアジたちはお留守のようでした。
サビキのオキアミにはチャリコ(小鯛)が群がっていてかあちゃんが頑張って釣ってくれました。ゴカイを付けて投げるとベラやフグばかり。showzineはヨメヒメジなんてヒゲの生えたやつを釣りました。

ちょっとこの釣果では物足りないけどこれから大潮で潮が引いてしまうのでとりあえず納竿です。
 
潮が引ききれば磯遊びが楽しそうなので適当な磯を探して潮溜まりを覗いてきました。
しかしヤドカリとカニばかりで思っていたほど面白いものに出会えませんでした。
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 石をひっくり返すと黒くてムニュムニュした物体が隠れていました。正体が判らないので海水に浸けておくとなにやら触手のようなものが花開きました。体も何倍にも伸びてきて怪しさ満点。
おそらくナマコだとは思うんですけど・・・。

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砂浜のスプリンター。
ものすごいスピードで走ります。あいにく巣穴から大きく離れてしまったようで逃げ続けるも隠れ場がありません。しつこく追いかけて両手で挟みうち。
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 温泉で昼風呂。家を出たのが深夜の3時過ぎだったのでそのまま昼寝。夕方にかけてまた潮が上がってくるのですが風が強くて海が荒れてきてました。チャリコが10匹ほどあるので早めに切り上げて帰ってきました。たまにはこういうのもいいですね。

 今日は昆布〆めを作ってみました。明日が楽しみです。
初めて作ったけど上手くできたかな。ドキドキ・・・。
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# by aile21 | 2012-10-16 21:54 | とうちゃん

完敗でした。

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 採集の成果とは裏腹に仕事も順調に進み当初の予定より少々早めに志摩から引き上げることになりました。

ちゃんと仕事してましたよ。虫採りに行ってたのではありませんから。

前日は打ち上げもあってトラップのチェックもできず。昨日現地解散のあと数箇所に仕掛けてあったPITを回収してまわりました。一縷の望みもありましたがなんだかもうダメダメなモチベーションでした。

結局10/09に追加したオサムシも入れて全9exs. すべて♀でした。なんかもう・・・。完敗です。

志摩に来てからいろいろ調べていましたが、どうやら今まで採れていたのはどうもイワワキらしいというのが自分の印象です。きわどいところなんですけどね。分布的にはイワワキ(シマオサムシ?)としておくのが無難な気がします。残念。

ウガタオサムシの分布を調べてみると、このエリアなら間違いないだろうとずーっと仕掛け続けたポイントはオサムシの「オ」の字もかかりませんでした。ここなら♀でもウガタとラベルが付けられそうだったのですけどね。そこではふ節のなくなったマイマイカブリが一つ採れただけでした。

う~ん、手ごわいなぁ・・・。というより準備不足、勉強不足でしたね。ナメテました。
またの機会に再挑戦してみようと思います。
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 糞虫探しの時にはこんなところも通り過ぎました。しかしウガタで苦戦しているなかこんなのまで手を出す余裕は無かったですね。

そもそも山でのオサムシ採りよりは河川敷のほうが容易いイメージがあったので、伊勢市でも無理をおしてトラップをいくつか仕掛けていました。一回だけですけど。
昨日の最後は帰りがけにそこも回収によりました。
ここならイセオサムシが採れるんじゃないかと。

ここはさすがに色々なゴミムシがおちていました。セアカヒラタは河川敷の常連ですね。ミイデラも。オオゴモクもごっちゃり。その中で最初に目を引いたのはマイマイカブリ。あとはクロナガオサ。クロナガを見ると秋を実感しますね。オオキベリアオを見つけたときにはやはり嬉しくなりましたが脚はあちこち欠損していて触角も全く無くなって死んでいたのが残念でした。
やがて光沢のあるオサムシの姿を目にした時には「お、やったか・・・?」とときめきました。
ところがよくよく見るとエゾカタビロオサムシでした。
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なかなか数が採れないオサムシなので嬉しいところです。自己3つめ。

しか~し、イセオサムシはとうとう採れませんでした。
ここでも完敗でした。結局一ヶ月もいて三重特産のオサムシでキチンと同定できるものが一つも採れなかったというのがへこみます。
まあ、仕事の合間とはいえ、やるだけやったので仕方ないです。

あとはついでに採ったこまごまとした虫をこれから整理していこうというところ。


 それとトラップ回収の際に入っていた虫で気になる虫がいました。当初はよく見るゴミムシだと思ったのですがエリトラの模様に違和感を感じ、大きさもいつもより大きいことに気づきました。「よくわかんないけど、とりあえず採っとこうか・・・」くらいにしか思いませんでしたが、オサムシのことで頭がいっぱいで一度捕獲したにもかかわらずいつのまにか逃がしてしまいました。
「あれ、いない・・・」と気づいてから、ふと「もしかして・・・」という思いがよぎってきました。
一夜明けてから記憶をもとに保育社の図鑑を開いてみると、見れば見るほどその虫のように思えます。ほぼ間違いないと思うんだけどなあ・・・。もしかしてウガタオサなんかよりよっぽど記録になるんじゃないかと一人で盛り上がったり、へこんだり。

そんなこともあり悔恨の思いが残る伊勢志摩になりました。
課題が多く残ったのでホントにまたチャレンジしたいと思うのでした。

今回の成果はふだん馴染みのなかった照葉樹を少しは勉強できたことですね。トベラも今までピンときませんでしたがもう間違えませんね。タブノキやユズリハ、シャリンバイ、ホソバタブ・・・・。いろいろ覚えられました。
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# by aile21 | 2012-10-13 23:57 | 東海編

帰ってきました

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 一ヶ月の出張も一段落。先ほど京都に帰ってきました。

やっぱりこっちは寒いわ。
やはり伊勢は暖かかったんだなと実感。

こまごまはまた後ほど・・・。
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# by aile21 | 2012-10-12 23:59 | 東海編

もう君を離さない

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 誓い通り見つけてきました!

昼休みに昼食後、意気込んで森に入るも前回と別のエリアを探してみようと彷徨いましたが、意外にもカクレミノが1本も見当たりません。時間をロスしたなと前回のエリアに戻り目の前をさえぎる蜘蛛の巣も蹴散らし、シダで覆われた林床もグングン進みました。あちこち痒くなるのもおかまいなしです。何本もカクレミノを見ていきました。前回見落としていたカクレミノが結構あることに気づいたのですが、なかなかタテジマカミキリの姿を見つけられません。
そろそろ仕事に戻らないといけない時間だろうとは思っていました。いやもう過ぎてるかな?
仕方ない。今日は諦めようかと仕事場に戻りつつ積もった落ち葉ですべる斜面を上がった時です。
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こんな幼木にしがみついていました。私の腰丈くらいしかありません。
今までそこそこ大きな木にしかいないと思っていたので上ばかり見てきました。
膝くらいの高さのところにいるとは・・・。
思い込みが邪魔をしていましたね。勉強になりました。でもこうやって虫採りスキルは上げていくものでもあるんですよね。(と、自己肯定)
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前回のは幻に終わってしまいましたから、改めて初ゲットー!!
もう逃がさないよ~!


おまけ

 日曜日は糞虫探し。
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 牛がいるのかと思ってたけど羊しかいなかった。
見つかるのはカドマルエンマばかり。ゴホンダイコクの♀を一つ見つけたくらい。オオセンチの生き残りくらいいるんじゃないかと期待してたんだけどなぁ・・・。
マグソが見当たらんな・・・、と感じていたら糞の古さや分解の状態で多少変わっていることに気づきました。
一瞥では特徴のないマグソコガネを2種だけ摘んで帰りました。初か既種かは帰宅後までおあづけ。

羊、汚いなあ・・・、と見ていましたが、その糞を漁っている者の言うことじゃないですね。
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# by aile21 | 2012-10-09 01:18 | 東海編

なにやってんだか・・・

 昨日の興奮と充足感も一夜明けて新しい一日の始まり。
忘れないうちに昨日のタテジマカミキリを〆ておこうと一時保管していた容器をかばんから取り出すと・・・、

あれ? 

いない・・・。

えっ!?  ええ~!!!?

うわっ!

手製の吸虫管のホースが抜けています。まじ?
またやっちゃった。

どうやら逃げ出したようです。時々やるんだよなぁ・・・。
かばんの中身を全部出して中を洗いざらいさがしてもいません。
となるとこの宿の部屋か?
どこかに張り付いていないかと部屋中探しましたがいません。
昨日の移動の車の中か?
・・・・もうそうなったらまず見つからないですね。シュン・・・。
可愛くってすぐに〆られなかったとはいえ、自分のズボラさに幻滅しました。

仕方ない。また明日から休憩時間をフルに使って新たに探さなければなりません。
あ、明日は休みか。じゃあ明後日から。
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出張仕事もそろそろ佳境です。夏の名残も姿をひそめ、ずいぶん秋らしくなってきました。のんびりしてられませんね。

 トラップにはいつもと別の場所でtたぶんいつものオサムシ3exs.全部♀。
加えてクロナガオサムシが3exs.これは♂が混じってるのがなんとも恨めしい。もう・・・。

なんとも冴えない感じで悔しいので夜の浜辺でちょっと篩って」きました。ヤマトケシマグソってまだいるのかなぁ?
真っ暗な浜辺でペンライト片手に砂を篩っているというのもなかなか怪しいものです。
見つかるのはスナゴミムシダマシやよく見る薄茶色のケシガムシ多数。ちっちゃいエンマムシもそこそこ。
マルガタゴミムシの仲間もいますね。
やっぱり冴えないです。ハネカクシは大小、もとい、中~微小ですね。
もうやめようかなとした頃、かなり白っぽい飴色の虫を見つけました。たまたま少し前にいそはえとりさんのブログを拝見していて過去のログでこの虫を見ていたばかりでした。
あ、あれだとすぐにわかりましたよ。名前はすぐに思い出せませんでしたけど。「クロズ」だけは覚えていましたね。
そう、クロズハマベゴミムシダマシでした。これが採れたのでとりあえずまあいいか。

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 おいしい牛乳でも飲みにいきたいなあ・・・。
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# by aile21 | 2012-10-06 23:57 | 東海編

タテジマカミキリ

昼休みに仕事先の敷地内にある森をうろうろ。 夜のオサムシ狩りに思わぬ苦戦を強いられてきましたが今回の出張中に狙っていた虫がもう一つありました。
カクレミノをホストにするタテジマカミキリです。
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宿から仕事に向かう道すがら車窓の外を流れる景色の中にいつもカクレミノを探していたように思います。
仕事先には緑が多く、これならカクレミノもそこそこあるんじゃないかと期待していましたが、実際には細くて低い幼木ばかりでとてもカミキリのつくようなカクレミノが見当たりませんでした。
たまたま昨日、今日と昼休みに一人になる時間が取れたので身近な森に入ってみました。やぶ蚊の猛攻にさらされながらウバメガシの森を彷徨いました。他にはタブノキやホソバタモだかウラジロタモだかのそんな樹木ばかりです。しかしこういう暖地性の森だからこそカクレミノが期待できるというもの。昨日はタイムアップでしたから今日は昨日の続きを進みました。

やっぱり幼木しかないな・・・・。

と諦めつつ来た藪を戻りはじめた時、やはりそんなに大きくも太くもないけれど、それでも今まで見てきた中ではそこそこ大きいんじゃないの?というカクレミノが目に入りました。

枝別れした細い枝を一つ一つなぞるように見ていきます。と・・・・、

あれ!?

あっ、あーーーーーーーーーーー!!!!!

いた!いた、いたぁーーー!!

そこには今まで図鑑やネットでしかみたことのなかった姿があったのです。
それはカクレミノの細い枝に逆さにしがみつき、触角をまっすぐにピーンと伸ばして枝に同化しようとじっとしているタテジマカミキリの姿でした。
本当にこんな格好でしがみついているんだと感激しました。
これはやはりこの姿を写真に撮っておきたい。あ、しかしデジカメは車の中だ。仕方ない携帯のカメラで・・・

うわ・・、カメラのレンズ汚れてるな・・・、ちょっとまてよ、何かで拭くから。

タテジマカミキリは地上2mちょっとの高さにいます。携帯のカメラを接写モードにして・・・、う~ん、ちょっと届かないなあ・・・。
ピントが合うところまでは背伸びしても手が届きそうにありません。
それならと、カミキリのしがみついている枝をそーっと手繰り寄せることにしました。

逃げるなよ~・・・、逃げるなよ~・・・、

ポトッ

うわああ、落ちたああ・・・。しまったあああ。

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それでもこのサイズのカミキリなら林床に落ちても見失うことはありません。残念ながら狙いの構図は撮れませんでしたが見事タテジマカミキリを採ることができました。
成虫で野外越冬するこのカミキリは是非とも真冬の寒い日に見つけたいと長らく思っていましたが、興味をもってから5年以上経ってしまいました。もう秋でもなんでもいいです。

決して珍しくもないはずのこのカミキリになぜ今まで出会えなかったかというと、宇治近辺にカクレミノが生えてないからです。さんざん探しましたよ。ありませんから本当に!(たぶん・・・)
これは太平洋側のどこかに行ったときに探そうと心に秘めてきたのでした。
カクレミノ以外にもホストになる木はいくつかあるようですが、やはりこのしがみつきスタイルを見たかったですね。これも長らく貯めておいた宿題のひとつです。なかなかカッコいいカミキリじゃないですか。
嬉しさでしみじみ。そしてニンマリ。
久しぶりにこぶしを握って小さくガッツポーズをしたのでした。
めでたしめでたし。

おまけ
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一昨日の夜、コップに落ちてるウバタマムシを発見。
おやまあ・・・。
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# by aile21 | 2012-10-05 21:33 | 東海編

台風一過

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 昨日の台風をよけて土曜の晩から京都に一時帰宅してきました。昨晩は自宅でニュースを見ていると新名神などが通行止めになっていたので仕事に無事もどれるか心配でしたが、未明に外に出てみると星が煌々と輝いていたので安心しました。気持ちよく車を走らせて志摩に戻ってきたのはちょうど夜明けころでした。

 日中仕事を終えていそいそと出かけました。おそらく台風でめちゃくちゃになったであろうトラップを仕掛け直さなくてはならないでしょう。

ところがポイントに着いてみるとケモノに荒らされたコップがいくつかありましたが、水がたまっていたり土砂に埋もれているようなものはありません。どうやらこのあたりではそんなに激しく降らなかったようです。

とあるコップにコカマキリが陣取っていました。
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このコカマキリ、不思議なことに前回もまたその前にもこのコップに居座っていました。
初めは「あ、コカマキリだ・・・」くらいにしか思わなかったのですが、
二回目には「またお前か・・・」と思いましたが、さほど気にもとめませんでした。
しかし三回目の今日はあまりに不思議です。偶然ではないような。彼はここでいつも何をしているんでしょうね?
トラップを守ってくれているのか、はたまた邪魔してるのか・・・。

 さて・・・・、
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 また♀ですけど、なにか?

 実は本命ポイントは別にあって、いくつかトラップを仕掛けてはいるのですが全然オサムシが落ちません。というより獣害がひどくて。

まあ、あきらめずにつづけましょ。
試練ですな。
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# by aile21 | 2012-10-01 23:54 | 東海編

志摩の夕日

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 はいはい・・・・、まだ採れませんよ。

 25日  完全ヌル。

 26日  センチコガネ 3exs. 
  イノシシに遭遇。ウサギを轢きそうになった。コンビニの外灯にヒメガムシが大量。
シギゾウがポツポツ。
トラップ設置した山中のポイントに謎の車が停まってた。怪しい、いやこっちこそ・・・。邪魔。

 28日  ヌル。
イノシシに遭遇。


フタホシスジバネゴミムシが毎日必ずトラップに入ってる。こんなにいるもんなんだ。
たしか、滋賀の2箇所で採ってるはずだけど宇治では見たことないいなぁ・・・。
あとは黒いモリヒラタがポツポツ。このグループは見て見ぬふりをしてしまうようになってしまったなあ。

台風来てるな。
そこで仕切りなおしになりそう。
 
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# by aile21 | 2012-09-28 23:59 | 東海編

ウガタオサムシ(仮2)

 昨日からぐっと秋らしい気候になりました。日差しは刺すような強いものですが、流れる風がさわやかで、先週までのじっとりするような不快感がありません。
朝晩も少しひんやりするようになってきました。

土曜日に掛けたトラップを昨日、今日とチェックに行ってきました。
日曜日は午前中にまとまった雨が降ったので意気消沈でしたが、これもトラップを仕掛けた者の使命と思って昨日も晩飯後に出かけました。
途中立ち寄ったコンビニの外灯下にもほとんど虫の姿がありませんでした。いつも無数のゴミムシとアオドウガネがゴソゴソしていたのですが、やはり気温が下がったせいかもしれません。

 ポイントに着いてコップを一つ一つチェックして行きました。
残念ながら期待のオサムシは見当たらず。代わりに少々大きめのゴミムシが2つ落ちていました。
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な~んか見たことあるような、ないような・・・・。

それでもわりかし大きいし、これも副産物として毒ビンに入れたのでした。前胸がナガゴミっぽいように思いますがどうなんでしょう。ナガゴミはさっぱりわからないもので・・・。
自宅に持ち帰って標本箱を眺めたら普通に採っていたなんてオチかも。

ほかにはセンチコガネが3つ落ちていました。暗い紫色のじみなもの。それでも今後は縁があればいろいろな地方のセンチコガネも採っていこうと思っているのでこれも毒ビンへ。

それにしても前回はオサムシ、スジアオ、フタホシスジバネだったのに、2日後は謎のゴミムシとタダセンチ。同じトラップでも日によって落ちる虫が違うというのも不思議なものです。

 さて今晩の成果は・・・・・・
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またまたオサムシが一つ落ちていました。
どれどれ、今度こそ・・・・・・

と期待してコップの中を覗きましたが、残念ながらまた♀でした。
オサムシが落ちることは判っているので、深く落ち込む必要はないのですが、だんだん涼しくなってきているのが焦りを誘いますね。
今月中にはなんとか♂を採りたいものです。
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# by aile21 | 2012-09-25 22:57 | とうちゃん

熊野本宮大社とイシガケチョウ

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 今日は仕事はお休み。
同僚に誘われて熊野までやってきました。
志摩から180km。えらい遠くまでやってきました。
世界遺産熊野古道が話題になってからこっちに来たのは初めて。
あちこちにヤタガラスがあふれていました。
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朝から降っていた雨も止んでじんわり暑さが戻ってきましたが、やはり9月も後半となると秋の空気が漂っていますね。
大量の赤とんぼが飛び交う光景は圧巻でした。

 しかし熊野川流域は昨年の水害の爪あとがいたるところに見られます。どこを見渡しても視界のどこかに必ず土砂崩れが目に入ってくるのには息を呑みました。

帰りに寄り道した河原で同僚達が川遊びを始めたので、私は少し河原を歩いてみました。
すると大きな玉石がゴロゴロ転がる河原にヒラヒラと舞う白い姿を発見しました。
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 イシガケチョウ。(でいいんですよね?) 初めて見ました。
沖縄で幼虫は目にしたのですが生体は初めてです。こんなところにもいるんですね。
今まで標本で見ていて、ホントにカッコいい蝶だなと憧れていたものです。
そう遠くまでは飛ばず、私のまわりを飛んでは止まり、またすぐ飛んでは止まるの繰り返し。止まっても秒くらいですぐ飛んでしまいます。そのため接写で近づけなかったのが残念でなりませんでした。それでも今日は虫採りを半ば諦めていたので、美しい蝶に出会えてラッキーでした。

 今年は富士山頂の浅間神社にも行ったし、先日は伊勢神宮に行きました。そして熊野三山本宮大社。
なんだか巡礼巡りに縁のある年です。何かご利益あるかな。
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# by aile21 | 2012-09-23 23:55 | 東海編

ウガタオサムシ(仮)

 さて、伊勢志摩に出張に来て10日が過ぎました。もちろん仕事で来ているので虫採りに夢中になってばかりはいられませんが、それでもなんとか無理して採集の機会を探してきました。
しかし先日まで天気は不安定なまま。台風が前線を刺激して大荒れの日もありました。
それでも日中は昼飯時を狙ってブラブラ歩いたりはしていました。この地は植生も宇治とは大違いで、森林の大部分をウバメガシが占めています。これがまたなんとも自分には縁の薄い樹木ではてさてどんな虫と関わっているのかイメージできません。他にはネムノキも多いですね。先週はイタドリとヌルデの花が満開でした。ヌルデの花を見上げても、コアオばかり。たまにシロテンがみつかるくらいです。
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足元はカニだらけなので見ないことにしています。実は仕事先の敷地内でもこっそりとトラップを仕掛けてみたのですが、アカテガニが自由に出入りしているのを見てげんなりしたものです。

 きちんと数えていないのですが、もう3回くらいはコップを埋めにいきました。毎回少数ですが、真っ暗な山の中、車のヘッドライトだけでポイントを探すので辺りの状況がまったくわからず苦労しました。それでも無理やりにでも設置して帰ってくるのですが翌日には滝のような雨が降ったり、またチェックにいっても半分以上が何か獣に荒らされていてコップが抜き上げられていることばかりでした。ホントに動物が多いようで、車で走っていてもイノシシやシカに度々出くわします。タヌキやイタチの轢死体も毎日目にします。
海に近いとカニ、山に行くとケモノとみんな採集の邪魔ばかりしてくるのでだんだんモチベーションが下がってきたのを実感してきたところです。

ぐったりと肩を落として宿に帰る途中、コンビニの灯下で虫漁りも試みましたが、う~んもう一つな感じ。カドマルエンマがうじゃうじゃ転がっているのは意外におもいました。たまにゴホンダイコクも混じったりします。ゴホンダイコクの♂を持ち帰り、同僚に見せると皆、カッコいいと喜んでくれたのが嬉しかったものです。
そういえば仕事中に同僚が「綺麗なブルーの甲虫が飛んでいたよ」と教えてくれました。どうやらルリセンチのようです。それからは自分も気にしているのですがなかなか私の前には現れてはくれません。

 さて今日も夕食後、一昨日設置してきたトラップをチェックに行きました。今朝も激しい雨が降ったのでなんだかダメな気分でしたが、わずかな妄想を胸に抱き車を走らせたのでした。
カニは嫌なので出来るだけ海から離れようと山側に仕掛けたポイントを選んだのでした。

しかし道路脇の草地に無残に転がるプラコップ・・・・。襲撃を逃れたコップの中にはコオロギがちょこんといすわっていました。

なんかもう・・・。

ここのオサムシは難しいなあ・・・。
この時期、地元ではこんなに苦労しないんだけどなあ。
まあ、コップも数を仕掛けられないし、そもそもポイント選びも暗闇の中でやっているので効率悪いのだけれど。

宿に帰る途中にもう一つのポイントに寄りました。ここは海からはそう遠くないけれど、海岸から急に山がせりあがっているような土地なのでカニはいないだろうと踏んだエリアでした。
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真っ暗な舗装路からさらに砂利道を分け入ったととろに狭い広場がありました。
そこで車のヘッドライトをハイビームにして森の中を覗きます。

さてさて、どこだったかなぁ・・・。

お、荒らされてない!
ラッキー!!


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うおおおおおおーーーー!!

入ってるじゃーん!!

やっとオサムシに出会えましたよ。これはもうウガタでしょう。
やったやった!

ここには3個のコップを埋めましたが次のコップにはスジアオゴミムシ。
そして最後のコップには、これまたオサムシとフタホシスジバネゴミムシ。
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当初、もっと簡単に採れると楽観していたのに思わぬ苦戦を強いられてきました。甘くみていた自分を反省すると同時に採れた喜びにウキウキしながらオサムシをじっくりと観察しました。

えっ!?

・・・・・・

2つとも♀じゃん。
がっくり・・・。
これではウガタオサムシかどうかわかりません。採集地からしてほぼウガタオサムシであろうと思うんですけど。自分のイメージではウガタオサムシ(マヤサンオサムシ)は脚の脛節が赤いのが特徴と思い込んでいたのでコップの中のオサムシの脚が赤いのを見たときにニンマリしたのです。しかしネットで調べていたらシマオサムシというイワワキオサムシの亜種もいるらしい。その分布がこのあたりかどうか分からないのでなんともいえないのですが、マヤサンとイワワキの判別に自信のないものでなんとも不安です。♂の交尾器を見れば一目瞭然なんですが・・・。
でもまあ、生息地がわかったのでここで♂が採れるまで頑張ってみることにします。
そしてなんとかビローンと長い交尾器を取り出したいものです。
シマオサムシも未採集なのでどっちでもいいんですけどね。

とりあえずオサムシが採れたのでホッと一息つけました。
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# by aile21 | 2012-09-21 23:42 | 東海編


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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