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石見の黒

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 朝の散歩。

今日もいい天気になりそう。

飛砂を避ける柵を通り抜け、砂浜に下り立ったその時・・・、
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おった・・・・。

まるでヤラセ写真のようですが、1匹のオオヒョウタンゴミムシが砂の窪みに鎮座していました。

なんだ、この浜にもいたのか。
でもやっぱりいい虫だなぁ・・・。
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ふと気づいたのは砂の上に縦横無尽に交錯するなにやら怪しい足跡。
一見カニのようにも思われるがもしかして、とこのオオヒョウタンを小突いてみる。
慌てて走り出すオオヒョウタンの足跡がまさにそっくり。

トラップでも仕掛けないと確実にはとれないかもと信じきっていましたが夜回りでいけるかも。
山陰の海はいいねえ。(ただし夏~秋に限る・・・?)
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by aile21 | 2013-09-14 22:11 | 中国編

石見の灯

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 先日、島根県隠岐島がユネスコのジオパークに指定されました。確かに山陰の海岸線はむき出しの地層が特異で面白いところが多そうです。
宿のすぐそばにこんな景勝地があったなんて・・・。

 昨晩は夕食後にブラブラと散歩(虫探し)をしました。間近の海岸は背後の草地がないのでちょっと面白くないかなと、内陸方面に歩いてみました。住宅がちらほら点在する中、緩やかな坂を登っていきます。畑や藪の際にまで砂だらけ。この辺りの海岸線は飛び砂がキツそうであちこちに「滞砂注意」の立て看板が見受けられます。冬の季節風の強さが伺えますね。

 そんなわけで見つかる虫は砂系のゴミダマばかり。
オオスナ、コスナ・・・?初見と思われる丸っこいスナが見つかったのでまだ良かったのですが。
集落を抜けて開けた丘の上にでたら一面のクズ原でした。懐中電灯だけではこれ以上無理と振り返ると遠くに漁火が見えます。面白いのは点在する民家の灯や街灯より遠く海の漁火のほうが煌々と明るいのです。
すごいな、漁船て。

 来た道を引き戻し、途中から民家の合間を縫うように歩いて街灯廻りをしながら帰りました。
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オサムシモドキ 砂地の定番。
アスファルトにこびりついている何かを必死に齧りとろうとしていました。
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スズムシ
他にクツワムシも歩いていました。クツワムシってほとんど見たことないような・・・。
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オオヒョウタンゴミムシ(死骸)

・・・いるねぇ~。

「できれば」と考えていましたがいることはいるんだなぁ・・・。しかしここは砂まみれとはいえ海岸線から1kmほど内陸の丘の上。海岸の虫と認識していたけど砂さえあれば生息範囲はまだまだ広いのかも。
内陸の京都盆地にも記録があるくらいだからなぁ。
それからちょっとした芝地などもいちいちチェックしながら丘を下りましたが結局オオヒョウタンには出会えずじまいでした。

結局海岸まで戻り、街灯下や自販機前を覗きながらブラブラしました。
集落の奥、漁港の波止にポツンと明るい灯りがあったのでそこまで行ってみると、灯りの下で大きな黒い虫がひっくり返ってジタバタしています。
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おっ!! なんや、見つけてもうたか?
大きさ的に・・・・、
色的に・・・・、

ん?

ちょっと牙が長いかな?

・・・・・・・
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なんだ、クワガタか。
それにしても9月の中旬でノコギリクワガタとはね。
夏の漁港ではミヤマクワガタを灯下で見かけることはよくありますが、ノコは初めてだなぁ・・・・。

帰りがけにやっと見つけたのは流木の下で(タダ)ヒョウタンゴミムシ。随分ちっちゃくなっちゃった。
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昨夜はこんな事をしていて寝不足。ちょっと後悔。
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by aile21 | 2013-09-13 22:29 | 中国編

石見の海にて

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 9月4日より島根県浜田市に来ております。出張です。4日は猛烈な雨の中をやってまいりました。中国道の一部と浜田道が通行止めになり、米子経由になってしまいました。

 島根は数年前の出雲出張についで2回目。前回は何も持ち帰れなかったので今回は何かお土産が見つかる事を期待してます。

 昨日からは天気に恵まれ、朝の散歩を楽しんでおります。
昨日は浜の流木をひっくり返しても甲虫が見当たらず、ハネカクシ1匹見つけられませんでした。
しかし今朝はやっとナンチャラミズギワゴミムシと思われる極小なゴミムシと、真っ黒だけど全身つや消しなゴミムシが見つかりました。両方持ってるようなきもしますが、とりあえず確保。(貧乏性)

それにしても随分涼しくなりました。朝晩は長袖が欲しいくらいです。
もうちょっと残暑が続いてくれないと淋しい気もします。
さて、どうでしょうねぇ・・・。
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by aile21 | 2013-09-06 23:15 | 中国編

今週のいろいろ

 この一週間はあれこれもがいてみたのだけれど・・・。

(8月13日深夜)
 先日、街灯下で見つけたゴミムシダマシで不審なものがありました。帰宅、展脚後に同定を試みたらどうも腑に落ちない。もしかして採集ポイントを勘違いしていたかな?と不安になりました。
それはよくあることで、一度の出撃で複数のポイントを廻るとどっちで採ったのか混同してしまったりします。
初採集のゴミダマだったので間違えるわけにはいかない、ともう一度同じポイントに行ってみたのでした。
結果、同種が再度採集できたので確信が持てて一安心しました。
このゴミダマの件はまた後日にでも・・・。

帰りにクヌギの樹液で見つけたアカアシオオアオカミキリ。
今年も地元で出会えました。
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(8月13日日中)
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 滋賀県の湖北、福井県との県境の峠。
到着は午後5時過ぎ。さすがに連日の酷暑のため、真昼間は採集意欲が湧きません。夕方から夜にかけてあれこれしてみようかと。リョウブも終わりかけていてアリ以外は全く虫の気配なし。ブナの立ち枯れを見て回るとサルノコシカケにコブスジツノゴミムシダマシがごっちゃり。♀はともかく♂でも角の長さがバラバラで、もしかして別種が混じっているのかも?と、10匹くらい摘んできました。しかし帰宅後の同定ではどれも同じコブスジツノみたいでした。
浮いた樹皮を捲ってクリイロチビキカワムシ、カタモンヒメクチキムシ採集。

 暗くなったら車の前にシーツを広げて灯火採集を試みます。ガソリンランタンと車のヘッドライトの併用で3時間ほどのんびり虫を待ちました。多くの蛾を中心に細かい雑甲虫がポツポツ集まりました。
が、成果は地味なものでジョウカイボンやハムシ、ナガクチキで未採集のものがいくつか採れましたが特筆するようなものはありませんでした。
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ランタンの足元にウロウロしていたオサムシ。
このあたりのオサムシ分布はどうなっているのかわからず、ちょっと期待しましたが、、帰宅後ゲニを摘出してみたらマヤサンでした。
採集時、前胸背板や翅端に薄茶色の塊がこびりついていました。まるで越冬時の土がこびりついているような感じです。「こんな時期に土中に潜ってるはずないのになぁ・・・」と訝しく思いましたがそのまま毒瓶へ。
帰宅後、ゲニ確認と展脚のためにルーペで見てびっくり。・・・ダニではないですか。

・・・・老眼って悲しいですね。

(8月16日)
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 仕事から帰宅後、showzineと出撃。お盆の時期ということで兼ねてから狙っている虫にチャレンジしていこうとガソリンランタン、LEDライトを持って地元のモミ林へ。自宅を出た時は晴れていたのに、ポイントに近づくと路面がビショビショに濡れています。夕立でもあったようです。
簡易灯火なので光量は強力ではありませんが、真っ暗な森の中では十分目立つのではないかと思われました。7時過ぎに設営完了。しかしすぐに虫が集まってくる気配はありません。頭上はモミなどの香木に覆われていて空がほとんど見えません。そんな頭上からたまに水滴が落ちてきます。まだ降っているのか、雨の名残か・・・。林床もびっしょり濡れています。涼しくて良いのですが湿度が高くて快適ではありませんでした。
セット近くの倒木にはナガニジやカタボシエグリオオキノコ、カツオガタナガクtリキなどなど。ヤマナメクジも活発に蠢いてました。
一度車に戻りオニギリの夕飯にしました。焦っても仕方ないので小休止。車の側の街灯下ではセミの羽化が始まっていました。
 小一時間後、灯火セットのチェック。多くのバッタ、カマドウマ、微小な蛾ばかり。やっと見つけた甲虫はというと前回と全く同じく、マルガタビロウドとシラケチビミズギワコメツキ。
ここ虫少ないのかなぁ・・・。

 再度、灯火を離れて他所のポイントを覗きに行きました。コンビニにはカブトムシやアオドウガネ、ドウガネブイブイ。定点の灯下ではウスバカミキリ、ワモンサビカミキリ。
全般に虫が少ない印象です。

その後セットに戻るも結局、今回も地元での灯火採集は不発でした。
これから秋口にかけてあと何回挑戦できるでしょうか。
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今回showzineが一番喜んでいたのがアブラゼミの羽化観察。
こんな綺麗な姿が、あんなアブラゼミになっちゃうんだもんなぁ・・・。
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by aile21 | 2013-08-18 02:25 | とうちゃん

ミズキ探訪

 昼から雨との予報だったので今日は遠出はなし。
それでも先週に蕾だったミズキの花が気になったのでサクっと定点まで行ってきました。
ショックだったのは、復旧工事が始まったみたいで、完全に車両が入れなくなっていたことです。工事概要の立て看板には11月一杯まで工期が続くようです。これはキツイなあ・・・。

 ま、仕方ないので徒歩で定点まで向かいました。空は今にも泣き出しそうな感じ。気温も山の取り付き周辺で22℃。う~ん・・・。

足早に歩きながら時々、カマツカの花を掬ってみますが、あいかわらずトゲヒゲトラやチャイロヒメハナ、ヒメクロトラ、キバネニセハムシハナばかり。
先へ急ぐと目の前を横切る黒い虫。
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まだ活動しているようです。

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 やっとミズキのポイントに着いてみると予想通り満開。
おおっ!  しかしどうも静かです。
近づいてみても羽音がほとんど聞こえません。気温さえ高ければこの時期はハエやアブ、クマバチの飛び交う羽音でうるさいはずなのに。花は良いけど天気にフラれてしまったようです。
それでも花に顔を近づけて匂いを嗅いでみればフンワリと良い匂い。
先ずは目視から。
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ボロボロのテングチョウが揺れる花にしがみついています。
白い花の中に黒い塊を見つければ当然ハナムグリ、コアオハナムグリ。
真上に張り出した枝先を仰ぎ見てもそんなに虫はとんでませんねぇ・・・。
やがて少し細めのカミキリ様の虫がポツポツ飛んでるのが確認できるようになりました。
これは・・・・、やはりジョウカイボン。
ジョウカイボン、アオジョウカイ、キンイロジョウカイと大型の3種とも出揃っていました。

まあ、いつもの景色ですな。クラルアもいました。

上ばかり見上げていたのですが、ふと目線を下げたガードレールの上にクビアカトラカミキリが留まっていました。ちょっと早いねえ。もう出てるのか。
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ま、こんなもんか。
天気さえ良ければもう少し粘ってみても良いのですが、いつ降り出すのやらヒヤヒヤしながらの採集なので適当に切り上げました。それでも今日来ておかないと来週には花は終わってるでしょうしこれも時の運ですね。

歩き始めたらポツポツ降り出しました。

沢筋に面白いものを見つけました。
そこは元々、湿地だった河原ですが昨夏の豪雨で表土が流され砂利の荒地になっています。辺りの木々はどれも流れに倒され傾きながら踏ん張っていますが、そこに一本の真っ直ぐなモミの木が生えていました。
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こんなんあったかぁ・・・?

いやいや、これ誰か植えてますね。
なんでこんな所に?
クリスマスツリーの余り物かな。根元から綺麗に枝打ちされていて不自然すぎます。(笑)
場所が場所なだけに次の大雨で流されなければ良いのだけれど。

そして車にたどり着いた時にはびしょ濡れになっていました。
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by aile21 | 2013-05-19 23:07 | とうちゃん

新緑の宇治と忘れていたカミキリ

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 昨日、通勤前にダムの受付でまだダム側から入れないと聞いていたので頑張って延々と歩いてポイントまでやってきました。網を持っての採集はひさしぶりです。
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公園の入口にはこんな看板があります。結局昨年夏の豪雨以降、全く復旧工事が進んでいないのですね。
9時半頃採集エリアに入って早速出迎えてくれたのはホタルカミキリ。ムクノキの幹でお祭り状態。これなら虫の活性は良いようです。すぐ横のコゴメウツギにはチャイロヒメハナカミキリ。
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 お目当てのヤブデマリは白い萼は満開なのに肝心の花は3分咲といったところでした。遠目から見てもアブやハエが数匹飛んでいるだけ。ちょっとまだ早かったかも。さっさと見切りをつけてその先のコゴメウツギの花を掬うと・・・
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おおっ!!
ミドリカミキリ。これは嬉しい。今までポツポツと採れていますが普通種でも好き好き。

 時々山から流れ落ちてきた土砂が林道上に横たわっていましたが静かな山歩きを楽しめました。ニワハンミョウたちに道案内をしてもらいつつ木漏れ日の気持ちいい林道を歩いていると、目の前には縄のれんのようにイモムシが無数にぶら下がっています。ああ、いいコンディションです。これなら・・・。
それにしても広い砂利敷の林道でものんびり歩けないほどのイモムシトラップです。眼前に待ち構えるようにぶらさがっているイモムシたちをかいくぐるように歩いているつもりでも気がつくとシャツのどこかにはイモムシをくっつけているのでした。
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 伐採された赤松の材にはヒトクチタケがポコポコと生え始めていました。しかしまだ下部には口が空いてないので虫は集まっていません。
古い粗朶にはミヤマオビオオキノコ。
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 さて、そろそろかな・・・、

予想通り、クロカタビロオサムシが林床でゴソゴソしていました。
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ほんの短い時期だけ出会える嬉しいオサムシ。ここまでのイモムシ暖簾でまず間違いなく出ていることは確信していたのですが予想がピタリと当たると楽しいですね。リュックを置いてウロウロすれば10匹くらいは見つけることができました。標本は十分あるので今日は眺めるだけにしておきました。
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気温が上がるにつれミドリセンチも活発に動き回るようになりました。鹿糞を引きずっているのもいました。

 ここ一年ほどまともに地元で採集できなかったので久しぶりの面々に会えて癒されました。帰りにまたヤブデマリを覗いてみたらなんと先ほどとは打って変わってブンブンと虫が飛び交っていました。気温がぐんぐん上がって虫達もかっきづいたようです。遠目にはハナムグリやコアオハナムグりが大量に目につきます。しかし近づいてみるとミドリカミキリやトゲヒゲトラカミキリ、ヒメクロトラカミキリ、ホタルカミキリも見つかりました。それなら・・・とじっくりと見回していくと、
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やはりいました、クラルア。
もうこの木は鉄板だな。

やがてとあるトラカミキリに目が留まりました。
おっ!?
ん???
えーと・・・・・、ああ、キスジかぁ。

・・・なんか地味なキスジトラカミキリだなあ。こんなんだっけ?
しかも小さいし・・・。モヤモヤした違和感を感じましたが、キスジは地元で採れるトラカミキリの中でも好きな種なのでありがたく採集しました。

と、帰ってから調べてみたらアカネトラカミキリだったのです。嬉し恥ずかし初採集。ww
久しぶりの初カミキリ嬉しいよぉ~。そういえば普通種と言われているのになんで自分はであえないのだろうと不思議に思ったことのあるカミキリでした。
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 今日は様子伺いのつもりでしたが、思わず初物に出会えて大満足でした。
その後、定点に移動したのですがそちらは歩いてばかりで収穫なし。おまけの写真で省略してしまいましょう。今は山中がフジの花が満開です。とても美しい。そういえばフジの花で見つけたマメゾウムシ、採ったはずだけどどっかいっちゃったなあ・・・。
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by aile21 | 2013-05-06 00:28 | とうちゃん

イセオサムシ

 伊勢から帰ってまいりました。
今回の出張はなかなかハードでした。予想通り時間はないし、朝晩は暗いし寒いし・・・、ということで虫たちとの時間はまったく取れず。
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 伊勢市に宿泊し、志摩市と鳥羽市を行ったり来たりしていました。それなのに海にはほとんど向かずたまに車窓の外に流れるのを横目で見るくらいでした。それでは淋しいので昨日には早めにホテルを出て有名な夫婦岩というのを見てきました。

でも、なんだかよくわからん・・・、というか普通の岩でしたね。
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対岸の神社にはあちこちカエルだらけ。
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ピュー・・・・

 さて最終日となったので悔いを残さないように今朝は一発奮起。
前回のウガタ惨敗が心残りではありますが、それはまた十分に時間を取って再チャレンジしなければ連敗しそうなのでもう少し可能性のありそうなイセオサムシを狙いに河川敷に向かいました。
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 それにしてもここ数日、非常に寒いです。昨日は岐阜あたりでは雪がちらついていたようです。名古屋あたりでも最低気温が3℃などといわれてましたね。
河川敷は霜で真っ白でした。
ピッケルを持って降り立つ河川敷で初めて本格的な冬を感じたのでした。

 手頃な崖を探すもなかなか見つかりません。河川敷に降りられるポイントがなかなか見つけられず南向きの河原に入ったのも苦労の元でした。広い河川敷はオサ堀りのセオリーに反する日当たりの良い草地ばかり。これではどうも・・・、そんなこんなで土手と川の間に横たわる竹やぶ周辺をウロウロしたのでした。
イメージ通りの崖が無いなぁ・・・。それに竹やぶでのオサ掘りってよく聞くけど実際にはやったことなかったのでもう一つ要領がつかめませんでした。

それでもスジアオゴミムシがポツポツと出てきたので諦めず続けてました。

それにしても久しぶりのオサ掘りは疲れるなぁ・・・。
30分くらいで肩が重くなってきました。そんなことではアカンアカン。
やがて竹やぶの縁にポッカリと掘られたようなくぼみを見つけました。それは自然のものというよりは誰かが山芋を掘り出した跡のよう穴でした。過去の経験でこういう穴の肩にオサムシが越冬していたのを見つけているのでここぞとばかりに掘り始めたのでした。
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 柔らかい砂質のポロポロと崩れる土の中からこちらを見ている姿が。
頭と胸しか見えませんがその広い前胸を目にした瞬間、「ああ、やっと・・・」と安堵の息が漏れたのでした。
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やっと見つけたイセオサムシ。想像通り赤味のある中型のオサムシでした。
先月もトラップで一回だけチャレンジしましたが叶わずに終わっていました。とりあえずこれで気がかりな虫を一つ攻略できました。

それから追加を求めて頑張ったのですが、数多のスジアオとルイスオオゴミばかりが「これでもかぁ!!」という感じでゾロゾロ。
マイマイカブリが3つ固まって土の中から出てきたくらいでした。思い返すと土中からマイマイカブリを掘り出したことってあんまりなかったように思います。たいがい倒木でしたから。

結局イセオサムシの追加は得られず。ちょっと残念。オサムシってやっぱり難しいなぁ。
ま、いいか。
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by aile21 | 2012-12-02 22:49 | 東海編

完敗でした。

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 採集の成果とは裏腹に仕事も順調に進み当初の予定より少々早めに志摩から引き上げることになりました。

ちゃんと仕事してましたよ。虫採りに行ってたのではありませんから。

前日は打ち上げもあってトラップのチェックもできず。昨日現地解散のあと数箇所に仕掛けてあったPITを回収してまわりました。一縷の望みもありましたがなんだかもうダメダメなモチベーションでした。

結局10/09に追加したオサムシも入れて全9exs. すべて♀でした。なんかもう・・・。完敗です。

志摩に来てからいろいろ調べていましたが、どうやら今まで採れていたのはどうもイワワキらしいというのが自分の印象です。きわどいところなんですけどね。分布的にはイワワキ(シマオサムシ?)としておくのが無難な気がします。残念。

ウガタオサムシの分布を調べてみると、このエリアなら間違いないだろうとずーっと仕掛け続けたポイントはオサムシの「オ」の字もかかりませんでした。ここなら♀でもウガタとラベルが付けられそうだったのですけどね。そこではふ節のなくなったマイマイカブリが一つ採れただけでした。

う~ん、手ごわいなぁ・・・。というより準備不足、勉強不足でしたね。ナメテました。
またの機会に再挑戦してみようと思います。
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 糞虫探しの時にはこんなところも通り過ぎました。しかしウガタで苦戦しているなかこんなのまで手を出す余裕は無かったですね。

そもそも山でのオサムシ採りよりは河川敷のほうが容易いイメージがあったので、伊勢市でも無理をおしてトラップをいくつか仕掛けていました。一回だけですけど。
昨日の最後は帰りがけにそこも回収によりました。
ここならイセオサムシが採れるんじゃないかと。

ここはさすがに色々なゴミムシがおちていました。セアカヒラタは河川敷の常連ですね。ミイデラも。オオゴモクもごっちゃり。その中で最初に目を引いたのはマイマイカブリ。あとはクロナガオサ。クロナガを見ると秋を実感しますね。オオキベリアオを見つけたときにはやはり嬉しくなりましたが脚はあちこち欠損していて触角も全く無くなって死んでいたのが残念でした。
やがて光沢のあるオサムシの姿を目にした時には「お、やったか・・・?」とときめきました。
ところがよくよく見るとエゾカタビロオサムシでした。
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なかなか数が採れないオサムシなので嬉しいところです。自己3つめ。

しか~し、イセオサムシはとうとう採れませんでした。
ここでも完敗でした。結局一ヶ月もいて三重特産のオサムシでキチンと同定できるものが一つも採れなかったというのがへこみます。
まあ、仕事の合間とはいえ、やるだけやったので仕方ないです。

あとはついでに採ったこまごまとした虫をこれから整理していこうというところ。


 それとトラップ回収の際に入っていた虫で気になる虫がいました。当初はよく見るゴミムシだと思ったのですがエリトラの模様に違和感を感じ、大きさもいつもより大きいことに気づきました。「よくわかんないけど、とりあえず採っとこうか・・・」くらいにしか思いませんでしたが、オサムシのことで頭がいっぱいで一度捕獲したにもかかわらずいつのまにか逃がしてしまいました。
「あれ、いない・・・」と気づいてから、ふと「もしかして・・・」という思いがよぎってきました。
一夜明けてから記憶をもとに保育社の図鑑を開いてみると、見れば見るほどその虫のように思えます。ほぼ間違いないと思うんだけどなあ・・・。もしかしてウガタオサなんかよりよっぽど記録になるんじゃないかと一人で盛り上がったり、へこんだり。

そんなこともあり悔恨の思いが残る伊勢志摩になりました。
課題が多く残ったのでホントにまたチャレンジしたいと思うのでした。

今回の成果はふだん馴染みのなかった照葉樹を少しは勉強できたことですね。トベラも今までピンときませんでしたがもう間違えませんね。タブノキやユズリハ、シャリンバイ、ホソバタブ・・・・。いろいろ覚えられました。
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by aile21 | 2012-10-13 23:57 | 東海編

台風一過

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 昨日の台風をよけて土曜の晩から京都に一時帰宅してきました。昨晩は自宅でニュースを見ていると新名神などが通行止めになっていたので仕事に無事もどれるか心配でしたが、未明に外に出てみると星が煌々と輝いていたので安心しました。気持ちよく車を走らせて志摩に戻ってきたのはちょうど夜明けころでした。

 日中仕事を終えていそいそと出かけました。おそらく台風でめちゃくちゃになったであろうトラップを仕掛け直さなくてはならないでしょう。

ところがポイントに着いてみるとケモノに荒らされたコップがいくつかありましたが、水がたまっていたり土砂に埋もれているようなものはありません。どうやらこのあたりではそんなに激しく降らなかったようです。

とあるコップにコカマキリが陣取っていました。
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このコカマキリ、不思議なことに前回もまたその前にもこのコップに居座っていました。
初めは「あ、コカマキリだ・・・」くらいにしか思わなかったのですが、
二回目には「またお前か・・・」と思いましたが、さほど気にもとめませんでした。
しかし三回目の今日はあまりに不思議です。偶然ではないような。彼はここでいつも何をしているんでしょうね?
トラップを守ってくれているのか、はたまた邪魔してるのか・・・。

 さて・・・・、
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 また♀ですけど、なにか?

 実は本命ポイントは別にあって、いくつかトラップを仕掛けてはいるのですが全然オサムシが落ちません。というより獣害がひどくて。

まあ、あきらめずにつづけましょ。
試練ですな。
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by aile21 | 2012-10-01 23:54 | 東海編

志摩の夕日

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 はいはい・・・・、まだ採れませんよ。

 25日  完全ヌル。

 26日  センチコガネ 3exs. 
  イノシシに遭遇。ウサギを轢きそうになった。コンビニの外灯にヒメガムシが大量。
シギゾウがポツポツ。
トラップ設置した山中のポイントに謎の車が停まってた。怪しい、いやこっちこそ・・・。邪魔。

 28日  ヌル。
イノシシに遭遇。


フタホシスジバネゴミムシが毎日必ずトラップに入ってる。こんなにいるもんなんだ。
たしか、滋賀の2箇所で採ってるはずだけど宇治では見たことないいなぁ・・・。
あとは黒いモリヒラタがポツポツ。このグループは見て見ぬふりをしてしまうようになってしまったなあ。

台風来てるな。
そこで仕切りなおしになりそう。
 
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by aile21 | 2012-09-28 23:59 | 東海編


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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