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梅・台風・クロジャコウカミキリ

備忘録

7月10日

 夜半から台風9号が上海を直撃するとの予報でした。
一時間ほど早めに職場を切り上げ帰ってきました。地下鉄を降りてアパートへ向かうまえに超市(スーパーマーケット)に向かいます。本格的に降り出す前に食料を買い込んでおかないと土日の篭城戦をこなせません。いつもの公園を抜ける時に日課のようになっている梅の木を見に行きました。
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やっと出会えました。
同僚に見せられてから随分時間が経っていたので少々焦っていたのです。シーズンも終わってしまうのではないかと。諦めずに見張り続けて良かった。

7月11日
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 昨夜から激しい風雨が続きます。
籠城です。外出は夕方にアパート下のコンビニに行ったくらいでした。

7月12日
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 まさに直撃ではありましたが幸いにも上海市内は大きな被害もなく無事でした。
 午後には雨も止んだので東昌路まで散髪へ。
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道すがら再度梅の木を見てみれば今度は3匹も。手の届かない桜の梢にも姿を見ました。今が最盛期かも。
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7月16日
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これは付節が欠損していますね。
しかし紫陽花とよくマッチしていました。

7月19日
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今日も2匹。しかし一つはまた付節が欠損。

クロジャコウカミキリ、十分堪能しました。
しかし麝香とはよく言ったもので匂いがすごい。アオカミキリ族とはいえアオカミキリやアカアシオオアオカミキリなんか足元にも及ばない強烈な匂いを発してますね。
ほのかに香るくらいがいいなあ・・・。
これじゃまるでオサムシみたい。
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by aile21 | 2015-07-20 00:53 | 上海編

神秘の大逆流

備忘録 6月21日

 上海でも梅雨に入って雨の多い日が多くなってきた6月21日に同僚と日帰り旅行に行きました。
行き先は上海のお隣、浙江省の杭州。

 朝早く、ツアーバスに乗り込みました。このツアーは日本の旅行会社が企画したもので、参加者は全て日本人。久しぶりに多くの日本人に囲まれて緊張すると同僚のT君は笑っていました。途中、上海市内のいくつかのポイントで参加者を乗せて上海を後にしました。私にしてみれば、香港を除けば上海市から外に出るのは初めてです。
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浦西の古北での乗降地点。高層ビルが立ち並ぶ街中ではあるけれど、街路樹のプラタナスにはヒラタクワガタ。

 この時期、中国は端午節のお休み。公式な連休なので高速の渋滞が予想されていましたが、あいにくの雨模様のせいかバスはスイスイ進みました。途中立ち寄ったサービスエリアでは粽(ちまき)を一つ買いました。濃い味でなかなか美味しかったです。煮込んだ肉と玉子の黄身が入っていましたよ。

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 着いたのは海寧 塩官古城。古い街の観光です。
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現代的な高層ビルの多い上海市内とは違い、中国らしい佇まい。
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中国南東に位置する江南地域では豚の角煮が名物らしく、どのレストランでも必ずあるほど。有名なのは「紅焼肉」といわれるものだけどこれはまたちょっと違うようだ。うまそう。
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中国に来てすでに3ヶ月。水底の見える川を初めて見ました。これでゲンゴロウでも泳いでいればもっと良かったのに。
街路樹の根際にはゴマダラがウロウロしています。
雨は降ったり止んだりでした。

中国の古い街は城壁に囲まれています。こういう観光のため整備された街も綺麗だけれど本当の中国の姿を見るにはやはり城壁の外に出なければ面白くありません。同僚Tと壁外調査にも行ってみました。商店の店先に並ぶ埃の被った商品、魚や野菜を売っている店先では商品の横に野菜くずや魚のあらが打ち捨てられたバケツが放置されていたりとなかなかスリリングです。
アイスを食べようと入ったスーパーではアイスキャンディー1本が1元。約20円。
上海市内でも4~5元からだからとても安い。というより上海が高すぎるのです。
道端で売っているスイカなんて中玉で0.8元。16円。
これが私の住んでいるエリアのスーパーでは40元。800円。この格差にはびっくりするけど昨今言われている中国の農薬問題、衛生意識問題を考えるとやはり安いものを買うのには抵抗があるんですよね。私は通常、日本人向けの日本食材を専門に売っている店で買っています。野菜は無農薬なので(?)むしろ日本より高い買い物をしてます。

街中を歩いていると時々、えも言われぬ腐臭が漂ってきます。臭っ!!
これは豚小屋の臭いだな。子供の頃、地元にもあって覚えのあるものです。こんな観光客を呼んでいるところで豚なんか飼わなくてもいいのに・・・。
と思いきや、臭いの元は全く別物でした。

「臭豆腐」 名前は聞いていたけれどこれか・・・。プロムナードの店先で揚げたてを売っています。同僚Tが勧めるので食べてみました。カリカリに揚げた厚揚げみたいです。しかし発している強烈な臭いが発酵食なのをこれでもかと主張しています。冷たいビールによく合います。臭いに慣れてしまえば美味しくも思えてきます。でもやっぱり臭いが勝ってるかな。中国の人の中には日本の納豆が臭すぎて食べられないという人がいますから、こういうところに文化と歴史が垣間見えますね。

 昼食はツアーで用意された食堂でのものでした。皆で円卓を囲んでのものでした。しかしこれがどうにもしょぼい。地区で一番大きく立派そうな食堂だったので期待していたんだけれど、まったくもって期待はずれ。ツアー旅行なんてこんなもんか。

 さて昼食も済み、そろそろメインイベントの時間が近づいてきました。塩官鎮風景区から歩いて15分ほどの観潮公園。
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目の前は銭塘江というこれまた大河。やはり対岸はかすかにしか見えません。
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 江南地域は長江や銭塘江が中国内陸から運んできた土砂が長年堆積して海岸はどこも遠浅です。大潮の日、干潮から満潮に変わる時刻になるとはるか沖合から遠浅の海を潮が一気に押し寄せてきます。その波が川を遡る光景が見られるのがここ銭塘江。潮がやってくるまで小一時間。ビールでも飲みながらのんびり待ちましょう・・・、と思っていたのですが、誤算・・・。この公園には売店がありませんでした。ペットボトルのミネラルウォーターがやっと見つかっただけ。

やがて予定の時刻です。
気がつくと地鳴りのような音があたりに響いていました。俄然ワクワクしてきます。
目を凝らすと下流の水平線に白い波濤のような線がみえるような気がします。

そしてとうとうやってきました。
動画はこちら
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これはなかなか見ごたえがありました。
そういえば日本でも潮干狩りの時は大潮の日を選びますが、潮が満ち始めるとみるみるうちに沖から潮が押し寄せてくることは経験していました。やはり遠浅の干潟のようなところでは潮の動きをつぶさに観察できるんですね。そしてここ中国では遠浅の規模が全然違うということですね。
津波みたいで少し怖かったです。
波が去ったあとは水面が一気に数メートル上がり、すでに満潮になっています。・・・・なんと大味な。これが大陸か。

これはわざわざ見に来た甲斐がありました。秋、中秋の名月の頃が波も一番大きいらしいです。

(つづく)


https://youtu.be/sbT9TKdwA8k
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by aile21 | 2015-07-12 00:09 | 上海編

そうか、そうきたか・・・

 相変わらず間違い探しをしています。

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クワカミキリ
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ウスバカミキリ
シロスジカミキリやツヤハダゴマダラはちょくちょく見かけるようになりました。

どれも日本で見たのと同じようなものばかり。同じなのか違うのか・・・、いや、やはり同じようだ。

そんな折、同僚が持ってきてくれたのがこれ。
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そうか、そうきたか・・・。
クロジャコウカミキリだよな。これ。
埼玉あたりで話題になっていたはず。
アオカミキリのような独特な香りがする。

まさかこんなところで出会うとは。というか本場か、ここは。
いずれにせよちょっと嬉しいカミキリである。梅の木で見つけたらしい。
それならば梅か桜の木でホイホイ見つかると思い、自分でも探しているのだけれど、実はまだ追加が見つけられていないのだけれど。

他にはこんなカミキリも見つけました。
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これは、・・・さて、何でしょうね。見当のつかないカミキリです。ということは良い発見なのだろうか。
しかし地味なカミキリなのがなんとも・・・。とりあえず喜んでおこう。

そんなことがあった6月であったが、7月に入って別の同僚が持ってきてくれたのはやはり日本でよく見たコカブトだった。
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間違い探しゲームはまだ続くようだ。
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by aile21 | 2015-07-05 02:04 | 上海編

上海のバトケラ

備忘録

6月11日

帰宅の遅くなった日の帰り道。
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 今度はプラタナスの幹にメスが張り付いていました。
クヌギやコナラのような樹液なんか全く出てない木でポツポツとクワガタを見つけるのはなんとも意外です。

 それから10mくらい歩いて川を渡る橋の脇、なにかいるだろうといつも眺めていた柳。
今日もいつものように見上げてみたら、

おお、
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予想通り。
やはり出ましたねぇ。これは必ずいると思っていました。

でも中国のシロスジって日本のものと全く同種なんだろうか・・・。
まあ、いいか。
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by aile21 | 2015-06-15 00:46 | 上海編

ツヤハダゴマダラカミキリ

備忘録

6月9日

いつものように出勤。

アパートメントを出て間もなく気づく黒い影は目の前の街路樹に張り付いていました。
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やっぱりでたぁ!!

きっとゴマダラあたりとは出くわすんじゃないかと思っていました。
ホストを選ばぬ悪食の代表格。プラタナスもいくかぁ。

しかし、よくよく見てみるといつものゴマダラとは何か違いますね。
最初に目がいくのはエリトラの肩の部分。
真っ黒で、しかも点刻が深いように見えます。
それにやはり全体に黒みが強いですね。
日本のゴマダラは触覚や脚の節々が鮮やかな水色です。

ネットで調べてみるとツヤハダゴマダラカミキリというらしい。
日本にはいない種ではあるけれど、北米などでは外来害虫として問題になっているらしい。

美麗種だとは思うけど、毎年何処かで見かける普通種だし、都会の街路樹にも入っているから、見つけても「なんだゴマダラか、」という感じですね。しかも、数年前には一本の柳の木にビッシリとゴマダラが張り付いている光景に出くわした事があります、大きくて綺麗なカミキリなのに有り難がられないかわいそうなカミキリでもありますね。
世界中で悪名を轟かせるとは、こいつらはたくましいなぁ。

上海で初めて見つけた生きたカミキリはやはりというかゴマダラでした。
ヒラタクワガタといい、ゴマダラカミキリといい、日本のものとちょっとだけ違うというのがなんとももどかしい。

なんだこれは!? こんなの見たことない!
というくらいの虫に出会いたいものです。
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by aile21 | 2015-06-13 00:47 | 上海編

定点探訪

 久しぶりにshowzineと定点にやってきました。
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最近天気が悪い日が続いてます。台風が去ってもまだまだ湿度が高くてしんどい気候です。しかし今日は今にも降りだしそうなほどドンヨリ。そのおかげか少々気温も低め。
大雨の被害で立ち入りのできなかった定点の谷もこの春にやっと復旧工事が済んで一安心です。
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ヤマカガシの幼蛇。
showzineが大喜び。
「うわっ!!」というから、何?と
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蛇にもマダニって付くんですね。ブルブル・・・。
しかしこういう風によく見てみるとヤマカガシのウロコってカッコイイ。なんか怪獣っぽい。
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ビロウドカミキリ
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新鮮な鹿糞にはミドリの宝石。
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やはり倒木の上を這うニョロニョロ。

林道上をオニヤンマがウザイくらい飛んでいました。ノリウツギはこれから満開か。リョウブもいい塩梅でした。オオヨツくらい飛んでるかもと思いましたが姿は見えず。
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歩いていくと今までなかったごっつい砂防ダムが出来上がっていました。おお、いつの間に・・・。
こういう工事で伐採された周辺でもこれから何か見つかるかもね。

これといって新しい発見はなかったけれど、showzineと交わした会話が印象的でした。

私      「やっぱ、ここはいいなぁ・・・。落ち着くわ。」
showzine   「・・・・うん。」


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by aile21 | 2014-08-12 23:47 | とうちゃん

魔法が解けました

チラッ・・・

[岩蔭|]_・)ソォーッ・・・

O(≧▽≦)O ワーイ♪

オワタ・・・・、長い、なが~いプロジェクトが無事終わりました。
思えばこの11ヶ月、自ら虫断ちを課して取り組んで参りましたが、やっと昨日解放されたのでした。
「名前を言ってはいけないあの人」から、シュヒギムという呪いの魔法をかけられ使役されておりました。

春も過ぎ、初夏も過ぎ・・・、あっという間に真夏日を迎える今日この頃。

今朝は久しぶりに玄関先の植木鉢を見回っていたら、カエデの穂先にベニカミキリアカハナカミキリが雨宿りしていました。
今年は仕事先で見かけたゴマダラカミキリに次いでやっと2匹目のカミキリムシでした。

さて・・・、ちょっと山でも行ってこようかな。

そうだ、こんどニワトコの枝で杖を作ってみようか・・・。ご利益やいかに?
そういえば今日、誕生日だ。もうアラフィフだなあ・・・。
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おやっ!?  まだ呪いが解けていないのかも・・・・。
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by aile21 | 2014-07-13 22:12 | とうちゃん

秋のブルー・ストライプ

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 そろそろ灯下に集まる虫も見納めだろうと、いつものポイントに行ってみたらこんなカミキリがいました。
お盆前までは毎夜のように灯下で見かけましたが、まさか10月に入ってからまた目にするとは・・・。

でも今日は30℃越えだから夏のようなもんだけど。
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by aile21 | 2013-10-06 23:26 | とうちゃん

赤松の下見

(8月7日)
 夕方ではあったが地元の山に行ってみた。定点はまだ入れないので気分を変えて滋賀県境になる奥まで行ってみることにしました。気になってはいたけどやはり時間がかかるのと、乾燥気味なイメージを勝手にもっていたのでなかなか芦を運ばなかったエリアです。

 車を停めて荒れた林道を歩いていくと不法投棄されたゴミの山がめにつきます。車も数台捨てられています。ひどい。

林道筋はクヌギやコナラ、リョウブやソヨゴなど他の山と同様の樹木も目には入りますが、赤松が圧倒的に多い。猛暑で森もくたびれた感があるのと、夕方の西日のせいかあまりワクワクするような高揚はありません。

今年こそはノトリナを見つけたいので下見のつもりで赤松の肌を観察してみました。樹勢の落ちた衰弱木や立ち枯れにはうろこ状にめくれあがった樹皮に大小、様々な穴があいています。小さな穴をみても、さてこれはノトリナなのか?どうなのか・・・。松も害虫多いからよくわかりません。

そんな感じで赤松の樹皮を観察していたら、サビカミキリが潜んでいました。
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カミキリの中ではかなり「嬉しくない」部類に入る残念、気の毒なカミキリ。しかしこの仲間って体がもろいのかあまり綺麗な標本がないので久しぶりに摘んでみました。それにこの仲間は基本、夜間の灯下でしか目にしたことがないことに気づきました。夜行性だし昼間はこんなところに隠れてるんですね。木のうらにはもう1匹隠れてました。
それよりオオコクヌストの方が多く徘徊していましたが。
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オオナガコメツキも潜んでいます。赤松ってなんだか夜行性の虫の隠れ家みたいになっていますね。
巨大なマダラカマドウマも捲れた樹皮の中からこちらを睨んでいます。やれやれ。
そんな中、松の根元を元気に動き回るコメツキを見つけました。艶のある体にわずかな青みを感じた時、ちょっと高揚しました。
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ルリツヤハダコメツキ!!
これは嬉しいです。我が家の標本箱には昔showzineが箱根で採ってきた個体が一つありますが、私が手にするのは初めてです。それよりは青みも暗く地味な感じです。それでもなかなか美しいコメツキだと思います。
パッチンパッチン暴れまくるのでその場で上手く写真に収められなかったのが残念。

 林道を進むとホオノキがかなり多く生えていることに気づきました。これもまた頭に残しておくことにしよう。
稜線に出るとやはり乾燥が強くなっているようです。また林道も荒れ放題。オフローダーの遊び場になっているようです。名残のリョウブでクスベニカミキリ。
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 特に目的のない低地の山では、普段ほとんど目もかけない赤松の観察もなかなか面白いのかもしれないと思ったのでした。。 
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by aile21 | 2013-08-08 20:57 | とうちゃん

ノリウツギからリョウブへ

 本当はハイキングがてら山中を徘徊したかったのだけれど、最近どうも天気が不安定です。一日一回は夕立やゲリラ豪雨がやってくるので長時間山に入るのが躊躇われます。そんなわけでいつでも車に戻れるように街道沿いの楽チンポイントを見てきました。

 花背峠ではすでにノリウツギの花は黄ばんでほぼ終わり。さすがにあれだけいたヨツスジも殆ど見当たらなくなっていました。今夏もあまりいいのが採れなかったなぁ、としみじみ見て歩くとノリウツギと打って変わってリョウブが咲き始めていたのでした。
あんまりリョウブで良い思いをしたことがなかったけれど、それでもカミキリはそこそこ来るはず。
まだ咲き始めを少し掬ってみたけれど、やはりヨツスジが・・・。
なんだ、ノリウツギからこちらに引っ越しただけか。
林内の立ち枯れではウスイロトラカミキリが盛んに走り回っていました。
粗朶を叩くとガロアケシカミキリにアトモンマルケシ、ヒトオビアラゲカミキリ。

 峠を越えて次はS峠へ向かいました。途中、府道からそれた林道の脇にノリウツギが見えたので立ち寄ります。ここは相変わらず賑やかで、ヨツスジ、マルガタ、エグリトラが群がっていましたが、なんと久しぶりにジュウシチホシハナムグリ確保。これ、オオトラフに負けず劣らず好きなんだよなぁ。
とはいえカミキリはいつもの面々か、と思っていたら一際大きなペアが花の中に見えました。
♂の覆端をみた瞬間すぐ分かりました。オオヨツスジです。
そうか、もうオオヨツの季節になってしまったか・・・。
と、思ったらモミの倒木ではオオヨツの♀が産卵中。
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花でしか採ったことないけどホストは針葉樹なんだ・・・。
宇治でも採れるからモミだけってことは無いだろうけど。
やはりカミキリはホストの木と一緒に見つけるとちょっと嬉しい。

 再び峠を目指しながら時々、ノリウツギやリョウブを掬いながら進みました。オオトラフのペアやジュウシチホシの追加を得ながら峠に着いたらもう15時。
山に入る前に道路脇に放置された伐採木を覗きました。おそらくミズナラ。
するとそこにはなんとコバネカミキリの集団がいたのでした。
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 いやいや、
え~~っ?
こんなにいるの?
とは言っても十数匹だけど。1m程に切られた材が7~8本転がっているだけなのにブンブン飛び回っています。そーっと近づいて素手で捕まえていましたが、そんな時でも顔や頭にぶつかってくる始末。
5つくらい摘んで終わりにしようとした時、1匹のアリがコバネカミキリの足を咥えて材の上を必死に登っていました。よ~く観察してみたらどうやらまだ完品らしい。
「ゴメンよ・・・」
横取りしちゃいました。(笑)

そんなことをしていたらますます時間がなくなってしまい、峠ではブナの倒木を観察するくらいしかできませんでした。それでもハナノミやコメダマ数種、その他雑甲虫を摘むことができたのでした。

今回もあまり良い出会いはなかったのですが、久しぶりに好きな虫達に会えたのでまずまずでした。
ミズナラの倒木の樹皮を剥がしたら大きなゾウムシが採れたのですが、どうも記憶にありません。
もしかしたらそれが今回のちょっといい虫になるかも。?
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 峠を降り始めたら早速降り始めました。
帰りに通った花背峠では21℃まで気温が下がっていました。
こんな数字久しぶりに見ましたよ。
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by aile21 | 2013-07-29 00:18 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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