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あけましておめでとうございます

 謹んで新春のよろこびを申し上げます。

 ずいぶん長い間、ブログを留守にしておりました。「恐らくは・・・」と危惧していましたが夏以降、仕事で予想通りの忙しさに見舞われてしまいました。暮れも30日まで仕事だったので年賀状も作れませんでしたし、しかも風邪をひいてしまい、今だに治らない始末です。そんなこんなでこの正月はあれこれ焦らずにゆっくりするつもりです。

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今日は暮れにできなかった車の洗車をしてから、久しぶりに宇治の山へ。
普段はひっそりとしている山あいの小さな神社。
今まで沢山の良い虫を採らせていただいた地元の神様にこれからも宜しくお願いしますとお願いしてきたのでした。

災害で不通になっていた定点の林道も今春には復旧するとのことで春が待ち遠しいところです。
とはいえ、今かかわっているプロジェクトで当分忙しいのは間違いないのでどうなることやら・・・。
当分、虫採りは低調なままと思いますのであしからずです。
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魔法が解けたら復帰します。
虫屋の皆さん、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
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by aile21 | 2014-01-01 20:06 | とうちゃん

灼熱

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 いやいや・・・、42℃って・・・。

 樹液を見て回ってもカナブン一匹いやしない。ブッシュを少し叩いて雑甲虫を少し摘むくらいしかできませんでした。

夕方になってやっとカナブンやシロテン、シラホシの姿が拝めたくらいです。

それにしてもカシノナガキクイムシ。噂は聞いてたけれど、かなり侵攻されてますね。あちこちのコナラやクヌギ、アラカシが穴だらけ。根元は噴出したオガクズが雪のように積もっていました。
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森の今後が心配です。
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by aile21 | 2013-08-11 22:45 | とうちゃん

ミズキ探訪

 昼から雨との予報だったので今日は遠出はなし。
それでも先週に蕾だったミズキの花が気になったのでサクっと定点まで行ってきました。
ショックだったのは、復旧工事が始まったみたいで、完全に車両が入れなくなっていたことです。工事概要の立て看板には11月一杯まで工期が続くようです。これはキツイなあ・・・。

 ま、仕方ないので徒歩で定点まで向かいました。空は今にも泣き出しそうな感じ。気温も山の取り付き周辺で22℃。う~ん・・・。

足早に歩きながら時々、カマツカの花を掬ってみますが、あいかわらずトゲヒゲトラやチャイロヒメハナ、ヒメクロトラ、キバネニセハムシハナばかり。
先へ急ぐと目の前を横切る黒い虫。
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まだ活動しているようです。

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 やっとミズキのポイントに着いてみると予想通り満開。
おおっ!  しかしどうも静かです。
近づいてみても羽音がほとんど聞こえません。気温さえ高ければこの時期はハエやアブ、クマバチの飛び交う羽音でうるさいはずなのに。花は良いけど天気にフラれてしまったようです。
それでも花に顔を近づけて匂いを嗅いでみればフンワリと良い匂い。
先ずは目視から。
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ボロボロのテングチョウが揺れる花にしがみついています。
白い花の中に黒い塊を見つければ当然ハナムグリ、コアオハナムグリ。
真上に張り出した枝先を仰ぎ見てもそんなに虫はとんでませんねぇ・・・。
やがて少し細めのカミキリ様の虫がポツポツ飛んでるのが確認できるようになりました。
これは・・・・、やはりジョウカイボン。
ジョウカイボン、アオジョウカイ、キンイロジョウカイと大型の3種とも出揃っていました。

まあ、いつもの景色ですな。クラルアもいました。

上ばかり見上げていたのですが、ふと目線を下げたガードレールの上にクビアカトラカミキリが留まっていました。ちょっと早いねえ。もう出てるのか。
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ま、こんなもんか。
天気さえ良ければもう少し粘ってみても良いのですが、いつ降り出すのやらヒヤヒヤしながらの採集なので適当に切り上げました。それでも今日来ておかないと来週には花は終わってるでしょうしこれも時の運ですね。

歩き始めたらポツポツ降り出しました。

沢筋に面白いものを見つけました。
そこは元々、湿地だった河原ですが昨夏の豪雨で表土が流され砂利の荒地になっています。辺りの木々はどれも流れに倒され傾きながら踏ん張っていますが、そこに一本の真っ直ぐなモミの木が生えていました。
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こんなんあったかぁ・・・?

いやいや、これ誰か植えてますね。
なんでこんな所に?
クリスマスツリーの余り物かな。根元から綺麗に枝打ちされていて不自然すぎます。(笑)
場所が場所なだけに次の大雨で流されなければ良いのだけれど。

そして車にたどり着いた時にはびしょ濡れになっていました。
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by aile21 | 2013-05-19 23:07 | とうちゃん

新緑の宇治と忘れていたカミキリ

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 昨日、通勤前にダムの受付でまだダム側から入れないと聞いていたので頑張って延々と歩いてポイントまでやってきました。網を持っての採集はひさしぶりです。
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公園の入口にはこんな看板があります。結局昨年夏の豪雨以降、全く復旧工事が進んでいないのですね。
9時半頃採集エリアに入って早速出迎えてくれたのはホタルカミキリ。ムクノキの幹でお祭り状態。これなら虫の活性は良いようです。すぐ横のコゴメウツギにはチャイロヒメハナカミキリ。
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 お目当てのヤブデマリは白い萼は満開なのに肝心の花は3分咲といったところでした。遠目から見てもアブやハエが数匹飛んでいるだけ。ちょっとまだ早かったかも。さっさと見切りをつけてその先のコゴメウツギの花を掬うと・・・
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おおっ!!
ミドリカミキリ。これは嬉しい。今までポツポツと採れていますが普通種でも好き好き。

 時々山から流れ落ちてきた土砂が林道上に横たわっていましたが静かな山歩きを楽しめました。ニワハンミョウたちに道案内をしてもらいつつ木漏れ日の気持ちいい林道を歩いていると、目の前には縄のれんのようにイモムシが無数にぶら下がっています。ああ、いいコンディションです。これなら・・・。
それにしても広い砂利敷の林道でものんびり歩けないほどのイモムシトラップです。眼前に待ち構えるようにぶらさがっているイモムシたちをかいくぐるように歩いているつもりでも気がつくとシャツのどこかにはイモムシをくっつけているのでした。
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 伐採された赤松の材にはヒトクチタケがポコポコと生え始めていました。しかしまだ下部には口が空いてないので虫は集まっていません。
古い粗朶にはミヤマオビオオキノコ。
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 さて、そろそろかな・・・、

予想通り、クロカタビロオサムシが林床でゴソゴソしていました。
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ほんの短い時期だけ出会える嬉しいオサムシ。ここまでのイモムシ暖簾でまず間違いなく出ていることは確信していたのですが予想がピタリと当たると楽しいですね。リュックを置いてウロウロすれば10匹くらいは見つけることができました。標本は十分あるので今日は眺めるだけにしておきました。
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気温が上がるにつれミドリセンチも活発に動き回るようになりました。鹿糞を引きずっているのもいました。

 ここ一年ほどまともに地元で採集できなかったので久しぶりの面々に会えて癒されました。帰りにまたヤブデマリを覗いてみたらなんと先ほどとは打って変わってブンブンと虫が飛び交っていました。気温がぐんぐん上がって虫達もかっきづいたようです。遠目にはハナムグリやコアオハナムグりが大量に目につきます。しかし近づいてみるとミドリカミキリやトゲヒゲトラカミキリ、ヒメクロトラカミキリ、ホタルカミキリも見つかりました。それなら・・・とじっくりと見回していくと、
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やはりいました、クラルア。
もうこの木は鉄板だな。

やがてとあるトラカミキリに目が留まりました。
おっ!?
ん???
えーと・・・・・、ああ、キスジかぁ。

・・・なんか地味なキスジトラカミキリだなあ。こんなんだっけ?
しかも小さいし・・・。モヤモヤした違和感を感じましたが、キスジは地元で採れるトラカミキリの中でも好きな種なのでありがたく採集しました。

と、帰ってから調べてみたらアカネトラカミキリだったのです。嬉し恥ずかし初採集。ww
久しぶりの初カミキリ嬉しいよぉ~。そういえば普通種と言われているのになんで自分はであえないのだろうと不思議に思ったことのあるカミキリでした。
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 今日は様子伺いのつもりでしたが、思わず初物に出会えて大満足でした。
その後、定点に移動したのですがそちらは歩いてばかりで収穫なし。おまけの写真で省略してしまいましょう。今は山中がフジの花が満開です。とても美しい。そういえばフジの花で見つけたマメゾウムシ、採ったはずだけどどっかいっちゃったなあ・・・。
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by aile21 | 2013-05-06 00:28 | とうちゃん

宇治の山へ

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 showzineと久しぶりに宇治の山へ行ってきました。
それにしても寒い。自宅近くで3℃だったのでやまのなかは1℃くらいだったのかもしれません。
ここのところちらほらと小雪が舞う時があるなあと思っていたら、こちらではあちこちに雪が残っていました。

天ヶ瀬森林公園はまだ入れません。我が家の定点も麓にバリケードがあって入れませんが別ルートで回ってきたらなんとか入れました。しかし崩落箇所はほとんどそのまま。
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 車から降りると冷えた空気に一瞬でくるまれてしまいました。これは何時間もは無理かなと気が引き締まります。
まずはアカメガシワの樹洞のフレークをかきだして篩ってみました。表面はカチンコチンに凍っていて固かったけれど中はフカフカでした。
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二つの角が可愛いゴミムシダマシ。似たようなのが多いけど、アオツヤキノコゴミムシダマシあたりか?
この樹洞は以前にキクイサビゾウムシがポツポツ出たけれど今日はだめでした。
同じアカメガシワの樹皮を捲ると平べったいハネカクシ。
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ヒメヒラタハネカクシあたりか?
こういうハネカクシはよく見るヒゲブトやセスジとは違って新鮮な感じでちょっと嬉しい。

その後少し倒木崩しをやったり、定点の各所を歩いてみましたが災害の爪痕がまだまだ生々しく残る風景を見るたびに寒々しく感じてしまい場所移動しました。
しかし春には新芽が芽吹いて、山と積まれた倒木には多くの虫たちが集まるだろうからきっとワクワクする季節がまたやってくるんだろうと思いました。
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 隣の峰では鹿糞をつまんでみました。鹿糞まで凍ってカチカチになっていたのには閉口でしたが、ポツポツと穿孔痕を見つけて割ってみるとマグソコガネの仲間がいくつか見つかりました。
う~ん・・・たぶんチャグロマグソだろうけれど、ま、いいか。

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 またまた移動。クチキムシの集団越冬に混じっていたゴミダマ。角は無いけどミツノゴミダマの仲間だろうとすぐわかったのに意外と同定に苦しんでたりして・・。とりあえず自己初みたいだからいいか。
今日はオサ掘りはいいや、と考えていましたが、あんまり虫が採れないとつい掘ってしまいますね。しかしshowzineがスジアオゴミムシを出したところで「やっぱり今日はいいや」となりました。showzineは久しぶりだったので嬉しそうでしたが。
 ずいぶん日の傾いてきて帰ろうとしていたのだけれど、思ったより採れなかったなとshowzineと話が出ました。あまり捲れる樹皮がなかった印象が強かったので最後にケヤキの樹皮を捲って帰ろうとなりました。
しかしアカアシノミゾウ(ケヤキによくいる)やホソクチゾウムシ(同定無理)の仲間ばかりでもう一つでしたね。
チビタマも一ついたけどヤノナミガタあたりじゃないかな。

 そんな感じで今日は終了。あまり採れませんでしたが久しぶりに二人で採集に来れたのが楽しく嬉しかったです。
もう少し乾燥したら落ち葉篩いもやりたいですね。
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by aile21 | 2013-01-05 23:56 | とうちゃん

定点再訪

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 前回は林道が崩壊していて足止めをくらったので、今日はちょっと気合いれてきました。定点の入り口で少々悲しいやりとりがありましたがむなしいので割愛。
今回は写真が多いので無駄は省きたいところ。
さて前回足踏みを食らった崩壊地から一歩先へ踏み込んでみました。
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シマヘビやマムシに出会いながらたどり着いた先は堰堤の上に降り積もるように重なった流木の景観でした。
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なんだこりゃあ・・・。
自然の巨大な土場ができあがってます。
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広い川原が出来上がっています。もともとは林道下に幅3~5mくらいの細い谷があってチョロチョロとした沢が流れていただけだったのに。
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ああ・・・・。
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護岸の石垣もまとまって崩れ落ちている箇所が多いのにこんな風に一つだけ抜け落ちていたりします。
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今までブッシュに覆われていて目にすることがなかったこんな水道が出現しました。今まで林道ばかり歩いていたので新たな発見。
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川ばかり見てきましたが、ここで気になるポイントのため林道にあがってみました。初夏にいろいろ恵んでくれるミズキとクマノミズキは無事でした。
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どの年にも必ず目にするつつじの狂い咲き。
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ここには小さな橋があったのに跡形もありません。やはり沢が合流する箇所は影響が甚大です。
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鳥崖は無事みたいだけど。もともと崩壊地だからなあ。
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水の勢いってアスファルトも捲ってしまうようです。もうぐちゃぐちゃ。お気に入りのヤブデマリが流されていたのが残念。
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激流に洗い流された川岸が痛々しい。
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林道上は横たわった倒木を切断したりして車は通れるようになっていますがそれでも右や左から押し寄せた土砂の盛り上がりが大量にありました。
それでも上流にやってくると合流する沢が少なくなるので川幅などはほとんど以前のままでした。とはいえがけ崩れは相変わらずそこかしこでおきていましたが。
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林道上部にやってくるとノリウツギがちょうど満開。宇治のノリウツギは秋に咲くのでカミキリなんて見たこと無い。
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小アオ、コアオ、コアオ、コアオ・・・・、たまにハナムグリ。またコアオ、コアオ・・・・。
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カマキリが上からこっちを見てました。もうみつかるカマキリはどれも成虫ですね。
し位置で休憩。座っているとウラギンシジミがザックのストラップにとまりました。
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以前はイノシシの糞もなかなか見つかりませんでしたがあちこち下草が流されているので今日はポツポツ見つかります。ひっくり返してみるとミドリセンチ。ここでは珍しい赤みのある個体もいました。それにしても今日はミドリセンチが活発に活動していました。歩いているのと飛び回っているのをあわせると20個体ほど目にしました。5月がピークで秋にまた新成虫がでてくるのは知っていましたが、秋口にも5月と変わらないくらい大量に発生してますね。
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林道終点間際でも崩壊。
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クサアリの巣は無事でした。真横を激流が流れた痕跡がありましたが間一髪だったようです。

倒れている倒木には植林されたヒノキやスギも多かったですが、なによりアカメガシワが大量に倒れていたのが印象的でした。あとエノキ。
この秋に実験してみたいことがあったのですが、頻繁に来れるようになるのはまだまだ先になりそうなので来年以降に持ち越すことにしました、
定点の状況を一通りみたのでここから山に入ります。
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ヒメカマキリかわいい。
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最近の関西は天候不順で毎日にわか雨が振ったり雷がなったりします。そのおかげかキノコがあちこちでニョキニョキはえていました。センチコガネも夢中でキノコをむさぼっています。
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サルノコシカケをひっくり返せばオオモンキゴミムシダマシ。
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アカマツの樹皮から顔を出していたのはオオコクヌスト。
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山を一つ越え、ずいぶん日も傾きました。ヘトヘトになってたどり着いた天ヶ瀬でも林道が一部崩壊。ここでも大事なキブシが流失していました。あ~あ。シロスジドウボソの発生木がなくなっちゃった。また探さなくちゃ。
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森林公園の入り口もぐちゃぐちゃでした。しかもここに来て初めて「立ち入り禁止」の看板を見ました。山の裏側からやってきたからわからなかった。そんなこんなで長い宇治の山歩きが終わりました。
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願うのは個人的な昆虫採集よりも道路の復旧です。また気軽に入れるようになれば定点の新しい変化を楽しめる日が来るでしょう。
次に来るのはもう初冬かな。
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by aile21 | 2012-09-04 23:58 | とうちゃん

新たな一面の始まり

 今日はかあちゃんと定点の様子を見に行きました。
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通いなれた林道も入り口から様相が変わっています。
showzineが小学生の頃からお世話になっていた土場も流されていました。
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こ、こらは・・・・・。

う~~ん・・・・・。

橋の下が土砂で埋まって河の流れが完全に変わってしまいました。行き場を失った川が林道の上を流れていました。
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ここは初めてシロスジドウボソカミキリを見つけたポイント。
そのキブシも根こそぎ流されたようで丸ごと姿を消していました。
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激流にさらされたアスファルトは無残にもめくれ上がっています。

川は土砂で埋まって広くなった川原ができていたり、また反対に岩盤に挟まれて勢いの集まったところでは深く深くえぐれてしまって今まで目にすることがなかった真新しい岩盤が黒々と連なって出現していたりと大きく変貌していました。
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堰堤も完全に埋まっています。上も下も同じ高さです。

ここは奥に集落があるとはいえ、頻繁に車が通るような林道でもありません。林道下を流れる沢は下草が生い茂り、それが目隠しになっていたので林道からはその流れを目にすることはむしろ難しい状況でした。
しかしこの鉄砲水のおかげで法面の草は土壌ごと流されています。薄暗かった沢がなんとものびやかで日当たりの良い沢になっているではありませんか。

なんか来年以降はハンミョウが大発生しそうなくらいの河原がちらほらです。

そしてとうとう・・・
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大崩壊。

あああ・・・・

林道が完全に途切れていました。

我が家が長年通い続けた定点の林道。その姿を見に来たのですがわずか2割程度の行程で遮断されてしまいました。
ここから先はいったいどうなっているのか・・・。
道路はいずれ復旧するでしょうが、大きく変わった沢筋の道と環境はどういう変化をたどって元のように緑に埋もれていくのでしょうか。

ここ数年はマンネリ化していたこともあり、ここへ足を運ぶことも以前より少なくなっていましたがまたこのエリアから目が離せなくなりそうです。

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 あたりにはミンミンゼミの大合唱が響いていました。
土砂が埋め尽くし裸地になった川床を1匹のカマキリが水辺に向かってひょこひょこ歩いていきました。やがて水溜りにはまって溺れそうにもがきだしたのでかあちゃんが小枝で掬って助けてあげました。もしかしたらハリガネにやられていたのかもしれません。

林道の様子を見ながらノトリナでも探そうと考えていたのですが赤松の多く生えるエリアまではたどり着けず、また辺りの変貌に完全にやられてしまって採集意欲が萎えてしまいました。
もう一度出直すことにします。

天ヶ瀬にも寄ってみたかったのにこちらも立ち入り禁止のバリケード。
それなら炭山の様子を見ていこうと行ってみれば、これまたあちこちがけ崩れ。
豪雨の凄まじさを改めて想像したのでした。

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定点を離れて立ち寄ったクヌギ。カナブンさえもほとんど姿を消した樹液ではスズメバチたちがケンカの大騒ぎ。
足元の根際にはミドリセンチやタダセンチがごそごそ。コブマルエンマやコエンマムシ。
これから糞虫の季節か・・・。
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by aile21 | 2012-08-30 23:53 | とうちゃん

アカアシオオアオカミキリ

 連日の猛暑でとても日中は出歩く気になりませんが、今日は遅まきながら今夏初の夜出陣。
もう八月になるし出遅れたなあと思いつつ久しぶりに樹液と灯下を廻って来ました。

 実は夕方にも地元定点を覗いてきたのですが、時刻のせいか暑さのせいか、まったく虫が見当たりません。
宇治のノリウツギはこれから咲きそろいそうな感じ。リョウブはたくさん咲いていましたが気になる虫影はなし。
だめもとでテキトーに花を掬ってみてもハエやカメムシが少々入るくらい。駄目だな。終わってんな・・・。

 そんな感じだったので夜も全く期待せずに出かけたのでした。
最初に立ち寄ったコンビニではアオドウガネとヒメコガネ、コフキコガネが無数に転がっていました。予想通り。
次にクヌギの樹液。さっそくカブトが3匹ほどおでまし。うろうろするとあちこちにカブトがひしめきあってました。4本くらいの木で15匹くらいはいました。そしてやはり予想通りクワガタは皆無。
ま、こんなもんか。
とりあえずカブトが無事(?)発生しているのを確認して帰ろうとした時でした。

何気に樹液の上部を見ると・・・、

「おっ!!・・・」
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久しぶりのアカアシオオアオカミキリです。
これは予想外の成果でした。
過去にも数回採っていますが、すべてこのポイント。しかも同じ木です。
この木でしか出会わないカミキリというのがなんとも不思議です。

その後、気を良くしてもう少し廻ってきました。常連でも今年はまだ全然虫に出会っていないのであれこれと見て確認出来れば良いのです。目立つモノではウスバカミキリが5つほどノコギリカミキリも同じくらい。ミヤマカミキリもいるかな、と予想しましたがこちらは今回は姿を見せずじまいでした。他にはアオスジカミキリとセミスジコブヒゲカミキリ(♀)も久しぶりの再会。極小サイズのミヤマクワガタなんてのもいました。
これらは珍しくはありませんがやはり一夏にはちゃんと見ておかないと寂しいところです。

まあ、気分良く帰ってこれたのはアカアシのおかげですね。
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by aile21 | 2012-07-31 01:39 | とうちゃん

今年のクラルア

 なんだか、寒い。

昨日からめちゃくちゃ寒い。今日の最高気温も18℃
地元の花でも見に行こうかと目論んでいたのにあまりの寒さにタイミングを逃してしまいました。午前中はどんよりと厚く雲が垂れ込めていたし。

それでも午後になってやっと日が差してきたのでおもむろに車を走らせたのでした。
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昨年とはまた違うヤブデマリで見つけました。
安定して発生しているようです。
これからは地元の常連さんと認めてあげましょう。
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 天気は回復したものの、強い風が吹き付けていて森がゴオゴオ唸っていました。
この時期にコアオハナムグリの姿を見ないなんて嘘のようです。
でもチャイロヒメハナカミキリは湧きにわいていましたけどね。
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by aile21 | 2012-05-12 23:40 | とうちゃん

季節外れの灯下

 あれだけ暑かったのが嘘のように涼しくなりました。昨日の雨が効いているのかな。最高気温が30℃を越えないなんてまるで秋みたい。(笑

昨夜仕事帰りの名神でパンクするというアクシデント。小雨の高速道路で一人パンク修理はなかなか怖いものでした。そんななんだかしゃきっとしない日々が続いています。

 今日は仕事の打合せの帰りに久しぶりに夜の定点に寄ってみました。
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 当然といえば当然。涼しく寂しい光景の中、1匹の子蛙がひっそりと佇んでいました。

足下には黒いゴミムシがノソノソ。
カエデの幹にしがみついていたのはクロフヒゲナガゾウムシ。
ゴホンダイコクの♀もジッと佇んでいました。

先週まで熱帯夜だったと思うのに、夜が22℃くらいだとこんなに涼しいのかとしみじみとしました。
そろそろトラップの様子を身に行かないと。水没してるかもしれませんが。








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by aile21 | 2010-09-16 23:36 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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