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定点探訪

 久しぶりにshowzineと定点にやってきました。
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最近天気が悪い日が続いてます。台風が去ってもまだまだ湿度が高くてしんどい気候です。しかし今日は今にも降りだしそうなほどドンヨリ。そのおかげか少々気温も低め。
大雨の被害で立ち入りのできなかった定点の谷もこの春にやっと復旧工事が済んで一安心です。
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ヤマカガシの幼蛇。
showzineが大喜び。
「うわっ!!」というから、何?と
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蛇にもマダニって付くんですね。ブルブル・・・。
しかしこういう風によく見てみるとヤマカガシのウロコってカッコイイ。なんか怪獣っぽい。
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ビロウドカミキリ
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新鮮な鹿糞にはミドリの宝石。
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やはり倒木の上を這うニョロニョロ。

林道上をオニヤンマがウザイくらい飛んでいました。ノリウツギはこれから満開か。リョウブもいい塩梅でした。オオヨツくらい飛んでるかもと思いましたが姿は見えず。
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歩いていくと今までなかったごっつい砂防ダムが出来上がっていました。おお、いつの間に・・・。
こういう工事で伐採された周辺でもこれから何か見つかるかもね。

これといって新しい発見はなかったけれど、showzineと交わした会話が印象的でした。

私      「やっぱ、ここはいいなぁ・・・。落ち着くわ。」
showzine   「・・・・うん。」


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by aile21 | 2014-08-12 23:47 | とうちゃん

石見の浜にて

 連日天気が優れず、雨ばかり。今朝は一旦小康状態にはなりましたが、結局昼までは降ったり止んだりでした。
せっかくの休日なので虫探しでもと期待していましたが諦めて観光へ。
製鉄や金属加工に興味があるという同僚と安来の和鋼博物館を見学です。
もののけ姫に出ていた「たたら製鉄」の勉強をしてきました。なかなか面白かったです。
ところで安来は「やすき」ではなく「やすぎ」なんですね。

昼食はせっかくなのでドジョウをいただきました。

安来から石見への帰り道はよく晴れ、日本海を眺めながらのドライブです。視界の開けた景色を堪能して宿へ帰投しました。
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 夕刻、宿の食事まで1時間ほど残っていたので目の前の砂浜へ。
早朝に散歩をしていますが、前回書いたとおり虫の少ない浜です。しかし懲りずに流木をひっくり返してみたら、ありゃりゃ!!
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はじめはひっくり返した流木の裏にある窪みに潜んでました。そして目を凝らすと、いるわいるわ・・・。
小さなマグソコガネが砂粒に紛れ、息を殺してジッとしているのが見つかりました。
目が慣れてくるとそこかしこです。
あっという間に30ほど捕獲できたのでした。

どうやらこれは自己初の糞虫ですね。そういえばこういう流木や漂流物の下で見つかるケシマグソの仲間がいたような・・・。

どうやらヤマトケシマグソのような気がします。たぶん・・・。
糞虫図鑑を携行していないので同定は京都へ帰宅してからですが、やっと島根のお土産がとれたというものです。
ホッ・・・。
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山陰は夕日がとても綺麗。
やっと拝めました。
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by aile21 | 2013-09-08 23:59 | 中国編

炎天下のスカイライン

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(8月3日)
 前回「新規開拓は難しい」で準備不足と道に迷ったので惨敗だった山域に再挑戦してきました。
しかしやはり途中の登山道は消失していたようで同じ場所で立ち往生です。やはりこれでは同じ轍を踏む危険を感じ、少し後退。直登の登山道を諦め、かなり遠回りになるけど林道をテクテク歩くことにしました。
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 誰もいない山の中をはあ、はあ、と大声で喘ぎながら稜線に出ると広く景色を一望できるスカイラインが伸びていました。ミズナラやモミ、ブナ、各種カエデと低地ではなかなか見られない樹種に囲まれた良い森でした。

しかし、いかんせん乾燥しすぎ。カラッカラです。稜線沿いに伸びる林道のせいかもしれませんが、ブナの森でこんなに林床が乾燥しているとは思いませんでした。

林道沿いはちょうどリョウブが満開。今季の花掬いもあと何回できるかと考えると覗かないわけには行きません。ノリウツギほどではありませんがちらほらと虫が飛び交っているのが見えるので近づいてみると、それは相変わらずのヨツスジ、コウヤホソ、マルガタたちでした。この夏はホントに飽きるほど見たなぁ。
それに加えてオオヨツスジも随分増えたようです。網を差し出すことも少なく、ただ花を眺めてばかりでした。

時々、林道脇の森に入り立ち枯れや倒木を調べましたが、ウスイロトラやクロダンダラカッコウムシなどおなじみの虫ばかりで新鮮味がありません。

そういえば林道を登ってくる途中に気づいたのですが、セミは木の幹に止まっているものとばかり思っていましたが、杉植林地で足元から無数に飛び上がるヒグラシには驚きました。杉の落ち葉の間に潜んでいるセミたちがいるとは。
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稜線で見つけたエゾゼミ。

 結局歩いてばかりでこれといった虫もとれないまま、アップダウンを繰り返し山頂につきました。ここもリョウブが満開です。
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ヒゲジロハナカミキリがいました。そういえば京都産は持ってなかったのを思いだし、とりあえず採っておくか、ちょっとその前に生態写真でも・・・、と余計なことをしてる間に逃げられましたけど。

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山頂からの眺望。ハイカー一人いない静かな山頂でした。そりゃそうです。すでに16時を回っていますから。
登りで見失った道を帰りは上から下りて確かめてみようかと思いましたが、はっきりしない道で道に迷い日が暮れるのも危険と思い直し来た道を戻りました。登りで痛めたのか股間節がひどく痛み。トボトボと山を下りたのでした。

夕日に向かい歩きながら考えていました。もうこの山はいいや・・・、なんか相性が合わないかも。もし来るとしたら春に材採でも兼ねてメインルートのハイキングかな。それでも気になっていたところなので自分なりの結論が出たのならそれもいいかと。時期ま悪かったしね。

林道も谷底になり薄暗くなった道を歩いていた時です。砂利道の上を大きくて黒く丸い虫が歩いているのに気がつきました。なんかデカイな・・・。
いや、これは!
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なんと、ミヤマダイコク!!(♀だけど)
こんなのが歩いてるんだ。思いがけず最後の最後で今日一番の虫に出会えたのでした。家族は採集しているけど、私自信は初採集。
その後オオセンチやタダセンチも道端で見つけました。なんのために山頂まで行ったのやら。
道端の鹿糞ではゴホンダイコクも見つかりました。
これら糞虫のおかげでちょっとだけ気分も軽くなりました。駐車場にたどり着いたのはちょうど19時。とっぷりと暗くなっていました。

ちょっと物足りなさを感じたので山間の街灯を見ながら帰りました。カミキリはアオスジやホソカミキリばかり。面白くないので懲りずに吸虫管で微塵な虫を少し吸って帰ったのでした。
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とある街灯の下で見つけたシンジュサン。羽化したてなのかとても綺麗な個体でした。ヤママユやウスタビも好きだけどやはりシンジュサンの圧倒的な貫禄が一番好きかも。採ろうかどうしようか悩んだけどまたいつものコンプレックスに負けて諦めました。

持ち帰った虫で気になった虫はこの2種。(帰宅後撮影)
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左 当初、何の仲間なのか全くわかりませんでしたし、図鑑をパラパラと捲ってもこれだというものに当たりませんでした。これだけ顕著な紋様ならすぐ分かるとおもったのですが。結局図鑑を3往復くらいしてやっとたどりついたのが、ニセクビボソムシ科。どうやらマダラニセクビボソムシのようです。
ちょっといい虫? と期待していたのに日本全国どころかシベリアやヨーロッパまで分布しているらしい。残念。

右 立ち枯れの樹皮をめくったらちょこまか動いていたゴミムシ。これもエリトラの色彩が美しかったし色分けが気に入ったので同定を楽しみにしていました。
カタボシホナシゴミムシ。
これも日本全国及び台湾、ミャンマーだと。

ブナ帯まできてこういうものを採っているというのがなんとも・・・。
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by aile21 | 2013-08-04 21:51 | とうちゃん

エレガンス

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 昨年は指をくわえてネットを眺めていただけだったので長年の夢をかなえるためにやってきました。
はじめはなかなか良い住処を見つけられませんでしたが、当たりはじめると出るわでるわ・・・・。

いいわぁ・・・・。

でかいし、美しい。
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オオフタホシマグソコガネ
Aphodius elegans Allibert,1847

いるとこにはいるもんなんだと実感したのでした。大型の糞虫を養うにはやっぱりこれだけの○んこが必要なんだなとも感慨深かったです。
あんまり採り過ぎると帰ってから面倒なのでそこそこ摘んだら★★★★探しに切り替えました。

しかしこれがなかなか出ない。やっと見つけたのがバラバラになった死骸一つ。
「思っていたよりでかいな・・・」というのが第一印象でした。これならいれば見逃すまいとひたすら探しましたが、・・・。
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ツノコガネとか・・・。
でもずいぶん前に一回しか採ったことなかったから嬉しい。
たくさん見つかるちっちゃいマグソはたぶんフチケなんだろうな。
ほかにはゴホンダイコクとかカドマルとかがぽつぽつ。

またセンチコガネ採っちゃいました。(笑)

結局★★★★には出会えずに終了。
ま、仕方ないか。またの機会にチャレンジすることにしましょう。
でも日帰りでサクッと来てサクッと採集して帰るにはちょっと遠いなあ。
仕事と絡められたらいいんだけど・・・。

 帰りは行楽帰りの渋滞にドキッとしました。まだ紅葉って感じじゃないんだけどやはりこの時期の日曜日はこんなもんですかねぇ・・・。

西日に向かって車を走らせてたら・・・、
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エッ!?

まさか??
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・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・。

おまけ

 今回フチケマグソに「なんだまたか」なんて偉そうな態度を取ってしまいましたが実は最近初採集したばかり。テヘペロ・・・。
三重で採ったマグソコガネ2種を調べてみたらやっぱりたくさんいたのがフチケでした。
それよりもっと小さな黄色いマグソのほうが気になっていたのでした。
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それがこれ。
コスジマグソコガネ。
3mmくらいしかないけど、彫りの深いエリトラの条溝がなかなか良いです。
両方初採集だったのでめでたしめでたし。
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by aile21 | 2012-10-21 23:13 | 東海編

センチコガネもなかなか

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 伊勢志摩出張の虫を整理してます。

オオセンチは採れなくて残念でしたが、あそこのセンチコガネは京都のものより断然綺麗です。
トラップにはまっていたのを見ているうちにその美しさに気がついて、「せっかくだから少し摘んでおこう・・・、」

と、ちょこちょこ摘んでいたらいつのまにか59exs.もありました。(笑)

いつも〆たあとの写真はもう一つ綺麗に写せないので今日は糞出しの毒ビンに入れておいたのを洗って外で撮ってみました。こっちのほうがいいですね。

折々に各地のオオセンチは集めていきたいと思っていましたがセンチも侮れないようです。
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来年あたりは九州出張でもないもんですかねぇ・・・。
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by aile21 | 2012-10-19 23:10 | 東海編

もう君を離さない

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 誓い通り見つけてきました!

昼休みに昼食後、意気込んで森に入るも前回と別のエリアを探してみようと彷徨いましたが、意外にもカクレミノが1本も見当たりません。時間をロスしたなと前回のエリアに戻り目の前をさえぎる蜘蛛の巣も蹴散らし、シダで覆われた林床もグングン進みました。あちこち痒くなるのもおかまいなしです。何本もカクレミノを見ていきました。前回見落としていたカクレミノが結構あることに気づいたのですが、なかなかタテジマカミキリの姿を見つけられません。
そろそろ仕事に戻らないといけない時間だろうとは思っていました。いやもう過ぎてるかな?
仕方ない。今日は諦めようかと仕事場に戻りつつ積もった落ち葉ですべる斜面を上がった時です。
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こんな幼木にしがみついていました。私の腰丈くらいしかありません。
今までそこそこ大きな木にしかいないと思っていたので上ばかり見てきました。
膝くらいの高さのところにいるとは・・・。
思い込みが邪魔をしていましたね。勉強になりました。でもこうやって虫採りスキルは上げていくものでもあるんですよね。(と、自己肯定)
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前回のは幻に終わってしまいましたから、改めて初ゲットー!!
もう逃がさないよ~!


おまけ

 日曜日は糞虫探し。
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 牛がいるのかと思ってたけど羊しかいなかった。
見つかるのはカドマルエンマばかり。ゴホンダイコクの♀を一つ見つけたくらい。オオセンチの生き残りくらいいるんじゃないかと期待してたんだけどなぁ・・・。
マグソが見当たらんな・・・、と感じていたら糞の古さや分解の状態で多少変わっていることに気づきました。
一瞥では特徴のないマグソコガネを2種だけ摘んで帰りました。初か既種かは帰宅後までおあづけ。

羊、汚いなあ・・・、と見ていましたが、その糞を漁っている者の言うことじゃないですね。
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by aile21 | 2012-10-09 01:18 | 東海編

ミツノエンマコガネ

 さてトラップ回収にやってまいりました。
先週末は天気が崩れるって予報だったのになんか全然でした。トラップは天気とにらめっこしながらタイミングを計るのに調子狂っちゃう。ま、雨ばかりよりは良いのだけれど。
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 まずは一つ目。この河原にはヒメコガネをたんまり食ったあとのようなキラキラした獣糞がそこかしこに落ちているのでトラップが荒らされていないか一抹の不安があったけれど、どうやら無事のよう。河川敷中腹の草地です。
雨養生で紙皿をかぶせてあります。その皿にハエが2匹とりついていたのを見てちゃんと発酵していると胸をなでおろします。数は埋めたので一発目から期待しすぎないように自分に言い聞かせます。

どれどれ・・・。半ば砂に埋まっていたペットボトルを取り上げてみました。

うっ!・・・、ぐあぁ・・・・!!

ドロドロになったイワシの溶けた液体。

中に蠢く黒くて巨大な物体たち・・・。

クロシデだあ!

他にもオレンジ色の紋をしたシデムシもゴソゴソ。

うわぁ・・・、まぁそこそこ予想していたけどキツイなぁ。

と、その中に黒くてコロンと丸い塊がチラッと見えました。
うおっ!!
いるやん、いるやん!!

おった、おった。
手にしたペットボトルの中ではもみくちゃにもつれあう怪しい虫たち。ペットボトルの口からは腐りきった魚のなんともいえない臭いを撒き散らしています。まずはこれをなんとかしないといけないので、水辺までもっていきましたが、おそらく狙いの虫であろう発見をしたので気分は軽いです。きっと一人でニヤついていたかもしれません。
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ドロドロの液体を川に流し、ペットボトルを逆さにして中の虫たちを白い皿の上に落としていきました。
クロシデムシ3、ヤマトモンシデムシ4、オオヒラタシデムシ1(死骸)
全身ダニだらけのシデムシたちをよけて取り出した狙いの虫は
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ミツノエンマコガネ
Onthophagus toricornis (Wiedemann,1823)

でっかいなぁ!
これでエンマコガネとは! いい感じの大きさです。
チョコンと立った2本の角もカッコいい!
ここ2~3年の間、気にしていた虫です。
なかなかチャンスがなかったけれど強引にチャレンジして良かったぁ。

なあんだ、もしかして今日はタコ採れ?
調子にのって2つ目のトラップを見に行きました。それは土手近くの潅木の木陰。
・・・・・・しかしこちらはオオヒラタシデムシがタコ採れ。

ええい次!
3つ目。こちらは川べり。
おやぁ??
前の2つと違ってイワシの溶けたドロドロな液体がありません。中はきれいなもの。
虫の1匹もいなくてはいっていたのはこんなもの。
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綺麗に食べられちゃいました。
どうやら設置するときにペットボトルを寝かせすぎたようで、入った虫たちはその出口から皆脱出してしまったようでした。

 さてポイントを変えて移動です。下流に向かって車を走らせます。
次は河川敷にある運動場を超えた先の河原。なんかそこへたどり着くまでの道が予想外にぬかるんでいたのに気づきました。う~ん?

ありゃ! 砂州へでる前に先週無かった流れがありました。広い砂の河原だったのに・・・。
とりあえず、すぐ脇にセットしたトラップをチェックします。
・・・・ウジの山。コオロギの残骸も少々。

さて・・・、ここにセットしたのはもう一つ。しかし思いもかけない川の流れに阻まれてしまいました。
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やっぱり降ったんだなあ。一度車に戻って長靴に履き替えてきました。
ジャブジャブと瀬を渡りながらトラップを探します。
しかし・・・・、あれぇ~?
見つかりません。一度大量に増水したみたいで川岸の様子が変わってしまったようです。目印も流されてしまったようです。ああ、これは・・・。
めぼしい辺りを何度も往復して探しましたが流されたのか、砂に埋もれたのか。
これは残念ですが断念しました。やっぱり川はいつも同じではないですね。

おかしいなあ、追加とれないなあ・・・。

 さて残るポイントは海岸です。ホントはそこが大本命のつもりでした。だってミツノエンマって海浜性のイメージですから。
ただ、前回来た時のカニの姿が気になって不安です。栄養は一番ありそうだし、打ち上げられた魚も多そうなので良いかと思いましたが、カニという強大な捕食者たちが君臨していることを考えるとむしろキビシイのかも。
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海岸にたどり着くとまたまた強い海風にあてられました。

まずはまっ平らな広い砂地に草がそこそこ生えているあたり。
・・・・・ウジの山。
うん、ま、こんなもんや。

次は腰丈ほどの小さな潅木の下。
・・・・・あれ!?
トラップごと無くなってます。誰だ持ってったの!

次、少々まとまった潅木林の下。
!!
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うわっ!!なんだお前!!
雨養生のため掛けておいたシートをめくったら巨大なカニが両手を挙げて威嚇してきました。
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邪魔しないであっちいってくれよ。

・・・・やっとのことで取り上げたペットボトルの中はやはりウジの山。ハサミムシやコオロギの残骸も少々。
う~ん・・・。

 さ、残り3つ。

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それは河口の川岸ですぐ脇に水の迫った葦原です。
そして一番カニ密度の高いところ。カニの穴がそこらじゅうに開いてます。
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ほら、やっぱり入ってた。

あと2つ。次!
・・・・・・ウジの山。

ラストーっ!!
・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・カニが13匹も入ってた。グスン・・・。

カニがいたらダメだな。ミツノエンマが入ったってバラバラにされちゃうし。

そんなこんなで今日の収穫はミツノエンマコガネ1ex.でした。
これってもしかして、回収の順序を逆にしたら劇的感動物語になったんじゃ?

まあ、いいか。
感じたのは
ペットボトル1本にイワシ1匹を入れてセットしたけど、3日も置いたらだめですね。ほとんど食い尽くされて液体になってます。一晩? いや二晩くらいがちょうどいいのかな。
あと、カニ。
カニはダメだ・・・・。

う~ん、もうちょっと追加ほしかったけど、今期はこれでおしまいかな。
来年もチャンスがあったらやってみよう。
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さあ、明日から伊勢志摩出張です。
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by aile21 | 2012-09-10 23:12 | 東海編

新たな一面の始まり

 今日はかあちゃんと定点の様子を見に行きました。
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通いなれた林道も入り口から様相が変わっています。
showzineが小学生の頃からお世話になっていた土場も流されていました。
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こ、こらは・・・・・。

う~~ん・・・・・。

橋の下が土砂で埋まって河の流れが完全に変わってしまいました。行き場を失った川が林道の上を流れていました。
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ここは初めてシロスジドウボソカミキリを見つけたポイント。
そのキブシも根こそぎ流されたようで丸ごと姿を消していました。
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激流にさらされたアスファルトは無残にもめくれ上がっています。

川は土砂で埋まって広くなった川原ができていたり、また反対に岩盤に挟まれて勢いの集まったところでは深く深くえぐれてしまって今まで目にすることがなかった真新しい岩盤が黒々と連なって出現していたりと大きく変貌していました。
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堰堤も完全に埋まっています。上も下も同じ高さです。

ここは奥に集落があるとはいえ、頻繁に車が通るような林道でもありません。林道下を流れる沢は下草が生い茂り、それが目隠しになっていたので林道からはその流れを目にすることはむしろ難しい状況でした。
しかしこの鉄砲水のおかげで法面の草は土壌ごと流されています。薄暗かった沢がなんとものびやかで日当たりの良い沢になっているではありませんか。

なんか来年以降はハンミョウが大発生しそうなくらいの河原がちらほらです。

そしてとうとう・・・
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大崩壊。

あああ・・・・

林道が完全に途切れていました。

我が家が長年通い続けた定点の林道。その姿を見に来たのですがわずか2割程度の行程で遮断されてしまいました。
ここから先はいったいどうなっているのか・・・。
道路はいずれ復旧するでしょうが、大きく変わった沢筋の道と環境はどういう変化をたどって元のように緑に埋もれていくのでしょうか。

ここ数年はマンネリ化していたこともあり、ここへ足を運ぶことも以前より少なくなっていましたがまたこのエリアから目が離せなくなりそうです。

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 あたりにはミンミンゼミの大合唱が響いていました。
土砂が埋め尽くし裸地になった川床を1匹のカマキリが水辺に向かってひょこひょこ歩いていきました。やがて水溜りにはまって溺れそうにもがきだしたのでかあちゃんが小枝で掬って助けてあげました。もしかしたらハリガネにやられていたのかもしれません。

林道の様子を見ながらノトリナでも探そうと考えていたのですが赤松の多く生えるエリアまではたどり着けず、また辺りの変貌に完全にやられてしまって採集意欲が萎えてしまいました。
もう一度出直すことにします。

天ヶ瀬にも寄ってみたかったのにこちらも立ち入り禁止のバリケード。
それなら炭山の様子を見ていこうと行ってみれば、これまたあちこちがけ崩れ。
豪雨の凄まじさを改めて想像したのでした。

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定点を離れて立ち寄ったクヌギ。カナブンさえもほとんど姿を消した樹液ではスズメバチたちがケンカの大騒ぎ。
足元の根際にはミドリセンチやタダセンチがごそごそ。コブマルエンマやコエンマムシ。
これから糞虫の季節か・・・。
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by aile21 | 2012-08-30 23:53 | とうちゃん

若草山

 相変わらず低迷中の宇治虫です。


e0083097_21213198.jpg 前回のアップのあとは東京に出張しておりました。

それにしても渋谷の雑踏のすごさには笑ってしまいました。
外国人も多いし、変な恰好の若者だらけでなんだかもうおのぼりさん気分を堪能できました。
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 こんなところにも仕事で行ってきました。

オープン前にもかかわらず、麓には見物客が押し寄せていて大変な人気ぶりですね。
プラネタリウムや水族館もあるし、なかなか楽しそうですよ。

出張期間中に桜も満開になり、ぽかぽかとした春を体感できた東京滞在でした。

今月半ばにはすでに京都に戻っていましたが、季節は私の目の前を高速で通り過ぎていったのでした。

忙しさも一段落ついたので4/29には家族でお出かけです。


 連休中はこちら京都の天気が芳しくなさそうなので崩れる前にとりあえず近場へ。 ということで久しぶりに家族で奈良公園に行ってきました。猿沢の池では無数のカメが日向ぼっこ中でした。まさに甲羅干し。クサガメとミシシッピが半々くらいかな。
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 興福寺までくるとそろそろ鹿が現れます。
今は冬毛から夏毛に生え変わる時期のようで、どの鹿も毛並がボサボサ。摘まむとごっそりと冬毛が抜けました。
なんだか汚らしい姿だけど、こればかりは周期的なものなので仕方ないでしょうね。つのも生え変わる時期のようで、オスの頭には茶色い袋状のものが生えていました。これもまた見馴れない者にとっては不思議な光景でした。

なんだかもう初夏のような日差しの中、木陰を縫うように公園の奥に進みました。もうこれは帰りのアイスは確定だなと。

飛火野のほうで調査・・・、というのも悪くないかと思いつつも今回の目的は若草山です。一度くらいは登っておこうかと前々から感じていたのでそれが優先です。
東大寺南大門で金剛力士像を見てから二月堂へ。そうしてやっと若草山の登り口に着きました。

遠目には何度も目にはしていましたし、まあ、山ってほどのものでもないだろうと踏んでたんですけどねえ・・・。

かあちゃんは登り始めから弱気になっていましたが、showzineは芝生の斜面にたくさんいるカラスに夢中でテンション上がりっぱなし。日頃からカラスが好きと言っているだけあって楽しそう。
炎天下の芝斜面を登るのかと思っていましたが、そうではなくて林と芝地の際に設けられた道を登っていくのでそこそこ日陰もありました。植えられた八重桜がちょうど満開。新緑と桜の両方を楽しみながらの登りでした。途中、時々に鹿糞でもあればちょっと覗きながら行こうかなと考えていたのですが、若草山にはほとんど鹿がいなくて糞もほとんど見られませんでした。たまに糞が転がっていても古くて乾燥したものばかりだったのです。なあんだつまんない。

とはいえ、自分自身も登りのペースを保つのに必死です。時折林の中に鹿の群れを見つけましたが、ペースを崩して寄り道をしてる余裕はなかったのですが。歩きながら目の前をプウ~ンと飛んでいく虫をつまんでみるとナンチャラコメツキだったりします。道端にはカエデの新芽が無数に顔を出していました。

そうこうしているうちにやっと広々とした頂に着いたのでした。
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 まさに奈良盆地を一望です。

頭上には雲一つない青空。こういう完璧なパノラマはそう見られないと感動しました。暑いことは暑いけど、我慢できないほどではないのでパノラマを前にベンチで昼食にしました。近くにはアカタテハがひらひら。
長閑な時間を楽しめました・・・・・が、後ろを振り向くと山はまだ続いています。そう、ここはまだ頂上ではないのでした。

「まだ登るの?」とかあちゃん。
「もちろん。行くよ。」と冷たく言い放つ私。
「二人で行って来たら?・・・わたしここで待ってようかな・・・」ここまでの登りでそうとう堪えたようです。しかし周遊コースを想定していた私はにべもなく「下山はこの先だから行くよ。」と心を鬼にして出発したのでした。
年々、運動不足がたたってきているのでこれくらいはいいでしょう。

ここからは物陰一つない斜面を登ります。
途中、新鮮な鹿糞を見つけたので落ちてた棒きれでつついてみると中になにやら黒い虫がゴソゴソしていました。今回はガッツリと虫探しをするつもりではなかったのですが、せっかくなので自己未見のナガスネエンマコガネに出会えればいいなあ、と期待して来たのでした。
ピンセットを取り出し、鹿糞をほぐしていきます。どれどれ~・・・?

う~ん黒いマグソ、次も・・・・、その次も、そのまた次も・・・・。
6匹くらい出てきましたがどれもタダマグソのようです。ちぇっ。

若草山はところどころ芝地が剥げていて土が露出しています。オープンランドなので乾燥もしているようですが、土が真っ赤なのが目をひきました。宇治とはさほど離れていないけれど、こんな色の土は宇治では見たことないなあ、と不思議に思いながら登り続けました。
頂上は木陰もちらほらあって気持ち良かったのですが展望は先ほどのポイントのほうが良かったです。ルリセンチなんてそこらじゅうに転がってるだろうと思っていましたが、ここまでで2つしか目にしませんでした。まだ本格シーズンじゃないのかな。どうも今日は虫の影が薄いなあ・・・。最近さぼってたから勘が鈍ってるのかも。

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 そこから先はドライブウェイに出たあと、森の中の緩やかな道をつらつらと歩いて山を下りたのでした。
歩きながらかあちゃんと
「おお、でっかいモミだぁ!」
「やっぱり春日山は違うなあ・・」
「モミは枝が真横に張り出していて、樹形を見ただけでわかるね。うん。」などと原始林を楽しみながら歩いていたのですが、ん?ちょっと待てよ。

あれ、杉じゃん。

二次林の杉しか見たことなかったから、杉があんなに巨大になるとは想像もしてませんでした。私たちの知ったかぶりは置いといて、それだけ春日山の森はすごいということでしょう。
途中、「ナギ」という標識のかかった木を見ました。たしか南方のトラカミキリの話題で見聞きしたことのある木の名前です。自分には縁のないものだと感じてましたがこんなところにも生えてるんだなあと思ったりしたのでした。

麓の公園に近づくと空気もまたぬるくなりやがて温風になりました。結局これといった虫には出会えませんでしたが、みんなの疲労感も十分だったのでまた鹿と観光客の中を抜けて帰途についたのでした。
午前中に通り過ぎた時には鹿たちは観光客にまとわりついて鹿せんべいをおねだりしていましたが、もうこのころになるとおなか一杯なのかみんな木陰で休んでいました。それでも観光客は四方八方から鹿せんべいを差し出します。しかしつれない態度の鹿ばかり。
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 午睡中の鹿がいたので、あの変な角を触ってみました。
なんと熱いのです。角なんて冷たそうなのにこの茶色い袋状のものはまだ血液が流れているようです。もう熱々なのが面白くてかあちゃんははしゃいでいました。それでも時々「やめろよ・・」とけだるそう首をふるっていやがる鹿ですが眠気には勝てない感じでした。

駅前まで戻ってくる頃にはくたくたに疲れましたがアイスを食べて元気を取り戻し、家路についたのでした。

帰り道の国道24号。木津川横の電光掲示板には「31℃」と記されていました。
そりゃあ、暑いわけだ。もう夏です。
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by aile21 | 2012-04-30 03:57 | とうちゃん

冬の入り口

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 宇治近辺ではやっとカエデが色づいてきました。
しかし桜やケヤキはすでに茶色く、同時一斉の紅葉とはいかないようです。

バランス悪いったらありゃしない。

11/24 宇治田原町

 前回、ニッコウエンマを採集した犬糞の様子を見てきました。さすがに糞そのものは消滅していましたが、その跡地には地面にいくつもの穴が見てとれました。あれだけたくさんのミドリセンチとタダセンチがいたので彼らはどうしているのか?
気になって掘り起こしてみたのでした。
すると土中には多くのタダセンチが潜んでいました。あわよくば丸めた糞塊でもないかと彼らの掘った坑道を眺めてみたのですがそれらしいものは見つけられず。土中のタダセンチはほとんど動かず、木の棒でつついたり転がしたりしてみても反応がありません。この時期の成虫はもうこのまま越冬態勢というところでしょうか。
寒さが本格化するとミドリセンチは突然姿を消します。タダセンチは初冬や早春でも目にしますがミドリセンチはタダセンチより遅れて発生し、秋のうちに姿を消すというのが不思議なところ。それにミドリセンチでは糞をちぎりとって離れた巣穴まで運搬しているのをよく目にしますが、タダセンチは糞や獣の死体の下に潜りこんでばかりで糞の運搬している場面を見たことがありません。色彩以外さほど大きな違いが無いように見える両者でも生態にはやはりそこそこの違いがあるようです。

 ニッコウエンマも2つほど見つかったくらいですっかり姿を消していました。まあ、寒くなってきたらこんなもんか・・・と思いつつほぐした坑道の土をほじくっていました。すると黄色く光沢のある粒が目に留まりました。
おおっとマグソコガネだ。

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ネグロマグソコガネ
Aphodius pallidiligonis Waterhouse,1875

一瞬、タダマグソかとため息をつきそうになりましたがエリトラの黄色い模様が見たことない感じです。

なによりこんなに小さかったかな?(約4mm)
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これはきっと自己初だなと期待して持ち帰ってみたらネグロマグソコガネでした。

「晩秋から早春にかけて多く見られる」そうです。
いわゆる冬物マグソでしょうか。

前回多くみられたミドリセンチが姿を消してネグロマグソが現れたということはとうとう季節も冬へ移行しつつあるようです。

とうとう冬か。


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 強風の中、枯れかかったクズの葉上でじっとひなたぼっこをしていたカマキリ。
ツマグロオオヨコバイが目の前に留まっても気にならない様子。
さしせまる冬を前に食欲どころではないといった感じでした。
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by aile21 | 2011-11-27 01:58 | とうちゃん


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


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