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シーズン終了

 朝晩は暑さもやわらいできた。道ばたでカマキリをよく見かける。空に目を向ければトンボが飛び交い、アシナガバチたちがセッセと働いている。耳を澄ますとセミの声も減り、草むらからは秋の声がしている。

 あれこれと一年中昆虫採集をしてきた我が家でも採集に行けない(集中できない?)時期がある。一つは2月の厳寒期とそして8月の終わり頃、そう夏休みの終了間際の時期だ。

 採集の主役、ちび宇治虫が一年間の膨大な標本とデータ整理、資料作りにてんてこ舞いになるのが事前から想定できていた。去年でやりきった感があったのになにやら深みにハマッてしまった一年だった。わけの分からないミジンな虫を採ってみたり、どこがどう違うのかわからないコメツキやハネカクシ・・・。採集した直後に整理出来ない個体が溜まっていきました。溜まる・・・、溜まるうウ〜。

 8月末に東京から帰ってきてみれば、案の定。ああ・・・。

 今年は土日がからんで9月2日まで休みだったのが幸運だったのかもしれない。ギリギリまでやってましたよ。フウ〜・・・。もちろん親バカを発揮してお手伝いしました。おかげでPCを前にしてもネットも見ない日が数日ありました。暇があれば携帯電話からでも頻繁に接続していた日々が嘘のようです。

 マウント数は1400を越えた模様。

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 落ち着いたらまた虫を探しに行こう。
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by aile21 | 2007-09-03 21:54 | とうちゃん

不可解なクワガタ

 (一度の採集でちょっとずつネタを小出しにしてます。)

 これもまた7/08の日曜日の話。地元宇治の某所、「定点」と呼んでいるポイントに一本のクヌギが生えています。ちび宇治虫が2年生の夏に父子で昆虫採集を始めた頃、カブトムシやミヤマクワガタ、ミヤマカミキリなどを採った思い出の木です。
やがていろいろなポイントを開拓したので樹液採集ではあまり覗きに行かなくなりました。

 その日は定点写真を撮るだけのつもりだったけれど、せっかくだからカナブンでも摘んでおくか、とちび宇治虫が見に行きました。

 そこでちび宇治虫が見つけたものは・・・・、
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 「ちょっと来て・・・・。」と手招きされて指さす先を見ると、大きなクヌギの根元にバラバラのオオクワガタが転がっていました。
 
???何、何? どういうこと?

 あまりの巨大さに初めドキドキ・・・、そしてなにやら「違和感」を感じてきました。

「これ、誰かが捨てたナ・・・。」
 
 オオクワの事はよくわかりませんし、もちろん自分達で採集したこともありません。そもそもオオクワガタをじっくり見た事がないので確かな事は言えませんが、「ここの虫ではない」との直感は家族3人に共通のものでした。

 しかしなぜ?

 わざわざ死骸を捨てにきたのか?車を使って山まで捨てに?

 飼っていたものを逃がし、それがそのままクヌギの根元(車を横付けできる木の真正面の目立つ所)で力尽きたのか?

 悲しさや怒りにも似た感情がモヤモヤしてきました。はじめ、放っておこうかとしましたが、お気に入りのポイントにそれを放置する事が出来なくて持ち帰りました。乱暴な言い方をすればお気に入りの山にゴミの不法投棄をされたような・・・。
持ち帰って改めてゴミ箱に捨てるのも後味悪いです。
 ちび宇治虫も初め「いらない。」と言っていたけれど、「自力ではなかなか採れないし、観察するためにも」と話合い、帰宅後に「番外参考品」として標本にしました。
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 捨てられた事をより信じさせるような綺麗な状態です。爪一つ欠けていない完品です。
体長は77mm。オオクワってこんなに大きいんだ・・・。人気が出るのは解るような気がします。いい虫には違いないんだけれど、自然と切り離された虫は魅力が半減以下に感じます。

 ・・・・でも、いやもしかしてこれって外国産なんじゃないかとの疑問が湧いてきました。そのあたりの知識が皆無なもので。

 素直に喜べない悲しい標本が一つ出来ました。
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by aile21 | 2007-07-14 01:22 | とうちゃん

駆け込みボツネタ

今年のネタで書いておきながら更新できなかった記事がありました。
このまま年を越えるのもなんだか気持ち悪いので、スッキリするためにアップしておこうとおもいます。以下の内容は当時書きとめていたものです。


2006年 5月 19日

蝶や蛾を展しするのはちょっと…、と思っているのだけど怖いものみたさの好奇心はある。
それに加えて、繭や蛹も[なんじゃこりゃー?]的な魅力があると思う。

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冬枯れのうちにクスサンとウスタビガの繭(抜け殻)を採取していた。
ヤママユガの繭はなかなかみつからなかったが、3月の終わりにはやっと見つける事ができたのだった。

しかしこの繭、ずっしり重い。抜け殻ではないようだ。

『かあちゃん』が蝶、蛾がまったくダメなので「どうしよう…」とは思ったけど、せっかくなので持ち帰って保管しておいたのだった。

ある日、出張中に羽化の知らせがきました。
出てきたのは蜂…。

えぇーっ!!!

やられた…。

ずいぶん大きな蜂だった。[コンボウアメバチ]
虫の世界は奥が深い…。
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いま現在、この繭とハチはちび宇治虫の『面白ものボックス』に入っている。この標本箱、ほかの箱に入らなかった甲虫以外の虫やいろいろな抜殻など怪しいモノが入れられている。
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なかなかかっこいいハチでした。そしてちび宇治虫がハチの中で一番出会いたいのはウマノオバチとオオセイボウらしい。
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by aile21 | 2006-12-31 03:20 | とうちゃん

クーラーに眠るミイラ

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 今週は全然虫採りに行けないのでストレスが溜まってきました。
 連日連夜こんなにも蒸し暑いのに…。灯火にも行きたいよ〜。
と、愚痴ってもしかたないので過去ネタを一つ。

2003年、夏のある日。
「二階のクーラー壊れた〜。」とかあちゃん。人一倍汗っかきの『かあちゃん』と『ちび宇治虫』。早く対処を迫られるのは必至。スイッチ入れても動かないというので調べてみました。別に家電のプロでもなく、どちらかというと電気はちんぷんかんぷんです。ただなにもしないで諦めるのもシャクですから。
 
 前面の蓋を開けると大きなローラーがあります。電気は通っているのにローラーが回らない。「おかしいな?」素手でそっと押し回してみました。

 ポロッ…。

?…何?

何か黒っぽい塊が足元に落ちて…、

 ブーン…
オッ!! ローラー回ってるやん!…冷たい風も出てきた。

なんだ、ゴミが詰まっていただけだ〜。ふぅ〜。直ったなおった。無駄な出費を防げたよ。と思って足元に落ちたゴミの塊を拾ってみたら…、

Σ( ̄□ ̄;) ハッ!

 えぇーーーー!?

カラカラに乾ききったコウモリのミイラだったのです。
これがまた展足されたようにキレイに拡がっていて、しかも手足の爪までしっかり残ったものだったのです。
こんな事ってあるんだ〜…!?

いつから入ってたんだろう?
 今までクーラーのローラーに張り付いて、ずーっとクルクル回っていたのだろうか?
クルクル?
(@_@)?

遠心力を利用した乾燥機だね、これは!
この奇妙な標本は今でも昆虫に交じって、標本箱の中で異彩を放っています。
(何コウモリかは判りません。)
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by aile21 | 2006-06-28 22:59 | こんなものみつけた

骨格標本 2

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4〜5年前。当時、我が家は海釣りにハマっていました。たいして大物も釣れないのに若狭や神戸、淡路島あたりで「釣っては食べる」を楽しんでいました。
秋の夜、キラキラ光るルアーを投げると『タチウオ』が釣れる事が何度かありました。あのなんともいえないメッキのような光り方はとても生き物の姿とは思えないくらい美しいです。(あれ!?どうもこの頃すでに光りモノが好きだったようです。)

タチウオは塩焼きが1番です。はてさて…。
身をお造りや塩焼きにするために頭を切り落としますよね…。オオゲサなほど凄い歯がニョキニョキ生えているその頭を見ていて思うのです。

「これって…恐竜ではないのか?」

味噌汁のダシにして最後は捨ててしまうなんてモッタイナイ。そこでできるだけ綺麗に残してみようと思ったのです。

何の知識もないわけですから、いろいろネットで標本の作り方を探した覚えがあります。しかし薬品を使うなど、大袈裟なものが多いのと、今まさに目の前にある魚の頭に対処するには現実的ではなかったようです。

結局、自分なりに(テキトーに)やってみました。

(1) 熱湯で湯がく(形崩れしないように弱火)

(2) つま楊枝で肉片を取り除く

(3) 奥まったところは取りにくいので、どこにどうついていたのか覚えながら骨片を一つずつ引き離す。

(4) それぞれのパーツは虫ピンで出来るだけ細部まで肉片をこそぎ取る。

(5) 脳は袋状の骨に入っているようなので取り出しにくいが、執念で取り出す。

(6) 水洗いしたあと、ある程度乾燥させたら、バラバラになった骨片を瞬間接着剤を使って組み立てる。

(7) 完成。

恐竜っぽさがテーマだったので、鰓蓋や胸ビレはあえて除きました。それに鰓蓋はバラバラにして乾燥させるとクルンと丸まってしまって修復不能になります。

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 あまりに気に入ったので次はまたルアーで釣れた『ダツ』でも作ってみました。青くて不思議な骨でしたが年月とともにその青味もほとんど抜けています。なかなかいい感じで出来ました。

それから数年が経って、この「小さな骨の動物園」を知ってから何処にしまったかと探していたのがやっと見つかりました。
虫に喰われたようでオガクズのような食べカスや何の蛹の殻にまみれていました。ショックだったけれど、それほど大きな損傷は無くて安心しました。

魚の骨は成分の違いなのか、捕乳類のように白くて硬い骨ではありません。すこしくすんだ感じになるのが残念です。
当時、出来るだけ綺麗に仕上げるには執念で細かな肉片をこそぎ落とすしかなかったのです。

この展覧会と巡り逢っていろいろ勉強になりました。そのうちまた作ってみようかと思います。

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オマケはマハゼです。
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by aile21 | 2006-06-25 23:28 | とうちゃん

骨格標本 1

INAXギャラリーで開催している『小さな骨の動物園』展を見て来ました。
イッカク通信発行所の安田 守さんのブログで前々から気になっていた展覧会です。

 大阪展は見逃してしまい、名古屋は距離的にチョット…。という感じで東京展を楽しみにしていたのです。

 恐竜の化石なども人気があるけれど、なかなかどうして、小動物の骨格も「ヘェ〜!」、「ふぅ〜ん? 」の連続でした。
 鳥や類人猿の標本も好きな人には堪らないだろうけれど、自分としては小さな捕乳類や両生・爬虫類、そして魚が楽しい。

 目を惹いたのが[モグラ]。前足の大きな爪が一際目立っていて一目で[モグラ]と判る骨格でした。素敵〜♪
コウモリの翼全部が手の平なんだという事も実感します。

会場には意外にも若い女性が多く(カップルも多し)、非常に好評のよう。1番身近に感じるのは魚のようです。食卓から連想しやすいようで芳名帳にも「さっそく試してみる!」というようなコメントもあります。会場で流しているVTRが効果大のようです。はじめ、盛口 満氏のちょっとハニかんだような説明が聞きづらくて「後ろのオバサンうるさいなぁ…。」と思いながら、3回も観てしまいました。最後は1番前でモニターにかぶりつきでした。
 盛口氏の著書は我が家でも、特に『ちび宇治虫』が何冊も読破しています。大ファンです。

さて本題。[前々から気になっていた]のには理由があります。
実はウチにもあるんです。魚の頭の骨格標本…。
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by aile21 | 2006-06-25 23:16 | とうちゃん

ツクツクボウシの受難

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 標本の整理をしていて出てきたもの。
去年の秋口にまだツクツクボウシが盛んに鳴いていたころ、こんなもの見つけました。
おそらく羽化の途中でアリにでもおそわれたのでしょう。
腹部に穴が開いていて中身は完全に空洞です。まるでこれ全体が抜け殻のようです。

 あとちょっとだったのに無念でしょう。
 弱肉強食の世界はシビアですね。
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by aile21 | 2006-04-05 12:41 | こんなものみつけた

?なんだこれ?

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雑木林でひろったモノ。
甲虫の一部分には違いない。崖掘りの最中に、敷き積もった落ち葉の中で黒光りしていた。
持って帰ったのは全く虫の名前がおもいつかないからだ。
おそらく前胸部。
クワガタではない。
最初、カブトムシかと思ったが左右にある深い切れ込みがどうもを見て、却下。
写真ではわかりにくいが中央、やや下に小さな突起(角?)がある。その前面と思われる側にうすい褐色の毛がびっしり生えている。
大きさは幅12㎜、長さ9㎜、高さ8㎜。
糞虫かも?と思ったけどダイコクともちがうな。
そもそも、前胸ではないのかなぁ。

いずれにしよ、未採集の気になる甲虫がそこには生息しているわけだから正体がわかれば採集する事もできるだろう。
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by aile21 | 2006-01-14 14:53 | こんなものみつけた

マグロゲット〜!!

 新しくできたショッピングセンターでマグロの解体ショーをやってました。
まさか骨を無料(タダ)でせりにかけるとは・・・・・!
 ゲットしちゃいました。

 我が家にいる2匹の猫にいいおみやげがでーきたっ!

 もちろん家に帰ってから少しでもすくいとれる身はスプーンでぐりぐり取って、今晩のおかずでーす。(しまった!これじゃ生き物のブログじゃないな。新しいカテゴリーつくんなきゃ・・・・。)
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by aile21 | 2005-10-29 17:19 | こんなものみつけた


京都南部の野山で宇治虫親子が発見した生き物の記録  出演 とうちゃん(aile21)・かあちゃん・ちび宇治虫(showzine)


by aile21

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